企業情報

シーメンス―イラン国鉄から大型受注見通し―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)がイラン国鉄から大型受注を獲得する見通しだ。現地メディアが報じシーメンスが追認したもので、広報担当者はロイター通信に「制裁が解除された場合、シーメンスとイランは鉄道分野のインフラ改善に […]

セントロサーム・フォトボルテイクス―創業者が買い戻し―

太陽電池製造装置メーカーの独セントロサーム・フォトボルテイクス(ブラボイレン)は8日、同社株80%を管理するソル・フトゥラ・フェアヴァルトゥングスゲゼルシャフトが保有する全株式を投資会社ソーラーパーク・ブラオタールに売却

ブレイン―IPOを計画―

産業用バイオテクノロジー企業の独ブレイン(ツヴィンゲンベルク)は5日、新規株式公開(IPO)方針を発表した。市場資金を調達して開発中の製品の市場投入を加速する考え。ユルゲン・エック社長は『フランクフルター・アルゲマイネ』

ネスレ・ヘルス・サイエンス―腸内感染治療薬で提携―

スイスの食品大手ネスレ(ヴェヴェイ)は11日、製薬子会社ネスレ・ヘルス・サイエンスが米バイオ企業セレス・セラピューティックスと提携したと発表した。セレスが開発中の腸内感染症治療薬「エコビオティクス」の開発を支援。市場投入

ヴァレオ―独パイカ―を買収、自動運転など強化へ―

自動車部品大手の仏ヴァレオ(パリ)は12月21日、車載通信部品製造の独パイカ―をオーナーのアンドレアス・パイカー社長から完全買収すると発表した。自動運転やコネクテッドカー分野のノウハウを拡充する狙い。買収金額は明らかにし

エーオン―蓄電分野でサムスンと提携―

エネルギー大手の独エーオン(デュッセルドルフ)は12月16日、蓄電池の分野でサムスンの電池子会社サムスンSDIと提携することで基本合意したと発表した。再生可能エネルギー由来の電力の増加を背景に蓄電需要が拡大していることに

バイエル―ゲノム編集で合弁―

製薬大手の独バイエル(レバークーゼン)は12月21日、スイスのバイオ新興企業クリスパー・セラピューティクスと提携すると発表した。折半出資の合弁会社をロンドンに設立するほか、クリスパー・セラピューティクスに3,500万ドル

ベーリンガー・インゲルハイム―バイオ医薬品工場を新設―

独製薬2位のベーリンガー・インゲルハイムは12月22日、オーストリアの首都ウィーンにバイオ医薬品の生産拠点を設置すると発表した。自社製品と受託製造製品の増加を見据えた措置で、2021年から操業を開始する予定だ。 細胞培養

メディジーン―がん免疫治療事業を大幅強化―

独バイオ企業メディジーン(マルティンスリート)は12月18日、がん免疫治療事業の大幅強化方針を明らかにした。その一環で乳がん治療薬「Endotag」の権利を台湾の提携先企業Syncoreに譲渡。売却益を同事業の強化に充て

コメルツ銀行―ルクセンブルクの資産管理会社を売却―

独2位銀行のコメルツ銀行(フランクフルト)は12月16日、ルクセンブルクの富裕層向け資産管理子会社Cisal(コメルツバンク・インターナショナル・S.A.ルクセンブルク)をスイス同業ユリウス・ベアに売却することで合意した

ドイツ銀行―中国の華夏銀行から資本撤退―

ドイツ銀行(フランクフルト)は12月28日、中国・華夏銀行の株式19.99%を現地の損保大手PICC中国人民財産保険に売却することで合意したと発表した。売却益は簿価(30億ユーロ)を上回る32億~37億ユーロとなる見通し

IBM―IoTの統括拠点をミュンヘンに設置―

IT大手の米IBMは12月15日、ドイツ南部のミュンヘンにIoT(モノのインターネット)部門「ワトソンIoT」の世界統括拠点を設置すると発表した。ドイツは産業化の度合いが高いうえ、ミュンヘンには自動車、電機、半導体など幅

