化学

製造業売上、自動車けん引で1月は1.1%増に

ドイツ連邦統計局が9日発表した2015年1月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.1%増となり、2カ月連続で拡大した。ユーロ圏外が4.4%増加して全体をけん引。国内(0.2%減)とユ […]

ヘンケル―増益確保、東欧の不振相殺―

洗剤・接着剤大手の独ヘンケル(デュッセルドルフ)が4日発表した2014年12月期の営業利益(EBIT、調整済み)は25億8,800万ユーロとなり、前期比で2.9%増加した。ウクライナ問題を受けて東欧事業は低迷したものの、

ポルシェ

高級車大手の独ポルシェは2日、繊維複合材部品メーカーの独カプリコーン・コンポジットに25.1%出資すると発表した。カプリコーンはポルシェのレーシングカー「918スパイダー」に部品を供給しており、今回の資本参加により協力関

ドラッグストア大手dmが無料レジ袋削減へ

独ドラッグストア大手のdmが無料レジ袋の配布を削減する。欧州連合(EU)の規制方針を受けた措置で、広報担当者は「持続可能性はdmにとって極めて重要な関心事だ」との立場を示した。日刊紙『ヴェルト』が報じた。 dmの店舗では

ヘンケル、14年は小幅増益

独化学大手ヘンケルが4日発表した2014年12月通期の純利益は16億2,800万ユーロとなり、前期から2.5%増加した。ウクライナ問題を受けて東欧事業は低迷したものの、ドイツや中国などの事業が好調で、小幅ながら増益を確保

メルク、営業利益が過去最高更新

独製薬・化学大手のメルクが3日発表した2014年12月通期決算の営業利益(EBITDA、特別費計上前)は前期比4.1%増の33億8,770万ユーロとなり、過去最高益を記録した。電気製品向け化学材料メーカーAZエレクトロニ

バイエル

製薬・化学大手の独バイエルが2月26日発表した2014年12月期決算の営業利益(EBITDA、特別要因を除く)は前期比4.9%増の88億1,200万ユーロとなり、過去最高を記録した。比較的新しい特許薬5種類の販売が好調で

独化学業界売上、今年は減少見通し

独化学工業会(VCI)は2月25日、2015年の業界売上高(製薬を含む)が前年比0.5%減の1,922億ユーロに縮小するとの予測を発表した。最重要市場のユーロ圏で景気の回復が続き、石油・ユーロ安も追い風になるものの、経済

1月輸入物価4.4%低下、09年11月来の下落幅に

ドイツ連邦統計局が2月27日発表した2015年1月の輸入物価指数(2010年=100)は前年同月比4.4%減の100.2に低下し、09年11月以来の大きな下落幅となった。1年前の水準を下回るのは24カ月連続。エネルギーが

ハイデルベルガー―サービス事業強化に向け買収―

印刷機械大手の独ハイデルベルガー・ドルックマシーネン(ハイデルベルク)は3日、提携先の消耗品・サービス販売事業者プリンティング・システムズ・グループ(PSG)を米投資会社CoBeキャピタルから買収すると発表した。印刷機械

BASF―増益確保、石油安追い風に―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が2月27日発表した2014年12月期決算の営業利益(EBIT、調整前)は73億5,700万ユーロとなり、前期を4.0%上回った。石油価格の大幅下落が追い風となった格好で、

メルク―売上・営業益記録更新―

製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)が3日発表した2014年12月期決算の営業利益(EBITDA、特別費計上前)は前期比4.1%増の33億8,770万ユーロとなり、過去最高を記録した。電気製品向け化学材料メーカー

エボニック―14年も減益に、第4四半期は増益に転換―

特殊化学大手の独エボニック(エッセン)が3日発表した2014年12月期決算の営業利益(EBITDA、調整済み)は前期比6%減の18億6,700万ユーロに縮小し、前期に引き続き減益となった。主力製品の価格下落が直撃。最終利

フレゼニウス―買収に意欲―

総合医療大手の独フレゼニウス(バート・ホンブルク)は2月25日の決算発表で新規買収に意欲を示した。特に点滴治療薬・医療用栄養剤子会社のフレゼニウス・カービで中小規模の買収を行う考え。米競合ホスピーラの買収方針を製薬大手の

バイエル、売上高が過去最高更新

独製薬・化学大手のバイエルが2月26日発表した2014年12月通期決算の売上高は前期比5.2%増の422億3,900万ユーロとなり、過去最高を更新した。比較的新しい特許薬5種類の販売が好調で、収益が拡大した。純利益は7.

