―業績予測引き下げ―
スイスの特殊化学大手Clariant(ムッテンツ)は5日、2011年の業績予測を下方修正した。世界経済の減速とスイスフラン高を受けたもので、売上高を従来予測の78億~80億フランから70億~72億フラン、売上高営業利益率 […]
スイスの特殊化学大手Clariant(ムッテンツ)は5日、2011年の業績予測を下方修正した。世界経済の減速とスイスフラン高を受けたもので、売上高を従来予測の78億~80億フランから70億~72億フラン、売上高営業利益率 […]
英金融大手HSBCと金融情報会社マークイットが1日発表した8月のポーランド製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.8となり、前月の52.9を下回った。内需の力強い成長が続き外需の縮小を補った形だが、増産の勢いは弱まって
独化学工業会(VCI)が5日発表した2011年第2四半期の業界生産高(製薬を含む)は前期比で0.6%減少した。比較対象の第1四半期の業績が極めて良好だったことの反動が出たほか、営業日数が少なかったことが響いた格好で、業界
ポーランド中央統計局(GUS)が30日発表した2011年4-6月期の国内総生産(GDP、速報値)は名目ベースで前年同期から4.3%拡大した。前期、前々期と比べるとやや減速したものの、欧州連合(EU)加盟国中5位の高成長で
欧州の銀行の資本水準をめぐり、国際通貨基金(IMF)とEU当局およびユーロ圏主要国の間で意見対立が表面化している。IMFはソブリン債リスクの上昇などにより、欧州の銀行が最大で総額2,000億ユーロの資本不足に陥る可能性が
EU統計局ユーロスタットが2日発表したユーロ圏の7月の生産者物価指数(建設業を除く)上昇率は前年同月比6.1%となり、前月の5.9%から拡大した。エネルギーの上げ幅が11.9%と、依然として高い水準にある(表参照) \
ドイツ政府は8月31日の閣議で、財政危機に陥ったユーロ参加国に緊急金融支援を行う総額4,400億ユーロの「欧州金融安定基金(EFSF)」の機能強化を承認した。今後は同国議会で承認されるかどうかが焦点となる。 \ ユーロ参
欧州中央銀行(ECB)は8月29 日、前週に総額66億6,100万ユーロのユーロ圏国債を流通市場で買い入れたことを明らかにした。ECBによる介入再開で金融市場の動揺が収まりつつあることから、買い入れ額は前々週の143億ユ
欧州委員会が8月30日発表した同月のユーロ圏の景況感指数(ESI、標準値100)は98.3となり、前月の103.0から4.7ポイント低下した。2008年12月以来の大幅な悪化で、長期平均の100ポイントを割り込んだ。 \
EU統計局ユーロスタットが8月31日発表したユーロ圏の同月の消費者物価指数上昇率(インフレ率、速報値)は前年同月比2.5%となり、前月と同水準だった。欧州中央銀行(ECB)が上限目標値とする2%を上回る状態が続いているも
スイス連邦経済省経済事務局(SECO)が1日発表した同国の2011年4-6月期の国内総生産(GDP、速報値)は、物価変動の影響を除いた実質ベースで前期比0.4%増となり、上げ幅は前期の0.6%から縮小した。ユーロ圏の0.
