鉄道

ドイツポスト―貨物部門売却か、日本郵政が候補に―

ドイツポスト(ボン)が貨物部門の売却などを検討しているとの観測が浮上している。ロイター通信が消息筋の情報として11日報じたもので、全面・部分売却のほか、合弁会社化も視野に入れているもよう。売却先の候補として日本郵政の名が […]

貨物輸送量3年連続増加、15年+1.1%に

ドイツ連邦統計局が16日発表した2015年の国内貨物輸送量は前年比1.1%増の45億4,110万トンとなり、3年連続で拡大した。主力のトラック輸送が1.9%増の35億7,150万トンと好調だったほか、原油のパイプライン輸

ブレンナー峠で大渋滞の恐れ、墺が検問を検討

オーストリア政府がイタリア国境のブレンナー峠で入国検査を実施することを検討している。オーストリアやドイツを目指す難民の移動ルートが現在主流の「バルカンルート」からイタリアに一部移行する可能性が出ているためだ。ファイマン首

国境審査を5月まで延長

ドイツ連邦内務省は11日、難民流入の急増を受けて昨年9月に開始した国境審査を延長すると発表した。これまでの計画よりも3カ月延ばし5月13日まで実施する。トーマス・デメジエール内相は入国手続きを適切に行い公共の秩序を維持す

長距離鉄道利用者にEVレンタル、DBが新サービス

長距離列車の利用者に電気自動車(EV)を安値でレンタルするサービスをドイツ鉄道(DB)が18日から開始する。利便性を高めることで顧客満足度を向上させ、同社から顧客を奪う長距離路線バスに対抗する狙いだ。まずは首都ベルリンの

南東欧鉄道クラスタ結成、企業間の提携促進を狙う

セルビアの首都ベオグラードで10日、中欧・南東欧の企業32社が南東欧鉄道クラスタ「レール・クラスタSEE」を結成した。インフラ整備や職業研修、安全性向上などで企業間の協力を促進する狙い。 参加するのはセルビアのシンヴォズ

ハンガリー、クロアチアとの戦略的協力関係強化へ

ハンガリーのシーヤールト外務貿易相は2日、クロアチアとの戦略的協力関係を強化する意向を明らかにした。両国間の鉄道網や自動車道の整備、クロアチアにおける液化天然ガス(LNG)ターミナル建設に加え、両国のエネルギー企業MOL

シーメンス―利益予測を引き上げ―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は25日の決算発表で2016年9月通期の一株利益予測を上方修正した。第1四半期(10~12月)の業績が好調だったためで、従来予測の5.90~6.20ユーロから6.00~6.40ユーロへ

ドイツ鉄道―小包市場に参入へ―

ドイツ鉄道(DB、ベルリン)のリューディガー・グルーベ社長は19日、英ロイヤルメールの蘭小荷物配達子会社GLSと提携することを明らかにした。業績不振の鉄道貨物子会社DBシェンカーのテコ入れを図る考えで、今春から小包輸送事

自動車利用の抑制をシュツットガルトが要請、PM対策で

独南部のシュツットガルト市当局は16日、自動車の利用を可能なかぎり見合わせるよう市民に呼びかけた。人体に有害な粒子状物質(PM)の大気濃度が規制値を上回ると予想されるためで、週明けの18日(月)に同措置を開始した。現時点

高速鉄道ICEが減速運転、降雪対策で

ドイツ鉄道(DB)は14日、高速鉄道ICEの運行速度を15日から最高で時速200キロメートルに制限すると発表した。降雪や寒波に伴うダイヤの大幅な乱れを回避することが狙い。減速運転により列車の運行にやや遅れが出るものの、大

ハンガリー旅客車両部品メーカー、工場を拡張

旅客車両用内装部品を生産するハンガリーのヤールミューセレルヴェーニュト・ギャールトー(Jarmuszerelvenyt Gyarto)は東部のティサヴァシュヴァーリにある工場を拡張する。投資額は4億フォリント(約127万

シーメンス―イラン国鉄から大型受注見通し―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)がイラン国鉄から大型受注を獲得する見通しだ。現地メディアが報じシーメンスが追認したもので、広報担当者はロイター通信に「制裁が解除された場合、シーメンスとイランは鉄道分野のインフラ改善に

ドイツ鉄道―英で大型受注、売上高で100億ユーロ以上―

ドイツ鉄道(DB、ベルリン)は10日、イングランド北部地区の旅客鉄道運営権をめぐる入札で現地子会社アリバが落札したと発表した。DBはこれにより、英鉄道市場シェアを現在の14%から22%に拡大。同市場最大手の一角を占めるよ

ドイツ鉄道

ドイツ鉄道(DB)は15日、新規導入したばかりの2階建てインターシティ(主要都市間を結ぶ特急列車)の車両で運行中に大きな揺れがあったことを明らかにした。同社は製造元のボンバルディアと共同でショックアブソーバーを調整して対

