欧州委がエネルギー安全保障戦略を発表、ロシア依存脱却を加速
欧州委員会は5月28日、エネルギー分野での脱ロシア依存に向けたエネルギー安全保障戦略を発表した。エネルギーの安定確保を図るため、調達先や調達ルートの多様化を進めるとともに、域内で電力やガスを融通し合うためエネルギー供給網 […]
欧州委員会は5月28日、エネルギー分野での脱ロシア依存に向けたエネルギー安全保障戦略を発表した。エネルギーの安定確保を図るため、調達先や調達ルートの多様化を進めるとともに、域内で電力やガスを融通し合うためエネルギー供給網 […]
EU加盟国は5月28日開いた大使級会合で、再生可能エネルギーの利用促進に向けて持続可能なバイオ燃料の生産を可能にするため規制案で基本合意した。輸送部門における再生可能エネルギーの利用比率のうち、菜種や大豆など穀物由来の従
スペイン政府は5月30日、同国石油大手レプソルがカナリア諸島沖で油田開発を開始することを認可したと発表した。スペイン最大級の油田開発となる同プロジェクトは環境上の問題で凍結状態にあったが、ようやく始動にこぎつけた。 レプ
アルミニウム製造独最大手のTrimet(エッセン)が国内3位メーカーのVoerde Aluminium(Voerdal)を買収する見通しだ。Trimetのオーナーであるハインツペーター・シュリューター氏(監査役会長)が『
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は27日、研究開発に占める欧州域外の割合を2020年までに現在の28%から50%に拡大する方針を明らかにした。特に経済成長が目覚ましいアジアと、アメリカ大陸で強化する。重点
独エネルギー水道産業連合会(BDEW)は22日、国内にある火力・原子力発電所の今年第1四半期の発電量が大きく減少したと発表した。再生可能エネルギーを優先する国の政策が響いた格好。国内電力消費量に占める再可エネ電力の割合は
独西部の地域エネルギー事業者である南ヴェストファーレン・エネルギー・水道会社(ENERVIE)は23日、従来型発電事業からの全面撤退計画を明らかにした。国の再生可能エネルギー強化政策のしわ寄せで、火力をはじめとする従来型
ガスプロムは21日、中国石油天然ガス集団(CNPC)と天然ガスの長期供給契約に調印した。ロシアは中国に対し、30年間にわたり天然ガス380億立方メートルを供給する。これはドイツへの輸出量に匹敵する。契約額は4,000億米
ハンガリー石油最大手のMOLは26日、カザフスタン西部で新たな油田を発見したと発表した。地元のカズムナイガス(KMG)および米ファースト・インターナショナル・オイルと共同で探査を進めていたもので、良質の軽質油と天然ガスの
ロシア石油最大手で国営のロスネフチは、22~24日のサンクト・ペテルブルグ国際経済フォーラム(SPIEF)で、国外企業と12件の契約を結んだ。毎年開かれているSPIEFは、ウクライナ情勢を受けて出席者が減ったものの、それ
仏石油大手トタルとロシア同業ルクオイルは23日、共同で西シベリアのシェールオイル開発を手がける契約に調印した。合弁会社を設立し、ハンティ・マシン自治管区にある「バジェノフ層」と呼ばれる世界最大級のシェールオイル層の開発を
仏石油大手トタルとロシア同業ルクオイルは23日、共同で西シベリアのシェールオイル開発を手がける契約に調印した。合弁会社を設立し、ハンティ・マシン自治管区にある「バジェノフ層」と呼ばれる世界最大級のシェールオイル層の開発を
欧州委員会のエッティンガー委員(エネルギー担当)は19日、ロシアからウクライナへの天然ガス供給をめぐり、ロシアのノバク・エネルギー相と政府系天然ガス企業ガスプロムのメドベージェフ副最高経営責任者と協議を行い、進展があった
アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国の政府系投資会社ドバイ・インターナショナル・キャピタル(DIC)はこのほど、傘下の独包装資材メーカー、マウザー・グループを米投資会社クレイトン・デュビリア・アンド・ライスに売却するこ
ガスプロムは21日、中国石油天然ガス集団(CNPC)と天然ガスの長期供給契約に調印した。ロシアは中国に対して、30年間にわたり天然ガス380億立方メートルを供給する。これはドイツへの輸出量に匹敵する。契約額は4,000億
ドイツ連邦統計局が20日発表した2014年4月の生産者物価指数は前年同月比0.9%減となり、1年前の水準を9カ月連続で下回った。エネルギー価格が3.0%下がったことが最大の押し下げ要因。中間財も1.6%下落した。エネルギ
