東欧経済ニュース

自動車部品大手ボリシェフ、ロシアに新工場建設を検討

ポーランドのプラスチック加工・自動車部品大手ボリシェフが、ロシアでの新工場建設を検討している。現地経済紙『Puls Biznesu』が同社のパヴェル・ミラー副社長の談話として報じたところによると、2つの工場の投資額は合わ […]

ハイブリッド車、販売台数が大幅増

ポーランドでハイブリッド自動車の販売が大幅に増加している。現地日刊紙『ジェチポスポリタ』によると、今年1-9月期の販売台数は前年同期からほぼ倍増した。電気自動車は高価で手が届かないため、ハイブリッド車への関心が高まってい

米ワールプール、食器洗い機の生産をドイツから移管

世界最大の白物家電メーカー、米ワールプールは来年1月に、食器洗い機の生産をドイツからポーランドに移管する。同社は10月28日、需要減を受けて世界各地で計5,000人以上を解雇すると発表。ポーランドへの生産移管も同計画の一

電力大手タウロン、EIBから5.1億ズロチ融資

ポーランド2位の電力会社であるタウロンは10月24日、欧州投資銀行(EIB)から総額5億1,000万ズロチの融資を受けることを明らかにした。発電所の改修工事などに活用する。 \ タウロンのZawadzki副社長によると、

石油大手オルレン、シェールガスの試験掘削開始

ポーランド石油大手オルレンが10月24日、国内東部ルビン郡のシチン村でシェールガスの試験掘削作業を開始した。同社は国内に8つの油田・ガス開発権を取得しているが、シェールガス開発に着手するのは初めて。年内に第2試掘井の工事

通信大手TPSA、2年間で2300人削減

フランステレコム傘下のポーランド通信最大手テレコムニカーツィヤ・ポルスカ(TPSA)はこのほど、2012~13年の2年間で従業員を最大2,300人削減すると発表した。業績悪化を受けたリストラの一環で、削減規模は全従業員の

小売売上、10月も2ケタの伸び

ポーランド中央統計局(GUS)が10月25日発表した9月の小売売上高は前年同月比11.4%増となり、8月の11.3%に続き、2ケタ成長を確保した。市場では10%の伸びが予想されていた。前月比では1.3%のプラスだった。

コンチネンタル、ハンガリー工場拡張に着手

ドイツ系の自動車部品大手、コンチネンタル・テーベス・ハンガリーが10月27日、西部ヴェスプレーム工場の拡張工事を開始した。投資総額は38億フォリントで、欧州連合(EU)から8億8,900万フォリントの助成を受ける。1年後

ハンガリー中銀、金利据え置き

ハンガリー中央銀行は10月25日に開いた金融政策会議で、政策金利を据え置いた。2週間物預金金利は9カ月連続で6%に維持される。ユーロ圏の財政危機が深刻化する中、ハンガリーも資金調達コストが上昇し、通貨フォリントの売り圧力

景況感指数が悪化、8カ月連続で

ハンガリーの経済研究所(GKI)が10月24日発表した10月の景況感指数(総合)はマイナス24.0となり、8カ月連続で悪化した。総合指数を構成する企業指数は前月のマイナス11.7からマイナス14.9に、消費者指数はマイナ

「ポテチ税」の税収、9月は5.7億フォリント

ハンガリー政府が国民の肥満防止を名目に導入した、いわゆる「ポテトチップス税」の9月分の税収は5億6,700万フォリントだった。現地MTI通信が10月24日、報じた。 \ 同税は、スナック菓子や清涼飲料水など塩分や糖分が特

スマートフォン市場が拡大、今年は携帯端末の40~50%に

ハンガリーのスマートフォン市場が拡大している。今年の携帯電話端末の国内予想販売台数、約250万台のうち40~50%がスマートフォンになる見通しだ。同国携帯電話市場でシェア40%を握るサムスン電子の現地法人がこのほど、現地

シュコダ自、1-9月期に大幅増益

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は10月31日、2011年1-9月期の営業利益が前年同期比83.1%増の5億7,500万ユーロに達したと発表した。売上高は21.2%増の76億ユーロ、販売台数

電力大手CEZ、ドコバニ原発でも原子炉増設か

チェコ電力最大手CEZは、南モラビアのドコバニ原子力発電所で、原子炉を少なくとも1基以上増設する可能性が高まっている。ドコバニ原発のザク所長がこのほど明らかにした。 \ 同所長はブルームバーグの電話取材に対し、チェコの現

VW、スロバキアのプレス工場を着工

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は10月25日、スロバキアの首都ブラチスラバにある生産拠点で、車体プレス工場の建設を開始した。総工費は約9,000万ユーロ。素材、物流プロセスを効率化し、スロバキアでの生産能力を強化

英アパレルチェーンのピーコックス、ブルガリアに第1号店

英アパレルチェーンのピーコックスは先ごろ、ブルガリアの首都ソフィアに1号店を開設した。同社はバルカン諸国を中心に出店を強化する方針を表明しており、ブルガリアでも主要都市で出店を計画している。 \ ピーコックスは、低~中価

