電力・エネルギー

チェコ、電力・ガス会社の変更増、チェコの一般家庭で

チェコで電力・天然ガス会社を変更する世帯が増えている。電力市場運営機構(OTE)がこのほど発表したデータによると、今年1月から4月に契約している電力会社を変更した世帯は20万1,000件となり、すでに昨年通期の数のほぼ半 […]

東芝、トルコ原発建設で現地企業との提携優先

トルコの黒海沿岸にあるシノップで計画される原子力発電所建設で、東芝は資金調達、建設、運営でトルコ企業との提携を優先する方針だ。日本を公式訪問中のエルギュン科学産業技術相が明らかにしたもので、間もなく具体的な契約に向けて手

ベレネ原発計画、融資返済繰り延べで合意

ブルガリアのドブレフ経済相は7日、国営電力大手NEKが同国北部のベレネで計画していた原子力発電所建設で仏大手銀行BNPパリバから受けた融資2億5,000万ユーロの返済を1年間繰り延べることで合意したと発表した。 \ 同経

Sovello GmbH―経営破たん―

太陽電池メーカーの独Sovelloは14日、デッサウ区裁判所に会社更生手続きの適用申請を行った。業界を取り巻く環境の悪化を受けて資金繰りに行き詰ったため。今後は現経営陣による自己管理型の経営再建を目指したいとしている。

M+W Group

プラント大手の独M+W Groupは14日、エネルギープラントの設計・建設を手がける独Reliable Plant Solutions(RPS)GmbHを買収すると発表した。当該事業を強化する狙い。取引金額は公表していな

仏EDFの伊エジソンを買収を承認

欧州委員会は11日、仏電力最大手のフランス電力公社(EDF)が伊電力2位エジソンを買収する計画を承認した。EDFはすでにエジソン株式の50%を保有していことから、欧州委は簡易審査で買収を認可した。 \ EDFは2005年

ポーランドの電気料金、EUで5番目に高い

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)の最新資料によると、ポーランドの消費者が支払う電気料金はキロワット時(kWh)あたり14ユーロセント。EU加盟国27ヵ国の中では21位のレベルにあり、さほど高くはない。デンマークや

ウクライナのDTEK、クリムエネルゴ株45%を落札

ウクライナ最大の民間エネルギー持ち株会社DTEKが、クリミア半島のシンフェロポリを拠点とする電力供給会社、クリムエネルゴの株式45%を落札した。提示価格は2億5,620万フリブナ(3,200万米ドル)。ウクライナ国家資産

中国とエネルギー分野の協力強化、市場開放含む戦略的提携へ

EUと中国は3日、エネルギー分野における連携強化と市場開放の推進を目的とした戦略的パートナーシップの構築に関する合意文書に署名した。EUは再生可能エネルギーや省エネ技術の研究開発および商用化など、幅広い分野で中国を支援す

チェコ、14年から再可エネへの新規助成廃止か

チェコ・エネルギー規制局(ERU)のヴィタースコヴァー局長は25日、再生可能エネルギーに対する新規助成を2014年から廃止する計画を発表した。電力料金の高騰を防いで国民や産業の負担増加に歯止めをかける狙い。また、下院で審

欧州復興開発行、ウクライナ風力発電事業に協調融資

欧州復興開発銀行(EBRD)は、ウクライナの風力発電施設向けの1,330万ユーロの協調融資に参加し、電力供給の安定とCO2削減を支援する。EBRDが950万ユーロを10年ローンで、ロンドンに本部を置くクリーンテクノロジー

ドイツ経済の将来にトップエリート層が自信

ドイツのトップエリート層が自国経済の将来に対し自信を深めている。独経済誌『キャピタル』の委託でアレンスバッハ世論研究所が政財官界の有力者510人を対象に3月に実施したアンケート調査によると、「ドイツは今後10年で技術的な

4月インフレ率2.0%に低下

ドイツ連邦統計局が4月26日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比の上昇率が2.0%となり、11年1月以来の低水準を記録した。3月は同2.1%、2月は2.3%に上っていた。前月比の変動率はプラス0.1%だった

輸入物価、3月の上昇率は3.1%に

ドイツ連邦統計局が4月27日発表した2012年3月の輸入物価指数は前年同月比の上昇率が3.1%となり、これまでに引き続き縮小した。エネルギーは13.1%増と大きく上がったものの、金属は低下。全体の上げ幅が減少した。前月比

Alpiq Holding AG―送電網部門を仏Vinciに売却―

電力インフラの建設・運営などを手がけるスイスのAlpiq Holding(ノイエンブルク)は4月27日、事業子会社Alpiq Anlagentechnik Gruppe(AAT、所在地:独ハイデルベルク)の送電インフラ部

