化学

Thyssenkrupp AG―電解設備で伊社と合弁―

鉄鋼系複合企業の独Thyssenkruppは5日、プラント建設子会社ThyssenKrupp Industrial Solutionsがイタリアの電気化学技術企業De Noraと合弁会社ThyssenKrupp Uhde

Evonik Industries AG―リチウムイオン電池事業から撤退へ―

特殊化学大手の独Evonik(エッセン)は10月31日の決算発表で、リチウムイオン電池事業からの撤退方針を明らかにした。赤字が続いているうえ、長期的にみて高い利益率を確保できる見通しも立たないためで、自動車大手Daiml

Clariant AG―ヘキスト工業団地にR&Dセンター―

スイスの化学大手Clariant(ムッテンツ)は10月31日、独フランクフルト郊外のヘキスト工業団地で新しい研究・開発(R&D)センターの開所式を行った。投資総額は1億ユーロで、年間投資予算の3分の1を占める。

バイエル(2013年7-9月期決算)

2013年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は7億3,300万ユーロで、前年同期から42%増加。売上高はユーロ高の影響で0.2%減の96億4,000万ユーロに後退したが、前年同期のような特別損失がなかったことで収益が拡

化学業界ベア5.5%要求の方向

独化学労組IG BCEの執行部は22日、次期労使交渉でベア5.5%を要求する方針案を全会一致で承認した。新協定の有効期間は1年とする考え。同方針案は今後、国内1,900カ所の事業所で検討され、各地区レベルで集約される。労

ElringKlinger AG―ユーロ高が直撃―

自動車部品製造の独ElringKlinger(デティンゲン・アン・デア・エルムス)が25日発表した2013年7-9月期暫定決算の営業利益(EBIT)は前年同期比2.5%減の3,510万ユーロに後退した。米ドル、ブラジルレ

BASF SE―7-9月期2ケタ増益に、ユーロ高で増収は小幅―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が25日発表した2013年7-9月期(第3四半期)の最終利益は10億9,600万ユーロとなり、前年同期比で18.5%増加した。機能性材料、石油・天然ガス部門が好調だったほか

BASF SE―顔料事業再編、スコットランド工場は閉鎖へ―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は23日、顔料事業の再編計画を発表した。付加価値の高い特注品事業を強化するほか、グローバル生産網を最適化。市場ニーズにきめ細かく対応できる体制を整え、競争力を引き上げる。

独ヘンケル、中東欧統括子会社で生産を強化

独化学・日用品大手のヘンケルが中東欧事業を統括するウィーン子会社(ヘンケルCEE)における生産を強化する。年末までの投資規模は1,200万ユーロとなる見通しだ。 \ ウィーン・エルトベルク地区にある工場では、先ごろ新しい

アクゾノーベル(2013年7-9月期決算)

2013年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は1億5,500万ユーロで、前年同期から41%増加。装飾用塗料部門が多額の評価損を出した前年同期のような特別損失がなかったことが反映された。ただ、欧州などでの需要低迷により、

BASF(2013年7-9月期決算)

2013年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は10億9,600万ユーロで、前年同期から18.5%増加。機能性材料、石油・ガス関連部門が好調で収益を押し上げた。コスト削減策も奏効した。売上高は1.5%増の177億3,00

生産者物価2カ月連続低下、9月は前年同月比-0.5%に

ドイツ連邦統計局が21日発表した2013年9月の生産者物価指数(2010年=100)は前年同月比0.5%減となり、2カ月連続で後退した。エネルギーと中間財が下落し、全体が強く押し下げられた格好。エネルギーを除いたベースで

独バンパー製造のレハウ、ハンガリー工場が開業

ドイツのポリマー樹脂建材・自動車部品メーカーであるレハウはこのほど、ハンガリー北西部のジェールに建設した新工場を正式に開所したと発表した。隣接する独アウディ工場にジャストインタイムでバンパーを供給する。投資額は5,000

BMW―EV「i3」の需要旺盛―

自動車大手のBMW(ミュンヘン)が11月に発売する同社初の電気自動車「i3」の受注が好調なようだ。フリードリヒ・アイヒナー財務担当取締役の発言などをもとに『ハンデルスブラット(HB)』紙が報じたところによると、予約販売台

ハンガリーMOL、ブタジエン工場を新設

ハンガリー石油最大手MOLの化学子会社ティサイ・ヴェジ・コンビナート(TVK)がブタジエン工場を新設する。費用は350億フォリント(1億1,825万ユーロ)。合成ゴムの主要原料の一つであるブタジエンを国内のタイヤメーカー

