2011/6/22

チェコ・スロバキア

独医薬品容器のゲレスハイマー、チェコに追加投資

この記事の要約

ドイツの医薬品容器大手ゲレスハイマーは20日、チェコ工場の拡張計画を発表した。糖尿病などの慢性疾患用診断・治療薬の需要増加に対応し、市場シェアの拡大を図る狙い。11月までに1,200万ユーロを投じて工場床面積を倍増させる […]

ドイツの医薬品容器大手ゲレスハイマーは20日、チェコ工場の拡張計画を発表した。糖尿病などの慢性疾患用診断・治療薬の需要増加に対応し、市場シェアの拡大を図る狙い。11月までに1,200万ユーロを投じて工場床面積を倍増させる計画だ。

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チェコ西部のホルショフスキー・ティーンに位置する同社工場では、ぜんそく薬吸入器、インスリン・ペン型注入器、採血用ランセットや診断システムを製造している。現在の5,400平方メートルの床面積を1万4,000平方メートルに拡張し、雇用を375人から450人に強化する。

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ゲレスハイマーは欧州、北米、南米、アジアに45拠点を展開し、従業員数は約1万人に上る。2010年11月期連結決算(国際会計基準)では売上高で10億2,480万ユーロ、純利益で352万ユーロを計上した。

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