マクロ経済

化学業界7-9月期売上減に

独化学工業会(VCI)が3日発表した独業界(製薬を含む)の7-9月期(第3四半期)の売上高は前期比2.5%減となり、2四半期ぶりに落ち込んだ。世界のほとんどの地域で売り上げが後退。鉱工業生産が安定している欧州も振るわず、 […]

トルコ自動車生産台数、15年上期は世界16位

国際自動車工業連合会(OICA)が10月26日発表した今年1-6月期の国別自動車生産台数で、トルコの生産台数は前年同期比18.4%増の66万7,592台となり、世界第16位だった。伸び率では世界第4位。 世界全体の自動車

ポーランド倒産件数がさらに減少、好景気を反映

フランスの信用保険会社コファスが先ごろ発表した今年1~6月期のポーランドの企業倒産件数は前年同期比で3.3%減少し、昨年からの改善傾向が継続した。経済が3.4%成長し、倒産件数の安定に必要な3.1%を上回ったためと説明し

10月のユーロ圏インフレ率0%、マイナスから脱却

EU統計局ユーロスタットが10月30日発表したユーロ圏の同月のインフレ率(速報値)は前年同月比0%となり、マイナス圏から脱した。ただ、欧州中央銀行(ECB)が目標とする2%程度を依然として大きく割り込んでおり、ECBが追

7~9月の英成長率0.5%に失速、製造・建設が不振

英政府統計局が10月27日発表した2015年7~9月期の国内総生産(GDP、速報値)は前期比で0.5%増加し、11四半期連続でプラス成長となった。ただ、製造業、建設業が不振で、上げ幅は前期の0.7%から縮小。市場予測の0

9月のユーロ圏失業率、10.8%に改善

ユーロ圏の雇用が緩やかに改善している。EU統計局ユーロスタットが10月30日発表した9月の失業率(速報値・季節調整済み)は10.8%で、前月の10.9%(速報値の11%から改定)から0.1ポイント低下。2012年1月以来

ユーロ圏景況感、4カ月連続改善

欧州委員会が10月29日発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は105.9となり、前月から0.3ポイント上昇した。改善は4カ月連続。建設、小売業で大きく上向いた。 ESIはEU内の企業経営者と消費者を

トルコ政府、セルビア、ボスニアと経済関係強化へ

トルコ政府は19日、セルビアの首都ベオグラードで、セルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナ両政府と経済関係の強化を目的とした行動計画書に調印した。2016年から18年にかけて農業やエネルギー、観光の各分野で提携を進める。今後は

VW排ガス不正、自動車業界の景況感に影響なし=Ifo

Ifo経済研究所は26日に発表したドイツ企業景況感調査結果のなかで、フォルクスワーゲン(VW)のディーゼル車排ガス不正問題は自動車業界の景況感に影響をもたらしていないとの見方を示した。同業界の10月の景況感は事業の現状判

独輸出予測を上方修正=業界団体BGA

独卸売・貿易業者連盟(BGA)は27日、ドイツの2015年の輸出予測を引き上げた。ユーロ安を背景に輸出が順調に推移しているためで、前年比の伸び率を従来見通しの4.5%から最大6%へと上方修正。金額ベースでは過去最高の1兆

クリスマスプレゼント、今年の予算は18%増に

コンサルティング大手アーンスト・アンド・ヤング(EY)が27日は発表したクリスマスプレゼントに関する独消費者アンケート調査結果によると、今年のプレゼント予算は平均259ユーロで、前年を18%上回った。雇用の安定や賃金の上

9月の東欧国別新車登録台数(乗用車)

欧州自動車工業協会(ACEA)が16日発表した9月の東欧国別の新車登録台数(乗用車)によると、ポーランド(2万7,255台、前年同月比15.7%増)が最も多く、チェコ(1万8,056台、14.5%増)、ハンガリー(6,2

ポーランド鉱工業生産、9月は4.2%増

ポーランド中央統計局(GUS)が19日発表した9月の鉱工業生産指数(速報値、季節調整済み)は前年同月比で4.2%上昇し、上げ幅は市場予測の4%を上回った。上昇は13カ月連続。 34業種のうち24業種で上昇した。上げ幅は金

ECBが12月に追加金融緩和検討、量的緩和拡大へ

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は22日、マルタで開いた定例政策理事会後の記者会見で、ユーロ圏のデフレ懸念と新興国経済の先行き不安を受けて、追加金融緩和を12月の理事会で検討する意向を表明した。これを受けて同月3日の理

8月のユーロ圏貿易収支、112億ユーロの黒字

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表した8月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は112億ユーロの黒字となり、黒字幅は前年同月の74億ユーロから拡大した。輸出が6%増の1,483億ユーロ、輸入が

成長率予測を政府が引き下げ

ドイツ政府は14日、2015年の国内総生産(GDP)予測を下方修正した。中国、ロシア、ブラジルなど新興国の経済不振を受けたもので、GDP成長率が実質1.8%になるとしていた従来見通しを同1.7%に引き下げた。16年につい

