石油・石炭・ガス

セルビア石化大手HIPペトロヘミヤ、設備投資を計画

セルビアの石油化学大手HIPペトロヘミヤはこのほど、ボイボディナ自治州パンチェボ市にポリプロピレン(PP)生産施設を建設する計画について、市当局と基本合意したと発表した。投資額は1億2,000万ユーロを見込む。施設の生産 […]

バシネフチが再国有化へ、システマ保有株に没収命令

ロシアのモスクワ仲裁裁判所は10月30日、ロシアの複合企業AFKシステマが保有する石油企業バシネフチの株式71%を没収し、国有とする判決を下した。2000年代初頭に実施されたバシネフチの民営化と、その後のAFKシステマに

石炭発電所の強制停止も、CO2削減目標達成に向け政府が検討

バーバラ・ヘンドリックス連邦環境相は3日、ドイツの二酸化炭素(CO2)排出削減目標を達成するには国内の石炭・褐炭発電能力を引き下げざるを得ないとの見方を示した。現状では削減目標を実現できないとみており、石炭・褐炭発電所の

低インフレ続く、4カ月連続で0.8%に

ドイツ連邦統計局が10月30日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比の上昇率が0.8%となり、これまで同様、低水準にとどまった。インフレ率が0.8%となるのは4カ月連続。エネルギーが2.3%減となり、全体が強

バッテンフォール―独褐炭採掘・発電事業から撤退の方向―

スウェーデン国営エネルギー大手のバッテンフォール(ストックホルム)は10月30日、ドイツの褐炭採掘・発電事業からの撤退を検討することを明らかにした。同社はスウェーデンの政権交代を受けて二酸化炭素(CO2)の排出削減と再生

製造業のエネルギー消費、1位は天然ガス

ドイツ連邦統計局が10月29日発表した国内製造業のエネルギー消費量は昨年、4,056ペタジュールとなり、前年比で1.8%減少した。最も多く利用されているエネルギー源は天然ガスで、シェア27%を記録。これに電力(21%)、

EUの温効ガス排出、13年は1.8%減

欧州環境庁(EEA)が10月28日公表したレポートによると、EU域内における2013年の温室効果ガス排出量は前年比で1.8%減少した。基準年である1990年比では19.3%減となり、EUが公約している20年までに温室効果

バシネフチが再国有化へ、システマ保有株に没収命令

ロシアのモスクワ仲裁裁判所は10月30日、ロシアの複合企業AFKシステマが保有する石油企業バシネフチの株式71%を没収し、国有とする判決を下した。2000年代初頭に実施されたバシネフチの民営化と、その後のAFKシステマに

仏トタルCEO、航空事故で死亡

仏石油大手トタルのクリストフ・ドマージュリー最高経営責任者(CEO)兼会長(63)が10月20日、航空機事故で死亡した。これを受けて同社は22日、ティエリー・デマレ元会長兼CEOを新会長、製油・化学部門の責任者だったフィ

BASF―中期目標を撤回、コスト削減強化へ―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は24日の決算報告で、2011年に打ち出した中期業績目標を撤回した。世界経済の先行き不透明感が強まっていることを受けた措置で、15年に売上高で800億ユーロ、営業利益(EB

露・ウクライナ、ガス供給問題で合意できず

ロシアがウクライナへの天然ガス供給を停止している問題で、両国と仲介役の欧州連合(EU)を交えた三者協議が21日、ブリュッセルで行われたが、ウクライナのガス代金支払い能力に対するロシアの懸念を払拭することができず、最終合意

ポーランド新首相、欧州環境サミットで「勝利」宣言

ポーランドのコパチ新首相は24日、欧州環境サミットが「ポーランドの勝利」に終わったと話し、その成果に満足の意を表明した。電力需要の90%を石炭に頼る同国は以前から二酸化炭素(CO2)排出規制の強化に慎重で、コパチ首相も9

ラトビア・ガス、政府による出資買収とん挫

ラトビア政府による独エーオン・ルールガスのラトビア・ガス出資シェアの買収がとん挫したもようだ。中東欧情報サイトnov.ost.infoが20 日、現地複数メディアの情報として伝えたところによると、ルールガスは政府が提示し

ロシア大手3銀行がEUを提訴、制裁解除求め

州連合(EU)の対ロシア制裁をめぐり、ズベルバンク、VTBバンク、開発対外経済銀行(VEB)のロシアの大手銀行3行が24日、制裁の解除を求めて欧州一般裁判所に提訴したことを相次いで明らかにした。 EUは7月末、ウクライナ

