欧州自動車部品工業界の動き

ボルボ・カーズ、新型3気筒エンジン投入へ

ボルボ・カーズは、環境対応エンジン「ドライブ-E」の4気筒バージョンの投入が2016年までにすべて完了した後に、新たに開発した3気筒バージョンのドライブ-Eの生産を開始する計画だ。8月23日発行の英自動車誌『オートカー』 […]

J・コントロールズ、収納ニーズに関するアンケート実施

米自動車部品大手のジョンソン・コントロールズはこのほど、米国、中国、欧州のドライバー約2,000人を対象に車内に持ち込んでいる物についてアンケートを実施した。車の説明書やスマートフォンなど長期的及び一時的に車内に保管して

中国が自動車部品メーカーに圧力、現地企業との合弁を要求

中国当局が国外自動車部品メーカーへの圧力を強めているもようだ。独シリンダーガスケット製造大手エルリングクリンガーのシュテファン・ヴォルフ社長が地方紙『シュツットガルター・ツァイトゥング』に明らかにしたところによると、現地

オートリブ、9月から新運営体制に

スウェーデンの自動車安全システム大手オートリブは13日、9月1日から新たな運営体制に移行すると発表した。事業の範囲と規模に合った組織を創設しさらなる成長を目指すとともに、コアストラテジーの実施体制を強化する。 新運営体制

GKNドライブライン、豊田市にカスタマーサポートオフィス開設

英自動車部品大手GKNドライブラインの日本法人(栃木県栃木市)はこのほど、愛知県豊田市に新しいカスタマーサポートオフィスを開設したと発表した。営業、開発、品質管理のスタッフを配置し、主要顧客とより良い関係を構築していく。

コンティネンタル、3D音響技術でベルギーのAuroと提携

独自動車部品大手コンティネンタルは7月29日、車載用立体音響システムを開発するベルギーのAuro Technologiesと提携すると発表した。既存の5.1chサラウンド方式をベースに、さらに1音域を加え、車内で映画館さ

伊ブレンボ、上期は増収増益

ブレーキシステム大手の伊ブレンボが7月31日発表した2014年上期(1~6月)決算は、売上高が前年同期比18.2%増の9億170万ユーロ、利払い・税・償却前利益(EBITDA)が同40.7%増の1億3,950万ユーロ、純

ミシュラン、上期は減収も増益

仏タイヤ大手ミシュランが7月29日発表した2014年上期(1~6月)決算は、純利益が前年同期比23%増の6億2,400万ユーロに拡大した。原材料コストの低下が寄与した。 売上高は96億7,000万ユーロと前年同期から4.

ソゲフィ、上期に赤字転落・リストラ費用が重しに

伊自動車部品大手ソゲフィがこのほど発表した2014年上期(1~6月)決算は、最終損益が730万ユーロの赤字となった。前年同期は1,620万ユーロの黒字だった。リストラ費用が膨らんだことやユーロ高、ブラジル市場の減速などが

Norma

ホースクランプ(ホースバンド)やケーブルタイ(結束バンド)などを製造する独ノルマ・グループ は7月17日、伊子会社ノルディック・メタルブロックの生産を9月30日付で停止すると発表した。生産拠点の整理統合が目的。伊北部リエ

プラスチック・オムニウム、上期は増収増益

仏自動車部品大手プラスチック・オムニウム(PO)が7月24日発表した2014年上期(1~6月)決算は、営業利益が前年同期比15%増の2億1,870万ユーロ、純利益が12%増の1億800万ユーロにそれぞれ拡大した。 売上高

オートニウム、上期は減収も増益

スイスの自動車部品大手オートニウムが7月23日発表した2014年上期(1~6月)決算は、営業利益(EBIT)が前年同期比19.4%増の6,680万スイスフラン、純利益が27.9%増の4,000万フランにそれぞれ拡大した。

米ハーマン、次世代「スマート」にオーディオシステム供給

米オーディオ大手のハーマンは16日、ダイムラーが年内に発売予定の新型「スマート・フォーツー」と「スマート・フォーフォー」に、同社の高級ブランド「JBL」のオーディオ・インフォテイメントシステムを供給すると発表した。ダイム

フォルシア、北米新本社を開設

仏自動車部品大手フォルシアは16日、米ミシガン州オーバーンヒルズに北米新本社と自動車用シートの技術開発拠点(テックセンター)を開設した。 新施設は2万5,000平方メートルの広さを持ち、テックセンターはプロトタイプメタル

オートリブ、4-6月期は増収も減益

スウェーデンの自動車安全システム大手オートリブが18日発表した2014年4-6月期決算は、純利益が前年同期比40.3%減の8,280万米ドルに落ち込んだ。米国での集団訴訟の和解費用が響いた。営業利益は28.1%減の1億3

