ドイツ経済ニュース

T-Mobile USA

Deutsche Telekomの米移動通信子会社T-Mobile USAは7日、LTE通信網の構築に向けてEricssonとNokia Siemens Networks(NSN)の2社に機器を発注したと発表した。4Gネ […]

Rheinmetall

軍需大手のRheinmetallは7日、自動車部品部門KSPG AGを年央までに株式公開(IPO)すると発表した。経営資源を軍需部門に集中することが狙い。IPO後は当面、KSPGの過半数株を保持するものの、将来的には出資

Iveco

Fiat傘下のトラック大手Ivecoは7日、独ウルム工場を閉鎖すると発表した。欧州販売の低迷を受けて稼働率が低下していることに対応。ウルム工場の生産事業は西マドリード工場に移管する。 \

国際印刷機材展、出展者が減少

デュッセルドルフで4年に1度開催される国際総合印刷機材展「Drupa 2012」が3日、開幕した。デジタルメディアの普及などを背景に印刷需要が低迷していることを受けて、出展者数は前回より100社以上少ない1,850社に減

紙に印刷した薄型スピーカー、産学が共同開発

プリンティング(印刷)技術を用いて普通紙に直接スピーカーを印刷することにケムニッツ工科大学などの産学協同研究チームが成功した。印刷に使う紙はコピー用紙のような普通紙でよく、波型や凹凸、曲面などを自由にデザインできる。また

製紙業界、新規事業で紙依存から脱却へ

原料価格の高騰や印刷用紙の需要低迷に苦しむ製紙各社が、新規事業の開拓や事業整理で生き残りを模索している。フィンランド製紙大手UPMキュンメネは製紙工場の閉鎖などで生産能力を削減するとともに、製紙廃材を原料とする製品の開発

独高級車メーカー、好調続くも先行きに慎重

独高級車メーカー3社の2012年1-3月期(第1四半期)決算が3日までに出そろった。3社とも好調に推移しており販売台数と売上高は前年同期を上回ったものの、メルセデス・ベンツ・カーズは減益になるなど生彩にやや欠ける。また、

乗用車新車登録、4月も増加

ドイツ連邦陸運局が3日発表した2012年4月の乗用車新車登録台数は前年同月比2.9%増の27万4,066台となり、2カ月連続で拡大した。最小のミニクラスが32.2%増加、オフロード車と大型バンもそれぞれ13.6%、13.

3月機械受注、実質4%減に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が3日発表した独業界の2012年3月の受注高は前年同月比で実質4%減少し、5カ月連続で後退した。債務問題に苦しむユーロ圏からの受注が17%縮小。国内も9%落ち込んだ。欧州域外からの受注は好調

独プリンター市場、今年は2.8%成長見通し

独情報通信業界連盟(BITKOM)は4日、2012年の独プリンター市場規模が前年比2.8%増の19億ユーロに拡大するとの見通しを発表した。スキャンやコピー機能などをあわせ持つ複合機が全体をけん引、販売台数も3.5%増えて

エアバスA380の主翼部品変更へ、亀裂問題受け

欧州航空機大手のエアバスは超大型機「A380」の主翼部品をこれまでと違った素材のものに変更するもようだ。主翼に亀裂が発生する問題を受けた措置。新しい部品は年末から投入していく。広報担当者への取材などをもとに7日付『ファイ

ベルリン新空港の開港延期

ベルリン・ブランデンブルク空港の運営会社は8日、6月3日に予定していた開港を延期すると発表した。空港の防災システムに問題があるためで、ブランデンブルク州のディートマール・ヴォイトケ内相は「安全性を優先する」との立場を表明

キッチン家具業界、3年連続で売上増に

独キッチン家具メーカーの業界団体AMKがこのほど発表した2011年の業界売上高は前年比6.3%増の96億6,000万ユーロとなり、3年連続で拡大した。国内販売と輸出がともに好調だった。木材や金属など原料の価格が大きく上が

中国国営ファンドが欧州投資強化へ

中国国営ファンドCICがベルギーの投資会社A Capitalと共同で、欧州企業への出資を目的とする合弁会社を設立する。特に技術力とブランド力の高い中堅企業に照準を据える方針を打ち出しており、ドイツ企業は格好の対象になると

公募ポスト、有期雇用かどうかを明記する必要なし

空きポストが発生した場合、従業員の代表機関である事業所委員会(Betriebsrat)は新規採用者を社内公募で募集するよう経営者に要求できる。これは事業所体制法(BetrVG)93条に明記されたルールである。同法99条2

