企業情報

VTG―スイス同業AAE買収―

鉄道コンテナリース欧州最大手の独VTG(ハンブルク)は9月29日、スイスの同業AAEを買収することで合意したと発表した。保有コンテナ数を大幅に増やすほか、鉄道と他の運送手段を組み合わせたコンビ輸送事業を強化する狙い。買収 […]

アリアンツ―個人向けの全保険商品でネット契約を可能に―

保険大手のアリアンツ(ミュンヘン)はドイツ本国で、すべての個人向け保険商品をインターネットで契約できるようにする。代理店を通した伝統的な販売ルートが細っているためで、まずは契約が比較的簡単な自動車保険で実施する。同社は2

MAN―ギアボックスでスカニアと提携―

フォルクスワーゲン(VW)の商用車子会社である独MANとスウェーデンのスカニアは23日、ギアボックス分野で提携すると発表した。コスト削減が狙いで、まずは2016年からスカニアのギアボックス(ハード)をMANの車両「TGS

ダイムラー―「スプリンター」の米生産を検討―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)がデリバリーバン「スプリンター」の米国生産を検討している。現在は独デュッセルドルフ工場で生産・輸出しているものの、コストがかさむため、北米市場向けを現地生産に切り替える方向だ。

フォード―ケルン工場で操短―

自動車大手の米フォードが独ケルン工場で操業時間の短縮に踏み切る。小型車「フィエスタ」の需要が落ち込んでいることを受けた措置。地元紙『ケルナー・シュタット・アンツァイガー』が19日報じた。 1日当たりの生産台数をこれまでの

ダイムラー―独東部の直営販売店をすべて売却―

高級車大手のダイムラー(シュツットガルト)はドイツ東部の直営販売・修理店をすべて、売却する意向だ。当初計画ではマグデブルク、シュヴェリーン、ロストックの拠点に限られていたが、良い買い手が現れたため、ライプチヒ、ドレスデン

シーメンス―米でライトレール車両175編成を受注―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は19日、米サンフランシスコ市の交通当局からライトレール車両175編成を受注したと発表した・受注額は6億4,800万ドル。オプション契約85編成を加えると、同社が米国の近距離鉄道車両市

ノルデックス―過去最大の受注獲得―

風力発電設備大手のノルデックス(ハンブルク)は22日、独プロジェクト事業者PNEヴィントからタービン24基を受注したと発表した。受注額は明らかにしていないものの、単独の受注としては同社史上最大だとしている。ドイツでは8月

バイエル―樹脂部門を分離・上場へ―

製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は18日、樹脂部門バイエル・マテリアル・サイエンス(BMS)の分離・上場計画を発表した。同部門は収益力が弱く、以前から分離・売却観測が出ていた。バイエルは今後1年半以内にBMS

バイエル―農業科学部門で研究開発に年10億ユーロ―

独バイエルの農業科学子会社バイエル・クロップサイエンス(モンハイム・アム・ライン)は17日、農薬と種苗の開発に年およそ10億ユーロを投じる方針を明らかにした。世界需要の拡大に対応、ニーズに見合った製品を市場投入する考えだ

メルク―米試薬大手シグマ・アルドリッチ買収へ―

製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は22日、試薬大手の米シグマ・アルドリッチを買収することで合意したと発表した。ライフサイエンス産業向け事業を強化する狙い。今後、シグマ・アルドリッチの臨時株主総会で株主の支持を

メルク―バイオシミラーの開発費拡大―

製薬大手の独メルク(ダルムシュタット)は18日、バイオシミラー(バイオ医薬品の後発薬)の開発強化方針を明らかにした。現在フェーズ1段階(治験の第1段階)にある医薬品の開発状況に応じて、同分野の開発費を今年の1億ユーロから

ベーリンガー・インゲルハイム―独で人員削減へ―

製薬大手のベーリンガー・インゲルハイム(インゲルハイム・アム・ライン)がドイツ本国の従業員およそ1,000人を削減する計画だ。コスト削減プログラム「ジャーニー」を受けた措置で、ドイツでは経費を15%(4億5,000万ユー

ヘンケル―放熱材料メーカーを買収―

化学大手の独ヘンケル(デュッセルドルフ)は18日、放熱材料製造の米ベルグクエストを買収すると発表した。2016年までに売上高を200億ユーロに拡大する戦略の一環。同社はこの目標の達成に向けて最近、他社買収を積極化している

SAP―過去最大の買収、クラウド事業強化へ―

企業向けソフト大手の独SAP(ヴァルドルフ)は18日、米同業コンカーを買収すると発表した。コンカーは出張管理・経費精算ソリューションをクラウドベースで提供しており、SAPは同社を傘下に収めることで自社のクラウド事業を強化

フィリップス―組織再編、照明部門は分離・上場へ―

電機大手の蘭フィリップス(アムステルダム)は23日、組織再編計画を発表した。ヘルスケア部門とライフスタイル家電部門を新設する新会社「ヘルステック」に統合。照明部門は分離して独立企業とする。これらの措置により、コストを20