BASF、ポーランドで自動車用触媒の新工場を稼働

独化学大手のBASFは18日、ポーランド西部のシロダ・シロンスカ(ヴロツワフ近郊)に建設した自動車用排ガス浄化触媒の新工場を稼働させた。同工場の製品は欧州連合(EU)の排ガス規制「ユーロ6/VI」の対応策として、ガソリン

ベアリング大手SKF、4~6月の利益7%増

ベアリング世界最大手のSKF(スウェーデン)が15日発表した2014年4~6月期(第2四半期)決算の純利益は11億5,600万クローナ(約1億2,500万ユーロ)となり、前年同期から7.3%増加した。アジア、アフリカ、中

米ボルグワーナー、ハンガリー工場の人員増強

米自動車部品大手ボルグワーナーは、ハンガリー工場の拡張に伴い人員を増強する。MTI通信が9日、ボルグワーナー・ターボシステムズのリサルデ社長の話として伝えた。 ブダペストの西方約80キロに位置するオロスラーニ工場では現在

英先進製造イニシアティブが生産拠点開設

英国の自動車向け先進製造イニシアティブであるプルービング・ファクトリーは6月25日、サウス・ヨークシャーとウェスト・ミッドランズに生産拠点を開設すると発表した。 プルービング・ファクトリーは英政府と産業界が協力して発足し

英政府、サプライヤー支援の新基金を発足

英国のビジネス・イノベーション省(BIS)のファロン・ビジネス・エンタープライズ担当相は6月25日、サプライヤーを支援するための基金プログラム「ツーリング・ファンディング・プログラム」を発足させると発表した。 基金の規模

タタ・スチール、ドイツ拠点に第2スリッティングライン

印鉄鋼大手タタ・スチールの欧州部門タタ・スチール・ヨーロッパは6月27日、ドイツ・ルール地方のゲルゼンキルヒェンにあるサービスセンターで2本目のスリッティングラインを開設したと発表した。 950万ユーロを投じて設置された

独エルリングクリンガー、燃料電池メーカーを買収

独自動車部品大手のエルリングクリンガーは7月1日、燃料電池をベースにした発電機を開発・生産しているニュー・エナーデイ(New Enerday、本社:ドイツ・ノイブランデンブルク)の資本の75%を取得すると発表した。ニュー

現代モービス、チェコにヘッドランプ工場建設へ

韓国の自動車部品大手、現代モービスは、チェコ北東部オストラバにヘッドランプの工場を建設する計画だ。現地CTK通信が6月25日、オストラバ市当局の情報として伝えた。 新工場は、オストラバのモスノフ工業団地に建設される。市当

Hyundai Mobis

韓国の自動車部品大手、現代モービス はチェコにヘッドライト工場を建設するもようだ。チェコのCTK通信が報じた。これによると、新工場は2016年までに操業を開始し、従業員数は900人以上になる見通し。現代自動車のノショビツ

英自動車投資促進機関、過去1年間で4.6億ポンドの投資誘致

英国の自動車産業への投資促進を目指す英国貿易投資総省傘下の自動車投資機関(AIO)はこのほど、昨年6月の設立以来、80件のプロジェクトの誘致に成功し、5,600人の雇用を創出したと発表した。投資総額は4億5,700万ポン

PSA、ベストサプライヤー賞を授与

仏PSAプジョー・シトロエンは6月17日、第10回ベストサプライヤー賞の授与式を行った。この賞はPSAグループの期待に深い理解を示し、その期待に応えるため優れた能力を発揮した最も優れたサプライヤーに贈られるもので、今回は

ミシュラン、ブラジルの車両管理会社を買収

仏タイヤ大手ミシュランは9日、ブラジルでデジタル車両管理や貨物警備事業を手がけるサスカーの全株式を取得すると発表した。買収金額は13億5300万レアルで、このほかに2億4,700万レアルの負債を引き受ける。ブラジル競争当

ボーダフォン、伊コブラを買収へ

英通信大手のボーダフォンは16日、自動車向けのテレマティックサービスなどを事業とするイタリアのコブラ・オートモーティブ・テクノロジーズを任意公開買付により買収することで合意したと発表した。これにより今後の市場拡大が見込ま

ノキアンタイヤズ、米国のタイヤ販売会社を買収

フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤズの米国子会社、ノキアンタイヤズ・ノースアメリカはこのほど、米国のタイヤ販売会社インポートタイヤを買収したと発表した。米国でのタイヤ卸売事業を強化するのが狙い。 インポートタイヤはコ

