中東欧マクロ経済

トルコが利下げ、政策金利7.75%に

トルコ中央銀行は20日、主要政策金利である7日物レポ金利を現行の8.25%から0.5ポイント引き下げ、7.75%にすると発表した。利下げは6カ月ぶり。原油安によるインフレ率低下に加え、政府による利下げ圧力の高まりに対応し […]

ロシア成長予測を下方修正=世銀

世界銀行は13日発表の経済見通しで、ロシアの成長予測を大幅に下方修正した。今年の国内総生産(GDP)は2.9%減と、従来予測(0.7%減)よりも落ち込みが激しくなるとみている。来年は0.1%増(従来:0.7%増)、201

資本規制の必要なし=ロシア中銀副総裁

昨年、過去最高規模の資本流出を記録したロシアだが、同国中央銀行のクセニア・ユダエヴァ第一副総裁は資本の流れを規制する必要性はないとみている。ロイター通信による20日のインタビューで明らかにしたもので、下半期に限ると流出の

中銀、政策金利を2%に据え置き

ポーランド中央銀行の国立銀行は(NBP)は14日の金融政策理事会で、政策金利を史上最低水準の2%に据え置くことを決定した。据え置きは3カ月連続。成長率の減速が懸念される中、低金利政策を維持して景気の下支えを図る。ロンバー

ハンガリーインフレ率、過去最低のマイナス0.9%に

ハンガリー中央統計局(KSH)が14日発表した2014年12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比でマイナス0.9%となり、過去最大の下げ幅を記録した。CPIの低下は4カ月連続。7つのカテゴリーのうち5つで下落、全体が

コルナ安進む、対ユーロで過去6年間の最安値

チェコの通貨コルナの下落が進んでいる。12日には、2014年12月のインフレ率が0.1%に低下したことや11月の小売売上低迷を受けて景気後退懸念が強まり、対ユーロで過去6年間の最安値28.45ユーロ、対米ドルで過去9年間

12月インフレ率0.8%、3カ月連続で低下=ルーマニア

ルーマニア統計局が13日発表した2014年12月の消費者物価指数上昇率は前年同月比0.83%となり、3カ月連続で低下した。6月の0.66%に次ぐ低い上昇率だった。14年のインフレ率は1.07%で、中央銀行の目標ゾーン下限

財務省が外貨準備取り崩し、2カ月で5千億ルーブル相当

ロシアのシルアノフ財務相は14日、通貨ルーブル暴落に歯止めをかけるため、同省の外貨準備を取り崩し、ルーブル買いに充てていることを明らかにした。欧米からの経済制裁に加え原油価格が1バレルあたり50米ドルを割り込み、ルーブル

ムーディーズもロシアを格下げ、投資適格級の最低水準に

大手格付け会社の米ムーディーズ・インベスターズ・サービスは16日、ロシアの長期信用格付けを「Baa2」から1段階引き下げ、投資適格級の最低水準となる「Baa3」に引き下げたと発表した。経済環境の悪化を受けたもので、スタン

11月工業生産高、23カ月ぶりで縮小=スロバキア

スロバキア統計局が12日発表した2014年11月の工業生産高は前年同月に比べて3.3%縮小した。マイナスは12年12月以来、23カ月ぶり。前月比では0.7%低下した(季節調整済)。1-11月の累計では前年同期比で3.6%

ルーマニア利下げ、過去最低の2.5%に

ルーマニア中銀の国立銀行(BNR)は7日、主要政策金利を2.75%から0.25ポイント引き下げ、過去最低の2.5%にしたと発表した。原油価格の下落でインフレ率が縮小していることを受けた措置。BNRは11月にも政策金利を引

トルコの12月インフレ率が縮小、9カ月ぶり低水準に

トルコ統計機構(TUIK)が5日発表した12月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比8.17%となり、昨年3月以来の低水準となった。過去8カ月は9%前後で推移しており、先月は前年比9.15%の上昇だった。 前月比で

ベラルーシが通貨7.5%切り下げ、ロシアの通貨安を受け

ベラルーシ中央銀行は9日、通貨ベラルーシ・ルーブル(BYR)の対米ドル公式レートを7.5%引き下げた。隣国ロシアの通貨、ルーブル急落による自国経済の混乱を回避する政策の一環で、主要政策金利も5%引き上げて25%とした。同

チェコ新車販売が急回復、14年は16.7%増に

チェコ自動車輸入業者協会(SDA)は6日、同国の2014年の新車乗用車の登録(販売)台数が前年比16.7%増の19万2,314台に拡大したと発表した。好調な国内経済を背景に、5.3%減となった前年から大幅に改善した。 販

チェコの財政赤字、5年連続で減少

チェコ財務省が5日発表した2014年財政赤字額は前年比35億コルナ減の778億コルナで、金融危機の影響で1,924億コルナに膨らんだ09年から5年連続で改善した。当初予測を上回る税収増となり、予算ベースの赤字額1120億

