2010/3/17

ポーランド

仏サノフィ、ポーランドで第2工場建設を検討

この記事の要約

仏製薬大手サノフィ・アベンティスのスペック業務執行取締役は8日、2010年はポーランドに1,000万ズロチ(約250万ユーロ)を投資すると表明するとともに、中長期的に第2工場の建設を検討していることを明らかにした。同日付 […]

仏製薬大手サノフィ・アベンティスのスペック業務執行取締役は8日、2010年はポーランドに1,000万ズロチ(約250万ユーロ)を投資すると表明するとともに、中長期的に第2工場の建設を検討していることを明らかにした。同日付けの現地日刊紙『ジェチポスポリタ(Rzeczpospolita)』が伝えた。

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サノフィは南東部ジェシュフ(Rzeszow)に工場を構える。スペック取締役によると同社はジェシュフ工場の生産能力を拡大する意向だが、工場敷地内にある物流センターを閉鎖しその跡地に新たな工場を建設する方法と、工場の隣接地に新規投資を行う方法の2つの選択肢があり、いずれが適当か検討中だと述べた。サノフィは昨年、ジェシュフ工場に2,500万ユーロを投資している。

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サノフィは昨年、ポーランドのバイオ製薬会社ビオトンからロシア子会社の株式を取得した。スペック取締役は、「ポーランドでは買収による事業拡大は考えていない」とし、ビオトン自体への出資について「関心はない」と明言した。

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