製薬大手の独Boehringer Ingelheimは16日、中国の同業Taizhou China Medical Cityと共同で現地に合弁会社を設立すると発表した。家畜用ワクチンの分野でアジア市場有数のメーカーになることが狙い。出資比率は明らかにしていない。
\両社合わせて5,800万ユーロを投じ、江蘇省に工場を建設。2015年6月に完成させる。主に豚、家禽用のワクチンを生産する。雇用規模は約200人を見込む。
\Boehringer Ingelheimは中国の動物用医薬品市場で外資のトップ3に入っており、今回の合弁事業により存在感を一段と高める。上海浦東新区張江高科技園区には昨年、動物薬のアジア地区研究開発センターを開設した。
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