電力・エネルギー

12月インフレ率0.2%、09年10月以来の低水準に

ドイツ連邦統計局が5日発表した2014年12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比の上げ幅が0.2%(速報値)なり、前月の同0.6%から大きく縮小した。インフレ率は09年10月(0.0%)以来の低水準。石油価格の急落が […]

ロシア、ウクライナに電力供給へ

ロシア・エネルギー省はこのほど、ロシア政府系で電力の輸出入を行うインテルRAOとウクライナ政府系のエネルギー企業ウクルインテルエネルゴとの間で電力の輸出に関する契約が締結されたと発表した。契約期間は1年で最大1,500M

生産者物価16カ月連続で低下、11月-0.9%に

ドイツ連邦統計局が12月19日発表した2014年11月の生産者物価指数は前年同月比0.9%減となり、16カ月連続で1年前の水準を下回った。エネルギー価格が平均3.1%下がり、全体が押し下げられた格好で、エネルギーを除いた

2015年1月1日付の法令改正

【労働・医療・社会保障】 ・全国・全業界一律の最低賃金導入(時給8.5ユーロ) ・労使が折半する公的年金の保険料率、0.2ポイント減の18.7%に ・年金受給開始年齢を1カ月増の65歳4カ月に引き上げ(1950年生まれが

再可エネが最大の電源に、14年発電シェア25.8%

独エネルギー水道産業連合会(BDEW)は12月29日、2014年の国内発電量(見通し)に占める再生可能エネルギーの割合が25.8%となり、前年の24.1%から1.7ポイント増加したと発表した。再可エネ発電設備が助成政策を

日立がABBと日本で合弁、高圧直流送電分野で

日立製作所とスイスの重電大手ABBは12月16日、高圧直流送電(HVDC)ソリューションの合弁会社を東京に設立すると発表した。日本の電力自由化や再生可能エネルギー発電の増加を受けてHVDCの需要が拡大すると予想されるため

仏アルストムに米司法省が7.7億ドルの制裁、贈賄問題で

米司法省は12月22日、贈賄容疑で捜査を行っていた重電大手アルストムが罪状を認め、7億7,230万ドルの制裁金を支払うことで合意したと発表した。海外での贈収賄に対する米国での制裁では過去最大規模となる。 司法省によると、

日立製作所―ABBと日本で合弁、高圧直流送電分野で―

日立製作所とスイスの重電大手ABBは16日、高圧直流送電(HVDC)ソリューションの合弁会社を東京に設立すると発表した。日本の電力自由化や再生可能エネルギー発電の増加を受けてHVDCの需要が拡大すると予想されるためで、両

フォイト―コスト削減強化へ―

機械大手の独フォイト(ハイデンハイム・アン・デア・ブレンツ)は10日の決算発表で、昨年打ち出したコスト削減プログラム「フォイト150+」の強化方針を明らかにした。管理分野と業績不振の製紙機械部門で人員削減を実施。2017

エーオン―ブラジル出資先が経営破たん―

エネルギー大手のエーオン(デュッセルドルフ)は10日、同社とブラジルの投資家エリケ・バチスタ氏が経営権を共有する現地電力大手ENEVA(旧MPXエネルギア)が会社更生手続きの適用を申請したと発表した。発電所の建設遅延と市

ハンガリー、原発新設をロシアに委託

ハンガリー政府は9日、パクシュ原子力発電所に原子炉を新設するプロジェクトをロシア原子力公社(ロスアトム)のエンジニアリング子会社アトムエネルゴプロエクトに発注する契約に調印したと発表した。ウクライナ情勢をめぐり欧州連合(

仏首相、チェコの原発事業拡大への協力を表明

フランスのヴァルス首相はこのほど、チェコの原発関連プロジェクトに協力する用意があると表明した。同首相がチェコのソボトカ首相との会談後に語ったもので、原発拡張工事の入札が行われるのであれば参加すると述べた。一方ソボトカ首相

UBS銀、チェコの太陽光発電事業買収に意欲

スイスの金融大手UBSがチェコの太陽光発電事業会社ソーラー・グローバルの買収に動いている。チェコ紙『E15』がこのほど報じたところによると、UBSは同社の資産価値を10億コルナと評価しているもようだ。チェコに13の太陽光