ティッセンクルップ―ネット販売を強化―

鉄鋼大手の独ティッセンクルップ(エッセン)は12月15日、インターネット販売事業の強化方針を打ち出した。鉄鋼需要と価格の低迷を受けて業績が振るわないため、ネットビジネスを強化して業績を拡大する考えだ。 販売部門マテリアル

フォイト―デジタル部門立ち上げ―

機械大手の独フォイト(ハイデンハイム・アン・デア・ブレンツ)は9日、各事業部門に分散するデジタル関連の事業を統合し来年初頭から新部門「デジタル・ソリューションズ」を設置すると発表した。新たな事業モデルを構築して、ドイツが

アイクストロン―中国企業が発注をほぼ全面撤回―

半導体製造装置メーカーの独アイクストロン(ヘルツォーゲンラート)は9日夜、中国の発光ダイオード(LED)チップ大手、三安光電(Sanan Optoelectronics)からの受注規模を大幅に縮小することで両社が合意した

クラース―売上記録更新―

農業機械大手の独クラース(ハルゼヴィンケル)が14日発表した2015年9月通期決算の売上高は前期比0.4%増の38億3,850万ユーロとなり、過去最高を更新した。農機市場は縮小しているものの、同社は欧州域外の売上高を11

ダイアログ・セミコンダクター―売上予測引き下げ―

独英資本の半導体大手ダイアログ・セミコンダクター(ロンドン)は15日、2015年10-12月期(第4四半期)の売上高を従来見通しの4億3,000万~4億6,000万米ドルから3億9,000万~4億ドルへと下方修正した。携

メルク―電子素材のスタートアップ買収―

化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は14日、電子素材の開発を手がける米スタートアップ企業、オーメット・サーキットへの出資比率を引き上げ完全子会社化したと発表した。半導体向け素材事業を強化することが狙い。買収金額は公表

フォルクスワーゲン―グループ販売台数が11月も減少―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が11日発表した11月のグループ新車販売台数は前年同月比2.2%減の83万3,700台となり、これまでに引き続き縮小した。同社の排ガス不正問題が発覚した米国で2ケ

BMW―1~11月販売で200万台を初突破―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)が10日発表した1~11月のグループ乗用車販売台数は203万3,948台となり、前年同期比で6.9%増加した。11月末時点で200万台を超えたのは今年が初めて。過去最高となった昨年通期実

ボルクヴァルト―5年後をめどにIPO―

今年54年ぶりに本格的に復活したドイツの自動車メーカー、ボルクヴァルト・グループ(シュツットガルト)が新規株式公開(IPO)を視野に入れている。業界紙『オートモビルボッヘ』が13日報じ、同社が追認したもので、5年後をめど

ベーリンガー―サノフィと資産交換、動物薬事業を取得へ―

製薬大手の独ベーリンガー・インゲルハイムは15日、仏同業サノフィと資産交換することで合意したと発表した。自社の一般医薬品(OTC)事業を譲渡してサノフィの動物薬事業(メリアル)を取得。動物薬事業の売上高を約38億ユーロに

テバ―独ウルムに巨額投資―

後発医薬品世界最大手のテバ(イスラエルのペタク・チクヴァ)は9日、独子会社ラティオファームのウルム本社工場にバイオ医薬品の生産施設を設置すると発表した。投資額は1億ユーロのケタ台の後半で、テバが行う個々の投資では過去最大

ゴーユーロ―ゴールドマン・サックスなどが出資―

移動手段の比較・予約サービスを手がけるドイツのスタートアップ企業ゴーユーロ(GoEuro、ベルリン)は9日、ゴールドマン・サックス・インベストメント・パートナーズを中心とする企業連合から4,500万ドルの出資を受けること

ローデンストック―新たな投資家が出資―

眼鏡製造の独ローデンストック(ミュンヘン)は9日、英投資会社コンパス・パートナーズが同社に資本参加すると発表した。ローデンストックは2007年、独投資会社ブリッジポイントに買収されており、新たな大株主を得たことになる。出