チェコ12月CPI、0.1%増

チェコ統計局(CSU)が9日発表した2014年12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で0.1%の上昇にとどまった。前月比では0.1%低下した。14年通期では0.4%のプラスとなり、2003年以来で最低を記録した。

ウクライナに18億ユーロの追加支援、欧州委が表明

欧州委員会は8日、財政危機が深刻化しているウクライナに対して、最大18億ユーロの追加金融支援を行うと発表した。ウクライナは親ロシア派武装勢力との紛争で経済が疲弊しており、EUの追加支援で同国が債務不履行(デフォルト)に陥

ポーランド鉱工業生産、11月は0.3%増

ポーランド中央統計局(GUS)が12月に発表した2014年11月の鉱工業生産(速報値、季節調整前)は前年同月比で0.3%増と小幅の伸びにとどまり、上げ幅は市場予測の1.1%を下回った。前月比では7.5%減となり、前月の3

ロシア経済、5年ぶりにマイナス成長。11月GDPは0.5%減

ロシア経済省は12月29日、2014年11月の国内総生産(GDP)は前年同月比0.5%減だったと発表した。ロシアの主力輸出商品である原油市場価格が急落し、景気悪化懸念からルーブルも大幅下落したのが主因。マイナス成長となっ

ベラルーシ、対ロ貿易の決済通貨をドル・ユーロに

ベラルーシのルカシェンコ大統領は12月18日、対ロシア貿易の決済通貨をルーブルから米ドルまたはユーロに切り替えるよう内閣に指示した。密接な通商関係にあるロシアとの取引決済は現在9割超がルーブル建てで行われているが、ルーブ

ポーランド最低賃金が上昇、1,750ズロチへ

ポーランド政府は年初から最低賃金(税込み)を月額1,750ズロチ(1,660ユーロ)へと70ズロチ引き上げた。昨年9月の決定に基づくもの。新卒者については一般最低賃金の80%(1,400ズロチ)とする。 最低賃金は、政府

リトアニアがユーロ導入、共通通貨圏19カ国に拡大

バルト3国のひとつであるリトアニアで1日、欧州単一通貨ユーロの流通が始まり、首都ビリニュスで導入を祝う記念式典が開かれた。これでユーロを使用する国は19カ国となった。 式典では、ブトケビチュウス首相が銀行の現金自動預け払

リトアニアがユーロ導入、共通通貨圏19カ国に拡大

バルト3国のひとつであるリトアニアで1日、欧州単一通貨ユーロの流通が始まり、首都ビリニュスで導入を祝う記念式典が開かれた。これでユーロを使用する国は19カ国となった。 式典では、ブトケビチュウス首相が銀行の現金自動預け払

ロシア中銀が大幅利上げ、ルーブル安を受け

ロシア連邦銀行は16日、主要政策金利である7日物入札レポ金利を6.5ポイント引き上げ、17%に設定した。大幅な利上げによりルーブル安を食い止め、インフレを抑制する狙い。これを受けてルーブルの為替相場は一旦上昇に転じたが、

ハンガリーのインフレ率、過去最低のマイナス0.7%に

ハンガリー中央統計局(KSH)が11日発表した11月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比でマイナス0.7%となり、過去最大の下げ幅を記録した。7つのカテゴリーのうち5つで下落、全体が強く押し下げられた。 下落率がもっと

ポーランド中銀、政策金利据え置き

ポーランド中央銀行の国立銀行(NBP)は3日の金融政策理事会で、政策金利を史上最低水準の2%に据え置くことを決定した。据え置きは2カ月連続。消費者物価が下落しているものの、景気の底堅い回復を受けて新たな利下げは見送った。

ハンガリー新車登録、11月は19.2%増

自動車専門調査会社のデータハウスがまとめたハンガリーの11月の乗用車新車登録台数は5,901台となり、前年同月に比べ19.2%増加した。1-11月の累計も前年同期比20.1%増の6万1,399台と2ケタ増となっている。

ハンガリーGDP、Q3は0.5%増

ハンガリー中央統計局が3日発表した2014年7-9月期の国内総生産(GDP、暫定ベース)は、前期比(季節・労働日数調整後)で0.5%増となり、第1四半期の1.1%増、第2四半期の0.8%増から減速した。前年同期比では3.

