電子、電機

完全自律走行トラック、ダイムラーが初公開

自動車大手の独ダイムラーは3日、コンピューター制御の完全自律走行トラック、「メルセデス・ベンツ・フューチャー・トラック2025」の試作車を世界初公開した。同社が開発した高度運転支援システム「ハイウェイ・パイロット」を搭載 […]

アルストム独子会社にカルテル制裁金、熱交換器分野で

ドイツ連邦カルテル庁は4日、仏アルストムの独子会社アルストム・パワー・エナジー・リカバリーに対しカルテル制裁金189万ユーロを課すと発表した。発電所の再生式熱交換器向けサービスで同業のバルケ・デュルと違法な取り決めを行い

住友電装、ルーマニアに新工場

住友電装はルーマニア西南部のドロベタ=トゥルヌ・セヴェリンに新工場を設置する。旧製紙工場の建物を借り受け、来月18日に操業を開始する。フォルクスワーゲン(VW)グループにワイヤーハーネスなど電装部品を供給する。ルーマニア

フィリップス、LED部品・自動車照明事業を分社化

欧州電機大手のフィリップス(オランダ)は6月30日、LED部品、自動車照明事業を分社化すると発表した。収益力強化に向けた取り組みの一環。新設する会社には外部の投資家の出資を仰ぎ、合弁とする考えだ。今後は照明分野の経営資源

16~18歳ではネットが最大のニュース情報源に

16~18歳の年齢層ではインターネットがニュース情報を入手する際の最も重要なメディアになっている――。情報通信業界連盟(Bitkom)が10~18歳を対象に実施したアンケート調査で分かったもので、ニュースをネットで閲覧す

7月1日付の法令改正

【公的年金】 ・支給額引き上げ。西部地区で1.67%、東部地区で2.53% ・1991年以前に生まれた子供の養育のために仕事ができなかった親(主に女性)の公的年金受給額を上乗せ。子供1人につき西部地区で月28.61ユーロ

ABB―鉄骨構造部門を売却―

欧州エンジニアリング大手のABB(スイス・チューリヒ)は6月27日、鉄骨構造部門のマイヤー・スチール・インダストリーズを米トリニティ・インダストリーズに売却することで合意したと発表した。売却額は6億ドル。 マイヤー・スチ

フィリップス―LED部品・自動車照明事業を分社化―

電機大手の蘭フィリップス(アムステルダム)は6月30日、LED部品、自動車照明事業の分社化方針を発表した。収益力強化に向けた取り組みの一環。新設する会社には外部の投資家の出資を仰ぎ、合弁とする考えだ。今後は照明分野の経営

ダイアログ・セミコンダクター―墺社と合併協議―

半導体製造の独ダイアログ・セミコンダクターは6月26日、墺AMSとの合併に向けて協議している事実を明らかにした。英『ファイナンシャル・タイムズ(FT)』紙の報道を追認したもので、対等合併を目指している。交渉は初期段階にあ

メルク―液晶窓開発のピーア+を完全買収―

化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は6月30日、液晶窓の開発を手がける蘭子会社ピーア+(Peer+)の資本30%を取得し、7月1日付で完全子会社化すると発表した。液晶の新たな用途を開拓する戦略に沿った措置。取引金額は

ABB、鉄骨構造部門を売却

欧州エンジニアリング大手のABB(スイス)は27日、鉄骨構造部門のマイヤー・スチール・インダストリーズを米トリニティ・インダストリーズに売却することで合意したと発表した。売却額は6億ドル。 マイヤー・スチールは米国に本社

独・墺の半導体メーカーが合併協議

独半導体メーカーのダイアログ・セミコンダクターは26日、オーストリア同業AMSと合併協議を行っていることを明らかにした。対等合併する方向で交渉を進めているが、協議は初期段階にあり、実現するかどうかは定かでないとしている。

Media-Saturn

流通大手Metroの家電量販子会社Media-Saturnが、店頭販売価格が一日に何度も変動する販売方式を採用する。同方式を導入するAmazonなどのネット通販に対抗する狙いで、まずはオランダの店舗で試験的に実施する。ピ

太陽電池の新設能力、1-5月期は45%減少

独ソーラー業界団体BSW Solarが連邦ネットワーク庁の未公開データをもとに19日発表したところによると、今年1~5月にドイツ国内で新設された太陽電池の発電能力は約818メガワットにとどまり、前年同期を45%下回った。

タブレット販売台数、今年は900万台の大台に

独情報通信業界連盟(Bitkom)は18日、ドイツ国内のタブレットPC販売台数が今年は920万台となり、前年比で約15%増加するとの見通しを発表した。900万台を超えるのは初めて。増加率は昨年の52%を大きく下回るものの