ハンガリー、原発新設をロシアに委託

ハンガリー政府は9日、パクシュ原子力発電所に原子炉を新設するプロジェクトをロシア原子力公社(ロスアトム)のエンジニアリング子会社アトムエネルゴプロエクトに発注する契約に調印したと発表した。ウクライナ情勢をめぐりEUとロシ

ロシア、ウクライナへの天然ガス供給を再開

ウクライナの国営ガス輸送会社ウクルトランスガスは9日、ロシアが同国への天然ガス供給を再開したと発表した。ウクライナとEU、ロシアの10月末の3者合意に基づくもので、ロシアからの輸入は今年6月以来、約6カ月ぶりとなる。 合

ロシア経済省、来年のマイナス成長を予測

ロシア経済省は2日、同国の2015年の国内総生産(GDP)が0.8%減に落ち込むとの見通しを示した。実現すれば、2009年以来初めてのマイナス成長となる。従来は1.2%増を見込んでいた。 ウクライナ情勢をめぐる欧米の対ロ

EUがサウス・ストリーム計画の続行目指す、ロシアが中止表明も

欧州連合(EU)は、ロシアが中止を発表した天然ガスパイプライン「サウス・ストリーム」の建設計画の続行に向けロシアと合意を探る意向だ。欧州委員会のシェフチョビチ副委員長(エネルギー同盟担当)は2日、サウス・ストリームに関す

シーメンス、PKNオルレンから発電プラント受注

独総合電機大手シーメンスは5日、ポーランド石油最大手PKNオルレンからガスタービンコンバインドサイクル発電プラントをターンキー契約で受注したと発表した。受注したのは最新鋭のHクラスガスタービン「SGT5-8000H」など

ハンガリー初の地熱発電所、18年完成目指す

ハンガリーの再生可能エネルギー開発会社EU-Fireは2日、国内初の地熱発電所をアイスランドのエンジニアリング会社マンヴィットと共同で建設すると発表した。投資額は1億1,600万ユーロで、欧州連合(EU)から3,930万

EUがサウス・ストリーム計画の続行目指す、ロシアが中止表明も

EUは、ロシアが中止を発表した天然ガスパイプライン「サウス・ストリーム」の建設計画の続行に向けロシアと合意を探る意向だ。欧州委員会のシェフチョビチ副委員長(エネルギー同盟担当)は2日、サウス・ストリームに関する会合を予定

独エーオンが3事業を分社化、南欧事業は売却

独エネルギー大手のエーオンは11月30日、従来型発電(原子力、石炭、天然ガス発電)など3事業を分社化すると発表した。電力卸価格の大幅下落などを受けた措置で、今後は経営資源を再生可能エネルギー、送電・送ガス網、顧客向けソリ

ハンガリー初の地熱発電所、18年完成目指す

ハンガリーの再生可能エネルギー開発会社EU-Fireは2日、国内初の地熱発電所をアイスランドのエンジニアリング会社マンヴィットと共同で建設すると発表した。投資額は1億1,600万ユーロで、EUから3,930万ユーロの助成

ポーランドのPKNオルレン、CCGT発電所を建設

ポーランド石油最大手PKNオルレンは11月26日、同国中部のプロックにガスタービン・コンバインドサイクル発電所(CCGT)を建設すると発表した。新発電所の出力は596メガワットで、2017年末の運転開始を予定している。投

チェコ、規制電力料金1.2%引き下げ

チェコのエネルギー規制局は11月26日、2015年の規制下にある電力料金を1.2%引き下げると発表した。電力事業者間の取引価格が低下していることを反映した。チェコは2014年、太陽光発電の固定買取制度を廃止して電力料金上

インフレ率が10年2月以来の低水準に

ドイツ連邦統計局が11月27日発表した同月の消費者物価指数は前年同月比の上昇率が0.6%(速報値)にとどまり、2010年2月以来の低い伸び率となった。エネルギー価格が2.5%低下。これまで同様、物価を強く押し下げた。食料

輸入物価22カ月連続で低下、エネルギー除くと0.6%上昇

ドイツ連邦統計局が11月26日発表した2014年10月の輸入物価指数は前年同月比1.2%減となり、22カ月連続で1年前の水準を下回った。エネルギーがこれまで同様、最大の押し下げ要因となっており、エネルギーを除いたベースで