輸入物価21カ月連続で低下、9月-1.6%に

ドイツ連邦統計局が28日発表した2014年9月の輸入物価指数は前年同月比1.6%減となり、1年前の水準を21カ月連続で下回った。エネルギーが10.7%減とこれまで同様大きく下落して全体が強く押し下げられた格好。エネルギー

30年までに温室効果ガス40%削減、EUが中期目標を正式決定

EUは23、24日に開いた首脳会議で、2030年に向けた気候変動・エネルギー政策について協議し、同年までに温室効果ガス排出量を1990年比で40%削減するとの目標で合意した。他の国に先駆けて野心的な目標を掲げることで、京

露・ウクライナ、ガス供給問題で合意できず

ロシアがウクライナへの天然ガス供給を停止している問題で、両国と仲介役のEUを交えた三者協議が21日、ブリュッセルで行われたが、ウクライナのガス代金支払い能力に対するロシアの懸念を払拭することができず、最終合意には至らなか

蘭飼料大手ニュートレコ、投資会社が買収

オランダの飼料大手ニュートレコは20日、同国の投資会社SHVによる買収で合意したと発表した。SHVは株式公開買い付け(TOB)を実施し、ニュートレコを1株当たり40ユーロで買収する。ニュートレコ株95%超を確保した場合、

BASFが中期目標撤回、コスト削減強化へ

化学大手の独BASFは24日、2011年に打ち出した中期業績目標を撤回すると発表した。世界経済の先行き不透明感が強まっていることを受けた措置で、15年に売上高で800億ユーロ、営業利益(EBITDAベース)で14億ユーロ

仏トタルCEO、航空事故で死亡

仏石油大手トタルのクリストフ・ドマージュリー最高経営責任者(CEO)兼会長(63)が20日、航空機事故で死亡した。これを受けて同社は22日、ティエリー・デマレ元会長兼CEOを新会長、製油・化学部門の責任者だったフィリップ

ロシア大手3銀行がEUを提訴、制裁解除求め

EUの対ロシア制裁をめぐり、ズベルバンク、VTBバンク、開発対外経済銀行(VEB)のロシアの大手銀行3行が24日、制裁の解除を求めて欧州一般裁判所に提訴したことを相次いで明らかにした。 EUは7月末、ウクライナ情勢をめぐ

H2BER

ドイツのベルリン・シェーネフェルトに建設されたマルチエネルギー供給ステーションの実証試験プロジェクト。ガソリン、ディーゼル燃料のほか、水素、天然ガス(CNG)、液化石油ガス(LPG)の燃料を供給することができる。また、コ

シーメンス―人員削減へ、独の発電設備事業で―

電機大手のシーメンス(ミュンヘン)がドイツの発電設備事業で人員削減に踏み切る意向だ。バイエルン放送が15日報じ、同社が追認した。 シーメンスは発電設備と保守点検の需要低迷に苦しんでいる。特にガス発電分野では欧州で新規受注

RWEの石油採掘子会社売却、英は不承認の方向

エネルギー大手の独RWEが石油・天然ガス採掘子会社RWE Deaをロシア系投資会社レターワンに売却する計画が宙に浮いているもようだ。英『ファイナンシャル・タイムズ』紙が15日報じたもので、英国のエネルギー相は対ロ制裁強化

世界初のLNG発電バージがハンブルク港に

液化天然ガス(LNG)発電設備を搭載したバージ(重い貨物を積んで港湾内を航行する平底の被けん引船)が18日、ハンブルク港に登場した。同タイプのバージは世界初。同港に停泊するアイーダ・クルージズ社の大型クルーズ船に電力を供

「ロシアの天然ガス供給停止は対応可能」=欧州委

欧州連合(EU)の欧州委員会は16日、ロシアがウクライナ問題をめぐって対立するEUへの天然ガス供給を半年間停止した場合の影響を評価するストレステストの結果を公表した。広範囲に影響が及び、一部の加盟国は深刻な状況に陥るとし

ポーランドPGNiG、シェールガスのR&Dプロジェクトに着手

ポーランド石油・ガス採掘公社(PGNiG)は、シェールガス分野で5件の研究開発(R&D)プロジェクトに着手する。来年から実施するとしており、すでに5,060万ズロチの補助金を確保している。16日付の現地紙『ワル

