医療品

Curevac

がん治療薬とワクチンの開発を手がけるバイオ企業Curevacは、バイオ企業向けの投資会社Dieviniから2,760万ユーロの資金を受ける。これにより2012年までの研究開発資金を確保。前立腺がんと肺がんの臨床試験のほか […]

製薬業界、09年も成長維持

特許薬業界団体の研究開発型製薬工業会(VFA)は4月27日、加盟45社の2009年売上高が前年比3.6%増の380億ユーロに拡大したと発表した。輸出が5.5%増と好調でけん引、売上全体に占める輸出の割合は1ポイント増の5

デンマークの製薬ノボノルディスク、カルーガに工場

デンマークの製薬会社ノボノルディスクが、ロシアのカルーガにインスリン工場の建設を計画している。4月28日付のロシア経済紙『ベドモスチ』が伝えた。投資額は8,000万~1億米ドルに達する見込み。同社は近く、計画を正式に発表

サノフィ・アベンティス(2010年1-3月期決算)

2010年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は17億1,000万ユーロで、前年同期から8.6%増加。新型インフルエンザ向けワクチン、糖尿病薬「ランタス」などの販売が好調だった。売上高は3.9%増の73億9,000万ユー

偽造医薬品の規制案、欧州議会の委員会が採択

欧州議会の環境・公衆衛生・食品安全委員会は4月27日、偽造医薬品の流通防止を目的とする規制案を賛成多数で採択した。医薬品の製造から消費者の手に渡るまでの全過程を追跡できるようにするため、EU域内で販売される医薬品にシリア

バイエル(2010年1-3月期決算)

2010年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は6億9,300万ユーロで、前年同期から63%増加。農業化学部門が苦戦したが、プラスチック部門が製造業からの需要増大で販売を大きく増やしたことが反映された。売上高は5.3%増

メルク(2010年1-3月期決算)

2010年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は1億9,140万ユーロとなり、前年同期(5,670万ユーロ)の3倍以上に拡大。薄型テレビ、パソコンなどに使われる液晶の売り上げが急増し、収益を押し上げた。売上高は12.9%

グラクソ・スミスクライン(2010年1-3月期決算)

2010年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は13億4,000万ポンドで、前年同期から18.5%増加。新型インフルエンザ向けワクチンの販売が収益を押し上げた。売上高は13%増の73億5,700万ポンド。うち新型インフル

アストラゼネカ(2010年1-3月期決算)

2010年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は29億ドルで、前年同期から29%増加。コレステロール低下剤「クレストール」、ぜんそく治療薬「シンビコート」などの販売が好調だった。売上高は11%増の86億ドル。 \

独バイオ業界の苦境続く、資金難と開発停滞の悪循環に

ドイツでバイオテクノロジー企業の設立ブームが起きてから10年あまりが経過したにもかかわらず、期待されたていたような大きな成果はあまり出ていない。新薬認可にこぎつけるなど成功を収めた企業はごくわずかで、医薬品の研究開発を手

薬局の相談サービス、5軒に1軒で「不合格」

独商品テスト機関のStiftung Warentest(SW)は22日、薬局の相談サービスに関する調査結果を発表した。それによると、調査対象となった店頭薬局とオンライン薬局の計50軒のうち、5段階評価で2番目に高い「優」

Novartis AG―研究開発費拡大へ、売上比20%以上に―

製薬大手のスイスNovartis(バーゼル)が医薬品の研究開発(R&D)を大幅に強化する。R&Dの対売上高比率を業界平均(約16%)を大きく上回る20%以上に引き上げるとともに、開発体制の効率化も推進

Morphosys AG―1-3月期営業増益に―

治療用抗体を開発する独Morphosys(マルティンスリート)が27日発表した2010年1-3月期決算の営業利益は470万ユーロとなり、前年同期の420万ユーロから12%増加した。研究開発費を提携先の大手製薬メーカーから

ノバルティス(2010年1-3月期決算)

2010年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は29億4,800万ドルで、前年同期から49%増加。新型インフルエンザ用ワクチンの販売が好調で、収益を押し上げた。売上高は25%増の121億ドル。新型インフル用ワクチンの販売

デンマーク医療用品大手、物流センター開設

デンマークの医療用装具・治療材料メーカー、コロプラストはハンガリー北西部タタに物流センターを開設した。同社が15日、MTI通信に明らかにした。 \ 新センターは延床面積が4,200平方メートル。従業員数は公表されていない

ブルガリア医薬品市場、09年に7%拡大

医療情報会社IMSがまとめたブルガリアの2009年の医薬品販売額は17億レフ(8億7,800万ユーロ)で、前年から7%増加した。内訳は医療機関向けが1億5,200万ユーロ、薬局向けが7億2,600万ユーロだった。種類別で

