企業情報

Bayer AG(製薬・化学)―樹脂部門でコスト削減へ―

製薬・化学大手の独Bayer(レバークーゼン)は業績不振の樹脂部門でコストを圧縮する意向だ。デッカース社長が16日明らかにしたもので、すでに従業員代表と協議を開始した。 \ 樹脂業界では過去数年間、新たな工場が世界各地に

Gruenenthal GmbH―チリで買収へ―

製薬大手の独Gruenenthal(アーヘン)は9日、チリの同業Empresas Andromacoを買収する計画を明らかにした。企業の独立を将来的に確保する戦略「Vision 2020」の一環としてラテンアメリカ事業を

RWE AG―IT業務の一部をアウトソーシング化―

エネルギー大手の独RWE(エッセン)はIT事業の一部をDeutsche Telekomへの業務委託に切り替える予定だ。コスト削減の一環。RWEは自社でなければできない業務にIT分野の経営資源を絞り込む考えで、今後もアウト

Theo Mueller―英国で新たな買収―

ルクセンブルクに本社を置くドイツ系の乳製品大手Theo Muellerグループは4日、英同業NOM Dairy UKを買収すると発表した。Theo Muellerは英国をドイツ、米国と並ぶ主要市場と位置づけており、昨年も

Praktiker AG―会社清算へ、買い手現れず―

7月に経営破たんした独ホームセンター大手Praktiker(キルケル)の暫定管財人は4日、同社を清算することを明らかにした。買い手が現れなかったためで、今後は資産を分割売却する。傘下ブランドMax Bahrについては買収

BMW―PSAとのエンジン提携解消へ―

自動車大手の独BMW(ミュンヘン)はガソリンエンジンの分野で仏同業PSA Peugeot Citroenとの提携を打ち切る意向だ。仏経済紙『レゼコー』が報道したもので、BMWの広報担当者はメディアの問い合わせに対し、傘下

Ergo Versicherungsgruppe AG―中国で生保販売へ―

保険大手の独Ergo(デュッセルドルフ)は5日、中国の国営投資会社SSAIHと共同で生命保険の合弁会社ErgoChina Lifeを設立したと発表した。9月第2週中にも販売を開始する予定。足元のドイツでは低金利で事業環境

Daimler AG―VW「Crafter」の受託生産打ち切りへ―

自動車大手のDaimlerは6日、競合Volkswagen(VW)の大型トランスポーター「Crafter」の受託生産を2016年末で終了すると発表した。Daimlerは自社の大型トランスポーター「Sprinter」の生産

Muenchener Rueck―米医療保険子会社WHGを売却―

再保険世界最大手の独Muenchener Rueck(ミュンヘン)は5日、米国の医療保険子会社Windsor Health グループ(WHG)を米医療保険会社WellCare Health Plansに売却すると発表した

Daimler AG―組織再編、各部門の独立性向上へ―

自動車大手の独Daimler(シュツットガルト)が組織再編に取り組む意向だ。競争力強化計画の一環で、各事業部門の独立性を高めて顧客ニーズにより敏感に対応できる体制を構築する。ディーター・ツェッチェ社長は『フランクフルター

Bayer CropScience AG―設備投資を大幅拡大―

Bayerの農業科学子会社Bayer CropScience(モンハイム・アム・ライン)は5日、設備投資額を大幅に引き上げる意向を表明した。農薬需要が強いためで、米国には工場を新設する。 \ 2013~16年の設備投資額

Ford-Werke GmbH―ケルンのエンジン工場で生産倍増―

米自動車大手Fordの独子会社Ford-Werkeは5日、本社所在地ケルンのエンジン工場の生産規模を引き上げたと発表した。8月からシフト数を1日1回から2回に拡大、小型ガソリンエンジン「Ecoboost」の生産数を1日当

Volkswagen AG―電気自動車「E-Up」を初公開―

自動車大手の独Volkswagen(VW)は4日、本社所在地ヴォルフスブルクで同社初の電気自動車(EV)「E-Up」を公開した。価格は競合BMWのEV「i3」より低く、電気駆動装置事業の責任者はi3に対抗するモデルである

