連邦雇用庁(BA)傘下の労働市場・職業研究所(IAB)が7日発表した被雇用者全体の2012年の労働時間はのべ581億2,000万時間となり、前年比で0.4%増加した。景気減速を受けて被用者1人当たりの労働時間は0.7%減の1,397時間に縮小したものの、営業日数が2日多く、就業者数も1.1%増の4160万人に拡大したことでのべ時間が押し上げられた格好。労働生産性は0.3%向上した。
\被用者に占めるフルタイム労働者とパートタイム労働者の割合は2011年とほぼ変わらず、パートタイムは全体の34.5%を占めた。1週間当たりの平均労働時間はフルタイムで38時間、パートタイムで14.8時間。年間残業時間は平均48時間弱で、1時間減少した。
\病気による欠勤は平均9日で、前年より0.5時間減少。病欠率は平均3.59%となり、前年の3.78%から1.9ポイント低下した。
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