独ベーリンガー、エスエス製薬のTOB成立

独製薬大手のベーリンガーインゲルハイムは14日、60%を出資するエスエス製薬に対する株式公開買い付け(TOB)で、持ち株比率を93.83%まで増やしたと発表した。これによりTOBが成立し、残る株式も取得してエスエス製薬を

1人当たりの医療費は3,210ユーロに

連邦統計局が6日発表したドイツの2008年の医療費は前年比3.9%増の2,632億ユーロとなり、国内総生産(GDP)に占める割合は10.5%に達した。09年はGDPが5%縮小したため、同割合は11%を突破したとみられる。

特許薬価格引き下げで与党合意、強制割引率は16%に

独与党のキリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)と自由民主党(FDP)が特許薬の価格引き下げ案で合意した。レスラー連邦保健相(FDP)が26日明らかにしたもので、与党はこれにより医療費の膨張を抑制する意向だ。 \ 特許

Celesio AG―薬局事業で減損処理2.7億ユーロ―

医薬品卸売・小売大手の独Celesio(シュツットガルト)が23日発表した2009年12月通期決算の税引き後損益は200万ユーロの黒字だった。1,900万ユーロの赤字となった前年からは好転したものの、薬局事業で計2億7,

Stada

後発医薬品大手Stadaのレッツラフ社長は30日、適正な価格であれば他社による買収提案を受け入れるとの立場を明らかにした。競合のRatiopharmは先ごろ、世界最大手のTevaに買収されることが決まっており、Stada

ハンガリー製薬最大手リヒター、印アストロンと共同開発へ

ハンガリーの製薬最大手ゲデオン・リヒターは24日、インドのバイオ医薬品メーカー、インタス・ファーマシューティカルズの研究開発部門アストロン・リサーチと共同開発を行うと発表した。リヒターが指定する後発医薬品数種類が開発対象

独製薬会社、カルーガに工場建設

イタリアの製薬大手メナリーニの独子会社Berlin-Chemieは、ロシアのカルーガに製薬工場を建設する。投資額は3,000万ユーロ。カルーガ州のアキモフ副知事が現地通信社『RIAノーボスチ』に明らかにしたところによると

ドイツの民間研究開発、南部3州がけん引

ドイツ産業界の研究開発(R&D)は南部3州のバーデン・ヴュルテンベルク(BW)、バイエルン、ヘッセンの3州が圧倒的にリードしていることが、研究開発や教育の促進団体である科学促進者連盟(Stifterverban

Ratiopharm GmbH―後発薬世界最大手Tevaが買収へ―

富豪メルクレ家の資産管理会社VEMは18日、傘下の後発医薬品会社Ratiopharmの競売入札で、同業界の世界最大手メーカーであるイスラエルのTevaが落札したと発表した。取引金額は36億2,500万ユーロ。メルクレ家は

Merck KGaA―がん治療薬Stimuvaxの開発中断―

製薬大手の独Merck(ダルムシュタット)は23日、がん治療ワクチン「Stimuvax」の臨床試験をすべて中断すると発表した。多発性骨髄腫(MM)を対象とした第2相段階の臨床試験で患者の1人が脳炎を発症したためで、原因が

血漿分画製剤の伊ケドリオン、ハンガリーで生産拡大

血漿(けっしょう)分画製剤メーカーの伊ケドリオンが、ハンガリー工場の生産能力を大幅に引き上げる。経済ニュースサイト『Portfolio』が19日伝えた。 \ 対象となるのは、ブダペスト近郊のGodollo工場。同社は50

ロシア、医薬品500品目の価格を統制へ

ロシア議会は17日、生活に必須で最重要と位置付けられる医薬品500品目の価格を統制する「医薬品取り扱い法」の議論を大筋でまとめた。3月末までに最終的な承認を済ませるのは確実な情勢で、4月1日から施行する方針だ。 \ ロシ

後発薬大手テバ、独ラティオファームを買収

イスラエルの後発医薬品大手テバ・ファーマシューティカルズは18日、独同業ラティオファームを買収すると発表した。買収額は36億ユーロ。テバは世界最大の後発薬メーカーだが、140億ドルに上る売上高に欧州が占める割合は4分の1

Bayer Schering Pharma AG―インドで買収検討―

Bayerの製薬部門Bayer Schering Pharma(ベルリン)がアジア・太平洋事業を強化する。市場が世界で最も早いスピードで成長しているためで、特に進出が遅れているインドでは買収や提携などあらゆる可能性を模索

バイエルとメルク、製薬事業に共通点

2006年に製薬会社シエーリングの買収合戦を繰り広げたバイエル(レバークーゼン)とメルク(ダルムシュタット)。両社の製薬事業には共通点が多く、現在に至っても「ライバル関係」が続いているようだ。経済紙『ハンデルスブラット』

