ナブッコ計画が前進へ
カスピ海周辺国の天然ガスをトルコ経由で欧州に運ぶ「ナブッコ・パイプライン」計画の先行きに明るさが出てきた。6月にトルコがアゼルバイジャン産天然ガスの輸入で合意したことにより、課題となっていた供給源の確保に道筋がついたため […]
カスピ海周辺国の天然ガスをトルコ経由で欧州に運ぶ「ナブッコ・パイプライン」計画の先行きに明るさが出てきた。6月にトルコがアゼルバイジャン産天然ガスの輸入で合意したことにより、課題となっていた供給源の確保に道筋がついたため […]
ウクライナ国営核燃料会社のYaderne Palivoが、ロシア・イルクーツク州のアルガンスクにある国際ウラン濃縮センター(IUEC)の株式10%を取得する。同社は18日、ロシア原子力公社(ロスアトム)との間で買収契約を
LG電子のナム・ヨン最高経営責任者(CEO)は2日、ウクライナ市場への出荷システムを直納方式に切り替えたと発表した。これまでは現地の輸入業者のネットワークを利用していた。ウクライナ政府が取り組む市場透明化への施策に沿うも
ウクライナのヤヌコビッチ大統領は3日、アザロフ首相に書簡を送り、感染症の予防対策の強化とワクチンの供給を確保するよう指示した。 \ ウクライナでは2008年にはしか用ワクチンで死亡者が出たことから、ワクチンに対する不信感
国際通貨基金(IMF)の理事会は7月28日、ウクライナへの総額151億5,000万米ドルの融資を承認した。融資期間は29カ月で、第1弾として19億ドルを直ちに供与する。 \ ウクライナは2008年にIMFから総額164億
独シーメンスは12日、鉄鋼世界最大手アルセロールミタルのウクライナ子会社Kryviy Rihから、鉄鋼半製品の連続鋳造設備一式を受注したと発表した。プラント建設に関連する発注・監督作業や、現地当局への許可申請手続きに必要
仏セメント大手ラファルジュはこのほど、ウズベキスタンの建設資材大手Uzstroymaterialiと、セメントの合弁生産で基本合意した。現地メディアが伝えた。 \ 同国中央部のジサック州で2013年に工場を稼動し、年20
ウクライナの発電用タービン大手ターボアトムは20日、ロシアのロストフ原子力発電所の3号炉にコンデンサーと蒸気タービンを供給することで、ロシア国営の原発ゼネコン企業のアトムエネルゴプロエクトと基本合意したと発表した。最終的
独農業機械大手のクラースはロシアや周辺国のウズベキスタン、カザフスタンの事業を強化する。ロシアでは今後数年間に4,000万~5,000万ユーロを投資し、生産能力を拡大する計画だ。同社のカタリーナ・クラースミュールホイザー
カザフスタン政府は13日、石油輸出税を再導入することを閣議決定した。1トン当たりの税率は原油が20米ドル、軽質油が99.71ドル、重質油が64.47ドル。2008年5月に導入された石油輸出税は、金融危機に伴う原油価格の急
独風力発電会社Enertragはこのほど、ベラルーシの首都ミンスク近郊で大型風力発電所を建設すると発表した。投資額は約3億6,000万ユーロで、同社の外国直接投資としては最大規模となる。2014年までに2段階の工期を経て
ウクライナの鉄鋼最大手メトインベスト(MI)は1日、第3者割当増資を通じ、競合3位のMMK Ilychを買収すると発表した。合併で経営体力を強化し、需要後退に対応する。 \ 合併後の出資比率はMIが75%、Ilych I
中国の国営建設企業である「北京住総集団」(BUCC)はベラルーシの首都ミンスクに住宅地域「Lebjashi」を建設する。投資規模は約3億ドル。4年後に30万平方メートルの土地に住宅街が誕生する予定だ。現地のBelta通信
カザフスタンのナザルバエフ大統領はこのほど、同国北部に新設された金精錬所の開所式で、国内における今年の金生産量を前年比75%増の35トンに拡大するとの方針を示した。同国の金の年間生産量は約20トンだが、新精錬所の稼働でさ
ウズベキスタンの自動車用ガラスメーカーAvtooynaはこのほど、工場の近代化を開始した。同国のAsaka銀行から1,000万ドルを借り入れ、生産能力を年20万枚から27万枚に拡大するため新設備を導入する。現地のオンライ
仏重電大手アルストムは19日、ロシアの鉄道車両メーカー・トランスマシュホールディング(TMH)、カザフスタン国鉄とカザフスタンに合弁会社を設立することで合意した。合弁会社はカザフ国内で電気機関車を生産する。 \ アルスト
