航空宇宙産業

海洋墜落機の位置特定へ、エアバスが技術開発

海洋に墜落した航空機の位置をすみやかに特定する技術を、欧州航空機大手のエアバスが開発したもようだ。26日付『ヴェルト』紙が報じたもので、すでにテストを実施。将来的に航空機や船舶向けにライセンス販売する意向という。 同社が

ハイブリッド飛行機をエアバスが初公開

欧州航空宇宙大手エアバス・グループ(旧EADS)は25日ボルドーで、ハイブリッド飛行機の試作モデルを初公開した。「E-Fan 2.0」と名付けられた同機は離陸滑走時に必要な動力の一部を電動モーターで確保、エンジンから発生

繊維強化樹脂の亀裂をレーザーで修復

損傷した炭素繊維強化樹脂(CFRP)をレーザーで修復する技術の開発に独レーザーセンターハノーバー(LZH)のペーター・イェシュケ博士を中心とする研究チームが取り組んでいる。CFRPの修復は現在、手作業が中心で、手間とコス

ソーラー飛行機の2号機披露、15年に世界一周へ

太陽エネルギーのみを駆動源とする有人小型飛行機を開発するソーラー・インパルス(スイス・ローザンヌ)は9日、試作第2号機「Solar Impulse 2(SI2)」を公開した。2009年に作成された1号機(HB-SIA)よ

独航空宇宙センターにスパイ攻撃、トロイの木馬に感染

ドイツ航空宇宙センター(DLR)が外国の諜報機関から深刻なスパイ攻撃を受けたことが分かった。週刊誌『シュピーゲル』がオンライン版で13日報じ、DLRや独連邦内務省が追認した。中国のスパイ活動の可能性があるとしている。すで

独製造業売上、2月は0.9%減に

ドイツ連邦統計局が8日発表した2014年2月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.9%減となり、2カ月ぶりに落ち込んだ。ユーロ圏(ドイツを除く)での売り上げは0.8%増加したものの、

超大型機A380の翼に過度の疲労

欧州航空宇宙大手エアバスの超大型機「A380」で翼の素材に過度の疲労が確認されたことが分かった。同社は検査間隔を12年から6年に短縮して対応する考え。 疲労試験用航空機で問題が確認された。広報担当者によると、疲労は設計寿

欧州特許出願、今年もサムスンが1位に

欧州特許庁(EPO)は6日、2013年の特許統計の詳細を発表した。それによると、韓国のサムスン・グループは出願件数で2年連続首位を獲得。LGグループも4位につけており、韓国企業は2社がトップ10入りを果たした。日本勢は国

1月製造業売上3%増に

ドイツ連邦統計局が10日発表した2014年1月の製造業売上指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比3.0%増となり、2カ月ぶりに増加した。上げ幅は10年10月以来の高水準。ユーロ圏(ドイツを除く)が0.4%減と

Airbus Group N.V.―13年は純利益22%増に―

欧州航空宇宙大手のAirbus Group(旧EADS、蘭ライデン)が2月26日発表した2013年通期決算の営業利益(EBITベース)は前期比21%増の36億ユーロと大幅に拡大した。民間機の納機拡大と防衛・航空宇宙・ヘリ

Hexagon AB―独無人ヘリメーカーを買収―

スウェーデンの精密測量システム大手Hexagon(ストックホルム)は18日、無人ヘリコプターの開発・製造会社である独Aibotixを同日付で買収すると発表した。高性能地理情報事業を強化する狙い。取引金額は公表していない

Airbus Group N.V.―銀行買収―

欧州航空宇宙大手のAirbusグループ(蘭ライデン)は14日、墺ザルツブルク州の信用組合の頂点団体Raiffeisenverband Salzburgから独子会社Salzburg Muenchen Bankを取得すること

BASF SE―韓国で耐熱性樹脂の生産開始―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は20日、韓国の麗水工場で耐熱性樹脂「Ultrason」の生産を開始した。同社がUltrasonをドイツ以外で生産するのは今回が初めて。アジア・太平洋市場の需要拡大に対応す

航空業界、離着陸制限緩和などを要求

独航空産業連盟(BDL)は15日、航空輸送業界に対する規制や制限の見直しを連邦政府に求める要望書を発表した。新政権の政権協定で、国内航空輸送コンセプトを策定することが盛り込まれたことを受けたもので、◇深夜離着陸制限の緩和

11月製造業売上が大幅増加

ドイツ連邦統計局が10日発表した2013年11月の製造業売上指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比3.0%増となり、3カ月ぶりに拡大へと転じた。自動車と機械産業が好調で、全体が強く押し上げられた格好。地域別で

A380が緊急着陸、機内気圧低下で

シンガポール航空が運航するエアバスの超大型機「A380」が6日未明(現地時間)、アゼルバイジャンの首都バクーの空港(ヘイダル・アリエフ国際空港)に緊急着陸した。機内気圧が低下したため。製造元のエアバスは原因解明に乗り出す

