ノルウェーの通信大手テレノール傘下でハンガリー2位の携帯電話サービス事業者であるパノン（Pannon）は18日、社名をテレノール・ハンガリーに変更すると発表した。親会社のブランド力を顧客拡大に活用するのが狙い。
\パノンは2003年にテレノールの完全子会社となり、06年にパノンGSMからパノンに社名を変更した。イエンセン最高経営責任者（CEO）によると、ハンガリーではインターネットの普及により今後10年間で8万8,000人の雇用が創出され、国内総生産（GDP）を6％押し上げる可能性がある。また、モバイルブロードバンドの普及に伴い、20年までにパノンの個人顧客の91％、法人顧客の96％がネット接続可能になると予測している。
\パノンの2009年第2四半期の加入者数は357万7,000人、携帯電話サービス市場におけるシェアは33.6％だった。親会社のテレノールは欧州・アジアの13カ国で事業を展開し、加入者数は1億7,400万人を数える。
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