BASF、14年純利益は7.6%増

独化学大手のBASFが2月27日発表した2014年12月通期決算の純利益は、前期比7.6%増の51億5,500万ユーロとなった。売上高は0.5%増の743億2,600万ユーロと、小幅の伸びにとどまった。 営業利益(EBI

ソルベイ、米国にPEEK樹脂の工場建設

ベルギー化学大手ソルベイは24日、米ジョージア州オーガスタの拠点にポリエーテルエーテルケトン(PEEK)の工場を建設すると発表した。高性能ポリマーの需要拡大に対応する。 新工場は既存のモノマーおよびレジン工場に隣接して建

BASF―米国にアンモニア工場設置、ヤラと共同で―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は19日、ノルウェーの窒素肥料大手ヤラ・インターナショナルと共同で米国にアンモニア工場を建設すると発表した。原料コストが低いため、同地に白羽の矢を立てた。 メキシコ湾岸のフ

ネスレ―米国で人工香料・着色料の使用中止へ―

食品大手ネスレの米国法人ネスレUSAは17日、同国で販売するチョコレート・キャンディで人工香料と人口着色料を使用しない方針を明らかにした。消費者の嗜好の変化を受けた措置で、年末までに天然香料・着色料に全面移行する。味は変

ハンガリー製薬大手リヒター、米社の新薬開発支援

ハンガリー製薬大手のゲデオン・リヒターは19日、バイオ医薬品の開発を手がける米エベストラの転換社債500万ドルを引き受けると発表した。エベストラの新薬開発を支援する。 エベストラは女性用医薬品の開発を専門に手がけるバイオ

スロバキア企業、バイオ溶剤工場を設置

スロバキアのミペル(Miper)が同国西南のハンガリー国境の町シュトゥーロヴォに、トウモロコシを原料とするバイオ溶剤の工場を設置する。投資規模は5,000万ユーロ。 同社が提出した書類によると、シュトゥーロヴォ工業団地内

スペイン自動車部品メーカー、セルビア同業を買収

スペインの自動車部品メーカー、テクニアはこのほど、セルビア同業のプロモトア・イルヴァを買収したと発表した。バルセロナ近郊にあるマンレサ工場から、主にワイパーの生産設備を移管するのが目的。買収金額は明らかにしていない。 プ

武田薬品、トルコ製薬大手ノイテックの子会社を買収

武田薬品は24日、トルコ同業のノイテックから子会社トプラムカリテを最大3億トルコリラ(約145億円)で買収すると発表した。トプラムカリテの持つ医薬品13製品を取得して販売品目を増やし、トルコ市場における地位の強化と事業拡

ベラルーシ、日本からの投資に期待

ベラルーシのマチュシェフスキ副首相は18日、日本からの直接投資拡大への期待を示した。丸紅の吉田亙顧問と会談した後に国営通信社ベルタに語ったもので、日本との提携の可能性は大きく、同国の外交政策の重点として力を入れるとしてい

生産者物価18カ月連続で低下、1月-2.2%に

ドイツ連邦統計局が20日発表した2015年1月の生産者物価指数は前年同月比2.2%減となり、下げ幅は前月の同1.7%から拡大した。前年同月を下回るのは18カ月連続。エネルギーが6.3%低下し、全体を強く押し下げた格好で、

カネカが独バイオテックと提携、生分解性樹脂開発で

カネカは17日、独化学メーカーのバイオテックと包括提携することで合意したと発表した。カネカの生分解性ポリマー「アオニレックス」をバイオテックに供給し、新たな樹脂、商品開発を共同で進める。欧州市場の開拓が主な狙いで、カネカ

ハンガリー製薬大手リヒター、米社の新薬開発支援

ハンガリー製薬大手のゲデオン・リヒターは19日、バイオ医薬品の開発を手がける米エベストラの転換社債500万ドルを引き受けると発表した。エベストラの新薬開発を支援する。 エベストラは女性用医薬品の開発を専門に手がけるバイオ

カネカ―独バイオテックと提携、生分解性樹脂開発で―

カネカは17日、化学メーカーの独バイオテックと包括提携することで合意したと発表した。カネカの生分解性ポリマー「アオニレックス」をバイオテックに供給。新たな樹脂、商品開発を両社が共同で進める。欧州市場の開拓が主な狙いで、カ

独ワゴ社のポーランド子会社、国内に新工場

コネクタやオートメーション機器を製造するドイツのワゴ社はこのほど、現地子会社のワゴ・エルヴァグがポーランド南西部のヴルブロヴィツェに新工場を建設すると発表した。現地経済紙『テレニ・インヴェスチツィネ・インフォ』(電子版)

伊ケーブル大手プリズミアン、ルーマニア工場を拡張

ケーブル大手の伊プリズミアンは先ごろ、3,000万ユーロを投じてルーマニア南部のスラティナ工場を拡張すると発表した。生産施設の新設や既存設備の刷新により、電線や光ファイバー・ケーブルの生産能力を強化する。 2020年まで