ドイツ鉄道―英で大型受注、売上高で100億ユーロ以上―

ドイツ鉄道(DB、ベルリン)は10日、イングランド北部地区の旅客鉄道運営権をめぐる入札で現地子会社アリバが落札したと発表した。DBはこれにより、英鉄道市場シェアを現在の14%から22%に拡大。同市場最大手の一角を占めるよ

ケーニッヒ&バウアー―HPと共同開発の印刷機を公開―

印刷機械大手の独ケーニヒ&バウアー(KBA)は米IT大手HPと共同開発した包装材用デジタル印刷機を2日から2日間、ヴュルツブルクの本社工場で公開した。デジタル包装材印刷の世界市場は年17%のスピードで拡大し2019年には

ボッシュ―車載システムでグーグルなどに対抗―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は移動通信端末をテレマティクスと連動させる車載システムの分野で米IT大手グーグル、アップルに対抗し、独自のポジショニングを確保する意向だ。顧客の自動車メーカーの間にグーグルな

ポルシェ―2020年までにEVを市場投入―

フォルクスワーゲン(VW)の高級車子会社ポルシェは4日、電気自動車(EV)タイプのスポーツ車を2020年までに市場投入すると発表した。同社がEVをラインアップに加えるのは初めて。航続距離や充電時間の面で実用性の高いモデル

ダイムラー―メルセデスの販売記録更新が確定―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は4日、高級乗用車ブランド「メルセデスベンツ」の1-11月期の販売台数が前年同期比13.9%増の169万3,494台となり、昨年通期実績(165万10台)を上回ったと発表した。

エダック―株式市場にデビュー―

自動車の設計・開発サービスを手がけるエダック(スイスのアルボン)は2日、独フランクフルト市場で新規株式公開(IPO)を実施した。初値は売出価格(19ユーロ)を上回る19.55ユーロで、終値も22ユーロと好調だった。 完全

リンデ―17年業績目標を撤回―

工業ガス大手の独リンデ(ミュンヘン)は11月30日、2017年の使用資本利益率(ROCE)で11~12%を達成するとした目標を取り下げた。同目標を設定した14年10月に比べ事業を取り巻く環境が大幅に悪化したためで、17年

リンデ―米医療ガス会社を買収―

工業ガス大手の独リンデ(ミュンヘン)は7日、米国の医療ガス供給会社アメリカン・ホームペイシェントを買収すると発表した。同国事業を強化することが狙い。買収金額は明らかにしていない。クロージングは来年第1四半期を見込む。 ア

メルク―抗がん剤の認可申請を断念―

製薬大手の独メルク(ダルムシュタット)は7日、抗がん剤「エボホスファミド(Evofosfamide)」の認可申請を断念すると発表した。治験の結果が思わしくなかったためで、同薬に投入予定だった資金を他の抗がん剤や免疫疾患治

ドイツ鉄道―赤字転落か―

ドイツ鉄道(DB、ベルリン)の2015年12月期の純損益が赤字に転落するもようだ。内部文書をもとに各種メディアが報じたもので、12億5,700万ユーロを計上するという。 同社は今夏、事業を包括的に見直す方針を打ち出した。

JABホールディング―カプセルコーヒーの米キューリグを買収―

独富豪ライマン家の投資会社JABホールディング(ルクセンブルク)は7日、同社を中心とするコンソーシアムがカプセルコーヒー大手の米キューリグ・グリーン・マウンテンを買収すると発表した。JABは近年、買収を通してコーヒー事業

シュタインホフ―フランクフルトでIPO―

世界的な家具製造販売事業者である蘭シュタインホフ・インターナショナル・ホールディングスは7日、独フランクフルト市場で新規株式公開(IPO)を実施した。初値は5ユーロで、時価総額は約190億ユーロと大きい。浮動株比率が約7

ドイツ銀行―「ロボット・アドバイザー」サービスを開始―

独最大手銀行のドイツ銀行(フランクフルト)は7日、同行のオンライン投資プラットホーム「マックスブルー」で「ロボット・アドバイザー」サービスを開始すると発表した。各投資家に最適の投資ポートフォリオをアルゴリズムを利用して自