エアバスグループ―軍需・宇宙部門で事業集約―

欧州航空宇宙大手のエアバスグループ(蘭ライデン)は16日、軍需・宇宙部門エアバス・ディフェンス・アンド・スペースの再編計画を発表した。世界市場で主導的な立場を保てる分野に経営資源を集約、それ以外の事業は原則的に放出する考

ラインメタル―ティッセンクルップの軍用船部門など買収か―

軍用品・自動車部品大手の独ラインメタル(デュッセルドルフ)がティッセンクルップの軍用船部門などを買収するとの観測が浮上している。消息筋の情報として経済紙『ハンデルスブラット』が12日付で報じた。両社はコメントを控えている

ダナハー―スイスのインプラント大手を買収―

産業・環境・医療機器大手の米ダナハーは15日、歯科インプラントの有力企業であるスイスのノーベル・バイオケアを完全買収する方針を明らかにした。歯科事業を強化する狙い。買収計画はノーベル・バイオケアの経営陣に支持されており、

ヴィンタースハル―北海で権益取得―

独BASF傘下の石油・天然ガス大手ヴィンタースハル(カッセル)は12日、ノルウェー国営エネルギー会社スタトイルから石油・天然ガス田などの権益を取得することで合意したと発表した。同社はノルウェーとロシアを中心とする石油・天

レナ・ランゲ―自己管理型の経営再建を申請―

墺投資会社ルーディギーア・ウント・パートナー傘下の独高級婦人服メーカー、レナ・ランゲが9日、ミュンヘン区裁判所に自己管理型の経営再建手続きの適用を申請したことが分かった。経営悪化の理由は明らかにされていない。同社は事業拡

アルディ―英店舗数を21年までに倍増―

ディスカウントスーパー大手の独アルディが英国の店舗数を2021年までに現在の530カ所から約1,000カ所に拡大する。同国事業が好調なため。他のスーパーは同社と独リドルの価格攻勢を受けて苦戦を強いられており、英市場の競争

ロケット・インターネット―年内IPOへ―

出資対象をネットビジネス分野のスタートアップ企業に絞った独投資会社ロケット・インターネット(ベルリン)は10日、株式公開(IPO)計画を発表した。市場資金を事業の拡張に充てる考えで、年内にもフランクフルト証券取引所のエン

ZFフリードリヒスハーフェン―米同業TRW買収で合意―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは15日、米同業TRWオートモーティブを買収することで合意したと発表した。来年上半期の買収手続き終了を見込む。ZFは売上高が170億ユーロ(2013年実績)から約300億ユー

ボッシュ―ZFとのステアリング合弁を完全傘下に―

自動車部品大手のボッシュ(シュツットガルト)は15日、同業ZFフリードリヒスハーフェンとの折半出資で運営するステアリング合弁会社ZFレンクジステーメを完全子会社化することで合意したと発表した。取引金額は非公開。ZFフリー

オペル―露工場で人員削減、現地需要の減少受け―

米ゼネラル・モーターズ(GM)の欧州子会社オペルは16日、ロシアのサンクトペテルブルク近郊にある工場で人員削減を行うと発表した。同国ではウクライナ問題を受けて自動車需要が大きく落ち込んでおり、同社は急速な回復が見込めない

オペル―新小型車投入へ、価格は1万ユーロ未満か―

米ゼネラル・モーターズ(GM)の欧州子会社オペル(リュッセルスハイム)は11日、「コルサ」「アダム」に続く小型車の投入計画を発表した。同社は経営再建に向けてモデルを拡充する戦略を打ち出しており、その一環として来年夏に新モ

ダイムラー―独乗用車工場に30億ユーロ超を投資―

高級車大手のダイムラー(シュツットガルト)は今年、ドイツ本国の乗用車工場に総額30億ユーロ以上を投資する。販売拡大計画を受けた措置で、工場の生産能力拡張と近代化を進める意向だ。乗用車部門の生産事業を統括するマルクス・シェ

BMW―本社工場に7億ユーロ投資へ―

高級車大手の独BMWがミュンヘンの本社工場に7億ユーロを投資することを、従業員代表の事業所委員会と取り決めた。事業所委が9日に明らかにしたもので、同委はその見返りとして有給の休憩時間を一部、無給とすることを受け入れた。B

ポルシェ・オートモビル―交通情報サービス会社に出資―

自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の議決権50%超を持つ投資会社ポルシェ・オートモビル・ホールディング(シュツットガルト)は12日、交通情報サービスの米インリックスの資本およそ10%を約5,500万ドルで取得したと発表

RWE―洋上風力発電パークを合弁化、資金難で―

エネルギー大手の独RWE(エッセン)は4日、北海に建設予定の風力発電パーク3カ所を、再生可能エネルギー子会社RWEイノジーがカナダの電力会社ノースランド・パワーとの合弁に切り替えると発表した。RWEは債務圧縮に向けて再可

サノフィ―デング熱ワクチン開発に成功―

製薬大手の仏サノフィ(パリ)は3日、デング熱ワクチンの開発に成功したと発表した。臨床試験の最終段階であるフェーズ3で成果が上がっており、来年下半期に市場投入する考えだ。デング熱にはこれまでワクチンがなかった。 ラテンアメ

