環境

建機などの排ガス規制強化へ、欧州委が法案発表

欧州委員会は25日、建設機械などの非道路移動式機械(NRMM)の排ガス規制案を発表した。NRMMからの大気汚染物質排出が増加していることを受け、排出基準を厳格化するとともに規制の対象範囲を拡大する。 建設機械や農業機械、

ダイムラーの禁止冷媒使用問題、欧州委が独政府に2回目の警告

独自動車大手ダイムラーがEUの「カーエアコン指令」に反して高級車メルセデス・ベンツの一部モデルに引き続き旧冷媒を使用し、独当局も容認している問題で、欧州委員会は25日、ドイツ政府に対して2回目の警告を行ったことを明らかに

欧州初の商業用蓄電設備が稼働

欧州初の商業用蓄電設備が16日、独東部のシュヴェリーンで稼働を開始した。同設備は再生可能エネルギー発電の増加に伴い電力供給量が不安定になることへの対策として、地元電力事業者のWEMAGが導入した。 同設備はサムスンSDI

商用車見本市IAA、世界初公開322件に

ハノーバー国際商用車見本市(IAA)が25日、開幕する。今年は2年前の前回を9%上回る2,066社が世界45カ国から出展。世界初公開は322件で、そのうち226件(70%)はサプライヤーが占める。 国外からの出展は1,2

カーシェアリング利用者100万人を突破

独カーシェアリング業界団体BCSは16日、カーシェアリングの登録者(利用者)数が同日中にのべ100万人を超えたと発表した。年初の時点では75万7,000人だったが、1日につきおよそ1,000人のスピードで増加。9カ月半で

「レジ袋ゼロへ」、キール市が決議

北ドイツのキール市はプラスティック製のレジ袋を市内から一掃する考えだ。廃棄されたレジ袋を海洋生物が誤食する結果、食物連鎖を通して人の健康も害される懸念を受けた措置。同市の取り組みが全国に広がるかどうかが注目されている。

省エネ・再可エネ投資拡大で会議開催=欧州復興開発銀

欧州復興開発銀行(EBRD)は22日ニューヨークで、省エネ・再可エネ投資の拡大をテーマとした会議を開催した。23日の世界気候サミットを前に、米国のブルームバーグ・ニューエナジー・ファイナンス(BNEF)とBNEFが支援す

三菱日立パワー、ポーランドで発電所向け脱硝装置を受注

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は19日、ポーランドの電力大手エネアから火力発電所向け脱硝装置2基を受注したと発表した。同国での脱硝装置の受注は2件目となる。 同装置はワルシャワ近郊にある国内最大級のコジェニッチェ火

ノルデックス―過去最大の受注獲得―

風力発電設備大手のノルデックス(ハンブルク)は22日、独プロジェクト事業者PNEヴィントからタービン24基を受注したと発表した。受注額は明らかにしていないものの、単独の受注としては同社史上最大だとしている。ドイツでは8月

米ダナハー、スイスのインプラント大手を買収

産業・環境・医療機器大手の米ダナハーは15日、歯科インプラントの有力企業であるスイスのノーベル・バイオケアを完全買収する方針を明らかにした。歯科事業を強化する狙い。買収計画はノーベル・バイオケアの経営陣に支持されており、

欧州初の商業用蓄電設備、独で稼働

欧州初の商業用蓄電設備が16日、独東部のシュヴェリーンで稼働を開始した。同設備は再生可能エネルギー発電の増加に伴い電力供給量が不安定になることへの対策として、地元電力事業者のWEMAGが導入した。 同設備はサムスンSDI

ノルディック・プラスト、新生産施設を開設

ラトビアのリサイクル企業エコ・バルティカ(Eco Baltica)傘下のノルディック・プラスト(Nordic Plast)は、リガ近郊のオライネ工場にプラスチックの新生産施設を開設した。 エコ・バルティカの発表によると、

RWE―洋上風力発電パークを合弁化、資金難で―

エネルギー大手の独RWE(エッセン)は4日、北海に建設予定の風力発電パーク3カ所を、再生可能エネルギー子会社RWEイノジーがカナダの電力会社ノースランド・パワーとの合弁に切り替えると発表した。RWEは債務圧縮に向けて再可