ハンガリー鉱工業生産、8月は6.2%増

ハンガリー中央統計局(KSH)が14日発表した8月の鉱工業生産高(確報値、稼働日調整済み)は前年同月比6.2%増となり、上げ幅は7月の3.4%から2.8ポイント拡大した。前月比(稼働日、季節調整済み)では2%の減少。1-

ブルガリア、1-8月の貿易赤字縮小

ブルガリア国家統計局(NSI)が12日発表した2015年1-8月の貿易統計(通関ベース)によると、貿易収支は37億7,000万レフ(約19億2,000万ユーロ)の赤字となったものの、赤字幅は前年同期から24.3%縮小した

セルビア中銀が追加利下げ、史上最低の4.5%に

セルビア中央銀行の国立銀行は14日、主要政策金利を0.5ポイント引き下げ、史上最低の4.5%とした。利下げは3カ月連続。低インフレが続いていることから追加利下げに踏み切った。 同国の9月のインフレ率は1.4%となり、8月

トルコとパキスタン、FTA交渉を開始

トルコとパキスタンは15日、自由貿易協定(FTA)締結に向けた交渉を開始した。両国のFTAには貿易、投資、サービスの分野が盛り込まれる予定。 アンカラで行われた開始式典にはトルコ経済省のヒュスヌ・ディレムレ次官代理と、パ

欧州委がスペインに予算案見直し指示、財政改善を問題視

欧州委員会は12日、スペイン政府に2016年予算案の見直しを指示したと発表した。財政改善の見通しが甘すぎ、EUの財政規律を順守できないと判断したもので、スペインは歳出削減を求められる。総選挙を控えるラホイ政権にとっては逆

アイルランド、2年連続の拡大予算

アイルランド政府は13日、15億ユーロの減税、歳出増加を盛り込んだ2016年予算案を発表した。金融・債務危機を脱し、経済が急回復していることを受けたもので、2年連続の拡大予算となる。 アイルランドは2008年の不動産バブ

EU新車販売、9月は9.8%増

欧州自動車工業会(ACEA)が16日発表したEU(マルタを除く27カ国)の9月の新車販売(登録)台数は135万6,868台となり、前年同月から9.8%増加した。販売増加は25カ月連続。同月には最大手フォルクスワーゲン(V

ユーロ圏鉱工業生産指数、8月は0.5%低下

EU統計局ユーロスタットが14日発表したユーロ圏の8月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比で0.5%低下し、2カ月ぶりにマイナスとなった。前月は0.8%の上昇だった。(表参照) 分野別では前月にプラスだったエ

9月のユーロ圏インフレ率、確定値もマイナス0.1%

EU統計局ユーロスタットが16日発表した9月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は速報値と同じ前年同月比マイナス0.1%となった。マイナスとなるのは3月以来。(表参照) 価格変動が激しいエネルギー、食

セルビア中銀が追加利下げ、史上最低の4.5%に

セルビア中央銀行の国立銀行は14日、主要政策金利を0.5ポイント引き下げ、史上最低の4.5%とした。利下げは3カ月連続。低インフレが続いていることから追加利下げに踏み切った。 同国の9月のインフレ率は1.4%となり、8月

15年成長率を下方修正=秋季予測

Ifoなど有力経済研究所は8日に公表した共同作成の「秋季経済予測」で、今年の国内総生産(GDP)見通しを下方修正した。新興国の経済状況が前回予測を作成した春の時点よりも悪化しているためで、前年を実質2.1%上回るとした春

8月製造業売上1.3%減に

ドイツ連邦統計局が8日発表した2015年8月の製造業売上指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.3%減となり、2カ月ぶりに落ち込んだ。ユーロ圏(ドイツを除く)での売り上げが2.8%減少。ユーロ圏外と国内もそ

独輸出8月も増加、+5%に

ドイツ連邦統計局が8日発表した2015年8月の輸出高(暫定値)は880億ユーロとなり、前年同月を5.0%上回った。増加は7カ月連続。ユーロ圏外向けの伸び率が高く、全体が押し上げられた。輸入高は同4.0%増の728億ユーロ

9月卸売物価1.8%下落、7カ月来の下げ幅に

ドイツ連邦統計局が13日発表した2015年9月の卸売物価指数は前年同月を1.8%下回り、7カ月来の大きな下げ幅となった。石炭・石油製品の低下率が前月の14.7%から17.7%に拡大したことが最大の押し下げ要因。このほか、

9月インフレ率、エネルギー除くと1.1%に

ドイツ連邦統計局は13日、9月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、インフレ率(ドイツ基準)は前年同月比がプラスマイナス0%、前月比がマイナス0.2%で、速報値と変わりがなかった。前年同月比のインフレ率はここ数

電機業界受注8月も好調、6.5%増加

独電気電子工業会(ZVEI)が8日発表した独電機業界の8月の新規受注高は前年同月比6.5%増となり、これまでに引き続き拡大した。ユーロ圏(ドイツを除く)が13.9%増と好調で全体をけん引。国内は4.8%増、ユーロ圏外は4