エボテック―マイルストーン収入が入らない恐れ―

独バイオ企業エボテック(ハンブルク)は9日、イスラエルの同業アンドロメダ・バイオテックから今年、入金予定のマイルストーン340万ユーロを取得できない恐れがあると発表した。アンドロメダとは現在、協議しているものの、取得不能

ルフトハンザ・カーゴ―日欧間の航空貨物でANAと合弁―

ルフトハンザ航空の航空貨物子会社ルフトハンザ・カーゴ(フランクフルト)は3日、日欧間の航空貨物事業をANAと共同化すると発表した。ANAは同日、国土交通省からATI(独占禁止法適用除外)の認可を受けおり、両社は今月中に合

ヒューゴ・ボス―投資会社パーミラの出資比率50%未満に―

高級アパレル大手の独ヒューゴ・ボス(メッチンゲン)は2日、英投資会社パーミラが同社株11.2%を放出すると発表した。これによりパーミラの出資比率は50%プラス1株から39%弱に低下。ヒューゴ・ボスの浮動株比率は59%に上

ツァランド―IPOへ―

ネット通販大手の独ツァランド(ベルリン)は3日、新規株式公開(IPO)を実施すると発表した。調達資金を事業の拡大に投じる考えで、上場環境が悪化しなければ年内にも株式市場にデビューする。ロイター通信が消息筋の情報として報じ

ビルフィンガー―利益予測引き下げ、今年3度目―

建設大手の独ビルフィンガー(マンハイム)は3日、2013年の利益見通しを引き下げた。下方修正は今年3度目。同社ではコッホ前社長が利益見通しを短期間のうちに2度、下方修正した責任を負って8月上旬に辞任したばかりで、同社に対

フラポート―リュブリャナ空港買収―

フランクフルト国際空港を運営するフラポートは5日、スロベニアのリュブリャナ空港の資本75.5%を、国営会社を中心とするコンソーシアムから買収すると発表した。取引金額は1億7,710万ユーロ。リュブリャナ空港はバルカン各地

ドイツ銀行―オープンエンド型不動産ファンド立ち上げ―

独民間最大手銀行のドイツ銀行(フランクフルト)は8日、オープンエンド型不動産ファンド(OIF)「グルントベジッツ・フォークス・ドイチュラント」を10月1日から販売すると発表した。低金利を背景に実物投資の需要が個人投資家の

ダイムラー―中国合弁がEV生産開始―

高級車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は9日、中国同業の比亜迪汽車(BYD)と共同で設立した合弁会社、深センBYDダイムラー・ニュー・テクノロジー(BDNT)が電気自動車(EV)「騰勢(DENZA)」の生産を開始し

モーベル―タクシーアプリ会社など買収―

自動車大手の独ダイムラーは3日、モビリティ支援サービス子会社モーベル(Moovel、ラインフェルデン・エヒターディンゲン)が、アプリを利用したタクシー配車サービスを提供する独企業インテリジェント・アプス(Intellig

ドイツテレコム―固定・移動通信の一体料金を導入―

電気通信大手のドイツテレコム(ボン)は5日、固定網通信と移動通信を一体化した新しい料金体系「マゲンタ・アインス(Magenta Eins)」を発表した。割安感のある固定料金としたほか、付加サービスも提供。新規顧客を獲得す

ユナイテッド・インターネット―同業買収―

独電気通信サービス大手のユナイテッド・インターネット(モンタバウアー)は3日、出資先の同業企業フェルザテル(Versatel)の資本74.9%を投資会社KKRから取得し、完全子会社化すると発表した。フェルザテルは光ファイ

ボナフェルデ―焙煎機能付きコーヒーメーカー発売へ―

ベルリンのスタートアップ企業ボナフェルデ(Bonaverde)が自社開発の焙煎機能付きコーヒーメーカーを世界で初めて販売する計画だ。『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が報じたもので、予約販売した製品の引き渡しを今秋にも

BASF―ケニアで工場開設、コンクリート添加剤を生産―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は8月28日、ケニアの首都ナイロビでコンクリート添加剤工場の開所式を行った。アフリカ東部でコンクリート需要が拡大していることに対応。現地生産を開始した。同社はアフリカ売上を

S.A.G.ゾラーシュトローム―中国企業が買収―

昨年末に経営破たんした太陽光発電プロジェクト会社の独S.A.G.ゾラーシュトローム(フライブルク)は8月30日、中国の太陽電池メーカー順風光電国際有限公司(Shunfeng Photovoltaic Internatio

SLMソリューションズ―上期新規受注が倍増―

3Dプリンター製造の独SLMソリューションズ(ヴィースバーデン)は8月28日の決算発表で、2014年上半期(1~6月)の新規受注台数が前年同期の10台から20台に倍増したと発表した。8月22日時点では27台に拡大しており

クーカ―事業家が株式10%以上を取得、狙いは不明―

独産業ロボット大手クーカの株式10.018%を独事業者フリードヘルム・ロー氏が取得したことが1日、明らかになった。「戦略的な目的の遂行」が狙いだとしているものの、出資の具体的な意図は明らかにしていない。役員人事に影響力を

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