シーメンスがスタートアップとの連携強化へ

電機大手の独シーメンスは8日、技術革新力の強化に向けた総合戦略を発表した。競合企業よりも優れた製品を投入することは事業の拡大や収益力の向上に直結する重要な要因であるためで、斬新なアイデアを持つスタートアップ企業やトップク

ドイツ鉄道―赤字転落か―

ドイツ鉄道(DB、ベルリン)の2015年12月期の純損益が赤字に転落するもようだ。内部文書をもとに各種メディアが報じたもので、12億5,700万ユーロを計上するという。 同社は今夏、事業を包括的に見直す方針を打ち出した。

高速鉄道ICEの次世代車両を公開、17年12月運行開始

ドイツ鉄道(DB)は4日、高速鉄道ICEの次世代車両「ICE4(412型)」を初公開した。試運転を経て2017年12月から営業運転を開始する予定。製造元であるシーメンスの鉄道部門のヨッヘン・アイクホルト最高経営責任者(C

郵便料金が大幅値上げ、需要減が背景に

独連邦ネットワーク庁は4日、ドイツポストの郵便料金値上げ申請を承認したと発表した。20グラム以内の封書料金が62セントから70セントへと13.0%引き上げられるなど値上げ幅は1989年以来の大きさで、消費者や企業の郵便離

鉄道貨物輸送量、1-9月期は2.1%減に

ドイツ連邦統計局が11月30日発表した2015年1-9月期の鉄道貨物輸送量は前年同期比2.1%減の2億7,060万トンに縮小した。春の鉄道機関士ストと景気低迷が響いた格好で、国外からの貨物が9.3%減の4,310万万トン

ポーランド物流企業、クロアチア事業を活発化

ポーランドの物流企業がクロアチアでの事業拡大に向けた動きを活発化させている。今年7月にはOTロジスティクスがクロアチアの主要港であるリエカ港の運営会社の増資に応じた他、5月には鉄道貨物大手PKPカーゴがクロアチア同業で国

ボンバルディア―鉄道部門のIPOが見送りに―

カナダの航空機大手ボンバルディアは19日、ドイツに本社を置く鉄道車両・設備部門ボンバルディア・トランスポーテーション(以下:鉄道部門)にカナダの年金ファンドであるケベック州貯蓄投資公庫(CDPQ)が資本参加すると発表した

フォスロー―スペインの機関車事業を売却―

鉄道設備・車両大手の独フォスロー(ヴェードール)は4日、スペインのバレンシアで展開するディーゼル電気機関車事業(レール・ヴィークルズ)をスイスの鉄道車両メーカーであるシュタートラー・レイルに売却することで合意したと発表し

独鉄道設備業界、上期受注が50%以上増加

独鉄道設備業界団体VDBが20日発表した独業界の2015年上半期(1~6月)の新規受注高は前年同期比約52%増の85億ユーロと大幅に拡大した。車両部門が好調で全体が強く押し上げられた格好。売上高は横ばいの52億ユーロだっ

長距離路線バスに割引カード登場

人気急上昇中の長距離路線バスで、乗車料金割引カードが初めて登場した。ドイツポスト子会社のポストブスが導入したもので、ドイツ鉄道(DB)の割引カード「バーンカード」に対抗。競合のバス会社からも顧客を奪い取る考えだ。 「ポス

三菱電機、ポーランド鉄道電機品メーカーに出資

三菱電機は15日、鉄道車両用電機品製造のポーランド企業メドコム(MEDCOM Sp.Z.o.o.)に資本参加すると発表した。欧州の同事業を強化する狙いで、同社の株式49%を取得する。競争当局の承認を経て取引が成立する。

三菱電機、ポーランド鉄道電機品メーカーに出資

三菱電機は15日、鉄道車両用電機品製造のポーランド企業メドコムに資本参加すると発表した。欧州の同事業を強化する狙いで、同社の株式49%を取得する。競争当局の承認を経て取引が成立する。 メドコムは中東欧で鉄道車両用の補助電

長距離路線バス利用者、昨年は倍増

ドイツ連邦統計局が8日発表した2014年の長距離路線バス利用者数は1,600万人(暫定値)で、前年の820万人から96%増加した。同国では13年1月に長距離路線バス市場が解禁。鉄道から旅客を奪う形で需要が急増しており、長

シーメンス―インドに10億ユーロ投資―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が今後数年間でインドに10億ユーロを投資する考えだ。訪印したケーザー社長が現地紙『エコノミック・タイムズ』に明らかにしたもので、同国での雇用規模も4,000人増やし2万人にするとしてい