Siemens AG―利益見通し引き下げ―

電機大手のSiemens(ミュンヘン)は4月25日の決算発表で、2012年9月通期の利益見通しを下方修正した。送電事業の不振を受けたもので、継続事業の税引き前利益を従来予測の60億ユーロから52億~54億ユーロへと引き下

Rena GmbH―水質浄化装置メーカー買収―

太陽電池製造装置メーカーのRena(ギューテンバッハ)は4月26日、水質浄化装置メーカーのStulz H+Eを買収すると発表した。太陽電池産業に強く依存する事業構造を是正するほか、財務力を強化することが狙い。取引はすでに

Wacker Chemie

化学大手Wacker Chemieのルドルフ・シュタウディグル社長は4月27日、太陽電池セルの原料である高純度シリコンの需要が回復したことを明らかにした。第1四半期の販売規模は前年同期比で約50%拡大。工場は現在もフル稼

送電ネットワークを「自前で敷設」、風力発電業界が提案

独風力エネルギー全国連盟(BWE)は4月24日、深刻化している送電インフラ不足の解決に向けて風力発電所から超高圧送電網(380/220kV:ネットワークレベル1)に直接接続する専用ケーブルを発電所運営者が自前で敷設するこ

原発ストレステストで追加調査、最終報告の公表は秋以降に

欧州委員会は26日、東京電力福島第1原発の事故を受けて進めている域内の原子力発電所を対象としたストレステストについて、より詳細に安全性を点検するため追加的な調査を実施する方針を明らかにした。EU加盟国の原子力監督当局で構

EV/ハイブリッド車向けアプリ、多くのメーカーが提供

電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車など、充電が必要な自動車向けにスマートフォンアプリを提供する自動車メーカーが増えている。アウディ、メルセデス、日産やルノーなどはiPhoneやアンドロイドOS(基本ソフト)を搭

ポーランドKGHM、電力大手タウロン買収を検討

ポーランド精銅大手のKGHMが、同国2位の電力会社であるタウロンの買収を検討している。KGHMのヘルベルト・ビュルト社長がビジネスポータルサイト『biznes.pl』に明らかにした。 \ KGHMは現在、タウロンの株式の

EU風力発電市場、過去3年で33%拡大

欧州風力エネルギー協会(EWEA)が16日発表した業界動向によると、欧州連合(EU)の2010年風力発電市場(関連市場を含む)規模は324億3,000万ユーロとなり、07年比で33%拡大した。域内総生産(GDP)に占める

電力需給のひっ迫、解消は2014年以降に

独エネルギー水道産業連合会(BDEW)のヒルデガルト・ミューラー会長は23日、原発廃止政策に伴うドイツの電力不足は2014年以降に解消されるとの見通しを明らかにした。現時点で試運転中ないし建設中、認可済み、認可手続き中の

エネル子会社、ルーマニアに風力発電パーク建設

伊電力最大手エネルの子会社で、再生可能エネルギーの発電事業を展開するエネル・グリーン・パワー(EGP)は、ルーマニアに出力180メガワット(MW)の風力発電パークを建設する。EGPルーマニアのラゼリ社長がこのほど明らかに

ハノーバーメッセ開幕、グリーン技術が中心テーマに

世界最大の産業見本市、ハノーバー国際産業技術見本市(ハノーバーメッセ)が23日、開幕した。今回は世界69カ国から約5,000社が出展。共通の中心テーマとして「グリーンテリジェンス(グリーン+インテリジェンス)が選ばれたほ

電設業界売上11年は5.7%成長、今年はやや鈍化の見通し

電気・情報通信技術手工業中央連盟(ZVEH)が16日発表した会員企業7万4,663社の2011年売上高は569億ユーロで、前年に比べ5.7%増加した。住宅へのソーラー発電装置施工など個人からの受注が好調で、就業者数も1.

Bosch―インバーター製造Voltwerkを買収―

自動車部品大手の独Bosch(シュツットガルト)は19日、太陽電池メーカーConergyからインバーター子会社Voltwerkを買収する計画が独禁当局から承認されたと発表した。今回の買収により太陽電池事業のほか、電気自動

Eon AG―ブラジルで天然ガス採掘検討―

エネルギー大手のEon(デュッセルドルフ)がブラジルの富豪アイク・バチスタ氏と共同で天然ガスの採掘事業を行うことを検討している。Eonのヨハネス・タイセン社長とバチスタ氏が『ファイナンシャル・タイムズ(ドイツ版、FTD)

仏GDF、英電力大手を完全子会社に

エネルギー大手の仏GDFスエズは16日、70%を出資する英電力大手インターナショナル・パワー(IP)の株式30%を取得し、同社を完全子会社化することで合意したと発表した。IP当初、同計画を拒否していたが、GDFスエズが条

Vestas Wind Systems A/S―中国企業が買収か―

風力発電設備の世界最大手メーカーであるデンマークのVestas(ラナース)を中国企業2社が買収することを検討しているもようだ。デンマーク紙『ユランズ・ポステン』が消息筋の情報として報じた。3社はコメントを控えている。 \