BASF SE―米に合弁設立の方向、アンモニア生産で―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)とノルウェーの窒素肥料大手Yaraは18日、米国のメキシコ湾岸地域に合弁会社を設立することを検討していると発表した。アンモニアを共同生産する方向。生産能力と設置場所について

墺RIH、スロベニア塗料メーカー買収

オーストリアのオフィス用品・工業用塗料大手リング・インターナショナル・ホールディング(RIH)は16日、スロベニア国営塗料メーカーのヘリオスを買収することで合意した。株式73.12%を1株当たり520ユーロ、総額1億4,

SGL Carbon SE―カナダの黒鉛電極工場閉鎖―

カーボン製品大手の独SGL Carbon(ヴィースバーデン)は18日、カナダ東南部のラシュートにある黒鉛電極工場の操業を来年第1四半期に完全停止すると発表した。2015年までに年間コストを1億5,000万ユーロ圧縮する計

Douglas Holding AG―仏香水チェーン買収に向け独占交渉―

香水小売チェーンの独Douglas(ハーゲン)は21日、仏競合Nocibeの買収に向けて独占交渉を進めていると発表した。現地紙『レゼコー』の18日付の報道を追認した格好。ロイター通信によると、独禁当局の承認を得るには一部

化学肥料の使用量、昨年度は4.5%増加

ドイツ連邦統計局が22日発表した化学肥料の昨年度(2012年7月~13年6月)の国内使用量は489万トンとなり、前年比で4.5%増加した。全体の半分以上を占める石灰が5.9%増の254トンに拡大。ドイツ統一(1990年)

製造業売上4カ月ぶり増加、自動車けん引で8月+2.3%に

ドイツ連邦統計局が10日発表した2013年8月の製造業売上指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比2.3%増(暫定値)となり、4カ月ぶりに拡大へと転じた。自動車が大きく伸びて全体が強く押し上げられた格好。 \

Siemens AG―水処理事業、投資会社に売却か―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は水処理事業を英投資会社AEA Investorsに売却するもようだ。ロイター通信が関係者2人の情報として15日、報じたもので、売却交渉は進展した段階にあるという。Siemensは

Oxea GmbH―オマーン国営会社が買収―

化学大手の独Oxea(オーバーハウゼン)は10日、投資会社のAdvent Internationalが同社をオマーン国営石油会社Oman Oil Company(OOC)に売却すると発表した。取引価格は非公開。業界では債

Clariant AG―洗剤原料事業を売却―

スイスの特殊化学大手Clariant(ムッテンツ)は15日、洗剤原料事業を投資会社International Chemical Investors Group (ICIG)に売却すると発表した。同社は周辺事業の整理を進め

Sartorius AG―英同業を買収―

ラボ機器大手の独Sartorius(ゲッティンゲン)は7日、英同業TAP Biosystems Groupを子会社Sartorius Stedim Biotechを通して買収すると発表した。TAP Biosystemsの

独ティッセンクルップ、ベラルーシ肥料大手からプラント受注

独鉄鋼大手ティッセンクルップは7日、エンジニアリング部門のティッセンクルップ・インダストリアル・ソリューションズがベラルーシの肥料大手グロドノ・アゾトから硝酸プラントおよび尿素硝酸アンモニウム(UAN)プラントを受注した

ベルギー化学大手ソルベイ、米ケムロジックスを買収

ベルギー化学大手のソルベイは7日、米特殊化学メーカーのケムロジックスを13億4,500万ドルで買収することで合意したと発表した。ケムロジックスは油田掘削に使われる化学品に特化したメーカー。ソルベイは同社の買収によって、シ

ブラジル向け輸出、08年比35%増に

ドイツ連邦統計局の発表によると、ブラジル向けの昨年の輸出額は117億ユーロで、2008年に比べ35.1%増加した。同国からの輸入額は106億ユーロで、同増加幅は12.0%にとどまる。輸出先国としては上から20番目、輸入先

生産者物価、8月は0.5%減に

ドイツ連邦統計局が4日発表した2013年8月の生産者物価指数(2010年=100)は106.5となり、前年同月を0.5%下回った。非耐久消費財は上げ幅が大きかったものの、エネルギーと中間財の価格が低下。全体が強く押し下げ

BASF SE―農薬部門の売上目標引き上げ、20年に80億ユーロへ―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は2日、農薬部門の売上目標を大幅に引き上げた。新興国で食生活の水準が向上していることを背景に農薬需要が大幅に増えると予想。巨額投資などをテコに2020年までに売上高を昨年の

