S&P、スペインを格下げ
米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は13日、スペインの長期信用格付けを「ダブルA」から1段階引き下げ、「ダブルAマイナス」にしたと発表した。財政不安による信用収縮、景気見通しの悪化などを受けた […]
米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は13日、スペインの長期信用格付けを「ダブルA」から1段階引き下げ、「ダブルAマイナス」にしたと発表した。財政不安による信用収縮、景気見通しの悪化などを受けた […]
欧州委員会は13日、途上国の貧困撲滅を最大の目的とするEU開発援助政策の新たなアプローチをまとめた政策文書を発表した。世界全体の政府開発援助(ODA)の約半分を担うEUの開発援助を実効性のあるものにするため、政治・経済・
EU統計局ユーロスタットが14日発表した9月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率は速報値と同じ前年同期比3%で、前月の2.5%から急拡大した。衣料品の秋冬物コレクション発売に伴う値上がりなどが反映された。(表参
格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは4日、イタリアの長期信用格付けを「Aa2」から3段階引き下げ、「A2」にしたと発表した。財政不安の悪化を懸念したもので、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)
欧州中央銀行(ECB)は3日、前週に流通市場で総額37億9,500万ユーロ相当のユーロ圏国債を買い入れたことを明らかにした。これは前々週の39億5,200万ユーロを下回る規模。スペイン、イタリア国債の利回り上昇に歯止めが
EUは4日にルクセンブルクで開いた財務相会合で、加盟各国が協調して域内銀行の資本増強に取り組む方針で一致した。ギリシャに端を発した信用不安の拡大で、各銀行の損失が増大していることを受けたもの。各国は来月の財務相会合で国内
欧州中央銀行(ECB)は7日の定例政策理事会で、ユーロ圏17カ国の最重要政策金利を現行の年1.5%に据え置くことを決めた一方で、信用不安などによる資金繰り悪化に直面する圏内の銀行への資金供給を拡大する方針を打ち出した。イ
EU統計局ユーロスタットが9月30日発表したユーロ圏の同月の消費者物価指数上昇率(インフレ率、速報値)は前年同月比3%となり、前月の2.5%から大幅に拡大した。上昇率は予想を上回る規模で、2008年10月以来、約3年ぶり
ギリシャ議会は9月27日、追加の財政赤字削減策として政府がまとめた不動産税新設法案を賛成多数で可決した。財政再建の努力をアピールした格好で、デフォルト(債務不履行)回避に必要なEUと国際通貨基金(IMF)による追加融資の
欧州議会は9月28日の本会議で、EUの財政規律を定めた安定成長協定の改革案を承認した。同案は規律違反国への制裁をスムーズに発動できるようにすることなどを柱とする内容。ギリシャなどの財政危機がユーロの信用を揺るがす事態に発
EUと旧ソ連6カ国の首脳会議が9月29~30日にポーランドのワルシャワで開かれ、EU側からベラルーシやウクライナにおける人権侵害や民主化路線の後退に対する強い懸念が表明された。今回の首脳会議はEUと東方近隣諸国の関係強化
欧州委員会が9月29日発表した同月のユーロ圏の景況感指数(ESI、標準値100)は95となり、前月の98.4から3.4ポイント低下した。景況感の悪化は7カ月連続。指数は前月に続いて長期平均の100を割り込み、2009年1
EU統計局ユーロスタットが9月30日発表したユーロ圏の8月の失業率(速報値・季節調整済み)は10%で、前月から横ばいだった。4カ月連続で同水準となる。(表参照) \ EU27カ国ベースの失業率は9.5%で、こちらも前月と
深刻な財政危機に陥っているギリシャ政府は21日の閣議で、財政再建に向けた追加の緊縮策を決定した。増税や年金支給額の削減などを柱とする内容。これにより財政赤字の削減を進め、EUと国際通貨基金(IMF)から第6弾融資の実施を
EU加盟国は22日に開いた司法・内務相理事会で、加盟国などが出入国審査を廃止し、旅行者が域内をパスポートなしで移動できるようにする「シェンゲン協定」へのルーマニアとブルガリアの参加を見送ることを決めた。両国は国境管理体制
国際通貨基金(IMF)は20日発表した最新の「世界経済見通し」で、ユーロ圏の2011年の予想成長率を1.6%とし、前回予測(6月)の2%から大幅に下方修正した。ギリシャなどの財政危機が深刻化していることを受けたもので、2
欧州中央銀行(ECB)は19日、前週(8~14日)に流通市場で買い入れたユーロ圏の国債が総額97億9,000万ユーロ相当に上ったことを明らかにした。買い入れ額は前々週の140億ユーロを下回る規模に後退した。 \ ECBは
