石油・石炭・ガス

ハイドゥ、今年の売上目標は123億フォリント

ハンガリーのコングロマリット、ハイドゥ・グループは、2012年に連結ベースで123億フォリントの売上高を目指している。昨年の売上高は114億フォリントだった。同社のノボトニ社長(CEO)がMTI通信に明らかにした。 \ […]

テメリン原発拡張の経済性に疑問符

テメリン原子力発電所の拡張プロジェクトの採算がとれる確率が半分以下であることが、プラハのコンサルティング会社キャンドール・パートナーズ(Candole Partners)が実施した事業性調査で明らかになった。一般の商業プ

ブルガリア議会、フラッキング禁止法案を可決

ブルガリア議会は19日、シェールガスの探査に水圧破砕法(フラッキング)を用いることを禁止する法案を賛成166票、反対6票で可決した。違反した場合は1億レフ(6,600万ユーロ)の罰金を科す。欧州でフラッキングを禁止したの

ガスプロム、欧州向けガス価格を引き下げ

ロシア国営天然ガス企業ガスプロムは、欧州向けの天然ガス卸売価格を引き下げた。欧州経済の先行き不透明感が強まり欧州向け輸出の伸び悩みが予想されることから、値下げで市場シェアの維持を図る。 \ ガスプロムの輸出部門であるガス

ロシア国営ザルベジネフチ、OMVのGS網買収を提案

ロシア国営の石油ガス企業ザルベジネフチは、墺同業OMVがボスニア・ヘルツェゴビナとクロアチアに保有するガソリンスタンド網を買収する方針だ。ザルベジネフチのブルニッチ社長は17日、OMVに買収案を提示したと発表した。 \

2011年生産者物価5.7%上昇、29年来の上げ幅に

ドイツ連邦統計局が20日発表した2011年の生産者物価指数は前年を5.7%上回り、29年来の大きな上げ幅となった。最大の押し上げ要因はエネルギーで、エネルギーを除いたコアの上昇率は3.5%だった。生産者物価は金融・経済危

Petroplus Holdings AG―経営破たん―

スイスの石油精製大手Petroplus(ツーク)は24日、近く倒産申請することを明らかにした。銀行融資交渉が決裂したことで、運転資金の確保と社債償還のメドが立たなくなったため。メディア報道によると、同社は清算される公算が

Siemens

電機大手の独Siemensが24日発表した2011年10-12月期(第1四半期)暫定決算の最終利益は14億5,700万ユーロとなり、前年同期の17億5,300万ユーロから17%減少した。再生可能エネルギー事業の不振や医療

イラン原油禁輸、7月実施で最終調整

EUは、イランからの原油の輸入を7月1日から全面禁止する方向で調整に入った。ロイター通信が17日、EU外交筋の話として伝えた。23日のEU外相会合で決定する。 \ EU加盟国は核開発を続けるイランに対する追加制裁措置とし

独競争当局、ガスプロムの対子会社議決権行使を承認

ドイツ連邦カルテル庁は13日、同国東部のガス卸会社フェアブントネッツ・ガス(VNG)に10.52%を出資するロシアガス大手ガスプロムに対し、出資率に見合った議決権の行使を許可する方針を発表した。 \ ガスプロムが提携パー

2011年インフレ率2.3%へと大幅上昇

ドイツ連邦統計局が12日発表した2011年の消費者物価指数(CPI)は前年比2.3%増となり、08年以来の大幅上昇を記録した。金融・経済危機の影響を受けた09年と10年は上げ幅がそれぞれ0.4%、1.1%にとどまっていた

2011年卸売物価7.5%上昇、30年来の上げ幅に

ドイツ連邦統計局が16日発表した2011年の卸売物価指数は前年を7.5%上回り、30年来の大きな上げ幅となった。最大の押し上げ要因は石炭・石油で15.3%上昇。穀物・たばこ・種苗・飼料も35.0%増と大幅に上がった。鉱石