チェコの10月鉱工業生産高3.2%増、大きく減速

チェコ統計局(CSU)が8日発表した10月鉱工業生産高は前年同月比で3.2%増となり、上げ幅は前月の9.5%から大きく縮小した。オーストリアのライファイゼン銀行では、飛び石連休で休暇取得率が高まったことが一因と分析。鉱工

トルコのインフレ率、3カ月連続で上昇

トルコ統計機構(TUIK)が3日発表した11月のインフレ率は前年同月比9.15%となり、前月の8.96%から0.19ポイント上昇した。9%台となるのは8月以来。相場の下落が続く石油製品等エネルギーを除いたCPIの上昇率は

エストニア鉱工業生産高、7カ月連続のプラス成長

エストニア統計局が2日発表した10月の鉱工業生産高(稼働日調整済)は前年同月比で2.7%増となり、7カ月連続のプラスとなった。9月は前年比4.0%増だった。 年初からプラス成長を続ける製造業が前年比4.4%増と好調を維持

ロシアのインフレ加速、過去3年で最高の9.1%に

ロシア連邦統計局(ロススタット)が4日発表した11月のインフレ率は前年同月比9.1%となり、前月の8.3%から0.8ポイント上昇した。これは2011年6月以来の高水準。 原油価格が過去4年でほぼ最低の水準に下落したのに加

ロシアのサービス業景況感が悪化、過去5年半で最低に

英大手銀行HSBCと調査会社マーキット・エコノミクスが3日発表したロシアのサービス業景況感指数は44.5となり、前月の47.4から低下した。これは過去5年半で最低の水準。欧米による制裁やルーブル安、政治的な先行き不透明感

ロシア経済省、来年のマイナス成長を予測

ロシア経済省は2日、同国の2015年の国内総生産(GDP)が0.8%減に落ち込むとの見通しを示した。実現すれば、2009年以来初めてのマイナス成長となる。従来は1.2%増を見込んでいた。 ウクライナ情勢をめぐる欧米の対ロ

ポーランド中銀、政策金利据え置き

ポーランド中央銀行の国立銀行(NBP)は3日の金融政策理事会で、政策金利を史上最低水準の2%に据え置くことを決定した。据え置きは2カ月連続。消費者物価が下落しているものの、景気の底堅い回復を受けて新たな利下げは見送った。

ロシア経済、来年ゼロ成長=OECD最新予測

経済協力開発機構(OECD)は11月25日に発表した最新経済見通しの中で中東欧の加盟9カ国に言及し、ロシア経済が来年はゼロ成長になるとの予測を示した。欧米による制裁やルーブル安の影響が尾を引くとし、国内経済の柔軟な対応が

ポーランド経済の回復継続、Q3成長率は3.3%

ポーランド中央統計局(GUS)は11月28日、2014年第3四半期の国内総生産(GDP)の年間成長率が3.3%だったとする推定値を改めて確認した。前月比では0.9%(季節調整値)。一方、市場関係者は景気回復の継続で、新た

10月失業率は11.3%、8カ月連続で低下

ポーランド統計局が11月25日発表した2014年10月の失業率は11.3%となった。失業率は8カ月連続で低下し、2月の13.9%から大きく改善した。10月末時点の総失業者数は178万4,800人で、前年同月比で14%、前

ハンガリー鉱工業生産者価格、10月は0.7%上昇

ハンガリー統計局が11月26日発表した鉱工業生産者価格は前年同月比で0.7%上昇した。今年、前年同月を上回ったのは2月の0.2%についで2度目となる。前月比では0.9%下落し、4カ月連続の上昇にブレーキがかかった。 製造

ハンガリー中銀、政策金利2.1%で据え置き

ハンガリー国立銀行(MNB)の金融政策理事会は11月25日、主要政策金利を2.1%に据え置くことを決定した。4カ月連続で史上最低水準の金利が維持される。据え置きは市場の予想通り。 理事会は会合後の声明の中で、今後も経済成

チェコGDP、7-9月期は2.4%増

チェコ統計局(CSU)が11月28日発表した2014年7-9月期(第3四半期)の国内総生産(GDP)実質伸び率は前年同期比2.4%となり、速報値(14日発表)の2.3%から0.1ポイント上方修正された。前期比も0.3%増

ロシア中銀総裁、来年下期の金融緩和を視野に

ロシア中央銀行(CBR)のナビウリナ総裁は26日、金融政策緩和を検討していることを明らかにした。「インフレとインフレ期待の持続的低下傾向がみられるようになった場合、中銀は金融緩和を開始する用意がある」と発言。来年下半期に

ポーランド鉱工業生産、10月は1.6%増

ポーランド中央統計局(GUS)が20日発表した2014年10月の鉱工業生産(速報値、季節調整前)は前年同月比で1.6%増加し、上げ幅は市場予測の1.4%を上回った。前月比では3.5%増となったものの、上げ幅は前月の16.

チェコ景況感が改善

チェコの景況感が改善している。同国統計局(CSU)が24日発表した11月の国内景況感指数は前月から1.3ポイント上昇した。企業景況感が0.8ポイントの改善にとどまったが、消費者景況感が3.3ポイント上昇し、全体を押し上げ

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