2013/7/10

チェコ・スロバキア

チェコ1-3月期GDP、2.4%減に下方修正

この記事の要約

チェコ統計局(CZSO)が6月28日発表した2013年1-3月期の国内総生産(GDP)確定値は前年同期比2.4%減となり、4日に発表した改定値から0.2ポイントの下方修正となった。CZSOは、燃料・潤滑油からの消費税収入 […]

チェコ統計局(CZSO)が6月28日発表した2013年1-3月期の国内総生産(GDP)確定値は前年同期比2.4%減となり、4日に発表した改定値から0.2ポイントの下方修正となった。CZSOは、燃料・潤滑油からの消費税収入が想定を32億コルナ下回ったことに加え、輸出額が93億コルナ、輸入額が85億コルナそれぞれ下方修正されたことが響いたと説明した。

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チェコ経済は6四半期連続でマイナス成長を記録。1996年の統計開始以来、最長のリセッションとなった。中央銀行は6月27日の金融政策決定会合で政策金利を事前予想どおり据え置くと共に、通貨コルナの下落阻止のため為替介入を行う可能性を示唆している。

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