Bilfinger Berger SE―洋上風力発電の土台製造で合弁―

建設大手の独Bilfinger Berger(マンハイム)は10日、洋上風力発電設備用の土台製造でポーランドの鉄鋼大手Crist、同国営投資ファンドMARSと合弁会社を設立すると発表した。3社で約5,000万ユーロを投じ

Eon AG―ゴミ発電子会社の買収に複数企業が関心―

エネルギー大手のEon(デュッセルドルフ)が売りに出しているゴミ発電子会社Energy from Wasteの買収に複数の企業が関心を示しているもようだ。各種メディアが12日報じた。 \ 『フランクフルター・アルゲマイネ

Deutsche Telekom AG―仮想発電所事業に参入―

電気通信大手のDeutsche Telekom(ボン)は11日、分散型エネルギー源のネットワークを統合・制御する「仮想発電所(VPP)」ソリューションの提供を開始すると発表した。熱電併給システム(コジェネ)メーカーMot

First Solar―独工場閉鎖―

太陽電池大手の米First Solarは17日、独東部のフランクフルト・アン・デア・オーデルにある工場を第4四半期に閉鎖すると発表した。業績悪化を受けて打ち出した経営再建計画の一環として実施。マインツにある販売拠点も規模

誘電性エラストマー型人工筋肉の量産化に道

人工筋肉の1つとして急速に関心が高まっている誘電性エラストマー型アクチュエーターを簡単に生産する新たな技術を、フラウンホーファー材料・ビーム技術研究所(IWS)などの共同研究チームが開発した。電極として従来使用されている

アイルランド再可エネ大手、バイオ燃料の生産開始

アイルランドの再生可能エネルギー大手エタノール・ヨーロッパ・リニューアブルズのハンガリー子会社パノニア・エタノールは10日、ハンガリーのドゥナフルドヴァール工場でバイオエタノール生産を開始したと発表した。国内産のトウモロ

チェコ国営電力CEZ、原発安全対策を強化

チェコ国営電力CEZがテメリンおよびドコバニの原子力発電所の安全性を強化するため、現行の整備予算25億コルナに20億コルナを2015年までに追加する方針だ。同社の広報が4日、現地日刊紙『Lidove Noviny』に明ら

英電力大手IP、仏GDFによる完全子会社を拒否

英電力大手インターナショナル・パワー(IP)は4日、仏エネルギー大手のGDFスエズが提案した完全子会社を拒否すると発表した。IP に70%を出資するGDFスエズは3月末、残り株を総額60億ポンド(約72億7,000万ユー

ソーラー助成、今月から減額

独連邦議会は3月29日、再生可能エネルギー法(EEG)改正案を可決した。太陽電池価格の低下を背景に設置コストが下がっていることなどを踏まえ、ソーラー電力の買い取り価格を4月から最大30%減額して新規設置を抑制するとともに

Q-Cells SE―倒産―

太陽電池大手のQ-Cells(ビターフェルト・ヴォルフェン)は3日、会社更生手続きの適用をデッサウ区裁判所に申請した。同社の経営再建計画を無効とする裁判を社債保有者の一部が起こしていることを踏まえた措置。今後は自己管理型

Odersun AG―会社更生手続き申請―

太陽電池モジュール製造のOdersunが会社更生手続きの適用をベルリン・シャルロッテンブルク区裁判所)に申請したことが3月30日、分かった。資金繰りに行き詰ったことが理由。今後は自己管理型の経営再建に向けて新たな投資家を

Nordex SE―赤字転落―

風力発電大手の独Nordex(ハンブルク)が2日発表した2012年決算の最終損益は4,950万ユーロの赤字となり、前年の黒字(2,120万ユーロ)から大幅に悪化した。製品価格の急落やリストラ費用が響いた。同社は経営の安定

新車の平均単価トップはBMW、日産は上げ幅最大に

デュースブルク・エッセン大学自動車リサーチセンター(CAR)が実施した調査によると、2011年にドイツ国内で販売された新車(標準装備、VAT込)の平均単価は前年を3.9%上回る2万5,890ユーロで、過去最高を記録した。

RWEとエーオンが英原発プロジェクトから撤退

エネルギー大手の独RWEとエーオンは英国の原発合弁会社Horizonを売却し、同国の原発建設プロジェクトから全面撤退する意向だ。両社が29日、それぞれ明らかにした。 \ Horizonは2009年1月の設立で、英当局が同

次世代原子炉の実験炉を共同開発、中欧3カ国の研究所

ハンガリー、チェコ、スロバキアの原子力研究機関が次世代原子炉「アレグロ」の実験炉を共同開発する方針だ。チェコ南部のドゥコバニを建設予定地としており、総工費は数百億コルナ規模に上る。着工は早くて2025年になる見通しだ。同

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