EADS―従業員5,800人削減へ―

欧州航空宇宙最大手のEADS(蘭ライデン)は9日、大規模な人員削減計画を発表した。競争力の強化が狙いで、業績不振の軍需、宇宙、軍用機事業を主な対象に今後3年間で計5,800人を整理する。 \ 軍需、宇宙、軍用機はEADS

EADS―ポーランドが出資も―

ポーランド政府が欧州航空宇宙大手EADS(蘭ライデン)への出資を検討している。現地紙『ジェンニク・ガゼタ・プラヴナ』が報じたもので、欧州連合(EU)との軍事的な協力関係を強化する狙いという。ポーランド国防省の広報担当者は

DHLが無人ヘリ宅配テスト実施

ドイツポストの小包配達子会社DHLは9日、小型無人ヘリコプターで荷物を輸送するテストを実施した。競合の米UPSとネット通販大手の米アマゾンも無人ヘリを用いた宅配サービスの準備を進めており、宅配の新たな分野が開拓されそうだ

スイス初のヘリコプター公開

スイス企業Marenco Swisshelicopterが開発したヘリコプター「SKYe SH09」が11月28日、チューリヒの南東およそ60キロのモリス飛行場で公開された。スイスでヘリが開発されたのは初めて。すでに47

エア・セルビア、エアバスに旅客機10機発注

セルビアの航空会社エア・セルビアは、欧州の航空機大手エアバスに中距離用旅客機A320型10機を発注した。セルビア国営放送RTSが19日伝えた。発注総額は10億米ドル超。2018~20年に引き渡され、現在運航している米ボー

電気ヘリコプターでデモ飛行、プロペラ18基搭載

電動プロペラ18基で飛行する新タイプのヘリコプターをドイツの新興企業e-voloが20日、本社所在地カールスルーエで公開した。3年後にも量産を開始する意向だ。 \ 「Volocopter」と命名された同ヘリは2人乗りで、

EUも無人航空機開発に着手、防衛相理事会で合意

EU加盟国は19日の防衛相理事会で、無人航空機の開発に着手することで合意した。米国、イスラエルの牙城を崩し、軍事能力を高めるのが狙い。英、仏、独など主要国が協力し、次世代の無人航空機を開発し、2020年をめどに生産を開始

いすゞ「Dマックス」、トルコ現地生産へ

トルコのアナドル財閥といすゞなどの合弁会社であるアナドルいすゞは14日、ピックアップトラック「Dマックス」の現地生産に向けていすゞ自動車と基本合意書を交わした。 \ 来年4月から北西部コジャエリ県のチャユルオヴァ工場で年

独鉱工業の実物投資、12年は3.2%増加

ドイツ連邦統計局が19日発表した同国鉱工業の2012年の実物投資額は570億ユーロで、前年から3.2%増加した。投資額が最も大きいのは自動車・自動車部品で136億300万ユーロを記録。2位の機械(62億9,400万ユーロ

9月製造業売上0.8%減少、自動車が足かせに

ドイツ連邦統計局が8日発表した2013年9月の独製造業売上指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.8%減となり、2カ月ぶりに後退した。自動車・自動車部品が振るわず、足を強く引っ張った格好。地域別では国内とユ

Airbus S. A. S.―A350の大型モデル開発を検討―

欧州航空機大手のAirbus(トゥールーズ)が長距離機「A350」の大型モデル開発を検討している。座席数が少ない小型モデルの需要が減少するとともに、大型モデルを求める航空会社が増えているためだ。A350の開発を統括するデ

製造業売上4カ月ぶり増加、自動車けん引で8月+2.3%に

ドイツ連邦統計局が10日発表した2013年8月の製造業売上指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比2.3%増(暫定値)となり、4カ月ぶりに拡大へと転じた。自動車が大きく伸びて全体が強く押し上げられた格好。 \

中国航空工業集団―独機械メーカーにTOB―

中国航空工業集団(AVIC International)は11日、ドイツのセメント設備メーカーKHD Humboldt Wedag International AG(ケルン)に対する株式公開買い付け(TOB)計画を発表し

Airbus S. A. S.―日航から初受注、A350を31機―

欧州航空大手のAirbus(仏トゥールーズ)は7日、日本航空から中長距離機「A350」31機を受注したと発表した。日航がAirbus機を発注するのは2004年に経営統合した日本エアシステムを除くと今回が初めて。Airbu

独航空機部品業界に淘汰の時代、エアバスの要求基準アップで

ドイツの航空機部品業界に近い将来、大規模な淘汰の波が押し寄せる見通しだ。主要顧客のエアバスがサプライヤーに対する要求基準を大幅に引き上げたためで、各社は速やかな対応を迫られている。独航空宇宙産業連盟(BDLI)の調査レポ