ナンバー26―欧州6カ国に進出―

スマートホン上の手続きだけでオンライン振替口座を開設できるサービスを手がける新興企業のナンバー26(ベルリン)は3日、欧州6カ国に同日付で進出すると発表した。共同設立者のファレンティン・シュタルフ最高経営責任者(CEO)

レンディコ―融資仲介額が1年で2.6倍に―

インターネット上のプラットホームで融資の仲介事業を手がける独レンディコ(Lendico、ベルリン)は1日、仲介総額が17億ユーロに達し、1年前の6億5,000万ユーロから2.6倍に拡大したと発表した。ユーザーは3大陸7カ

デュル―ソフト企業買収でI4.0分野を強化―

塗装装置など生産設備を手がける独デュル(ビーティヒハイム・ビッシンゲン)は4日、ソフトウエア製造開発の独iTACソフトウエアを複数の投資会社から完全買収したと発表した。インダストリー4.0(I4.0)の分野でノウハウを強

ボッシュ―スマートホーム子会社を立ち上げ―

自動車部品系の複合企業である独ボッシュ(シュツットガルト)は11月26日、スマートホーム関連事業を統合し新会社を設立すると発表した。スマートホームの世界市場は今後、急速に拡大すると予想されることから、新会社に事業を集約し

インフィニオン―米同業買収で大幅な増収増益に―

半導体大手の独インフィニオン(ミュンヘン)が11月26日発表した2015年7-9月期(第4四半期)決算の売上高は前年同期比36%増の15億9,800万ユーロと大幅に拡大した。米同業インターナショナル・レクティファイアー(

スウォッチ―支払い機能付きスマートウォッチ投入へ―

スイスの時計大手スウォッチは支払い機能付きのスマートウォッチを市場投入する計画だ。米アップルのスマートウォッチ「アップル・ウォッチ」に対抗する考えで、決済サービス大手の米ビザと共同で事業を展開していく。スイス紙『ルタン』

ゾンネンバッテリー―電力大手に宣戦布告―

太陽光発電向けの蓄電池を製造する独ゾンネンバッテリー(ヴィルトポルツリード)が電力大手から顧客を大量に奪い取る考えだ。フィリップ・シュレーダー新社長が経済紙『ハンデルスブラット』に明らかにしたもので、10年後には最大手エ

ヘラー―卸事業を強化―

自動車照明・電子部品製造大手の独ヘラー(リップシュタット)は11月24日、デンマークとポーランドの出資先企業2社を完全買収すると発表した。卸売事業を強化することが狙いで、買収する2社を北欧・東欧の卸売事業を統括する傘下の

ティッセンクルップ―サウジで大型受注―

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップ(エッセン)は11月25日、プラント子会社ティッセンクルップ・インダストリアル・ソリューションズがサウジアラビアのセメント大手ヤママ・サウジ・セメント・カンパニーから大型受注を獲得した

RWE―再可エネ事業などを子会社化、来年末までにIPO―

エネルギー大手の独RWEは1日、再生可能エネルギー、送配電、販売事業を分社化したうえで新規株式公開(IPO)を実施すると発表した。将来性の高い事業を株式市場にデビューさせて配当を受け取ることでRWE本体の財務力を向上。原

アーマセル―投資会社ブラックストーンなどが買収―

米投資会社ブラックストーンとデンマーク同業のKIRKBIは11月30日、ルクセンブルクに本社を置くドイツ系の断熱材メーカー、アーマセルを英投資会社チャーターハウスから買収すると発表した。チャーターハウスは2年前にアーマセ

ヴォノヴィア―大型買収計画を株主が承認―

独住宅不動産市場トップのヴォノヴィア(旧ドイチェ・アニントン、デュッセルドルフ)は1日、同2位のドイチェ・ヴォーネンに対する株式公開買い付け(TOB)計画を正式発表した。11月30日の臨時株主総会で株主の承認を取得。TO

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