カザフスタン政府は21日、原油と銅、亜鉛、金など非鉄金属数種類に輸出税を課す方針を明らかにした。税率や導入時期は不明だが、ブルームバーグによると、9月に政府が議会に提出する2010年補正予算案と11年予算案には、新税によ
カナダのウラン生産大手カメコは、カザフスタン原子力公社(カズアトムプロム)と共同開発している南カザフスタンのインカイ鉱山の生産量を将来的に現在の約2,000トンから4,000トンに引き上げる考えだ。9日付けの『モスクワ・
アゼルバイジャンとトルコは7日、アゼルバイジャンのシャフ・デニスII鉱区で産出する天然ガスを2017年からトルコに輸出することで合意した。輸出量、輸出価格、さらにトルコが天然ガスを欧州に再輸出する際に徴収できる通過手数料
東芝は3日、カザフスタン原子力公社(カザトムプロム)とレアメタル分野の合弁会社を設立することで合意した。両社はカザフスタンで開発・製造するレアメタル製品を世界的に販売する。合弁会社は今年9月に発足する見込み。 \ 合弁会
韓国の鉄鋼大手ポスコは、ウクライナ同業ザポリジスタリの買収を断念したもようだ。ウクライナ経済紙『デロ』が5月28日報じたところによると、ポスコはザポリジスタリの買収を「非合理的」と判断。参加権を得ていた6月の最終入札から
ロシア医薬品卸3位のカトレンは5月25日、ベラルーシの同業ドミナントファルムの株式51%を取得し、子会社化したと発表した。取引額など詳細は公表していない。製薬業界専門のコンサルティング会社ファルムエクスペルトは、取引額を
ソフトウエア開発を手がけるウクライナのエレクス・ソフトウエア(ELEKS Software)は5月25日、ポーランド同業のコトラク・グループ(Kotrak Group)と業務提携したと発表した。提携により、コトラクはエレ
ウズベキスタンの国営電力会社Uzbekenergoは韓国のエンジニアリング企業Doojinと提携して、国内初の風力発電所の建設を計画している。現地のオンラインニュース『UzDaily.uz』がこのほど報じた。 \ 風力発
独トラック大手のMANは、ウズベキスタンでの生産を拡大する。サマルカンドで行っているウズベキスタン自動車産業公社(ウズアフトサノアト)との合弁工場での生産を2012年までに年1,000台に引き上げる。 \ MANのニルソ
独自動車大手のダイムラーとウズベキスタン自動車産業公社(ウズアフトサノアト)は7日、ウズベキスタンでバス製造の合弁会社を設立する契約を締結した。ダイムラーが車台(シャシ)を供給するほか、現地メーカーから一部部品を調達。セ
ケーブル・ワイヤーメーカーの独ファルク・ポルシェ・テクニックがウズベキスタンの木綿協会Uspachtasnoatと木綿製品向けの包装材を生産する合弁会社を立ち上げた。投資規模は約1,000万ドル。ファルクが51%、木綿協
独製パン材料メーカーのUnifermがベラルーシでイースト工場の建設を計画している。ベラルーシの国営食品会社Belgospischepromによると、イースト工場はスウツクにある同社の角砂糖工場の敷地内に建設される。Un
ウクライナ中央銀行は7日、政策金利である有担保コール翌日物金利を1%引き下げ、年11.5%にすると決定した。無担保コール翌日物は0.25%の利下げで、年13.25%。ともに11日から適用する。市場では、ギリシャの財政問題
鉱山開発用の火薬、インフラ製造を手がけるスペインのマクサムは、1,540万ドルを投じてウズベキスタン工場を改修し、12月から硝酸アンモニウムの生産を開始する。年6万トンを生産し、その大半(5万5,000トン)を輸出に回す
カザフスタン2位の銀行であるハリク銀行のシャヤフメトワ最高経営責任者(CEO)は4月27日、債務不履行(デフォルト)に陥った同3位のバンク・トゥランアレム(BTA)の買収を検討していることを明らかにした。 \ BTAは金
中国国営の中国石油天然ガス集団(CNPC)はウズベキスタン東部フェルガナ盆地の北端に位置するMingbulak油田の開発に2億1,170万米ドルを投資する。2014年までに資金を地質調査や採掘作業に充てる計画で、採掘した
ウクライナ独禁当局は22日、3月に承認した携帯電話サービス大手ビンペルコムとキエフスターの統合について、再審査すると発表した。競合企業のアステリト(Astelit)から提出された異議申し立てを吟味する必要が生じたためで、