ロシアとウクライナ、ガス取引で対立

ロシアとウクライナが天然ガス取引をめぐって再び対立している。ウクライナがロシアからの輸入量を270億立方メートルにほぼ半減させる意向であるのに対し、ロシア側は契約に準じた代金支払いを要求している。また、値引きの条件として

Eon AG―南米市場参入へ―

エネルギー大手の独Eon(デュッセルドルフ)は11日、ブラジルの同業MPXと戦略提携すると発表した。合弁会社を設立して南米で発電事業を共同展開するほか、MPXの増資を約3億5,000万ユーロで引き受け10%を出資する。将

バイエルン・ガス、ナブッコ計画への投資を検討

ドイツ南部のガス会社であるバイエルン・ガスが、欧州連合(EU)の後援で進められているパイプラインプロジェクト「ナブッコ計画」への投資を検討している。採算性を検討した上で、年内にも結論を出す予定だ。ハル社長によると、プロジ

バッテンフォール買収手続きが完了

ポーランドの石油・ガス大手PGNiGは11日、スウェーデン電力大手バッテンフォールのポーランド子会社バッテンフォール・ヒート・ポーランド(VHP)の買収手続きが完了したと発表した。買収価格は30億1,670万ズロチで、同

欧州コークス最大手JSW、大型設備投資を計画

欧州最大のコークスメーカーであるポーランドのヤスチェンベ石炭公社(JSW)が今後数年にわたり大型設備投資を計画している。火力発電所の新設で自家発電能力を強化するほか、増産にも力を入れる。納税引当金の取り崩しで得る2億9,

プラハ市がガス供給会社の株式取得か、独エーオンから

チェコのプラハ市が、独エネルギー大手エーオン傘下のガス供給会社Prazska Plynarenskaの買収に意欲を見せている。9日発行の週刊誌『ユーロ』が、市当局関係者の話として報じた。 \ 『ユーロ』誌によると、プラハ

イラン産原油の禁輸23日決定へ、外相会合を前倒し

EUは10日、イラン産原油の禁輸措置について協議する加盟27カ国による外相会合を23日に開催すると発表した。当初は30日の開催を予定していたが、首脳会議と日程が重複することから、前倒しを決めた。 \ EU加盟国は核開発を

RWE

エネルギー大手の独RWEは10日、再生可能エネルギー事業の強化に向け2015年までに総額50億ユーロを投資することを明らかにした。再可エネの発電能力を現在の約2,500メガワットから4,500メガワットへと拡大する。同投

日本とロシア、ウラジオストクにLNGプラントを共同建設

日本とロシアがウラジオストクに天然ガス液化プラント2基を共同で建設する。伊藤忠商事や石油資源開発(JAPEX)などがガスプロムと協力して実施するもので、2013年着工、2020年の稼動を目指す。モスクワ・タイムズが日本発

大口需要家向け電力の先物価格が下落

メーカーなど大口需要家向けの電力の先物価格が下落している。ライプチヒ電力取引所EEXのベースロード電力2013年物の価格は3日夜、1メガワット時当たり52.19ユーロとなり、13カ月来の低水準を記録した。 \ 福島原発事

シェールガスによる熱供給、年内開始へ

ポーランド北部のポモージェ県でシェールガスによる熱供給が年内にも始まる見通しだ。本格供給に向けた準備として、国営ガス会社のPGNiGがルボチノ・シェールガス田での試験生産に乗り出す。欧州の競合より早く生産を軌道に乗せたい

「エーオンとRWEは合併を」=エッティンガー欧州委

欧州連合(EU)のギュンター・エッティンガー欧州委員(エネルギー政策担当、独バーデン・ヴュルテンベルク州元首相)は地方紙『ライニッシェ・ポスト』のインタビューで、独エネルギー2大大手のエーオンとRWEは合併すべきだとの認

