2014/3/5

ロシア

ボッシュ、ロシアで新工場の建設開始

この記事の要約

独自動車部品大手ボッシュは2月27日、ロシア西部サマラで新工場の建設に着手したと発表した。2015年に完成する予定。アンチロック・ブレーキ・システム(ABS)やスターター、ジェネレーター、商用車用のコモンレール式インジェ […]

独自動車部品大手ボッシュは2月27日、ロシア西部サマラで新工場の建設に着手したと発表した。2015年に完成する予定。アンチロック・ブレーキ・システム(ABS)やスターター、ジェネレーター、商用車用のコモンレール式インジェクター、ワイパーシステムを生産する。

新工場は20万平方メートルの敷地に建設される。建屋の床面積は2万2,000平方メートルで、生産部門のほか管理、物流部門などを併設する。新工場への投資額は16年末までに5,000万ユーロに達し、雇用規模は500人となる見通しだ。ボッシュは、南西部エンゲルスにも自動車部品工場を置いており、サマラ工場はロシアで2カ所目の自動車部品の生産拠点となる。

ボッシュ・グループは1904年にロシアに進出。現在は電動工具、自動車部品、ガソリン・システム、パッケージング・テクノロジー、家庭用電化製品をエンゲルス、トリヤッチ、サンクトペテルブルクの各拠点で製造しており、2012年の売上高は約10億ユーロだった。

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