メガネ型情報端末、ドイツ人の3割が関心

ドイツ人の31%がメガネ型情報端末の利用に関心があることが、独情報通信業界連盟(Bitkom)の委託を受けて市場調査会社ARISが実施した消費者アンケート調査で分かった。「必ず利用する」との回答も13%に上っている。AR

独マーレ、スロベニア国営企業買収

独自動車部品大手のマーレ(シュツットガルト)は23日、スロベニアの国営電子部品メーカー、レトリカの資本54%を取得し傘下に収めることで合意したと発表した。電気自動車(EV)の需要が将来的に高まる見通しを踏まえ、エレクトロ

ABB、ブルガリアに電気コンポーネントの新工場

スイスの重電大手ABBは18日、ブルガリアのラコフスキに建設していた新工場の開所式を行った。新工場では低圧および中圧仕様の電気コンポーネントを製造する。雇用規模は600人を見込む。ABBのブルガリア工場はこれで4カ所目と

アルストムのエネルギー部門はGEの手に

仏重電大手アルストムのエネルギー部門をめぐる買収合戦は米ゼネラル・エレクトリック(GE)に軍配が上がった。フランス政府とアルストム経営陣がともにGEによる買収を支持したためで、GEは製造事業の再強化戦略を前進させるととも

Mahle GmbH―スロベニア国営企業買収―

自動車部品大手の独Mahle(シュツットガルト)は23日、スロベニアの国営電子部品メーカー、Letrikaの資本54%を取得し傘下に収めることで合意したと発表した。電気自動車(EV)の需要が将来的に高まる見通しを踏まえ、

WMF AG―上場廃止に向けTOB―

投資大手のKKRは19日、傘下の独キッチン用品メーカーWMF(ガイスリンゲン)の上場廃止計画を発表した。株式公開買い付け(TOB)を行ったうえで、第2位株主のFibaと共同で持ち株会社を設立。Fibaと合わせて90%以上

シーメンスが三菱重工と連携、アルストム買収計画を共同化

電機大手の独シーメンスと三菱重工業は16日、仏同業アルストムのエネルギー部門に対する共同買収計画を発表した。米競合ゼネラル・エレクトリック(GE)のアルストム買収計画に対抗する提案。シーメンスは当初、買収の意向を単独で表

原発関連を貿易保険の適用外に、独政府が決定

ドイツ連邦経済省は12日、原子力発電関連の輸出にヘルメス貿易保険を原則として適用しないことを政府が決定したと発表した。2011年に決定した原発廃止政策を受けた措置。これまでは原発関連の輸出を貿易保険の適用外にするかどうか

Tesla ―EV開発促進に向けBMWと協議―

米電気自動車(EV)メーカーのTeslaと独自動車大手のBMWは11日、EV開発を国際的に前進させる目的で協議した。BMWへの問い合わせをもとにロイター通信が13日、報じたもので、ドイツの高速充電網拡充のほか、知財権のオ

BMW―中国合弁、初のEVを市場投入―

BMWが中国・華晨中国汽車(Brilliance)と共同で立ち上げた電気自動車(EV)ブランド「之諾(Zinoro)」の初のモデル「Zinoro 1E」が近日中に市場投入される。同車はBMWの「X1」をベースに開発された

Manz AG―リチウムイオン電池生産ラインを受注―

独機械大手のManz(ロイトリンゲン)は10日、リチウムイオン電池の製造ラインを受注功したと発表した。受注規模は千万ユーロのケタ台の前半で、個々の案件では同社史上最大という。 今回受注したのはスマートフォンやタブレットの

Airbus

欧州航空機大手のAirbusは16日、ロケット分野で仏航空宇宙大手のSafranと提携すると発表した。打ち上げサービスを低料金で提供し、競争力を高めることが狙いで、折半出資の合弁会社を設立。低価格競争をしかける競合の米S

スマートフォン利用率55%に、1年で14ポイント上昇

独情報通信業界連盟(Bitkom)は11日、14歳以上のドイツ人に占めるスマートフォン利用者の割合が現時点で55%に達し、1年前の41%から14ポイント上昇したと発表した。従来型携帯機の利用率は52%でやや低下している。

サムスン電子、ハンガリーのテレビ工場が開所

サムスン電子はこのほど、ハンガリーのヤスフェニサル工場で、新工場棟を開所した。LED・プラズマテレビなどを生産する。投資額は2,500万米ドル。開所に伴い、従業員を75人増やした。 ヤスフェニサル工場はブダペストの東方6

インテルへの巨額制裁金、欧州裁が「妥当」と認定

米半導体大手インテルがEU競争法に違反したとして巨額の制裁金を科した欧州委員会の決定を不服として提訴していた問題で、欧州司法裁判所の一般裁判所は12日、同社の訴えを退ける判断を下した。 欧州委は2009年、インテルがライ