エネルギー大手の独RWE(エッセン)は14日の決算発表で、一時的ないし恒久的に稼働停止する発電所の規模を従来計画の66ギガワット(GW)から74GWに拡大する方針を明らかにした。再生可能エネルギーの急増を受けて電力取引価
アドリア海横断パイプライン(TAP)の事業推進母体であるトランス・アドリアティック・パイプラインはこのほど、TAPのギリシャとアルバニアを結ぶ区間の建設工事をめぐる入札参加資格審査の申請受け付けを開始した。 入札対象とな
ポーランド石油・ガス採掘公社(PGNiG)とポーランド2位の石油会社であるグルーパ・ロトスは、ノルウェーでの資源開発事業で提携する。両社は12日、子会社であるPGNiGアップストリーム・インターナショナルとロトス・エクス
ロシア政府が国営企業の輸出決済通貨をルーブルに切り替えることを検討している。ウクライナ情勢をめぐる対ロシア制裁を受けたもので、欧米諸国のロシア経済への影響力を縮小する狙いだ。これに対しては、ロシア企業の競争力を大きくそぐ
東洋エンジニアリングは12日、韓国の現代エンジニアリング、現代建設、LGインターナショナルと共同でトルクメニスタンの大型ガス化学プラントを受注したと発表した。受注額は8億ドル超。同社にとってトルクメニスタンでの初のプロジ
仏ルノーのルーマニア子会社ダチアが12日発表した2013年12月期の売上高は、前期比45%増の184億レウ(41億6,000万ユーロ)に拡大した。ルノーの部品輸出事業ルノー・アンドゥストリ・ルマニ(RIR)を完全子会社化
ロシアのノヴァク・エネルギー相は8日、来月からウクライナへの天然ガス供給に前払い制を適用する方針を明らかにした。4月分の代金(35億米ドル)が滞納となっているためで、契約条項に基づき請求方法を変更するとしている。ウクライ
東洋エンジニアリングは12日、韓国の現代エンジニアリング、現代建設、LGインターナショナルと共同でトルクメニスタンの大型ガス化学プラントを受注したと発表した。受注額は8億ドル超。同社にとってトルクメニスタンでの初のプロジ
ハンガリーの石油・ガス最大手MOLは7日、伊同業ENIからチェコ、スロバキア、ルーマニアの下流事業を買収することで合意したと発表した。これら3カ国の卸売事業のほか、ガソリンスタンド(GS)計208店舗を取得する。これによ
電機大手の独Siemensは6日、組織再編計画を発表した。これまでの4部門(セクター)16事業(ディビジョン)体制を廃止。電力、オートメーション、デジタル化を軸に事業を整理し、新年度が始まる10月1日から9事業体制に切り
ハンガリー石油大手のMOLは7日、伊同業エニからチェコ、スロバキア、ルーマニアのガソリンスタンド事業を買収することで合意したと発表した。主力製油所が供給可能な範囲内で小売りシェアを拡大する戦略に沿うものだ。取引価格など詳
ロシアのノヴァク・エネルギー相は8日、来月からウクライナへの天然ガス供給に前払い制を適用する方針を明らかにした。4月分の代金(35億米ドル)が滞納となっているためで、契約条項に基づき請求方法を変更するとしている。ウクライ
ドイツ政府は7日の閣議で、再生可能エネルギー助成分担金の軽減ルール改正に向けた法案を了承した。4月の閣議で承認した再生可能エネルギー法(EEG)の改正案を補完するもので、欧州連合(EU)の補助金ルールを順守しながら電力集
ドイツ連邦統計局が13日発表した2014年4月の卸売物価指数は前年同月比1.3%減となり、1年前の水準を10カ月連続で下回った。石炭・石油製品の価格が3.8%下落したことが最大の押し下げ要因。このほか、穀物・葉たばこ・種
ハンガリー石油大手のMOLは7日、伊同業エニからチェコ、スロバキア、ルーマニアのガソリンスタンド事業を買収することで合意したと発表した。主力製油所が供給可能な範囲内で小売りシェアを拡大する戦略に沿うものだ。取引価格など詳
ドイツ連邦統計局が4月29日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比1.3%増となり、4カ月ぶりに上げ幅が拡大した。エネルギー価格の下げ幅が前月の1.6%から1.3%に縮小したほか、イースター休暇が今年は4月に
電機大手の独Siemens(ミュンヘン)が英Rolls-Royceの石油・ガスタービン事業を買収する見通しだ。ブルームバーグ通信などが4月29日報じたもので、両社は交渉している事実を追認した。Siemensは新戦略を発表