仏サノフィ、ポーランドで第2工場建設を検討

仏製薬大手サノフィ・アベンティスのスペック業務執行取締役は8日、2010年はポーランドに1,000万ズロチ(約250万ユーロ)を投資すると表明するとともに、中長期的に第2工場の建設を検討していることを明らかにした。同日付

仏サノフィと米メルク、動物薬事業を統合

製薬大手の仏サノフィ・アベンティスと米メルクは9日、動物用医薬品事業を統合すると発表した。サノフィの子会社であるメリアルとメルク傘下のインターベットを合併させ、折半出資の新会社を設立する。同社は29%のシェアを持つ世界最

熱泳動でアプタマーを簡単にスクリーニング

ミュンヘン大学ナノサイエンスセンター(CeNS)のディーター・ブラウン教授を中心とする研究チームは、標的タンパク質と特異的に結合する核酸分子(アプタマー)の候補物質を簡単にスクリーニングできる技術を開発した。熱泳動(サー

アクタビス、ブルガリアの医薬品卸売大手を売却

アイスランドの後発医薬品(ジェネリック薬)メーカー、アクタビスは9日、ブルガリア子会社のHigiaを地元企業に売却したと発表した。取引先や売却額など詳細は明らかにしていないが、アクタビスのブルガリア代表パショフ氏は「アク

Merck KGaA―米Milliporeを買収へ、化学事業の多角化目指す―

製薬・化学大手の独Merck(ダルムシュタット)は2月28日、バイオサイエンス分野の製品・サービスを提供する米Milliporeを買収すると発表した。ライフサイエンス産業向けの事業を強化することで液晶への依存度の高い化学

Bayer AG―化学事業が足かせに―

化学・製薬大手の独Bayer(レバークーゼン)が2月26日発表した2009年12月通期決算の最終利益は13億5,900万ユーロで、前年から20.9%減少した。景気の変動を受けやすい化学部門の不振が影響。売上高と営業利益(

Fresenius SE―09年は2ケタ成長に―

独総合医療大手のFreseniusグループ(バート・ホンブルク)が2月24日発表した2009年連結決算は売上高が前年比13%増(為替調整済み)の142億ユーロ、最終利益も同14%増の5億1,400万ユーロと好調だった。2

Merck KgaA―09年は大幅な営業減益に―

化学・製薬大手の独Merck(ダルムシュタット)が23日発表した2009年12月通期決算の営業利益は前年比42.6%減の6億4,890万ユーロと大幅に後退した。経済危機のほか、医薬品事業の特別費などが大きなマイナス要因と

製薬大手エージス、09年10-12月に減収減益

ハンガリー製薬2位のエージス・ファーマシューティカルズが10日発表した2009/10年度第1四半期(09年10~12月)連結決算の純利益は41億2,000万フォリントとなり、前年同期から15%減少した。前年同期にポーラン

後発薬めぐる訴訟、バイエルがインドで敗訴

自社製医薬品の特許が有効であるにもかかわらずインド医薬品管理局(DCGI)が競合企業による後発医薬品の販売を承認したのは不当だとして独バイエルが起こしている係争で、デリー高等裁判所は9日、同社の控訴を棄却する判決を下した

後発医薬品メーカーでMRの削減相次ぐ

医療情報担当者(MR)を削減する後発医薬品メーカーが増えている。公的健康組合との割引契約により薬価が下落した結果、利益が確保できなくなっているためだ。医療制度改革で患者が服用する医薬品の選択権が医師から健保・薬局にシフト

米アボットのソルベイ製薬部門買収、条件付きで承認

欧州委員会は11日、米製薬大手アボット・ラボラトリーズがベルギーの化学・医薬大手ソルベイの製薬部門であるソルベイ・ファーマを買収する計画を承認した。競争上の問題が浮上した嚢(のう)胞性線維症(CF症)試験分野でソルベイ・

独ベーリンガー、エスエス製薬を完全子会社化

独製薬大手のベーリンガーインゲルハイムは10日、60%を出資するエスエス製薬を完全子会社化すると発表した。株式公開買い付け(TOB)を実施し、残り株を取得する。エスエス製薬は同日の取締役会で、完全買収に応じることで合意。

サノフィ・アベンティス(2009年12月通期決算)

2009年12月通期決算の純利益(特別項目を除く)は84億7,000万ユーロで、前年から18%増加。新型インフルエンザ向けワクチンの販売が好調で、収益を押し上げた。売上高は6.3%増の293億ユーロ。10-12月期は純利

ハンガリー製薬エージス、韓国セルトリオンと販売協力

ハンガリー製薬2位のエージスは5日、韓国のバイオ医薬品メーカー・セルトリオン(Celltrion)と販売協力で合意したと発表した。エージスはセルトリンが開発中のバイオシミラー(後発生物製剤)8種類について、中東欧・旧ソ連

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