Adam Opel AG―ハイブリッド車を大幅値下げ―

自動車大手の独Opel(リュッセルスハイム)は9日、プラグインハイブリッド車「Ampera」の販売価格を同日付で引き下げると発表した。競合企業が電気自動車(EV)を近く、相次いで発売することを受けた措置。これまでの価格で

Vodafone Group Plc―独LTE投資など加速―

移動通信サービス大手の英Vodafone(ニューベリー)がドイツなどで投資を拡大する。米子会社Verizon Wirelessの売却益を投入。今後3年間の投資額を従来計画よりも70億ユーロ引き上げる。独子会社Vodafo

Windreich GmbH―経営破たん―

風力発電パークの開発・運営を手がける独Windreich(ヴォルフシュルーゲン)が6日、エスリンゲン区裁判所に会社更生手続きの適用を申請していたことが9日、明らかになった。同社の役員に対しては検察当局が倒産遅延などの容疑

Acer―欧州タブレット市場シェア15%目指す―

台湾のパソコン大手Acerは欧州タブレット市場でのシェアを現在の5%から15%に引き上げる目標だ。欧州法人のオリバー・アーレンス社長が『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に明らかにした。 \ 同社はタブレットの流行に完全

Alno AG―黒字転換―

キッチン家具大手の独Alno(プレンドルフ)が8月30日発表した2013年上半期決算の最終損益は60万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(810万ユーロ)から改善した。黒字転換は数年ぶり。大幅な値上げが奏功した格好。売上

Manufaktur Roedental GmbH―経営破たん―

高級陶器人形「フンメル人形」の製造元であるManufaktur Roedental(レーデンタール)が会社更生手続きの適用をコーブルク区裁判所に申請していたことが8月27日、分かった。数カ月前から給料が支給されていなかっ

ファーストリテイリング―来春ドイツ進出へ―

ファーストリテイリングは8月29日、ドイツへの進出計画を発表した。2014年春に首都ベルリンにユニクロのグローバル旗艦店をオープンする。同国を欧州市場での基盤を築くうえで最も有望な市場と考えている。今後はスペインのバルセ

Siemens AG―充電ステーション事業から撤退―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)が電気自動車(EV)用の充電ステーション事業から撤退する。市場拡大のスピードが予想を大きく下回り、需要も小さいため。3日付『ヴェルト』紙が報じ、同社が追認した。 \ Siemens

ハンコックタイヤ―「Sクラス」にタイヤ供給―

韓国のハンコックタイヤは2日、独Daimlerの旗艦モデル「Sクラス」にタイヤを供給すると発表した。Sクラスへの供給は初めて。同社は高級メーカーとの取引を増やしてブランドイメージを向上させ、交換タイヤ市場でも競争力を高め

現代自―欧州向け「i10」の生産を印からトルコに移管―

現代自動車はスモールカー「i10」の欧州市場向けの生産をインドからトルコに移管する。輸送費の削減が主な狙い。トルコの人件費が低いことや、生産の柔軟性が高いことも移管決定を後押しした。欧州法人のアラン・ラッシュフォース社長

Mahle GmbH―円安など響く、5%減収に―

自動車部品大手の独Mahle(シュツットガルト)が2日発表した2013年6月中間期の売上高は30億3,000万ユーロで、前年同期から5.4%減少した。自動車市場の低迷のほか、円安などが響いた格好。13年12月期の売上高に

Schaeffler AG―売上予測引き下げ―

ベアリング大手の独Schaefflerは8月28日の決算発表で、2013年通期の売上成長率を従来予測の4%から2%に下方修正した。産業向け部門の業績が振るわないため。営業利益(EBIT)については従来予測の約14億7,0

Gildemeister AG―増資へ―

独工作機械大手Gildemeister(ビーレフェルト)の取締役会は8月28日、株主割当増資計画を決議した。2億1,000万ユーロを調達して国外事業の強化などに充てる考え。戦略提携する森精機は増資に応じる。 \ 既存株4