Gerresheimer AG―組織スリム化―

医薬品や化粧品用の包装材メーカーである独Gerresheimer(デュッセルドルフ)は2日の決算発表で組織のスリム化方針を明らかにした。コスト削減と顧客ニーズにより適切に対応できるようにすることが狙い。新年度が始まる12

ブリヂストン、トルコに第2工場設置へ

ブリヂストンがトルコで乗用車用ラジアルタイヤ工場の新設に向けて用地取得に乗り出している。完成すると、イズミット工場に続いてトルコで2番目の生産拠点となる。サバンジ・グループとの合弁会社ブリサに操業を任せる予定だ。具体的な

中国投資、カリ肥料最大手ウラルカリ株12.5%を取得

中国政府系ファンドの中国投資有限責任公司(CIC)が子会社を通じ、ロシア最大のカリ肥料メーカー、ウラルカリの発行済み株式12.5%を取得した。肥料の安定調達が狙い。ウラルカリが24日、明らかにした。 \ ウラルカリによる

独航空機部品業界に淘汰の時代、エアバスの要求基準アップで

ドイツの航空機部品業界に近い将来、大規模な淘汰の波が押し寄せる見通しだ。主要顧客のエアバスがサプライヤーに対する要求基準を大幅に引き上げたためで、各社は速やかな対応を迫られている。独航空宇宙産業連盟(BDLI)の調査レポ

水素スタンド網構築へ、ダイムラーなどが全国400カ所に

自動車大手のダイムラーは9月30日、石油・工業ガス大手5社と共同でドイツ国内に水素燃料スタンド網を構築すると発表した。燃料電池車の普及促進を狙った取り組みで、現在16カ所にとどまる国内の同スタンド数を2023年までに約4

クロアチア製薬ペルボ、コプリヴニツァにプラント建設

クロアチアの製薬会社ベルポは、5億クナを投じて北部コプリヴニツァにプラントを建設する。来年初頭に着工し、試験稼働を経て2016年から本格的な生産に入る計画だ。 \ 新工場の稼働により、ペルボの生産能力は全体で30%拡大す

Lanxess AG―コスト削減へ―

化学大手の独Lanxess(ケルン)は17日、コスト削減計画を発表した。事業環境が悪化していることに対応、人員整理などを通して2015年から年間コストを1億ユーロ圧縮する。 \ 従業員数は現在1万7,500人で、経営陣は

SGL Carbon SE―年間コスト1.5億ユーロ圧縮へ―

黒鉛電極大手の独SGL Carbon(ヴィースバーデン)は23日、コスト削減計画を発表した。需要の減少などを受けて業績が悪化していることに対応。2015年までに年間コストを1億5,000万ユーロ圧縮する。 \ コスト削減

Brenntag

化学品商社大手の独Brenntagは17日、インドのバイオ企業Zytexグループから食品添加剤のディストリビューター事業を買収すると発表した。現地の食品産業向け事業を強化する狙い。取引金額は公表していない。買収手続きは今

ロスネフチ、極東に石化コンビナートに建設

ロシアの石油大手ロスネフチは、極東ナホトカに建設する石油化学コンビナートに1兆3,000億ルーブル(294億8,000万ユーロ)を投資する計画だ。インタファクス通信が、関係者の話として伝えた。 \ 石化コンビナートはナホ

バイエル、ロシア事業を拡大

独製薬・化学大手バイエルは、ロシア事業を拡大する。2017年の売上高を2012年比で80%増の13億ユーロに引き上げることを目指し、従業員数を12年の1,570人から2,400人に増やす。 \ 昨年のロシアでの売上高は7

Bayer AG(製薬・化学)―樹脂部門でコスト削減へ―

製薬・化学大手の独Bayer(レバークーゼン)は業績不振の樹脂部門でコストを圧縮する意向だ。デッカース社長が16日明らかにしたもので、すでに従業員代表と協議を開始した。 \ 樹脂業界では過去数年間、新たな工場が世界各地に

独エボニックと墺セカール、繊維強化複合素材の合弁会社設立

独化学大手のエボニックは10日、繊維強化樹脂メーカーの墺セカール・テクノロジー(ヘーニクスベルク)と共同で合弁会社「ライフコン・アドバンスト・コンポジット・プロダクツ」を設立したと発表した。自動車・航空機向けの炭素繊維強

クルマに星の輝きー、ガラス微粒子入り塗料を開発

独化学大手BASFは2日、ガラス微粒子を溶液に分散させた自動車用下塗り塗料を開発したと発表した。「Xスパーク・デザインド・バイ・BASF」と名付けられた同塗料は、ガラス粒子の光の反射で「満天の星空のような」輝きを醸し出す

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