エストニア、ガス事業のアンバンドル化を閣議決定

エストニア政府は5日、天然ガス供給を独占するエストニア・ガス(Eesti Gaas)に対し、2015年までに販売事業とパイプライン運営事業の完全分離を義務付ける法案を閣議決定した。同社の最大株主であるロシア・ガスプロムへ

パイプライン敷設計画から撤退でブルガリアに賠償請求を検討

ロシア政府は、「ブルガス-アレクサンドロポリス・パイプライン」敷設計画から撤退したブルガリアに賠償を求めることを検討している。ブルガリア政府は先月7日、資金難と環境汚染のリスクを理由に、ロシア、ギリシャ政府と締結した当該

EU、イラン産原油の禁輸で基本合意

EU加盟27カ国は、核開発を続けるイランに対する追加制裁措置として、同国産原油の輸入を禁止することで大筋合意した。ロイター通信などが4日、EU当局者の話として報じた。30日のEU外相理事会で禁輸を正式決定する見通し。米国

2011年インフレ率2.3%に

ドイツ連邦統計局は12月29日、2011年の消費者物価指数は前年比の上昇率(インフレ率)が2.3%になるとの見通しを明らかにした。暖房用と自動車燃料が全体を強く押し上げた格好。欧州中央銀行(ECB)が警戒水準とする2%を

RWE AG―Gazpromとの合弁交渉打ち切り―

エネルギー大手の独RWE(エッセン)は12月22日、火力発電事業の合弁化に向けて天然ガス大手の露Gazpromと進めてきた独占交渉を打ち切ると発表した。天然ガスの調達コストが相対的に高い一方で、電力料金は低く採算が合わな

EnBW―ポーランド発電所の持分を仏EDFに売却―

エネルギー大手の独EnBW(カールスルーエ)は12月21日、ポーランドの発電所2カ所の持分を同業の仏EDFに3億100万ユーロで売却すると発表した。売却益で再生可能エネルギー事業を強化するほか、発電施設の近代化も実施。ド

トルコ、サウス・ストリームの建設を許可

ロシア産の天然ガスを黒海から欧州に輸送するパイプライン「サウス・ストリーム」の建設プロジェクトでトルコ政府は28日、トルコ領における建設を許可した。これにより、黒海での敷設工事が可能となり、同プロジェクトはまたも一歩前進

KEPCO

韓国電力公社(KEPCO)が石炭調達の合弁会社設立に向けて独同業のRWEと交渉している。価格変動の大きい石炭を安定価格で確保することが目的で、将来的には天然ガスやウランにも提携範囲を広げる考えという。合弁会社はシンガポー

ロシアでバイオガスへの注目高まる、農業部門を中心に

ロシアでバイオガス発電への注目が高まっている。エネルギー庁(REA)によると、国内ではすでに12施設が稼動し、今年末までにその数は最大40施設に増加する見通しだ。導入の主体は大手農業事業者だが、天然ガス世界最大手のガスプ

太陽光発電、2011年は60%増加

ソーラー産業全国連盟(BSW-Solar)は12月29日、ドイツの2011年の太陽光発電量が前年比60%増の186億キロワット時超となり、過去最高を大きく更新したと発表した。石油と天然ガスの価格高騰と、太陽光発電設備の価

ロスネフチ、1~9月の石油生産で世界首位

ロシアの国営石油会社ロスネフチが2011年1~9月の石油生産量で米エクソンモービルを抜いて世界首位となった。12月22日付けの現地紙『ベドモスチ』が伝えた。 \ 11年1~9月の石油生産量はロスネフチが8,860万トン(

再可エネの発電能力、2022年までに2.3倍に

ドイツ連邦ネットワーク庁はこのほど、原発が全廃される2022年の発電能力ベースのエネルギーミックスについて3つのシナリオを公表した。これは再生可能エネルギー発電を大幅に拡充する政策(エネルギー転換政策)の実施に向けた青写