伊マニエッティ・マレリが印SMGと合弁、緩衝器製造で

伊フィアットの自動車部品子会社マニエッティ・マレリがインド同業のサンバルダナ・マザーソン(SMG)と緩衝器(ショックアブソーバー)生産で提携する。マニエッティのインド工場の株式50%をSMILが取得し、折半出資の合弁会社

印アポロタイヤ、中東欧工場はハンガリーかスロバキアに

インドのタイヤ大手アポロタイヤは、中東欧の新工場の建設候補地をハンガリーとスロバキアに絞った。今後数週間以内に最終決定する。アポロタイヤの欧州・サブサハラアフリカ・南北アメリカ事業を統括するアポロ・フレデステインのセネヴ

SKF、HBU用の新グリースを開発 摩擦抵抗を低減

スウェーデンのベアリング大手SKFは、ハブベアリングユニット (HBU)向けに新たな潤滑剤を開発し、4月末に販売を開始したと発表した。従来品と変わらない軸受性能を維持したまま、摩擦抵抗を最大9.5%低減することに成功した

Saint-Gobain

仏ガラス製品・建材大手サンゴバン とセントラル硝子 (東京都千代田区)は3日、インドネシアに自動車用ガラスの製造販売を事業とする合弁会社を設立する計画を発表した。首都ジャカルタに工場を建設し、2016年の生産開始を目指す

Valmet Automotive Inc.―ルーフシステムの生産を独から移管―

フィンランドの自動車部品メーカーValmet Automotive(ウーシカウプンキ)は2日、独オスナブリュックでのルーフシステム生産事業をポーランド西部のジャリに移管すると発表した。カブリオレ向け需要の低迷を受けた措置

自動車部品の蘭ネドシュロフ、中国企業が買収

オランダの自動車用ファスナー(留め具)メーカー、コーニンクレッカ・ネドシュロフ・ホールディングは5月28日、中国同業の上海集優機械(PMC)による買収で合意したと発表した。これによってPMCは自動車用ファスナーのハイエン

伊ブレンボ、米工場の拡張工事完了

伊自動車部品大手ブレンボは5月21日、米ミシガン州ホーマーで進めていた工場の拡張工事を完了し、本格的に稼働を開始したと発表した。 ホーマー工場はブレーキ、ディスク、キャリパー、コーナーモジュールを生産している。今回の拡張

ピレリ、ロスネフチの給油所に販売店設置へ

伊タイヤ大手ピレリは5月24日、ロシアの国営石油会社ロスネフチのガソリンスタンドに、ピレリブランドのタイヤの販売店を併設することで基本合意したと発表した。今年から来年にかけて60店舗以上を設置し、2019年までに200店

上海集優機械、蘭ネドシュロフを買収

オランダの自動車用ファスナー(留め具)メーカー、コーニンクレッカ・ネドシュロフ・ホールディング(以下、ネドシュロフ)は5月28日、中国同業の上海集優機械(PMC)が同社を買収することで合意したと発表した。これにより、PM

SKF<自動車短信>

スウェーデンのベアリング大手SKF は5月23日、米子会社ケイドンが、北米やブラジルなどで事業を展開する大手風力タービンメーカーから12億スウェーデンクローナの長期大型契約を獲得したと発表した。旋回ベアリング(旋回輪軸受

西グルーポ・アントリン、米新工場を開所

スペインの自動車部品メーカー、グルーポ・アントリンは5月21日、米ミズーリ州カンザスシティに新工場を開設した。開所式にはミズーリ州のニクソン知事やカンザスシティのジェームズ市長、スペインのサトルステギ駐米大使など要人が出

大手サプライヤー、欧州自動車市場の先行きに慎重な見方

欧州の自動車市場は回復の兆しが見えつつあるが、大手サプライヤーは慎重な見通しを崩していない。16日付けの自動車専門誌『オートモーティブ・ニュース・ヨーロッパ(ANE)』が伝えた。 西欧の新車販売台数は2014年1~3月に

フェデラルモーグル、商用車向け無鉛軸受ブッシュを開発

米フェデラルモーグルはこのほど、独ヴィースバーデンの工場で国際プレスカンファレンスを開き、商用車向けの新シェル型針状ころ軸受ブッシュ「Irox」を披露した。材料に鉛を使用しないで環境に配慮するとともに、従来製品より高い耐

ブレンボ、第1四半期は増収増益

ブレーキシステム大手の伊ブレンボが14日発表した2014年第1四半期(1~3月)決算は、売上高が前年同期比20.2%増の4億4,690万ユーロ、利払い・税・償却前利益(EBITDA)が同46.1%増の6,910万ユーロに

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