SMAソーラー(電機)―業績予測引き下げ―

パワーコンディショナー大手の独SMAソーラー(ニーステタール)は1日、2014年通期の業績見通しを引き下げた。欧州市場の低迷や英メガソーラーのプロジェクト遅延が直撃。売上高を従来予想の8億5,000万~9億5,000万ユ

独鉱山機械業界、今年は33%の売上減に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は11月27日、独鉱山機械業界の売上高が今年は前年比33%減の35億ユーロに大きく落ち込むとの見通しを明らかにした。鉱石価格の下落を受けて顧客の鉱山会社が投資を抑制していることが直撃。独鉱山

ロシア、サウス・ストリーム計画中止

天然ガス世界最大手のロシア国営ガスプロムのミレル社長は1日、訪問先のトルコで、ウクライナを迂回して欧州に天然ガスを運ぶサウス・ストリーム・パイプラインの建設計画を凍結すると発表した。天然ガスの生産事業と輸送事業の分離を求

太陽光パネルのRECソーラー、中国企業が買収

中国石油化学集団(シノペック)傘下の中国藍星集団は11月24日、ノルウェーの太陽光パネルメーカー、RECソーラーを43億4,000万ノルウェー・クローネ(約4億9,600万ユーロ)で買収することで合意したと発表した。 R

ポーランドのPKNオルレン、CCGT発電所を建設

ポーランド石油最大手PKNオルレンは11月26日、同国中部のプロックにガスタービン・コンバインドサイクル発電所(CCGT)を建設すると発表した。新発電所の出力は596メガワットで、2017年末の運転開始を予定している。投

ポーランド石炭KW、資金調達難航

経営難に陥っているポーランドの国営石炭会社コンパニア・ヴェングロヴァ(KW)の資金調達が難航している。ブルームバーグが19日報じたところによると、タラシュ社長は早期の解決策が見つからなければ5つの炭鉱の閉鎖と、約1万5,

EBRD、トルコの家庭用エネルギー効率向上を支援

欧州復興開発銀行(EBRD)は19日、トルコの家庭用エネルギー効率化プロジェクトへの融資を発表した。対象となるのは新たに設立される「トルコ住宅エネルギー効率化金融支援ファシリティー」(TuREEFF)で、EBRDが2億8

生産者物価15カ月連続で低下、10月-1%に

ドイツ連邦統計局が20日発表した2014年10月の生産者物価指数は前年同月比1.0%減となり、15カ月連続で1年前の水準を下回った。エネルギーが3.6%低下し全体を強く押し下げており、エネルギーを除いたベースでは低下幅が

シーメンス―富士電機からガスタービン初受注―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は20日、富士電機から大型ガスタービン2基を初受注したと発表した。同タービンは富士電機が神戸製鋼向けに建設するガスタービン・コンバインドサイクル発電所(GTCC)に投入される。受注高は

アリアンツ―再可エネ投資を大幅拡大―

保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)が再生可能エネルギー向けの投資を大幅に拡大する。低金利を受けて国債などに替わる投資先の拡充が重要になっているためだ。投資子会社アリアンツ・キャピタル・パートナーズ(ACP)のデビッド・

スイスのクレシュ、クロアチア石油大手INAの買収を検討

石油、金属、化学関連製品の製造・販売を行うスイスのクレシュ・グループがクロアチア最大の石油精製会社INAの買収を検討していることがわかった。ブルームバーグが19日、関係者の話として報じた。 米国の実業家ゲイリー・クレシュ

仏フラマンヴィル原発、稼働開始が17年に延期

仏電力最大手のフランス電力公社(EDF)は18日、ノルマンディー地方のフラマンヴィルに次世代の原子力発電所を建設するプロジェクトについて、原子炉を供給する仏原子力会社アレバによる設備納入が遅れているため、稼働開始が1年遅

シーメンス、富士電機からガスタービン初受注

独エンジニアリング大手のシーメンスは20日、富士電機から大型ガスタービン2基を初受注したと発表した。同タービンは富士電機が神戸製鋼向けに建設するガスタービン・コンバインドサイクル発電所(GTCC)に投入される。受注高は明

ノルデックス―売上見通し引き上げ―

風力発電タービン大手の独ノルデックス(ハンブルク)は13日の決算発表で、2014年通期の売上高を従来見通しの15億~16億ユーロから16億5,000万~17億5,000万ユーロへと上方修正した。1-9月期の業績が好調だっ

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