機械

独鉱山機械業界、今年は33%の売上減に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は11月27日、独鉱山機械業界の売上高が今年は前年比33%減の35億ユーロに大きく落ち込むとの見通しを明らかにした。鉱石価格の下落を受けて顧客の鉱山会社が投資を抑制していることが直撃。独鉱山 […]

独機械業界受注2カ月連続で増加

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が1日発表した独業界の2014年10月の新規受注高は前年同月比7%増となり、2カ月連続で1年前の水準を上回った。国外受注が9%増加。国内も1%伸びた。 特殊要因による統計上のブレが小さい3カ

StreetScooter C16

ドイツのアーヘン工科大学(RWTH Aachen)で開発された電気自動車のプロトタイプ。 米3D(3次元)プリンタメーカー、ストラタシスのマルチマテリアル 3D プリンタを使い、12カ月の短期間で電気自動車のプロトタイプ

独鉱工業の実物投資、昨年はやや減少

連邦統計局が19日発表したドイツ製造業の実物投資額は昨年565億3,600万ユーロとなり、前年比で0.8%減少した。化学製品業界は12.5%増の53億6,200万ユーロと大きく伸びたものの、電算・電子・光学機器と電気設備

チェコ航空メーカーが好調、売上成長率は業界9位

チェコの老舗航空メーカーであるエアロ・ヴォドホディは24日、昨年の増収率が29%と、世界の航空機製造業界で9番目に大きかったと発表した。プライスウォーターハウスクーパースがまとめた最新の航空機製造業ランキングでも100位

クーカ―同業スイスログへのTOB成功―

機械大手の独クーカ(アウグスブルク)は21日、同業スイスログを対象に実施した株式公開買い付け(TOB)で同株80.47%を確保したと発表した。全株式の3分の2以上の確保をTOBの成立条件としており、TOBに成功した格好。

ティッセンクルップ―4年ぶりの最終黒字に―

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップ(エッセン)が20日発表した2014年9月通期決算の最終損益は2億1,000万ユーロの黒字となり、前期の赤字(14億3,600万ユーロ)から大幅に改善した。黒字計上は4期ぶり。コスト削

独工作機械業界、14年売上予測引き下げ

独工作機械工業会(VDW)は24日、独業界の2014年売上予測を下方修正した。1-9月期の売上高が前年同期を6%下回ったうえ、受注も弱含んでいるためで、13年実績(146億ユーロ)を3%上回るとした従来予測を、「13年と

シーメンス、富士電機からガスタービン初受注

独エンジニアリング大手のシーメンスは20日、富士電機から大型ガスタービン2基を初受注したと発表した。同タービンは富士電機が神戸製鋼向けに建設するガスタービン・コンバインドサイクル発電所(GTCC)に投入される。受注高は明

ハイデルベルガー―枚葉オフセット部門で人員削減―

独印刷機械大手ハイデルベルガー・ドゥルックマシーネンのゲロルト・リンツバッハ社長は12日、主力の枚葉オフセット印刷機部門で人員削減を実施すると発表した。需要の減少を受けた措置で、現在400~500人の整理に向けて従業員代

「インダストリー4.0」に黄信号、IoTの米標準化団体が急成長

モノのインターネット(IoT)の実現に向けて米企業が中心となって設立した標準化団体「産業インターネット・コンソーシアム(IIC)への危機感がドイツの製造業界から出ている。IICに加盟する企業が急速に増えているためで、独製

CO2から燃料・化学品生産へ、16年にも実用化か

二酸化炭素(CO2)からガソリンや軽油、各種の化学品を生産する技術の商業化に、ドイツの民間企業や研究機関が出資する合弁会社、サンファイアーが取り組んでいる。現在はパイロットプロジェクトにとどまるものの、2016年には実用

製造業売上、9月は減少幅が0.4%に縮小

ドイツ連邦統計局が10日発表した2014年9月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.4%減となり、2カ月連続で後退した。ただ、8月の数値は当初の同2.6%減から1.0%減へと大幅に上

