2013/7/10

ポーランド

ポーランド政策金利2.25%に、金融緩和局面終了

この記事の要約

ポーランド国立銀行(NBP)は3日、市場予想通り、主要政策金利を0.25ポイント引き下げ、史上最低の2.5%に設定した。利下げは過去9カ月間で8回目。引き下げ幅は計2.25ポイントに上った。ベルカ総裁は金融緩和局面の終了 […]

ポーランド国立銀行(NBP)は3日、市場予想通り、主要政策金利を0.25ポイント引き下げ、史上最低の2.5%に設定した。利下げは過去9カ月間で8回目。引き下げ幅は計2.25ポイントに上った。ベルカ総裁は金融緩和局面の終了を告げ、年末まで金利水準を維持する方針を示した。

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金融緩和を終了する根拠として、ポーランド経済が景気の底を打ち、改善の兆しが見え始めていると説明。具体的には、小売売上高の下げ止まり◇消費者金融がわずかながら増加◇ズロチ建て住宅融資の拡大が継続――を挙げた。

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