ビルフィンガー―利益予測引き下げ、今年3度目―

建設大手の独ビルフィンガー(マンハイム)は3日、2013年の利益見通しを引き下げた。下方修正は今年3度目。同社ではコッホ前社長が利益見通しを短期間のうちに2度、下方修正した責任を負って8月上旬に辞任したばかりで、同社に対

イスラエル企業、ポーランド風力発電市場に進出

イスラエルの再生可能エネルギー開発大手エンライトはこのほど、ポーランドの風力発電市場に参入するため中国の投資会社CEEエクイティ・パートナーズと合弁会社を設立した。出資率はエンライトが50.1%、CEEが49.9%。合弁

再可エネルギー導入目標の達成へ、加盟国が域内での取引検討

EUは2020年を期限とする再生可能エネルギー導入目標の達成に向けて取り組みを進めているが、現状では国別目標の達成が困難とみられる加盟国の間で、域内の他の国から不足分を購入する構想が検討されている。欧州委員会は域内におけ

RWE、洋上風力発電パークを合弁化

独エネルギー大手のRWEは4日、北海に建設予定の風力発電パーク3カ所を再生可能エネルギー子会社RWEイノジーがカナダの電力会社ノースランド・パワーとの合弁に切り替えると発表した。RWEは債務圧縮に向けて再可エネ事業向け投

イスラエル企業、ポーランド風力発電市場に進出

イスラエルの再生可能エネルギー開発大手エンライトはこのほど、ポーランドの風力発電市場に参入するため中国の投資会社CEEエクイティ・パートナーズと合弁会社を設立した。出資率はエンライトが50.1%、CEEが49.9%。合弁

ロンドン交通局、ワイヤレス充電HVバスの実証実験実施へ

ロンドン交通局(TfL)は8月27日、2015年から同市北東部でワイヤレス充電型ハイブリッド車(HV)バスの実証実験を実施すると発表した。 この実証実験は、欧州連合(EU)のゼロエミッション・アーバンバスシステム(ZeE

ロンドンで商用EV普及拡大に向けたプロジェクト開始

英政府が出資する省エネ促進機関であるエナジー・セービング・トラスト(EST)とロンドン交通局(TfL)は、商用EVの普及拡大に向けたプロジェクト「ラピッド・チャージポイント・マッピング」を開始すると発表した。 このプロジ

9月1日付の法令改正

・掃除機の規制強化。性能表示はこれまでのエネルギー効率に加え、清掃能力、騒音、ばいじん排出量の表示が義務化。出力1,600ワット以上の製品は販売禁止となる(エネルギー効率性能の「A」評価は同850ワット未満)。17年9月

S.A.G.ゾラーシュトローム―中国企業が買収―

昨年末に経営破たんした太陽光発電プロジェクト会社の独S.A.G.ゾラーシュトローム(フライブルク)は8月30日、中国の太陽電池メーカー順風光電国際有限公司(Shunfeng Photovoltaic Internatio

プーマ―エコパッケージを中止―

スポーツ用品大手の独プーマ(ヘアツォーゲンアウラハ)は4年前に導入したシューズ用エコパッケージの利用を中止する。小売店の受けが悪いためで、2015年秋冬コレクションから段ボールのみを用いた一般的な靴箱に切り替える。段ボー

ルーマニアの電力会社、原発拡張計画で提携先を募集

ルーマニアの国営発電会社ニュークリア・エレクトリツァ(NE)は27日、チェルナヴォーダ原子力発電所の拡張計画で、提携先の選考手続きを開始した。当初参加を予定していた欧州のエネルギー企業6社が撤退したためで、提携先と合弁会

シーメンス―洋上風力発電タービン67基を受注―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は21日、英国のダジョン洋上風力発電パークにタービン67基を納入することで、同パークの運営事業者と合意したと発表した。取引金額は5年間のサービスを含めて約5億ポンド(6億5,000万ユ

ヴェスタス―業績予測引き上げ―

風力発電用タービンの世界最大手であるデンマークのヴェスタス(ラナース)は20日の決算発表で、2014年通期の業績予測を上方修正した。コスト削減が順調に進んでいるうえ、今年下半期(7~12月)の販売見通しも良好なためで、売