解雇訴訟のカベ、小企業の被用者には高し

従業員5人以下の企業には解雇保護法(KSchG)に基づく被用者の保護規定が原則として適用されない(即時解雇の場合を除く)。これはKSchG23条1項に規定されたルールで、被用者が2004年1月1日以降に採用された場合は雇

ドイツ経済の将来にトップエリート層が自信

ドイツのトップエリート層が自国経済の将来に対し自信を深めている。独経済誌『キャピタル』の委託でアレンスバッハ世論研究所が政財官界の有力者510人を対象に3月に実施したアンケート調査によると、「ドイツは今後10年で技術的な

2012年GDP成長率予測、政府が0.7%に据え置き

ドイツ政府は4月25日、2012年の実質国内総生産(GDP)成長率を従来予測の0.7%に据え置いた。主要経済研究所は19日に提出した『春季合同予測』で同0.9%との予測を提示したが、政府は欧州債務危機が克服されていないこ

3月小売売上、実質2.3%増に

ドイツ連邦統計局が4月30日発表した2012年3月の国内小売売上高は前年同月を名目で4.5%上回り、物価を加味した実質でも2.4%増加した。営業日数はともに27日。営業日数と季節要因を加味した前月比の変動率は名目がプラス

消費者景況感2カ月連続で悪化

市場調査大手のGfKが4月27日発表したドイツ消費者景況感指数の5月向け予測値は5.6となり、4月の5.8(修正値)から0.2ポイント落ち込んだ。同指数の悪化は2カ月連続。景気の見通しに関する指数は2カ月連続で改善したも

4月インフレ率2.0%に低下

ドイツ連邦統計局が4月26日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比の上昇率が2.0%となり、11年1月以来の低水準を記録した。3月は同2.1%、2月は2.3%に上っていた。前月比の変動率はプラス0.1%だった

輸入物価、3月の上昇率は3.1%に

ドイツ連邦統計局が4月27日発表した2012年3月の輸入物価指数は前年同月比の上昇率が3.1%となり、これまでに引き続き縮小した。エネルギーは13.1%増と大きく上がったものの、金属は低下。全体の上げ幅が減少した。前月比

協定賃金、1年で2%上昇

ドイツ連邦統計局が4月30日発表した2012年1月の国内協定賃金は前年同月を2.0%上回った。上げ幅が最も大きかったのは派遣・警備・清掃など「その他の経済サービス」で4.0%を記録。エネルギーと情報通信技術(ICT)もそ

Alpiq Holding AG―送電網部門を仏Vinciに売却―

電力インフラの建設・運営などを手がけるスイスのAlpiq Holding(ノイエンブルク)は4月27日、事業子会社Alpiq Anlagentechnik Gruppe(AAT、所在地:独ハイデルベルク)の送電インフラ部

Siemens AG―利益見通し引き下げ―

電機大手のSiemens(ミュンヘン)は4月25日の決算発表で、2012年9月通期の利益見通しを下方修正した。送電事業の不振を受けたもので、継続事業の税引き前利益を従来予測の60億ユーロから52億~54億ユーロへと引き下

Rena GmbH―水質浄化装置メーカー買収―

太陽電池製造装置メーカーのRena(ギューテンバッハ)は4月26日、水質浄化装置メーカーのStulz H+Eを買収すると発表した。太陽電池産業に強く依存する事業構造を是正するほか、財務力を強化することが狙い。取引はすでに

BASF SE―第1四半期減益に、2012年業績予測は堅持―

化学大手の独BASFが4月27日発表した2012年1-3月期(第1四半期)の営業利益(EBIT、特別項目を除く)は25億3,200万ユーロとなり、前年同期から7.3%減少した。原料価格高騰分を顧客に転嫁しきれなかったこと

Deutsche Bank AG―第1四半期の最終益33%減少―

独銀行最大手のDeutsche Bank(フランクフルト)が4月26日発表した2012年1-3月期(第1四半期)決算の最終利益は14億ユーロとなり、前年同期比で33%減少した。融資の減損処理や訴訟に伴う引当金計上が響いた

―同業Actavisを買収、世界3位に浮上―

後発医薬品大手の米Watsonは4月25日、スイスに本社を置く同業Actavisを買収することで合意したと発表した。取引金額は42億5,000万ユーロ。買収手続きが終了するとWatsonは後発医薬品の売上高が57億ドル(