米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は19日、イタリアの長期信用格付けを「シングルAプラス」から1段階引き下げ、「シングルA」にしたと発表した。財政不安が深刻化する懸念が強まっていることや景気減
EU加盟国であるキプロス(南キプロス)と加盟候補国トルコの関係が急速に悪化している。トルコのアタライ副首相は17日、キプロスが来年、EU議長国に就任した場合は、EUとの関係を「凍結する」意向を表明。また、トルコのユルドゥ
EUは16~17日にポーランドのブロツワフで財務相会合を開き、ギリシャの財政危機に端を発したユーロ圏の信用不安問題への対応を協議した。会合では長期的な対策として、EUの財政規律を定めた安定成長協定の改革案を承認したものの
欧州委員会は15日発表した暫定経済予測で、2011年のユーロ圏の実質域内総生産(GDP)成長率を1.6%とし、春季予測(5月)と同水準に据え置いた。ただ、下期は世界経済の減速による輸出の伸び悩み、金融市場の混乱などを考慮
欧州中央銀行(ECB)とイングランド銀行、スイス国立銀行、日本銀行は15日、米連邦準備制度理事会(FRB)と協調して、各国の金融機関に年越しのドル資金を供給するオペを実施すると発表した。欧州の債務危機を受けて、金融市場で
欧州委員会のバローゾ委員長は14日、財政危機国がドイツなどの信用力を利用して資金を調達できるようにする「ユーロ共同債」発行構想の実現を目指す意向を表明した。近く複数の選択肢を提示するとしている。 \ EUはギリシャの財政
欧州中央銀行(ECB)は12日、前週に総額約140億ユーロのユーロ圏国債を流通市場で買い入れたことを明らかにした。買い入れ額は前々週の133億ユーロを上回る水準で、財政危機に直面する国の国債を買い支えるため引き続き大規模
独仏などEU主要国を含む8カ国の欧州担当相は12日、ブリュッセルで開いた会合で、欧州委員会が打ち出したEUの次期中期予算(対象期間:2014~20年)の増額に反対する共同宣言を採択した。各国が財政再建のため進める緊縮策に
欧州委員会は16日、EU加盟国などが国境審査を廃止し、域内をパスポートなしで移動できるようにする「シェンゲン協定」の見直し案を発表した。不法移民の大量流入など不測の事態が生じた場合、加盟国が5日以上にわたって出入国審査を
イタリア議会の下院は14日、ベルルスコーニ政権が打ち出した追加財政緊縮法案を可決した。歳出カットや増税、年金制度改革などにより財政赤字を540億ユーロ余り削減し、2013年までに財政収支の均衡を目指す内容。同法案は上院で
EU統計局ユーロスタットが15日発表した8月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率は速報値と同じ前年同期比2.5%となり、前月と同水準だった。欧州中央銀行(ECB)が上限目標値とする2%を9カ月連続で上回ったもの
欧州中央銀行(ECB)は8日の定例政策理事会で、ユーロ圏17カ国に適用される最重要政策金利を現行の年1.5%に据え置くことを決めた。トリシェ総裁は記者会見で、インフレより景気見通し悪化の懸念を強調したことから、市場ではE
スイス中央銀行のスイス国立銀行(SNB)は6日、スイスフラン高対策として、対ユーロ相場で上限を設けると発表した。1ユーロ=1.2スイスフランを上限とし、スイスフランが同水準内で推移するよう無制限でスイスフラン売り・ユーロ
欧州中央銀行(ECB)は5日、前週に流通市場で総額133億ユーロのユーロ圏国債を買い入れたと発表した。信用不安の深刻化が懸念されるイタリア、スペインの国債を買い支えたもよう。買い入れ額は減少傾向にあったが、前々週の66億
欧州中央銀行(ECB)は9日、シュタルク専務理事(ドイツ出身)が任期途中で辞任すると発表した。「個人的な事情」を理由としているが、ECBによるユーロ圏国債購入に抗議した辞任との見方が広がっている。 \ シュタルク専務理事
ドイツ連邦憲法裁判所は7日、同国によるギリシャへの金融支援や欧州金融安定基金(EFSF)への拠出がドイツ基本法に違反するとの訴えを棄却した。ただし、ユーロ圏諸国への金融支援に際して今後は「事前に連邦議会の承認を得なければ
欧州委員会は9日、財政危機でEUと国際通貨基金(IMF)から金融支援を受けているアイルランドに第3弾の融資を実施する意向を表明した。条件となる財政再建、金融改革が進んでいると評価したためで、9月と10月に総額55億ユーロ
EU統計局ユーロスタットは6日、2011年4-6月期の域内総生産(GDP)統計の詳細を発表した。前期比のGDP伸び率はユーロ圏、EUとも0.2%で、8月中旬発表の速報値と変わらず。前年同期比ではユーロ圏が1.6%、EUが
EU統計局ユーロスタットが8月31日発表したユーロ圏の7月の失業率(速報値・季節調整済み)は10%となり、3カ月連続で2けたの大台に達した。5月と6月の失業率は、速報値で9.9%となっていたが、10%に上方修正された。(
スイス連邦経済省経済事務局(SECO)が1日発表した同国の2011年4-6月期の国内総生産(GDP、速報値)は、物価変動の影響を除いた実質ベースで前期比0.4%増となり、上げ幅は前期の0.6%から縮小した。ユーロ圏の0.