エボニック―樹脂事業再編へ―

特殊化学大手の独エボニック(エッセン)が樹脂部門を再編する計画だ。収益力が低いためで、一部事業で提携や合弁化を視野に入れている。クラウス・エンゲル社長が経済誌『マネージャー・マガチン』に明らかにした。 同社長は他の樹脂メ

排ガス規制導入で車両の有害物質排出量95%減少

独自動車工業会(VDA)は19日、欧州排ガス基準の導入で新車の有害物質排出量が導入前に比べ95%減少したと発表した。次期排ガス基準「ユーロ6」対応のディーゼル乗用車では二酸化炭素(CO2)と粒子状物質(PM)の排出量がそ

クロアチア国営電力、DBOT方式で水力発電を新設

クロアチア国営電力(Hep)が水力発電所の新設に向けて、提携先の選定手続きを開始した。来月1日から計画書を配布、12月18日まで関心表明書(LOI)を受け付ける。必要投資額は最大5億ユーロと推定される。 中西部リカ・セニ

有害物質排出95%減、EU排ガス規制導入で=独自工会

独自動車工業会(VDA)は19日、EUの排ガス基準導入で新車の有害物質排出量が95%減少したと発表した。次期排ガス基準「ユーロ6」対応のディーゼル乗用車では二酸化炭素(CO2)と粒子状物質(PM)の排出量がそれぞれ98%

ノルデックス―アフリカ市場開拓に意欲―

風力発電タービン大手の独ノルデックス(ハンブルク)がアフリカ市場の開拓に意欲を示している。ユルゲン・ツェシュキー社長は日曜版『ヴェルト』紙に対し、同社の中核市場は現在、21カ国あると指摘したうえで、市場トップ3に食い込め

SMAソーラー―メガソーラーO&M分野で買収―

電子部品大手の独SMAソーラー(ニーステタール)は6日、太陽発電システムインテグレーション事業者の独フェニックス・ソーラーから欧州のメガソーラー運転管理・保守点検(O&M)事業を買収すると発表した。SMAソーラーは主力の

英国の超低炭素車販売、4-6月期に2,500台超

英国の低排出車両庁(OLEV)は7月30日、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)、燃料電池車などの超低炭素車(ULEV)を対象とした購入助成制度「プラグインカー・グラント(PiCG)」を利用して購入され

【8月1日付の主な法令改正】

・改正再生可能エネルギー法(EEG 2014)施行 ・支払期限が請求書発行から原則30日以内に(中小企業の保護を目的としたEU指令に基づく) 支払い遅延の場合、債権者は(1)欧州中央銀行(ECB)の政策金利に9%を上乗せ

シーメンス―約30%の最終増益に―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が7月31日発表した2014年4-6月期(第3四半期)の最終利益は前年同期比27%増の13億9,900万ユーロと大幅に拡大した。比較対象の13年4-6月期はリストラ費用(4億ユーロ強)

風力発電、14年上期の新規設置は1.7倍に

独風力エネルギー全国連盟(BWE)と独機械工業連盟(VDMA)のパワーシステム部会は7月29日、2014年1-6月期に国内で新設された風力発電設備の容量が1,723メガワット(MW)となり、前年同期の1.66倍に拡大した

ABB―減損など響く、第2四半期2ケタ減益に―

スイスの重電大手ABB(チューリヒ)が23日発表した2014年第2四半期(4~6月)の最終利益は前年同期比17%減の6億3,600万米ドルと大きく落ち込んだ。過去に行った買収の減損処理とリストラ費用の計上が影響。営業利益

再可エネ電力の割合、過去最高の28.5%に

独エネルギー水道産業連合会(BDEW)は29日、国内消費電力に占める再生可能エネルギー電力の割合が上半期に28.5%(暫定値)へと達し、過去最高を更新したと発表した。再可エネ発電設備が助成政策を受けて新設されたほか、天候

EU内の風力発電、20年には13年比で1.6倍に

欧州風力エネルギー協会(EWEA)は23日発表した風力発電市場レポートで、欧州連合(EU)28カ国の風力発電設備容量が2013年の117.3ギガワット(GW)から、20年には1.64倍の192.5GWに拡大するとの予測を

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