シェンカー―小包市場に本格参入―

ドイツ鉄道(DB)の物流子会社シェンカー(エッセン)が小包輸送事業に本格参入する。ネット通販の成長を背景に市場が拡大しているためで、英ロイヤルメールの物流子会社GLSと提携。2016年からサービスを開始する。シェンカーの

国境閉鎖の動きがEU加盟国で広がる

欧州連合(EU)加盟国の間に国境管理を強化する動きが広がりだしている。急増する難民受け入れの限界に達したドイツが13日に国境検問を開始したことを受け、周辺諸国に難民が流入する可能性が浮上。そうした事態を回避するためにオー

ドイツ鉄道が料金据え置き

ドイツ鉄道(DB)は15日、12月13日から適用する新料金体系で長距離列車の料金を据え置くことを明らかにした。競合する長距離路線バスへの顧客流出を防ぐ狙いで、二等車では2年連続の据え置きとなる。DBはこのほか、割引チケッ

ポーランド車両メーカー、ソフィア地下鉄車両を共同受注

ポーランドの鉄道車両メーカー、ネヴァグ(Newag)が独シーメンスと共同で、ブルガリアのソフィア地下鉄運営会社から、新車両20両を1億4,200万ユーロで受注した。先月実施された入札で最安値を提示したことが決め手となった

シーメンス

電機大手の独シーメンスは8月27日、米ニューヨークの公共法人メトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ(MTA)から無線列車制御システム(CBTC)を受注したと発表した。同地の地下鉄を近代化。一つの路線を同時に

ドイツ鉄道がフーリガンの乗車を禁止へ

ドイツ鉄道(DB)は24日、サッカーの試合会場の内外で暴力的な言動を行ったフーリガンの乗車を禁止すると発表した。警察当局のフーリガン対策に協力。乗客と乗務員の安全を確保する。 乗車禁止の対象となるのはこれまでに問題行為を

チェコ機械大手シュコダ、フィンランド車両メーカーを買収

チェコ機械大手のシュコダは先ごろ、フィンランドの実業家イルッカ・ブロテルス氏から、傘下の車両メーカー、トランステック(Transtech)を買収すると発表した。取引額は公表されていない。ブロテルス氏は取引後もトランステッ

EBRD、カザフスタンの鉄道事業近代化を支援

欧州復興開発銀行(EBRD)は7月27日、カザフスタンの国営鉄道KTZに対する3億米ドルのシンジケートローン(協調融資)を組成したと発表した。同国の鉄道事業の近代化を支援するのが目的。 シンジケートローンは、EBRDの自

シーメンス

電機大手の独シーメンスは4日、ベルギーの鉄道網2,200キロメートルの近代化を仏エンジー(旧GDFスエズ)の子会社コフリー・ファブリコム(Cofely-Fabricom)と共同受注したと発表した。受注総額は5億1,000

ダイムラー―サプライチェーンを改革―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は16日、乗用車用部品のサプライチェーン改革計画を発表した。車両生産の国際化とモデルの多様化を受けて部品の輸送距離が伸び輸送ルートも複雑化している問題に対応。改革により部品供給

鉄道貨物カルテルでDB子会社などにEU制裁金

欧州連合(EU)の欧州委員会は15日、ドイツ鉄道(DB)子会社のシェンカー、オーストリア連邦鉄道(OEBB)子会社のエクスプレス・インターフラハト(EXIF)、スイスの運輸大手キューネ・アンド・ナーゲル(K+N)の3社が

鉄道貨物のカルテルで制裁、DB子会社など対象に

欧州委員会は15日、ドイツ鉄道(DB)子会社のシェンカー、オーストリア連邦鉄道(OEBB)子会社のエクスプレス・インターフラハト(EXIF)、スイスの運輸大手キューネ・アンド・ナーゲル(K+N)の3社が鉄道貨物輸送サービ

フリンク―DBとオペルが出資―

自動車相乗り仲介サービスの独フリンク(Flinc、ルートヴィヒスハーフェン)は13日、ドイツ鉄道(DB)および自動車大手オペルと戦略提携すると発表した。出資を受けるとともに事業面で協力する。出資額や出資比率は明らかにして

ボンバルディア

カナダの鉄道車両大手ボンバルディアが独マンハイムのインバーター工場を閉鎖する。欧州需要の減少を受けた措置で、来年半ばにスペインのトラパガ工場へと生産移管。欧州のインバーター生産拠点をトラパガとスウェーデンのヴェステロース

ドイツ鉄道と機関士労組が合意、ストのリスク解消

ドイツ鉄道(DB)と独鉄道機関士労組GDLは6月30日、新たな労使協定を締結した。これにより1年間に及んだ争議が終了。GDLの競合労組である鉄道・交通労働組合(EVG)は5月の時点で経営陣と新協定を結んでおり、DBでスト

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