ガスプロム、ドイツ・日本事業を活発化

天然ガス世界最大手のガスプロムが独BASF子会社ヴィンタースハルとの提携を強化する。両社は10月28日、北海油田とシベリアガス田の資産交換で契約に調印した。今年3月の基本合意に基づくもので、ウレンゴイ・アチモスガス田の共

アフトワズ、1-6月期は利益倍増

「ラーダ」ブランドで知られるロシアの自動車最大手アフトワズが25日発表した2011年1-6月期の連結最終利益(国際会計基準)は64億ルーブル(2億900万米ドル)となり、前年同期比で倍増した。新車買い替え奨励措置の恩恵で

7-9月期GDP成長率は5.1%

ロシアのクレパッチ経済発展省次官は10月25日、2011年7-9月期の国内総生産(GDP)が前年同期から5.1%増と、四半期ベースで2008年7-9月期以来の高い伸びとなったことを明らかにした。1-9月期のGDP成長率は

ロシア、政策金利据え置き

ロシア中央銀行は10月28日、政策金利の据え置きを決定した。9月に実施した15カ月ぶりの利下げで融資が伸び、インフレの傾向が強まっているため、さらなる金融緩和を見送った形だ。現行利率はリファイナンス金利が8.25%、翌日

役員報酬、ロシアが西欧上回る

ロシアと西欧でトップビジネスマンの報酬を比較すると、ロシアが西欧を上回っていることがこのほど明らかになった。大手コンサルティング会社のヘイグループ調べによると、ロシアの代表的な企業の役員の平均給与は、西欧の企業役員と比べ

国政選挙、政治への失望が与党の追い風に=独立系調査機関

ロシアの独立系世論調査機関レヴァダセンターによると、12月の下院選挙、3月の大統領選挙でプーチン氏と与党「統一ロシア」の勝利が確実となっている背景には、積極的な支持というよりも、政治への失望と現政権に代わる政治勢力がない

ロシアの経済近代化計画、減速か

メドベージェフ大統領の下で進められてきた経済近代化計画が縮小されるもようだ。現地英字紙『モスクワタイムズ』が10月27日付で報じたもので、その根拠として政府予算額の激減を上げている。 \ 近代化委員会及びそのプロジェクト

ウクライナの穀物輸出、7-10月期は伸び悩み

ウクライナの今年度(2011年7月~12年6月)の穀物輸出量が伸び悩んでいる。ウクライナ政府は、今年の穀物の予定収穫量5,300万トンのうち過去最高の2,700万トンを輸出することを計画しているが、目標達成は容易ではなさ

入札案件

N1867  カザフスタン:PCB油の処理 \ 入札期限:12月15日 \ 問合せ先:UNDP Country Office in Kazakhstan. \ Mr. Yerzhan Temirgaliyev, Proc

業務提携・パートナー求む

T1107  ポーランド:カーペットの輸出を希望 \ 問合せ先:Berfin Dywany, \ Ufuk Tugrul, Ul. Waclawa 2a, \ 05-806, Sokolow , Poland \ Tel

ヒルトンさん護衛で失職~ポーランド

米国のセレブ、パリス・ヒルトンさんが先月ポーランドを訪問した際に、その護衛を引き受けたポーランド警察テロ対策部隊の隊員3人が失職するもようだ。護衛役を務めることについて上司の許可を得ていなかったことに加え、ヒルトンさん訪

EBRDが中東欧の成長見通しを下方修正、CIS諸国は堅調

欧州復興開発銀行(EBRD)は18日、東欧と中央アジア29カ国の2011、12年の予想経済成長率を前回(7月)から下方修正した。11年は4.8%から4.5%に、12年は4.4%から3.2%に引き下げた。特に中欧・バルト諸

ロシア、WTO加盟に関する協議でEUと妥結

欧州連合(EU)の欧州委員会は21日、ロシアの世界貿易機関(WTO)加盟に関する二者間協議で、自動車や農産品などの分野で残されていた問題について最終合意に達したと発表した。ロシアはすでに米国など大半の主要国との間で二国間

関税同盟、WTOの食品安全基準採用

ロシア、ベラルーシ、カザフスタンの3カ国で構成される関税同盟は、世界貿易機関(WTO)のルールに準拠した食品安全基準を採用する。ロシアのプーチン首相が17日、明らかにした。 \ プーチン首相は、18日にサンクトペテルブル

CIS諸国、自由貿易圏創設で合意

ロシアなど旧ソ連諸国で構成する独立国家共同体は18日、ロシアのサンクトペテルブルクで首相会合を開き、自由貿易圏の創設に関する合意文書に調印した。 \ 会合後に会見したロシアのプーチン首相は、「長く白熱した、しかし建設的な

SABミラー、トルコのビール最大手と戦略提携

世界2位のビールメーカーである英国のSABミラーが、トルコ同業のアナドル・エフェスの株式24%を取得する。代わりに、ロシア・ウクライナ事業(時価19億米ドル)をアナドル・エフェスに譲渡する。伝統的市場の米国・欧州での拡販