Deutsche Lufthansa AG―AirbusとBoeingに長距離機発注―

航空大手の独Lufthansa(フランクフルト)は19日、AirbusとBoeingに長距離機を計59機発注すると発表した。燃費性能の低い古い機材と順次交換。燃料コストを引き下げる狙いだ。 \ Boeing「777-9X

ボンバルディア、ロシアで小型ジェット機生産へ

ロシア国営持株会社ロステクノロジーズ(ロステック)とカナダの航空機大手ボンバルディアは8月28日、ロシアでボンバルディアのリージョナルジェット機「Q400 NextGen」の最終組み立てを手がける合弁会社を設立することで

製造業受注が大幅増加、特需効果で6月+3.8%に

ドイツ連邦経済省が6日発表した2013年6月の製造業受注指数(暫定値)は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月比3.8%増となり、3カ月ぶりに上昇した。パリ航空ショーに伴う特需で航空機の受注が大きく拡大、全体が強く押

SGL Carbon SE―コスト削減へ―

炭素製品大手の独SGL Carbon(ヴィースバーデン)は8日の決算発表で、事業コスト削減プログラムを実施する意向を表明した。事業環境が厳しさを増し業績が悪化していることに対応する狙い。詳細は9月に発表する。 \ 中核3

EADS―Airbusグループに社名変更―

欧州航空宇宙大手のEADS(ライデン)は7月31日の決算発表で、社名をAirbusグループに変更することを明らかにした。Airbusは売り上げの3分の2を占めるうえ、世界的に知名度も高いため、グループ全体の社名に採用する

Daimler AG―4-6月期最終益3倍に、EADS株売却効果で―

自動車大手の独Daimler(シュツットガルト)が24日発表した2013年4-6月期(第2四半期)決算の最終利益は45億8,300万ユーロとなり、前年同期(15億6,500万ユーロ)の約3倍に拡大した。保有するEADS株

Thielert AG―中国企業AVICが買収―

ドイツの航空機エンジンメーカーThielert(ハンブルク)を中国航空関連大手の中国航空工業集団(AVIC International)が買収する。Thielertの管財人であるブルーノ・キュープラー氏が23日、明らかに

Sulzer AG―溶射・表面処理機子会社を売却へ―

スイスの機械大手Sulzer(ヴィンタートゥール)は23日の決算発表で、経営資源をポンプ、化学産業向けプラント、タービン保守・修理の3分野に絞り込む方針を明らかにした。これに伴い溶射・表面処理機を手がける子会社Sulze

Aribus S. A. S.―受注予測引き上げ、今年3度目―

欧州航空機大手のAirbusは19日、2013年の新規受注見通しを1,000機以上に引き上げた。当初は700機を見込んでいたが、受注が好調なため、5月末からこれまでに3度、上方修正を行った。 \ 年初からこれまでの受注機

製造業売上4カ月ぶりに減少、5月-0.8%に

ドイツ連邦統計局が9日発表した2013年5月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.8%減となり、4カ月ぶりに低下した。これまで大きく伸びていたユーロ圏外が4.4%減少して足を強く引っ

GEの伊アビオ買収、条件付きで承認

欧州委員会は2日、米ゼネラル・エレクトリック(GE)が伊航空部品メーカーのアビオを買収する計画を条件付きで承認したと発表した。GEはアビオが参加する軍用機開発プロジェクトの機密に触れないことなどを求められる。 \ GEは

Airbus S. A. S.―「A350」が初試験飛行―

欧州航空機大手のAirbusは14日、次世代中型旅客機「A350」の初試験飛行を行った。「A350」はBoeingの最新鋭機「787」の競合機。開発が最終段階に入り、市場投入が近づいてきたことで、両社の受注競争が激しくな

エアバス「A350」が初試験飛行

欧州航空機大手のエアバスは14日、次世代中型ジェット旅客機「A350」の初試験飛行を行った。「A350」はボーイングの最新鋭機「787」の競合機。開発が最終段階に入り、市場投入が近づいてきたことで、ポーイングとの受注競争

独成長率予測を0.3%に下方修正=商工会議所

ドイツ商工会議所連合会(DIHK)は23日、2013年の独国内総生産(GDP)を従来予測の前年比実質0.7%増から同0.3%増へと引き下げた。第1四半期の成長率が鈍かったほか、会員企業を対象に実施した景況感調査で事業の現

金属業界でベア合意、2段階で計5.6%

独バイエルン州の金属業界(自動車・電機・機械など)の労使は15日、賃金を計5.6%引き上げることで合意した。ベースアップ幅は7月が3.4%、来年5月が2.2%で、有効期間は2014年末までとなっている。 \ 金属雇用者団

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