ロシアの石油大手ルクオイルの傘下にあるウクライナの石油化学会社カルパトネフテヒム(KNK)は、11月から国内で初めてポリ塩化ビニール(PVC)の生産を開始する。業界サイトの『Eplastics-pl』が、同社のCzmic
ウズベキスタンの金・ウラン生産大手NGMK(Navoi Mining and Metallurgy Combine)はこのほど、同国中部にあるZarmitan鉱床で建設している金の湿式精錬工場を7月に開所すると発表した。
ウクライナ鉄鋼大手ザポリジスタリの買収に、韓国のポスコなど3社が乗り出している。韓国のニュースサイト『マネー・トゥデイ』などが伝えたところによると、14日にウクライナでザポリジスタリの売却に関する予備入札が行われ、ポスコ
中央アジア・キルギスの政変で失脚し、同国南部ジャラル・アバード州に逃れていたバキエフ大統領は15日、隣国カザフスタンに出国した。ロシアのニュースサイト『Gazeta.ru』が暫定政権の幹部の話として報じたところによると、
ウクライナ国家統計局が15日発表した2010年3月の鉱工業生産は、前年同月比13.8%増となり、07年1月以来で最大の上昇を記録した。前月比でも16.2%増と製造業の回復が加速してきたことを示した。 \ ブルームバーグに
ウクライナのティギプコ副首相は15日、付加価値税(VAT)還付を目的とした国債(VAT債)をセカンダリーマーケット(既発証券の流通市場)で取引することを認める考えを明らかにした。 \ VAT債は2年物と3年物があり、政府
スウェーデンの商用車大手ボルボ・トラックスが、ベラルーシのトラック大手MAZと大型トラックを現地生産することを検討している。MAZは国立行政アカデミーの研究者と共同で大型トラックの次世代モデル開発を計画。同計画の責任者の
業務提携・パートナー求む \ \ T1009 リトアニア:商品陳列用プラスチック製品メーカーが輸出を希望 \ 問合せ先:JSC Litpolstar, \ Mrs. Donata Petkuviene, Export
反政府デモを行う野党支持者らと治安部隊の衝突で死傷者が出た中央アジアのキルギスで7日、野党勢力が議会を解散し、オトゥンバエワ元外相を首班とする臨時政府を樹立した。バキエフ大統領は首都から脱出し、政権は事実上崩壊した。 \
住友商事は24日、カザフスタン国営原子力公社カザトムプロムとレアアースを回収する合弁会社を設立した。カザフ国内に大量に存在するウラン鉱石残渣(さ)から、電気自動車や風力発電のモーターに必要不可欠なネオジムやディスプロシウ
国際協力銀行(JBIC)と三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行は、トルクメニスタンの国営化学公社トルクメンヒーミヤが実施する化学肥料プラント建設に約450億ユーロを協調融資する。JBICが19日、同国政府と貸付契約に調印した
カザフスタンのイセケシェフ産業相は17日、同国の銅生産量が2015年までに現在の年間40万トンから約24%拡大し、年間49万5,000トンに達するとの見通しを示した。生産の増加幅は、国内銅最大手カザフミスが2万トン、スイ
ウクライナ議会は11日、ミコラ・アザロフ元副首相兼財相を首班とする新内閣を賛成多数で承認した。アザロフ新首相は内閣発足が決まった後の議会演説で、昨年11月から凍結されている国際通貨基金(IMF)の金融支援早期再開を目指す
国際石油開発帝石ホールディングスは9日、英石油大手BPなどと共同開発するアゼルバイジャン領カスピ海域のACG鉱区で、大規模な追加開発計画がアゼルバイジャン政府により承認されたと発表した。国際帝石はBPなどとともに計60億
ウクライナ議会は3日、ティモシェンコ内閣に対する内閣不信任案を賛成多数で可決した。現地紙『デロ』によると、後任の首相には大統領選でヤヌコビッチ新大統領の選対委員長を務めたアザーロフ地域党議員が有力視されているという。 \
2月7日のウクライナ大統領選挙で当選したヤヌコビッチ新大統領は25日、同国議会で就任宣誓を行い、正式に大統領に就任した。任期は5年。新大統領は就任演説で政治の安定を回復させると強調、議会に協力を呼び掛けた。だが、大統領選
ウクライナが、今年1月に発足したロシア、ベラルーシ、カザフスタンの3カ国関税同盟への参加を検討している。ロシア日刊紙『コメルサント』が17日付で、「ヤヌコビッチ新大統領のチームが、関税同盟参加に向けて真剣に準備を進めてい