ガスプロム減益、ウクライナ情勢が響く

ウクライナ情勢がガスプロムの収益に影を落としている。14日発表の2014年6月中間期決算(国際会計基準)によると、純利益は前年同期比22.7%減の4,510億ルーブル(111億米ドル)に縮小した。ウクライナの料金滞納で多

生産者物価3カ月連続上昇、エネルギーを除いたベースで

ドイツ連邦統計局が20日発表した2014年9月の生産者物価指数は前年同月比1.0%減となり、14カ月連続で1年前の水準を下回った。エネルギー価格が3.8%下落したことが響いた格好。エネルギーを除いたベースでは0.1増とな

ロシアの天然ガス供給停止、EUは対応可能=欧州委

欧州委員会は16日、ロシアがウクライナ問題をめぐって対立するEUへの天然ガス供給を半年間停止した場合の影響を評価するストレステストの結果を公表した。広範囲に影響が及び、一部の加盟国は深刻な状況に陥るとしながらも、対応でき

スペインのエネルギー大手、チリ同業CGEを買収

スペインのエネルギー大手ガス・ナチュラルはこのほど、チリ同業コンパニア・ヘネラール・デ・エレクトリシダード(CGE)を買収することで合意したと発表した。同社による国外での買収では最大規模となる。 12日の発表によると、ガ

ガスプロム、上期は22%減益

天然ガス世界最大手のロシア国営ガスプロムが14日発表した2014年6月中間決算の純利益は4,510億ルーブル(111億米ドル)となり、前年同期から22.7%減少した。ウクライナに供給したガスの料金滞納で多額の引当金を計上

バイオエタノールでカルテルか、欧州委が立ち入り調査

欧州連合(EU)の欧州委員会は9日、複数のバイオ燃料企業がバイオエタノールで価格カルテルを結んでいる疑いがあるとして、関係各社への立ち入り調査を実施したと発表した。昨年から進めている石油会社の価格操作疑惑に関する調査の一

卸売物価、10月以降は上昇に転じる可能性も

ドイツ連邦統計局が13日発表した2014年9月の卸売物価指数(2010年=100)は106.4となり前年同月比で0.9%低下した。1年前の水準を下回るのは15カ月連続。これまでに引き続き石炭・石油製品が5.2%減と大きく

水素ステーション新設へ、ダイムラーとリンデが独に13カ所

自動車大手のダイムラーと工業ガス大手のリンデは8日、石油会社の協力を得て2015年末までに国内13カ所に水素供給ステーションを設置すると発表した。ダイムラーは水素燃料車の本格投入を17年に計画しており、同車両の普及に欠か

玩具大手レゴがシェルとの販促キャンペーンを中止へ

デンマークの玩具大手レゴが石油大手のシェルと共同で進めてきた販売促進キャンペーンを中止する。環境保護団体グリーンピースの批判を受けたため。レゴのヨルゲン・ビグ・クンドストルフ社長が現地紙『ポリティケン』に明らかにした。

中東欧の売上上位企業、ポーランドが最多

仏信用保険会社コファスは6日、中東欧地域における売上上位企業500社を発表した。そのうちポーランドが148社で全体の3分の1を占め、昨年に引き続き最多。上位10社の半数はポーランド企業だった。また倒産率は同地域で最低を記

ハンガリー、原発拡張でロシアと提携

ウクライナ情勢をめぐる欧州連合(EU)とロシアの関係緊張が続く中、ハンガリー政府は予定通り原発拡張工事をロシア原子力公社(ロスアトム)に発注する方針だ。拡張計画の指揮監督を担当するアティラ・アソディ政府委員が墺APA通信

チェコ石炭最大手のOKD、300人を追加削減

チェコ石炭採掘最大手のOKDは13日、新たな人員削減計画を発表した。石炭価格低迷による経営悪化を食い止め、競争力を強化する狙い。年末付けで300人を解雇する。 解雇の対象は事務職などの地上勤務者で、定年に近い年配者が主と

バイオエタノールでカルテルか、欧州委が立ち入り調査

欧州委員会は9日、複数のバイオ燃料企業がバイオエタノールで価格カルテルを結んでいる疑いがあるとして、関係各社への立ち入り調査を実施したと発表した。昨年から進めている石油会社の価格操作疑惑に関する調査の一環と説明している。

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