シーメンス―補聴器部門売却―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は6日、補聴器部門のシーメンス・オーディオロジー・ソリューションズをスウェーデンの投資会社EQTパートナーズと独ストルングマン一族の持ち株会社サント・ホールディングに売却することで合意

ヴェスタス―業績予測を再度引き上げ―

風力発電用タービンの世界最大手であるデンマークのヴェスタス(ラナース)は7日の決算発表で、2014年通期の業績予測を引き上げた。事業が好調に推移しているためで、売上高を従来見通しの60億ユーロから最大70億ユーロに上方修

ボッシュ・レックスロス―人員削減へ―

独ボッシュの産業機械子会社ボッシュ・レックスロスが人員削減に踏み切ることが5日、明らかになった。欧州連合(EU)の対ロシア制裁などを背景に業績が低迷しているためで、従業員およそ1万9,000人のうち580人を2016年ま

Stadler;鉄道車両スタッドラー、ハンガリー追加投資を検討

スイス鉄道車両メーカーのスタッドラーはこのほど、ハンガリー東部のソルノク工場の拡張を検討していることを明らかにした。最終決定に当たっては、エジプトなどから大型プロジェクトを受注できるかどうかがカギとなる。 現地経済紙『ヴ

三菱電機がロシアに現地法人設立

三菱電機は5日、ロシアに総合販売会社「三菱電機ロシア(LLC)」を設立し、業務を開始したと発表した。ロシアと周辺国で空調冷熱事業やファクトリーオートメーション(FA)システム事業を強化し、2015年度の売上高で100億円

電機・自動車労組、ベア5.5%要求の方向

電機、自動車、機械業界などの労働組合であるIGメタルの執行部は11日、次期労使交渉でベースアップ5.5%を要求する方針を各地区の支部に勧告することを決定した。各支部の反応を踏まえて27日に最終決定を下し、1月から交渉を開

ロシア向け輸出、8月は26%減に

ドイツ連邦統計局が10月29日発表した2014年8月の対ロシア輸出高は23億ユーロで、前年同月を26.3%下回った。8月は欧州連合(EU)の対ロ制裁が強化されており、その影響が出た格好だ。1~8月の累計は前年同期比16.

リンデ

工業ガス大手の独リンデは10月30日、中期利益目標を引き下げた。これまでの経済成長が予想を下回り、景気の先行きも不透明感が高まっているためで、「2016年に営業利益で50億ユーロ以上を獲得する」とした従来目標を「17年に

独機械業界受注、9月は13%増に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が3日発表した独業界の2014年9月の新規受注高は前年同月比13%増と大きな伸びを記録した。1年前の水準を上回るのは3カ月ぶり。7月と8月は横ばいにとどまっていた。大型受注が多かったほか、夏

チェコPBS、中国旅客機向けマイクロタービンを受注

チェコのエンジニアリング大手PBSは10月26日、中国の航空機メーカー洪都航空工業集団からマイクロタービンの開発、生産を受注した。PBSは3年をかけて開発し、2020年から部品の納品を開始する予定。契約額は明らかにしてい

工業用ロールの独イノメタ、トルコ事業を強化

工業用ロールメーカーの独イノメタは10月30日、トルコのゴムロールメーカー、アティリムと業務提携し、同国事業を強化すると発表した。アティリムの持つネットワークを活用して販路を拡大し、同社の国際展開を強化する。フレキソやグ

ベラルーシMMZ、ロシア向けに新型ディーゼルエンジンを開発

ベラルーシのディーゼルエンジン大手ミンスク・モーター・プラント(MMZ)は10月30日、ロシアの商用車メーカー、イントラル向けに新型ディーゼルエンジンを開発していることをBelTA通信に明らかにした。同社が受注したのは定

MTU エアロ・エンジンズ―業績予測引き上げ―

航空機エンジン大手の独MTU エアロ・エンジンズ(ミュンヘン)は23日の決算発表で、2014年12月通期の売上高を従来予測の36億5,000万ユーロから37億5,000万ユーロに引き上げた。同社は民間機向け保守点検サービ