年金支給額、来年は20年来の大幅引き上げ見通し

ドイツ連邦労働省は8日、来年7月1日付の公的年金支給額引き上げ率が約4.5%に達し、20年来の大きな上げ幅になるとの見通しを明らかにした。堅調な経済と雇用の安定を背景に賃金が大幅に上昇していることのほか、統計上の特殊要因

ウクライナとロシアの債務再編交渉、物別れに

ウクライナの対ロシア債務の再編をめぐる交渉が9日、物別れに終わった。12月に償還期限を迎える30億ユーロの債務が対象で、ロシアのシルアノフ財務相は、ウクライナに「完全な債務履行」を求める姿勢を明らかにした。国際通貨基金(

ハンガリーのインフレ率、5カ月ぶりマイナスに

ハンガリー中央統計局(KSH)が8日発表した9月のインフレ率は前年同月比マイナス0.4%となり、前月の0%から下落した。インフレ率がマイナスとなるのは5カ月ぶり。7分野のうち4分野でプラスとなったものの、燃料価格の下落が

チェコのインフレ率が3カ月ぶり上昇、9月0.4%に

チェコ統計局(CSU)が9日発表した9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で0.4%上昇し、上げ幅は市場予想平均の0.3%を上回った。インフレ率の上昇は3カ月ぶり。燃料価格が大きく下落したものの、嗜好品や余暇商品が値

スロバキア、最低賃金6.6%引き上げ

スロバキア政府は7日、2016年の最低賃金を現行の月額380ユーロから405ユーロに引き上げることを閣議決定した。引き上げ率は6.58%で、1時間当たりの最低賃金は2.323ユーロに相当する。 スロバキアでは最低賃金額を

来年度予算案を閣議決定、財政赤字は3%に

ロシア政府は8日、来年度予算案を閣議決定した。対国内総生産(GDP)比の財政収支は今年と同じマイナス3%となる予測だ。ただ、この数値を達成するには財政準備金をさらに取り崩すことが避けられない。また、軍事予算の積み増しなど

ユーロ圏小売業、8月売上高は2.3%増

EU統計局ユーロスタットが5日発表したユーロ圏の8月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比2.3%増となり、20カ月連続で伸びた。前月は3%増だった。(表参照) 分野別では食品・飲料・たばこが2.5%増、非食品

ユーロ圏住宅価格、4~6月期は1.1%上昇

EU統計局ユーロスタットが8日発表したユーロ圏の2015年4~6月期の住宅価格は前年同期比で1.1%上昇し、4期連続で値上がりした。上げ幅は前期の0.7%から拡大した。(表参照) EU28カ国ベースでは2.3%上昇。デー

スロバキア、最低賃金6.6%引き上げ

スロバキア政府は7日、2016年の最低賃金を現行の月額380ユーロから405ユーロに引き上げることを閣議決定した。引き上げ率は6.58%で、1時間当たりの最低賃金は2.323ユーロに相当する。 スロバキアでは最低賃金額を

トルコのインフレ加速、9月物価は7.95%上昇

トルコ統計局(TUIK)が5日発表した9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で7.95%上昇した。政府目標の5%はおろか、過去12カ月の移動平均値(7.8%)も超えるもので、来月1日の議会選挙を前に経済の見通しが一段

製造業受注が2カ月連続減少、新興国の経済不振響く

ドイツ連邦経済省が連邦統計局のデータをもとに6日発表した2015年8月の製造業新規受注指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.8%減(暫定値)となり、2カ月連続で大きく落ち込んだ。夏季休暇の配置のほか、新興

独機械業界受注、8月は7%減に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が9月30日発表した独業界の8月の新規受注高は前年同月比で実質7%減少した。前月は同18%増と大幅に伸びており、その反動が出た格好だ。国内受注が17%低下。国外はユーロ圏が9%増と好調だった

世銀、ロシア経済見通しを下方修正

世界銀行は9月30日、ロシアの今年の予想成長率をマイナス3.8%とし、従来の同2.7%から下方修正した。来年についてもプラス0.7%からマイナス0.6%に引き下げ、中長期的な景気後退のリスクを指摘した。 下方修正の理由と

ポーランド最低賃金、1850ズロチに引き上げ

ポーランド政府はこのほど、2016年から最低賃金を100ズロチ引き上げ、1,850ズロチ(約435ユーロ)とすることを閣議決定した。ポーランドでは毎年9月15日までに翌年の最低賃金を決定しており、15年の引き上げ額は70

ハンガリー失業率、6-8月期は6.7%

ハンガリー中央統計局が9月29日発表した2015年6-8月期の失業率は6.7%となり、前年同期から1ポイント低下した。15~64歳の失業者数は30万2,900人で、3万9,000人減少した。 年齢別では、15~24歳の若

ルーマニア14年平均給与、7.6%上昇

ルーマニア統計局はこのほど、2014年の平均給与は月額2,328レウ(約530ユーロ)となり、前年比で7.6%上昇したと発表した。女性の平均給与は男性を178レウ下回った。平均給与が最も高かった業種は金融・保険サービスだ

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