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2010/4/14

企業情報

RWE AG―自治体系エネルギー会社と再可エネの合弁会社を設立―

この記事の要約

独エネルギー大手RWE(エッセン)は6日、自治体系エネルギー供給会社(Stadtwerke:SW)26社と共同で再生可能エネルギープロジェクトの合弁会社Green Gecco GmbH & Co. KGを設立し […]

独エネルギー大手RWE(エッセン)は6日、自治体系エネルギー供給会社(Stadtwerke:SW)26社と共同で再生可能エネルギープロジェクトの合弁会社Green Gecco GmbH & Co. KGを設立した。出資比率はRWEの再可エネ子会社RWE Innogyが51%、ノルトライン・ヴェストファーレン州とニーダーザクセン州のSW26社が49%。新会社は2020年までに10億ユーロを投じ、主に国内で風力、水力、太陽エネルギー、地熱、バイオマスを利用する電力・熱生産プロジェクトを実施する。SWはRWEと提携することで、大型プロジェクトへの投資が可能になる。

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新会社はプロジェクトの第一弾としてスコットランドで内陸風力発電パークを建設・運営する。同発電パークの発電能力は20メガワットで、2011年の稼働を予定している。

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RWE Innogyは今回の合弁化にともない、同社がドイツ国内で計画、実施する再可エネプロジェクトを今後2年の間、毎年1件ずつGreen Geccoに譲渡することを確約した。新会社の事業基盤を早期に固めるのが狙いで、まずはドイツ北西部で計画しているバイオマス火力発電所の建設・運営プロジェクトを新会社に移管する予定だ。同社のファーレンホールト社長は、将来的に北海の洋上発電プロジェクトやスペインの太陽熱発電プロジェクトも新会社に引き渡す可能性を示唆した。

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