発電量の2割は再可エネ、原子力と石炭抜き2位に

独エネルギー水道産業連合会(BDEW)は16日、ドイツのエネルギーミックス(発電量ベース)に占める再生可能エネルギーの割合が今年は前年の16.4%から19.9%へと大きく拡大するとの見通しを発表した。3月の福島原発事故を

―独石炭発電所建設市場から撤退へ―

日立の欧州エネルギープラント子会社Hitachi Power Europeは15日、独デュースブルク本社の従業員集会でドイツの石炭発電所建設市場から撤退することを明らかにした。福島原発事故を受けて政府が打ち出したエネルギ

Siemens AG―ロシア国鉄から高速鉄道受注―

電機大手のSiemens(ミュンヘン)は19日、ロシア国鉄(RZD)から高速鉄道8編成を受注したと発表した。取引価格は6億ユーロで、30年間の保守サービスも含まれる。 \ 受注した車両はドイツの高速鉄道ICE 3をベース

Komrowski

独海運大手のKomrowskiとErck Rickmersは14日、両社の合併計画を明らかにした。激しい価格競争や燃料価格の高騰に対応する狙いで、合併が実現するとドイツ最大の海運会社が誕生する。合併手続きは独禁当局などの

オプティマ、OMVのGS網買収に意欲

ロシアの石油ガス企業ザルベジネフチ傘下でボスニア・ヘルツェゴビナに本社を置くオプティマ・グループは、墺同業OMVがボスニア・ヘルツェゴビナとクロアチアに保有するガソリンスタンド網の買収に意欲を示している。12日付けのブル

サウス・ストリーム、終着点は北イタリアに

天然ガス世界最大手のガスプロムは、ガスパイプライン計画「サウス・ストリーム」の敷設ルートに関し、オーストリアのバウムガルテンに接続する選択肢を放棄したもようだ。ロシアのメディアが14日、ガスプロムに近い筋の情報として報じ

カザフ、伊ENIなどから油田権益取得

カザフスタン政府は、イタリア炭化水素公社(ENI)や英BGグループなどが権益を持つカザフ北西部のカラチャガナク油田について、権益の10%を取得することで最終合意した。ミンバエフ石油ガス相が14日、明らかにした。 \ カラ

11月の卸売物価上昇率4.9%に、5%未満は1年8か月ぶり

ドイツ連邦統計局が12日発表した2011年11月の卸売物価指数は119.4(2005年=100)となり、前年同月比の上げ幅が4.9%にとどまった。5%を下回るのは1年8か月ぶり。前月比では0.7%上昇したものの、比較対象

Daimler AG―技術サービス子会社MBtechを仏AKKAに売却―

自動車大手の独Daimler(シュツットガルト)は8日、技術サービス子会社MBtechの資本65%を仏技術サービス大手AKKA Technologiesに譲渡すると発表した。同子会社への出資比率を35%に引き下げ、合弁化

Eon AG―評価損30億ユーロ計上へ―

エネルギー大手のEon(デュッセルドルフ)は12日、2011年12月期決算で評価損30億ユーロを計上すると発表した。南欧や中東欧で利益見通しの悪化が避けられないことや、発電所の早期廃止に対応する。 \ 評価損はイタリアと

ガソリンスタンドの買収認めた判決を最高裁が破棄

ガソリンスタンド大手Totalによる同業他社店舗買収の是非をめぐる係争で、最高裁の連邦司法裁判所(BGH)は6日、買収を認めたデュッセルドルフ高等裁判所の判決を破棄した。ガソリン・軽油市場で同社を含む大手5社による寡占が

墺とチェコでシェールガス開発進む

オーストリアの石油・ガス最大手OMVは先ごろ行った地質調査の結果、チェコとの国境付近に大規模なシェールガス鉱床が存在する可能性があることを明らかにした。 \ OMVの広報によると、シェールガスの埋蔵が有望なのは、ニーダー

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