Fresenius SE & Co. KGaA―独民間病院2位にTOB―

医療サービス大手のFresenius(バート・ホンブルク)は4月26日、独民間病院2位のRhoen-Klinikumに対する株式公開買い付け(TOB)計画を発表した。Freseniusは傘下に独民間病院最大手のHelio

EADS―コンピューターセキュリティ事業強化へ―

欧州航空宇宙大手のEADS(蘭スキポール)は4月27日、コンピューターセキュリティ事業を強化すると発表した。サイバー攻撃が政府機関や軍、企業の大きな脅威となっていることに対応。総合的なソリューションを提供して市場を開拓し

Deutsche Lufthansa AG―LCC事業の統合検討―

航空大手の独Lufthansa(フランクフルト)が傘下の格安航空(LCC)子会社EurowingsとGermanwingsを新たなLCCに統合することを検討している。『ビルト』紙が27日付で報じ、同社が追認した。 \ 同

Muenchener Rueck―株式投資強化へ―

再保険大手の独Muenchener Rueckが株式投資を強化する。欧州債務危機の影響で債券市場が低迷しているため。同社のイェルク・シュナイダー取締役(財務担当)が『ハンデルスブラット』紙に対し明らかにした。 \ Mue

Deutsche Boerse AG―先物取引所Eurexを完全子会社化―

フランクフルト証券取引所を運営するDeutsche Boerseは4月30日、先物取引所Eurexの資本50%を共同出資者のSIXグループから譲り受け100%子会社化したと発表した。同買収計画は1年前に打ち出したもので、

Talanx AG―独で従業員7%削減へ―

独保険市場3位のTalanx(ハノーバー)は4月26日、国内従業員(1万1,000人)の7%に当たる730人を削減すると発表した。2006年に同業Gerlingを買収したことで生じた業務の重複を解消する。経営上の理由によ

Edeka

独食品スーパー最大手のEdekaは4月24日、標準的な店舗面積を今後は1,200~1,500平方メートルとする方針を明らかにした。面積が広い方が利益率が高いため。同社の平均店舗面積は現在800平方メートル。これを下回る店

Wacker Chemie

化学大手Wacker Chemieのルドルフ・シュタウディグル社長は4月27日、太陽電池セルの原料である高純度シリコンの需要が回復したことを明らかにした。第1四半期の販売規模は前年同期比で約50%拡大。工場は現在もフル稼

Deutsche Bank

米ニューヨーク連邦準備銀行(Federal Reserve Bank of New York)は4月26日、保険大手AIGの救済に伴い取得した債務担保証券(CDO)をDeutsche BankとBayclaysからなるコ

送電ネットワークを「自前で敷設」、風力発電業界が提案

独風力エネルギー全国連盟(BWE)は4月24日、深刻化している送電インフラ不足の解決に向けて風力発電所から超高圧送電網(380/220kV:ネットワークレベル1)に直接接続する専用ケーブルを発電所運営者が自前で敷設するこ

カーエアコン用新冷媒、欧州委が12年末まで導入猶予

カーエアコン用の新規冷媒として2011年から欧州連合(EU)域内で販売される新車への使用が義務づけられた「R1234YF」について、EUの欧州委員会は今年末まで導入を猶予することを決めた。同製品を独占生産する米ハネウェル

独バイオ業界、売上成長も資金調達は困難に

会計監査法人のアーンスト&ヤング(E&Y)がこのほどまとめた『独バイオテクノロジー・レポート』最新版によると、同国バイオテクノロジー業界の2011年の売上高は10億9,000万ユーロとなり、前年比で10%拡大し

新車ネット販売、実店舗販売の脅威に

独立系のネット仲介業者による新車販売がドイツで急成長している。新車販売全体に占めるシェアは現在1%程度にとどまるものの、店頭より価格が安くモデルの比較も簡単にできることなどから若年層を中心に利用者が増えている。一方、激し

中国の自動車生産能力は「3割過剰」

会計・コンサルティング大手KPMGはこのほど、中国自動車市場に関する調査レポートを発表した。それによると、同国内の2014年の自動車生産能力は09年比で117%拡大し年3,500万台に達する見通し。増加幅は中国政府の5カ

磁石の回転で生体内発電が可能に

体内埋め込み型医療機器に外部から非接触で充電する新たな手法をフラウンホーファーセラミック技術・システム研究所(IKTS)が開発した。磁気カップリングと呼ばれる現象を利用し、体内に埋め込まれたジェネレーターに磁力で回転動力

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