太陽電池製造装置業界に光、2年ぶり増収に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が5日発表した国内太陽電池製造装置業界(部品を含む)の2014年第1四半期の売上高は前年同期を18%以上、上回り、2年ぶりに増加へと転じた。主力市場のアジアのほか、中東・北アフリカ(MENA

防犯・警報装置市場、昨年は4.2%拡大

独電気電子工業会(ZVEI)は4日、ドイツの防犯・警報装置市場規模が昨年約31億ユーロとなり、前年比で4.2%拡大したと発表した。30億ユーロを超えたのは初めて。工場・公共建設向けと更新需要が特に旺盛だった。最近は装置の

第1四半期鉄道貨物4.4%増、3年ぶりの大きな伸びに

ドイツ連邦統計局が4日発表した2014年第1四半期の鉄道貨物輸送量は前年同期比4.4%増7の9,200万トンとなり、11年第1四半期以来の高い伸びを記録した。景気の回復が反映された格好。コンテナ輸送量は4.1%増の160

東芝、ブルガリア原発への戦略投資を取りやめ

東芝はこのほど、ブルガリア・コズロドゥイ原子力発電所の新炉建設計画に対する戦略投資を取りやめた。ブルガリア政府の4日発表によると、その他の合意条項は効力を失っておらず、東芝子会社であるウエスチングハウスの原子炉を採用する

独製造業売上3カ月ぶりに増加、4月は+0.5%に

ドイツ連邦統計局が10日発表した2014年4月の製造業売上指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.5%増となり、3カ月ぶりに拡大した。ユーロ圏外が0.3%減少したものの、ユーロ圏(ドイツを除く)と国内がそれ

Senvion SE―親会社Suzlonが株式の部分放出検討―

独風力発電設備大手Senvion(旧Repower、ハンブルク)の株式が市場に放出される可能性が出ている。経営不振が続く親会社の印Suzlonが資金調達目的で保有株の部分売却を検討しているためだ。Suzlonのキルティ・

Siemens AG―手荷物処理システム事業の売却中止―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は3日、手荷物処理・郵便小包仕分けシステム事業を米投資会社Wilbur Rossに売却する方針を撤回すると発表した。理由は明らかにしていない。メディア報道によると、交渉がまとまった

Osram Licht AG―リストラ強化、来年以降も生産能力調整へ―

照明機器大手の独Osram(ミュンヘン)が組織再編の取り組みを強化する。半導体ベースのLED電球市場が予想を上回るスピードで拡大し、従来型電球の需要が急速に落ち込んでいるためだ。同社のヴォルフガング・デーエン社長は経済誌

任天堂―欧州拠点をフランクフルトに移管―

任天堂は独アシャッフェンブルク近郊のグロースオストハイムにある欧州事業統括拠点をフランクフルトに移管する方向だ。アシャッフェンブルク郡のウルリヒ・ロイター郡長が6日明らかにしたもので、広報担当者は10日AFP通信に、物流

シーメンスが白物家電合弁から撤退か

電機大手のシーメンスは自動車部品大手のボッシュと共同で運営する白物家電の合弁会社BSHボッシュ・ウント・シーメンス・ハウスゲレーテから全面撤退する考えのようだ。シーメンスは電力、オートメーション、デジタル化を軸に経営資源

第1四半期協定賃金2.3%上昇、インフレ率の約2倍に

ドイツ統計局が5月30日発表した今年第1四半期の協定賃金(特別手当を含む)は前年同期を平均2.3%上回った。上げ幅はインフレ率(1.2%)の約2倍に達しており、実質増となった計算だ。協定賃金の適用を受ける被用者は1,95

安川電機―欧州事業好調、売上成長率20%に―

安川電機の欧州事業が好調だ。欧州事業を統括するマンフレート・シュテルン氏への取材などをもとに2日付『ハンデルスブラット』紙が報じたところによると、2014年3月期の売上高は前期比20%増の4億ユーロに拡大。15年までに同

Siemens

電機大手のSiemensが計画する組織再編で全従業員(36万人)の3%に当たる1万1,600人が影響を受ける見通しだ。ケーザー社長が5月30日の投資家説明会で明らかにした。広報担当者は「人員削減は必ずしも雇用の喪失を意味

5月の乗用車新車登録5.2%増に、社用車がけん引

ドイツ連邦陸運局(KBA)が3日発表した2014年5月の乗用車新車登録台数は27万4,804台となり、前年同月を5.2%上回った。増加は2カ月ぶり。自家用車は5.0%減と振るわなかったものの、全体の6割以上を占める社用車

上部へスクロール