ドイツ政府は8月31日の閣議で、財政危機に陥ったユーロ参加国に緊急金融支援を行う総額4,400億ユーロの「欧州金融安定基金(EFSF)」の機能強化を承認した。今後は同国議会で承認されるかどうかが焦点となる。 \ ユーロ参
欧州中央銀行(ECB)は8月29 日、前週に総額66億6,100万ユーロのユーロ圏国債を流通市場で買い入れたことを明らかにした。ECBによる介入再開で金融市場の動揺が収まりつつあることから、買い入れ額は前々週の143億ユ
欧州委員会が8月30日発表した同月のユーロ圏の景況感指数(ESI、標準値100)は98.3となり、前月の103.0から4.7ポイント低下した。2008年12月以来の大幅な悪化で、長期平均の100ポイントを割り込んだ。 \
EU統計局ユーロスタットが8月31日発表したユーロ圏の同月の消費者物価指数上昇率(インフレ率、速報値)は前年同月比2.5%となり、前月と同水準だった。欧州中央銀行(ECB)が上限目標値とする2%を上回る状態が続いているも
信用不安に直面するスペインの主要与野党は26日、憲法を改正して財政赤字の上限を設けることで合意した。2020年から年間の財政赤字を国内総生産(GDP)比0.4%以内に抑えることを骨子とするもので、ドイツとフランスが提唱す
フランス政府は24日、財政赤字削減に向けた追加緊縮策を発表した。増税と歳出削減を柱とする内容。ユーロ圏で信用不安の拡大が懸念されるなか、信用不安の要因となっている財政赤EU総合字を歳出削減と増税によって今後2年間で総額1
欧州中央銀行(ECB)は22日、前週(15~19日)のユーロ圏国債の買い取り額が総額143億ユーロに上ったことを明らかにした。前週の220億ユーロを下回ったものの、イタリア、スペインの国債を買い支えるため大規模な介入を続
EUは23日付けで、対シリア追加制裁措置を実施した。新たに15人と企業5社が対象リストに加えられ、EU域内に保有する資産が凍結されたほか、域内への渡航が禁止された。制裁対象者はこれで、合わせて50人と9社となった。 \
EU加盟国などが出入国審査を廃止し、旅行者が域内をパスポートなしで移動できるようにする「シェンゲン協定」の見直しについて、欧州委員会がまとめた草案の内容がこのほど明らかになった。加盟国が5日以上にわたって出入国審査を復活
欧州委員会が23日発表したユーロ圏の8月の消費者景況感指数(速報値)はマイナス16.6となり、前月の同11.2から5.4ポイント低下した。信用不安拡大と景気減速を受けたもので、リーマン・ショック直後の2008年10月を上
EUと国際通貨基金(IMF)は12日、ポルトガルに対する115億ユーロの融資実行を決定したと発表した。EUとIMFは今年5月、向こう3年間に総額780億ユーロの金融支援を行うことを決め、すでに198億ユーロの融資を実施し
欧州系格付け会社フィッチ・レーティングスは10日、キプロスの外貨建ておよび現地通貨建ての長期発行体デフォルト格付け(IDR)を「Aマイナス」から2段階下の「BBB」に引き下げたと発表した。長期IDRの見通しは「ネガティブ
欧州委員会は11日、スペインがルーマニア人労働者に対する就労制限を復活させることを承認したと発表した。EU加盟国が他の加盟国に対していったん開放した労働市場を閉ざすのは異例だが、スペインでは雇用悪化が深刻なことから、やむ