自動車部品大手の独Bosch(シュツットガルト)は4月30日の決算発表で、渋滞時の運転操作を自動で行うアシストシステムを来年から量産する見通しを明らかした。同社は市場の大幅拡大が見込める走行アシストシステム事業を強化して
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は2日、自動車用塗料や洗剤、高分子吸収材の原料となるプロピレンの巨大生産施設を米国のメキシコ湾岸地域に建設することを検討すると発表した。シェール革命の効果で同国の天然ガス価
電機大手の独シーメンスが仏同業アルストムの電力設備事業を取得して自社の鉄道関連事業をアルストムに譲渡する計画に対し、疑問の声が出ている。経営上のメリットよりもデメリットの方が大きい恐れがあるためだ。従業員も事業交換に伴う
オーストリアの石油・ガス最大手OMVは4月29日、ロシア産天然ガスを黒海経由で欧州に輸送するパイプライン「サウス・ストリーム」の支線をオーストリア国内に建設することで、同パイプラインの建設を主導するロシアの政府系天然ガス
ポーランドの石炭最大手コンパニア・ヴェングロヴァ(KW)は4月28日、保有する15カ所の炭鉱のうち9カ所の操業を今月5日まで停止すると発表した。石炭価格の下落による資金繰り悪化と、石炭需要の低迷で在庫が積み上がっているこ
トルコ政府が南東部の炭田地帯における発電プロジェクトで、中国からの投資招致を狙っている。褐炭を用いた大型火力発電所を建設するもので、投資規模は100億~120億米ドルと推定される。イルディズ・エネルギー相が4日、ロイター
ロシアの国営天然ガス大手ガスプロムが4月29日発表した2013年通期決算(国際会計基準:IFRS、監査済み)の最終利益は1兆1,393億ルーブルで、前年同期比7%減となった。ルーブル下落による為替差損が利益を圧迫した。売
ロシア最大の石油会社である国営ロスネフチが4月30日発表した2014年1~3月期(第1四半期)の純利益は860億ルーブル(約2,451億円)となり、前年同期から65%減少した。ルーブル安の進行で利益が大きく目減りした。売
英国の独立系石油会社ヘリテージオイルは4月30日、カタールの投資会社アル・ミクラブ・キャピタルの買収提案を受け入れると発表した。買収額は9億2,400万ポンド(約1,593億円)。 ヘリテージはナイジェリア、ロシア、パプ
スロバキアは4月28日、同国のパイプラインを使ってウクライナに天然ガスを輸送することでウクライナと正式合意した。クリミア紛争を機にロシアがウクライナへのガス価格を引き上げたことに対応する措置。欧州からのガス供給を増やすこ
ポーランドの石炭最大手コンパニア・ヴェングロヴァ(KW)は4月28日、保有する15カ所の炭鉱のうち9カ所の操業を今月5日まで停止すると発表した。石炭価格の下落による資金繰り悪化と、石炭需要の低迷で在庫が積み上がっているこ
ロシアの国営天然ガス大手ガスプロムが4月29日発表した2013年通期決算の最終利益は1兆1,393億ルーブル(約3兆2,474億円)で、前年同期から7%減減少した。売上高は10.1%増の5兆2,500億ルーブルに伸びたが
欧州議会は4月15日の本会議で、温室効果ガス排出量の少ないクリーンな代替燃料で走行する自動車の普及促進に向けた新たな法案を賛成多数で可決した。電気、水素、天然ガスといった代替燃料補給設備の規格を域内で統一することや、加盟
欧州議会は4月15日の本会議で、大型トラックの燃費や安全性の向上のため欧州委員会が提案していたトラックの重量とサイズに関するルールの改正を承認した。 欧州委は2013年4月、貨物トラックのデザインを空気力学的な効率性の観
ドイツ連邦統計局が28日発表した2014年3月の輸入物価指数(2010年=100)は前年同月比3.3%減の104.1となり、1年前の水準を15カ月連続で下回った。エネルギー価格の大幅下落が最大の押し下げ要因で、原油・石油
ドイツ連邦統計局が17日発表した2014年3月の生産者物価指数は前年同月比0.9%減となり、8カ月連続で1年前の水準を下回った。エネルギー価格が2.6%減となり、全体が強く押し下げられた格好。エネルギーを除いたベースでは
ドイツ連邦統計局が16日発表した2013年の石炭輸入量は前年比15.2%増の5,060万トンと大きく拡大した。輸入額は41億ユーロ。1トン当たりの額は82ユーロで、前年の105ユーロから22.3%低下した。 10年前の0