スイスフランの高騰が、中東欧の家計を苦境に陥れている。ハンガリーをはじめとする中東欧諸国ではスイスフラン建ての融資が普及しているが、このところのスイスフラン上昇により返済に行き詰るケースが増加。中東欧で事業展開する西欧の
ポーランド中央統計局が24日発表した2011年7月の小売売上は前年同月比8.2%増となり、上げ幅は6月の10.9%を大きく下回った。市場予測の10%増にも及ばなかったのは自動車販売が予想外に振るわなかったためで、今年とし
ハンガリー国立銀行(MNB)の金融政策理事会は24日、政策金利を6%に据え置くことを全会一致で決定した。インフレ率の低下や物価上昇圧力の緩和、経済減速など、ここ数カ月の経済的状況を踏まえたものだ。金利の据え置きは7カ月連
ハンガリー中央統計局が24日発表した2011年6月の小売売上高(自動車・自動車部品を除く)は6,578億フォリントで、前年同月比で0.5%減少となり、前月の0.7%のプラスから一転、マイナスに落ち込み、市場中央値の0.2
チェコ中央統計局が24日発表した8月の景況感指数は前月比で1.3ポイント低下し、下げ幅は7月の0.5ポイントから膨らんだ。前年同月比では3.3ポイント低下した。事業者の景況感は前月比1.0ポイント減で、下げ幅は7月と変わ
クロアチア統計局が26日発表した今年4-6月期の国内総生産(GDP、速報ベース)は前年同期比0.8%増となり、2年ぶりにプラス成長に転じた。輸出と内需が上昇したことが大きかった。 \ クロアチアのGDPは2000年~07
リトアニア統計局は29日、2011年4-6月期の国内総生産(GDP)が前年同期に比べ6.3%拡大したと発表した。先月28日の速報値を0.2ポイント上回り、欧州連合(EU)加盟国中、エストニアに次ぐ2番目に高い数値を記録し
Ifo経済研究所が24日発表した2011年8月のドイツ企業景況感指数(2005年=100)は前月から4.2ポイント減の108.7となり、大幅に落ち込んだ。同指数の悪化は2カ月連続。金融市場の混乱を受けて景気の先行き不透明
ロシア統計サービス局が24日発表した2011年上半期の対ロシア外国直接投資(FDI)は、前年同期を30%上回る70億米ドルに上った。特に投資が活発だったのは、製造業と金融業だった。金融ローンや証券投資を含めた外国からの総
市場調査大手のGfKが25日発表したドイツ消費者景況感指数の9月向け予測値は5.2となり、前月の5.3(修正値)とほぼ同水準を保った。欧米の財政危機の深刻化を背景に景気の見通しは悪化したものの、雇用が安定しているため0.
ドイツ連邦統計局が26日発表した2011年7月の輸入物価指数は前年同月比の上げ幅が7.5%となり、前月の同6.5%を1ポイント上回った。上昇は2月以来で5カ月ぶり。石油価格の高騰に押され全体が強く押し上げられた格好。ただ
ドイツ連邦統計局が29日発表した2011年8月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比の上昇率(インフレ率)が2.3%となり、前の月の2.4%からやや低下した。世界経済の先行き懸念を受け石油価格が下落したことが大きく、同物
信用不安に直面するスペインの主要与野党は26日、憲法を改正して財政赤字の上限を設けることで合意した。2020年から年間の財政赤字を国内総生産(GDP)比0.4%以内に抑えることを骨子とするもので、ドイツとフランスが提唱す
欧州中央銀行(ECB)は22日、前週(15~19日)のユーロ圏国債の買い取り額が総額143億ユーロに上ったことを明らかにした。前週の220億ユーロを下回ったものの、イタリア、スペインの国債を買い支えるため大規模な介入を続
欧州委員会が23日発表したユーロ圏の8月の消費者景況感指数(速報値)はマイナス16.6となり、前月の同11.2から5.4ポイント低下した。信用不安拡大と景気減速を受けたもので、リーマン・ショック直後の2008年10月を上
フランスとイタリア、スペインの証券当局は25日、一部株式を対象とする空売り禁止措置を延長すると発表した。金融市場の混乱が続いていて、解除は時期尚早と判断したためで、フランスは11月11日、イタリアとスペインは9月30日ま
EU統計局ユーロスタットが24日発表した6月の製造業受注統計によると、ユーロ圏の新規受注は前年同月比11.1%増となり、引き続き高い伸びを示した。前月は13.8%増だった。(表参照) \ 分野別では耐久消費財を除いて増加
EU統計局ユーロスタットがこのほど発表した6月のユーロ圏建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比11.3%減となり、横ばいだった前月から大幅に落ち込んだ。(表参照) \ 分野別では建設が12.5%減、土木が4.5
ハンガリーの経済研究所(GKI)が22日発表した8月の景況感指数(総合)はマイナス18.9ポイントとなり、4カ月連続で悪化した。総合指数を構成する企業指数はマイナス11.3ポイントと、やはり4カ月連続で下降。2010年3
チェコ統計局(CSU)が16日発表した2011年4-6月期の国内総生産(GDP、速報値、暦・季節調整済み)は、物価変動の影響を除いた実質ベースで前年同期比2.4%の成長にとどまり、前期実績を0.4ポイント下回った。前期比