伊ブレンボ、ポーランドで新工場が稼働

伊自動車部品大手のブレンボがポーランドのドンブロバ・ゴルニチャに新設したブレーキ部品工場が14日に開業した。これより、ドンブロバ・ゴルニチャ工場の生産能力は2倍に拡大する。同工場の製品は、中東欧諸国で事業展開する欧州自動

サムスン電子、ポーランド・ポズナニにR&D拠点

サムスン電子がポーランド西部のポズナニに研究開発(R&D)センターを新設する。雇用数は最大40名で、デジタルテレビや携帯電話のプログラミングを担当する予定だ。ワルシャワのR&Dセンターで研修を終えた2

LG電子とサムスン、ポーランドで白物家電の生産拡大

韓国の電機大手2社がポーランドで白物家電の生産を拡大する。現地経済紙『Dziennik Gazeta Prawna』によると、LG電子はまもなく、西部のヴロツワフ工場で新型洗濯機の生産ラインを稼働させる。年産能力は70万

米エア・プロダクツ、液化炭酸ガス工場を建設

米産業ガス大手のエア・プロダクツは12日、ポーランド南部のタルヌフに液化炭酸ガス工場を建設すると発表した。また、原料となる炭酸ガスを安定的に調達するため、国内肥料大手Azoty Tarnovと長期供給契約を交わした。産業

ポーランドでGAP1号店がオープン

米衣料品小売最大手のGAP(ギャップ)は20日、ポーランドの首都ワルシャワのアルカディア・ショッピングモールで同国1号店をオープンした。市場調査会社PMRの小売アナリストによると、ギャップはポーランド市場への参入が遅れた

ポーランド9月鉱工業生産、予想以上の伸び

ポーランド中央統計局(GUS)が19日発表した9月の鉱工業生産(建設業を除く、速報値)は名目ベースで前年同月比7.7%増、前月比13%増となり、ブルームバーグが実施したアナリスト予想の中央値5.2%、10%をそれぞれ大き

賃金の伸び、インフレ率を上回る

ポーランドでは過去6年間、賃金の伸びが物価の上昇率を上回っていることが中央統計局のまとめで明らかになった。同国の消費者物価は2005年9月から2011年9月までに19.3%上昇したのに対して、名目賃金は民間部門で44.6

ボッシュ、ブダペストに新拠点を開設

独エンジニアリング大手のボッシュが19日、開発センターや事業部門を統合する新拠点をブダペストに建設するプロジェクトの第一段階として、開発センターの起工式を行った。現地通信社MTIによると、投資額は60億フォリントで、20

マジャールテレコム、250人を追加削減

ハンガリー通信最大手のマジャールテレコムは18日、来年の人員削減で労働組合と合意に達したと発表した。経営効率化の一環で、250人を解雇する。契約満了で退任する取締役と定年退職者を加えると、人員を今年6月末時点と比べて約3

ハンガリーの8月小売売上高、微増に転じる

ハンガリー中央統計局(KSH)が21日発表した8月の小売売上高(自動車販売を除く)は季節調整済ベースで前年同月から0.4%増加し、7月の1.3%減からプラスに転じた。前月比でも0.4%増となり、2カ月続いた減少にストップ

1-9月のチェコ乗用車生産、過去最高の89万5,700台

チェコ自動車工業会(SAP)が21日発表した2011年1-9月期の乗用車・小型商用車生産台数は前年同期比11.4%増の89万5,728台となり、1-9月期の数値として過去最高を記録した。独フォルクスワーゲン傘下のシュコダ

チェコ、再可エネ助成に6億4,000万ドル

チェコ政府は来年、再生可能エネルギーの助成予算として118億コルナ(6億4,100万米ドル)を支出する計画だ。電力料金の値上がり幅を5.5%以内に抑えるのが目的。20日公開の産業省案で明らかになった。 \ チェコではソー

ティファニー、プラハに中東欧初の直営店

高級宝飾メーカーの米ティファニーが中東欧で初の直営店をチェコのプラハに出店する。新興地域での成長を図る戦略の一環で、高級ブランドが店を構える旧市街のパジージュスカー通りで来年夏から営業を開始する予定だ。ディファニーが21

韓国のテレビ部品メーカー、スロバキアで1,400人解雇

液晶テレビの部品メーカーである韓国Hansolはこのほど、スロバキアで1,400人超を解雇した。同社現地法人の広報担当者によると、解雇対象となったのは同国西部トルナバ近郊のVoderady工場の従業員。同工場では世界液晶

華為技術、ルーマニアにサポートセンター設立

中国の通信機器大手、華為技術は来年2月、中国、インド、メキシコに次ぐ同社4番目のグローバルサポートセンターをルーマニアに開設する。同国通信・情報社会省が明らかにした。開設場所など詳細については、華為技術が今後、明らかにす

仏Filasa、ルーマニアの風力発電に7.8億ユーロ投資

再生可能エネルギー投資会社の仏Filasaがルーマニアの風力発電事業に今後2年で7億8,000万ユーロを投資する。同国北部スチャヴァ県にある9自治体の計11カ所に風力発電所を建設する計画で、総発電能力は516メガワット(

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