ソルベイ、中国自動車産業の持続的な成長を支援

ベルギー化学大手ソルベイは、中国の自動車産業の持続可能な発展をサポートする製品をより多く展開する方針だ。 世界最大の自動車市場である中国では、自動車の普及が拡大するのに従って排気ガスによる大気汚染やエネルギー消費といった

フレゼニウス―輸血用品事業の部分売却を検討―

総合医療大手の独フレゼニウス(バート・ホームブルク)が輸血用品事業の部分売却を検討している。同社への取材をもとに10日付『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が報じたもので、傘下企業フェンオールの仏ラ・シャトル工場を放出す

独フランツ・モラート、ポーランドに新工場

ドイツの産業用部品メーカー、フランツ・モラート・グループがポーランドに同社初の国外生産拠点を設ける。南西部でチェコとの国境に近いノヴァ・ルーダ工場は施設面積が2,500平方メートルで、今年夏の操業開始を目指す。当面は同社

ランクセス―ゴム分野で合弁交渉―

化学大手の独ランクセス(ケルン)は9日、主力の合成ゴム事業分野で合弁化に向けた交渉を進めている事実を明らかにした。合成ゴム市場では業界の過剰生産能力と価格下落を受けて競争が激化。同社は業績改善に向けて組織再編に取り組んで

松風―独メルツの歯科材料子会社買収―

松風は6日、独製薬大手メルツの歯科材料子会社メルツ・デンタルを完全買収することで合意したと発表した。経営のグローバル化に向けた取り組みの一環。取得価格はアドバイザリー費用なども含めて1,645万4,000ユーロ(22億2

シンジェンタ―純利益が減少―

スイスの農薬大手シンジェンタ(バーゼル)が4日発表した2014年12月期決算の営業利益(EBITDA)は前期比1%増の29億2,600万米ドルと小幅な伸びにとどまった。北米の異常気象と収益力の弱い事業からの撤退コストが響

ノバルティスの日本法人、厚労省が業務停止命令へ

スイス製薬大手のノバルティスは3日、日本法人のノバルティスファーマが白血病治療薬などの副作用報告を怠っていた問題で、厚生労働省から業務停止命令の予備通知を受けたことを明らかにした。 ノバルティスファーマは昨年12月に発表

シンジェンタ、昨年は小幅増益

スイスの農業化学大手シンジェンタが4日発表した2014年12月通期決算の営業利益(EBITDA)は前期比1%増の29億2,600万米ドルと小幅な伸びにとどまった。北米の異常気象と収益力の弱い事業からの撤退コストが響いた格

ランクセス―14年営業益が予想上回る―

経営再建中の独化学大手ランクセス(ケルン)は1月28日、2014年の営業利益(EBITDA、特別要因を除く)が前年の7億3,500万ユーロから10%増えて約8億800万ユーロ(暫定値)に拡大したと発表した。石油価格の急落

ヘンケル

化学大手の独ヘンケルが米国のマイクロスフェア事業などを米同業のチェースに3,330万ドルで売却した。同社は非中核事業からの撤退方針を打ち出しており、今回の取引はこれに沿った措置。チェースが2日明らかにし、ヘンケルが追認し

ノバルティスとGSKの事業交換、欧州委が条件付きで認可

欧州連合(EU)の欧州委員会は1月28日、スイス製薬大手のノバルティスと同業の英グラクソ・スミスクライン(GSK)が相互に事業を取得する計画を条件付きで認可したと発表した。欧州委は一連の取引を認めた場合、抗がん剤やワクチ

小売売上5年連続で増加、14年は+1.4%に

ドイツ連邦統計局が1月30日発表した2014年の小売売上指数は物価調整後の実質で前年を1.4%上回り、4年来の大きな上げ幅となった。同指数の増加は5年連続。ネット販売を主力とする通販が7.5%増と全体をけん引し、コスメテ

ノバルティスとGSKの事業交換、条件付きで認可

欧州委員会は1月28日、スイス製薬大手のノバルティスと同業の英グラクソ・スミスクライン(GSK)が相互に事業を取得する計画を条件付きで認可したと発表した。欧州委は一連の取引を認めた場合、抗がん剤やワクチンなどの分野で公正

ノバルティスの収益伸び悩み、為替差損など響く

スイスの製薬大手ノバルティスが1月26日発表した2014年12月通期決算の営業利益は107億3,600万米ドルとなり、前期比で1%の伸びにとどまった。主力の特許薬部門が振るわなかったほか、為替差損も響いた格好で、為替の影

ロシュ、14年純利益は16%減

スイス製薬大手のロシュが1月28日発表した2014年12月通期決算の純利益は93億5,300万スイスフラン(約89億4,000万ユーロ)となり、前期比で16%減少した。長期債務の借り換えや評価損・リストラ費用の計上が響い

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