スロバキア統計局が16日発表した2011年4-6月期の国内総生産(GDP、速報値)は名目ベースで前年同期比3.3%となり、上げ幅が前期実績を0.2ポイント下回った。季節調整後では前期比0.9%の伸び率を維持した。 \ G
ルーマニア中央統計局が16日発表した2011年4-6月期の国内総生産(GDP)は季節調整前の速報ベースで前年同期比1.4%増となり、第1四半期の1.7%増から減速した。前期比では季節調整後で0.2%拡大した。今年上半期の
ブルガリア中央統計局が12日発表した2011年第2四半期の国内総生産(GDP)は速報ベースで187億700万レフに上り、季節調整後で前年同期比1.9%増となった。同国のGDP成長率は09年第1四半期にマイナスに転じた後、
ロシア国家統計局が11日発表した今年4-6月期の国内総生産(GDP、速報値)は前年同期比3.4%増となり、前期(1-3月期)の4.1%から減速した。鉱工業生産の鈍化やインフレによる消費者購買力の低下、資本流出が響き、ブル
独商工会議所連合会(DIHK)は23日、年報『ドイツの貿易見通し2011・2012年』を発表した。それによると、ドイツの輸出成長率は今年11.0%となり、前年の19.4%から大きく低下。来年も9%へと落ち込む。ただ、米国
ドイツ連邦統計局が16日発表した2011年第2四半期の国内総生産(GDP)成長率は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前期比0.1%(暫定値)となり、第1四半期の同1.3%(修正値)から大幅に低下した。設備投資が好調だ
ドイツ連邦統計局が19日発表した2011年7月の生産者物価指数(2005年=100)は前年同月比5.8%増の116.8となり、金融・経済危機前の08年7月に記録した過去最高を4カ月連続で上回った。エネルギー価格が全体を強
ドイツ連邦統計局が18日発表した2011年上半期の住宅建設許可件数は前年同期比27.9%増の10万8,596件と大幅に拡大した。景気回復と雇用の安定が反映された格好で、これまで新築を見合わせてきた消費者の需要が一気に開花
中東欧経済が減速する傾向にある。経済をけん引する輸出の勢いが鈍っているのが主因だ。 \ これまでに発表された各国の国内総生産(GDP)統計値によると、チェコとハンガリーは2010年1-3月期に成長に転じて以来、初めて伸び
中東欧諸国における景況感が悪化している。トムソンロイターとオーストリア輸出銀行(OeKB)が10日に発表した7月の景況感総合指数は5ポイント減の30となり、2007年以来の平均値である29をかろうじて上回った。現時点での
ポーランド中央統計局(GUS)が12日発表した7月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で4.1%上昇した。衣料品や電気通信の価格が下落し、前月の上げ幅4.2%を下回った。 \ 7月のインフレ率の発表を受けて、中央銀行の
ハンガリー中央統計局(KSH)が16日発表した今年第4-6月期の国内総生産(GDP、速報値、未調整)は前年同期比1.5%増となり、伸び率は前期の2.5%増から大きく後退した。アナリスト予想(2.1~2.3%)も下回った。
EU統計局ユーロスタットが16日発表した2011年4-6月期のユーロ圏の域内総生産(GDP、速報値)は、物価変動の影響を除いた実質ベースで前期比0.2%増となり、伸び率は前の期の0.8%から大きく縮小した。ユーロ圏経済を
欧州中央銀行(ECB)は15日、前週(8~12日)に流通市場から総額220億ユーロのユーロ圏の国債を買い入れたと発表した。1週間の買い取り額としては過去最高額。買い入れの詳細は未公表だが、大部分がイタリア、スペインの国債
EU統計局ユーロスタットが17日発表した7月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率は速報値と同じ前年同期比2.5%となり、前月の2.7%から0.2ポイント低下した。欧州中央銀行(ECB)が上限目標値とする2%を8
EU統計局ユーロスタットは12日、ユーロ圏の6月の鉱工業生産指数(季節調整済み)が前月比で0.7%低下したと発表した。全部門で落ち込み、3カ月ぶりにマイナスとなった。(表参照) \ 部門別の下げ幅は、機械など資本財が1.
EU統計局ユーロスタットが16日発表した6月の貿易収支統計(速報値、季節調整前)によると、ユーロ圏の収支は9億ユーロの黒字となり、黒字幅は前年同月の7億ユーロから拡大した。輸出が3%増の1,430億ユーロ、輸入が3%増の
ユーロ圏が信用不安拡大を阻止するため、あわただしい動きをみせている。フランスなど4カ国は12日、フランス国債格下げの噂が広がり、金融市場が動揺したことを受けて、一部株式を対象に投機的な空売りを禁止する措置を発動。仏独は1
ドイツ経済の先行きが読みにくくなってきた。最近相次いで発表されている4-6月期決算をみると、大手企業の多くが大幅な増収増益を記録。同期の国内総生産(GDP)もプラス成長を確保したとみられる。一方、金融市場は米国とユーロ諸