ブルガリア中央統計局が12日発表した2011年第2四半期の国内総生産（GDP）は速報ベースで187億700万レフに上り、季節調整後で前年同期比1.9％増となった。同国のGDP成長率は09年第1四半期にマイナスに転じた後、10年第4四半期にプラス3.8％まで回復。今年第1四半期も3.4％と堅調だったが、早くも景気回復減速の兆候が見えてきた。
\GDPは前期比で0.1％拡大した。GDPの構成要素では、最終消費支出が前期比で1.3％、総固定資産形成が4.4％増えた。貿易収支は、輸出が0.5％減少した一方で輸入が2.4％増加し、赤字額が拡大した。業種別に見ると鉱工業とサービス業の生産活動が活発で、付加価値総額はそれぞれ3.3％、1.3％拡大した。（1BGN＝56.32JPY）
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