Styrolution Group GmbH―Ineosが完全買収の方向―

化学大手のBASFとIneosの合弁会社Styrolution(フランクフルト)をIneosが完全買収する見通しだ。Styrolutionのロベルト・グラルドーニ社長が8月28日明らかにしたもので、来年にも取引が成立する

Nokia Oyj―携帯端末事業をMicrosoftに売却―

フィンランドの通信機器大手Nokia(エスポー)は3日、携帯端末事業を米Microsoftに売却すると発表した。取引金額は54億4,000万ユーロ。当局の承認を経て取引が成立すると、同社の事業規模は半分に縮小する。今後は

Deutsche Telekom AG―ポーランドでCATV事業者買収か―

独電気通信大手のDeutsche Telekom(ボン)が東欧事業の見直しを検討しているもようだ。ドイツ版『ウォール・ストリート・ジャーナル』が8月29日報じたもので、ポーランドではケーブルテレビ(CATV)事業者Nei

Deutsche Lufthansa AG―円安などが懸念材料に―

独航空大手Lufthansa(フランクフルト)の懸念材料が増えている。中東情勢の緊迫に加え、アジア事業でマイナス要因が増えているためだ。クリストフ・フランツ社長が日曜版『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に明らかにした。

RWE AG―洋上風力パークの建設許可取得―

独エネルギー大手のRWE(エッセン)は8月28日、再生可能エネルギー子会社RWE Innogyが洋上風力発電パークを北海に建設する計画が連邦海運・水路庁(BSH)から許可されたと発表した。RWEは発電事業に占める再可エネ

Skion GmbH―上下水処理プラント会社買収―

富豪ズザンネ・クラッテン氏の投資会社Skion(バート・ホームブルク)が上下水処理プラント製造の独Envirochemieを買収する。地方紙『ハイルブロンナー・シュティメ』が報じ、同社が追認した。資源循環分野で技術革新力

IVG Immobilien AG―自己管理型の経営再建を裁判所に申請―

独不動産大手のIVG(ボン)は20日、経営者が退陣せず自ら経営再建に取り組む計画の承認をボン区裁判所に申請した。再建計画の受け入れを債権者に拒否されたため。 \ 同社は欧州有数の不動産会社で、保有する不動産の時価は約40

ING Groep N.V.―韓国生保子会社を売却―

金融大手の蘭ING(アムステルダム)は26日、韓国の生保子会社ING Life Koreaを現地投資会社MBK Partnersに売却すると発表した。アジア事業から部分撤退する計画の一環。売却手続きは当局の承認を経て終了

Volkswagen AG―中国北西部工場、当初はセミKD生産に―

自動車大手のVolkswagen(VW、ヴォルフスブルク)は中国北西部の新疆ウイグル自治区に新設した完成車工場で当面、部品を外部から持ち込んで生産するセミノックダウン方式を採用する。工場内に完成していない施設があるため。

Daimler AG―中国攻勢、今後2年で20車種投入へ―

高級車大手の独Daimler(シュツットガルト)は27日、中国市場に今後2年で新型車ないしモデルチェンジ車を計20種類投入する計画を明らかにした。同市場で先行する競合のAudi、BMWを追撃する狙いで、総額20億ユーロを

BMW―交換部品の物流システム問題が長期化―

自動車大手のBMW(ミュンヘン)で販売代理店や修理事業者向けの交換部品の供給が滞っている。交換部品の物流システムを刷新したことが原因で、トラブルの発生からすでに2カ月以上が過ぎた。同社は9月初旬までに正常化すると強調して

Friedrich Boysen GmbH und Co. KG―工場数を大幅拡大―

自動車用排ガス処理システムの独Boysen(アルテンシュタイク)が工場数を大幅に増やす計画だ。2012年半ばに獲得した大型受注の履行に必要なためで、12年の10カ所から17カ所に拡大する。投資総額は2億8,000万ユーロ

Auto Teile Unger Handels GmbH & Co. KG―資金繰りに懸念―

独自動車修理大手Auto Teile Unger(ATU、ヴァイデン・イン・デア・オーバーファルツ)の資金繰りが厳しくなっているもようだ。格付け大手の米Moody’sは21日、同社の格付けを22ランクで下から4番目のCa

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