鉄道業界売上、上期は18%増に

独鉄道設備業界団体VDBがこのほど発表した独業界の2014年上半期の売上高は52億ユーロで、前年同期を18%上回った。比較対象の13年上半期は売上水準が低く、その反動が出た格好。国外売上が37%増えて、全体を強く押し上げ

「中印企業からアフリカ市場の奪取を」=機械業界団体会長

ドイツ機械工業連盟(VDMA)のラインホルト・フェストゲ会長は21日開催の催し(第7回機械製造業サミット)で、アフリカ投資の重要性を強調した。「地政学リスクを受けてロシアなど他の市場での販売が大きく落ち込んでいる現在、ア

ルーマニアのリース市場が急成長―自動車がけん引

ルーマニアでリース市場が急成長している。ルーマニア金融サービス事業者連盟ALBの発表によると、2014年1-9月期のリース契約高は9億8,750万ユーロで、前年同期を18.7%上回った。独語ルーマニア情報サイトADZ O

マルマライ鉄道プロジェクトに遅れか=トルコ紙報道

スペイン建設大手オブラスコン・ワルテ・ライン(OHL)らが工事を請け負うイスタンブール・マルマライ第2プロジェクトに、遅れが出ているもようだ。費用が膨らんでいるためで、一旦工事を中断した後に再開する予定という。同プロジェ

米GE、ポーランドの銀行子会社売却を検討

米ゼネラル・エレクトリック(GE)が金融事業縮小の一環として、ポーランド子会社BPH銀行の売却を検討している。BPH銀が15日発表した声明で明らかにした。 BPH銀は資産ベースでポーランド10位の銀行。GEは2007年、

トルンプ―ソフト企業など買収―

工作機械大手の独トルンプ(ディッチンゲン)は16日の決算発表で、インドとトルコの企業をそれぞれ買収したと発表した。買収を通した事業強化戦略の一環。同社は昨年も中国の同業・江蘇金方円数控机床(JFY)を傘下に収め、同国売上

シーメンス―人員削減へ、独の発電設備事業で―

電機大手のシーメンス(ミュンヘン)がドイツの発電設備事業で人員削減に踏み切る意向だ。バイエルン放送が15日報じ、同社が追認した。 シーメンスは発電設備と保守点検の需要低迷に苦しんでいる。特にガス発電分野では欧州で新規受注

米GE、ポーランドの銀行子会社売却を検討

米ゼネラル・エレクトリック(GE)が金融事業縮小の一環として、ポーランド子会社BPH銀行の売却を検討している。BPH銀が15日発表した声明で明らかにした。 BPH銀は資産ベースでポーランド10位の銀行。GEは2007年、

独シューラー、電池事業ユニットを新設

独プレス機械大手のシューラーは7日、新しいビジネスユニットとして「電池(バッテリー)」事業部を開設すると発表した。システム部門の中の一つの事業部となる。グループ内にある電池技術に関するノウハウを新事業部に集約し、今後の需

製造業売上5年半来の大幅下落に

ドイツ連邦統計局が8日発表した2014年8月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を2.6%下回り、5年半ぶりの大きな下落となった。減少は3カ月ぶり。8月は製造業受注と第二次産業生産指数も

エアバスグループ―ダッソー・アビアシオン株売却へ―

欧州航空宇宙大手のエアバスが仏航空機大手ダッソー・アビアシオンから資本を引き上げる意向だ。競合関係にあるダッソーに出資を続けることに対し投資家から批判が出ていた。広報担当者が7日明らかにしたところによると、まずは株式10

GEAグループ―同業2社を買収―

食品産業向け機械大手の独GEAグループ(デュッセルドルフ)は8日、同業の蘭デクロクスラグ(De Klokslag)を買収すると発表した。また、デンマーク企業スキャン・ビブロ(Scan Vibro)を買収したことも明らかに

RAG財団―オートメーション機器メーカーを買収―

化学大手エボニックの過半数資本を持つRAG財団(エッセン)は7日、中堅オートメーション機器メーカーのハーン・オートメーションを買収することで合意したと発表した。出資先拡大を目指す戦略に沿った措置で、4月に設立した投資子会

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