独化学業界、売上予測を引き上げ
独化学工業会(VCI)は22日、独業界(製薬を含む)の2015年の売上成長率を上方修正した。下半期に景気が加速すると予想しているためで、従来見通しのマイナス0.5%からプラス0.5%へと引き上げた。 15年上半期の売上高 […]
独化学工業会(VCI)は22日、独業界(製薬を含む)の2015年の売上成長率を上方修正した。下半期に景気が加速すると予想しているためで、従来見通しのマイナス0.5%からプラス0.5%へと引き上げた。 15年上半期の売上高 […]
炭素製品大手の独SGLは20日、赤字が続く米子会社HITCOをカナダの航空機部品メーカー、アブコープ・インダストリーズに売却することで合意したと発表した。SGLは4,700万米ドルを支払う形で取引を実施。評価損5,000
化学大手のBASFは21日、マレーシアの同業ペトロナス・ケミカルズ・グループ(PCG)と共同で同国東部のクアンタンに高反応性ポリイソブチレン(HR-PIB)の工場を建設すると発表した。同物質の安定供給能力を高める狙いで、
化学・製薬業界の大卒社員と管理職が加入する組合VAAが組合員を対象に実施した最新のアンケート調査で、これまで評価の高かったベーリンガー・インゲルハイムが順位を大きく落としたことが分かった。同調査結果を入手した『フランクフ
玩具に含まれる有害物質に関するドイツの規制は欧州連合(EU)法に抵触しているかをめぐる係争で、欧州司法裁判所(ECJ)は9日、同規制がEU法に反するとした一般裁判所(下級審)判決を支持した。判決理由で裁判官は、加盟国はE
炭素製品大手の独SGL(ヴィースバーデン)は7日、組織再編計画を発表した。2013年に着手したコスト削減プログラムの一環で、今後の成長が見込める「黒鉛材料&システムズ(GMS)」「炭素繊維・複合材料(CFM)」
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は10日、バイオプリント技術のスタートアップ企業である仏Poietisと研究・開発提携すると発表した。Poietisの技術を活用してスキンケア用品の開発体制を強化。画期的な
消費財大手の米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は9日、独「ウエラ」などビューティ関連の計43ブランドを米香水大手コティに125億ドルで売却すると発表した。独化学大手ヘンケルはウエラの取得を目指したが、幅
化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は6月29日、ディスプレー材料の研究・開発会社キューラント・ナノテックへの出資比率を引き上げ完全子会社すると発表した。ディスプレー用液晶材料と有機EL用材料市場で競争力を強化する狙い
特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は7日、イエナ大学からスピンオフして設立されたバイオベンチャー、イエナセル(JeNaCell)に資本参加したと発表した。イエナセルは医療用ナノセルロースの製造を専門に手がける企業。エ
デンマーク製薬大手ノボノルディスクの独法人ノボノルディスク・ファーマ(マインツ)は1日、およそ1年前に独市場に投入したばかりの持効型溶解インスリン「トレシーバ」の販売を9月末で打ち切ると発表した。販売価格の引き下げを余儀
下水から農業肥料などとして利用されるリンを取り出すリサイクル施設が6日、ドイツ北部のハンブルクで稼働を開始した。同様の施設はベルリンやオッフェンブルクにすでにあるものの、ハンブルクのものは世界初の採算が取れる施設という。
医薬品大手の独フレゼニウスがギリシャ向けの製品供給を制限している。売掛金を回収できなくなるリスクが高まっているためで、現地メーカーも手がける製品は出荷を停止。同社製品以外に選択肢がない医薬品だけを輸出している。広報担当者
独中堅洗剤メーカーのフィット(fit)は6月24日、ヘアケア用品ブランド「ガード(Gard)」をスイス企業デッチュ・グレーター(Doetsch Grether)から買収したと発表した。ブランド買収を通して製品の幅を拡充す
研究開発型製薬工業会(VfA)は6月25日、ドイツ市場での販売が許可されたバイオ医薬品の数が2014年は14件となり、前年と同水準にとどまったものの、過去10年間の平均(8件)を大きく上回ったと発表した。新規投入された医
独連邦保健省は6月23日、公的健康保険(GKV)が今年第1四半期(1~3月)に支出した被保険者一人当たりの薬剤費は前年同期比で5.0%増加したと発表した。新タイプのC型肝炎治療薬が最大の押し上げ要因になったという。 C型
独連邦医療啓蒙センターは6月23日、成り行きでセックスをする場合にコンドームを必ず着用する人の割合が2009年の54%から昨年は65%に増加したと発表した。エイズ予防キャンペーンが奏功した格好。旅行中に知らない人とセック
化学大手の独メルクは19日、本社所在地ダルムシュタットで有機EL(OLED)材料工場の起工式を行った。同分野で2018年までに世界有数のメーカーになる考え。液晶分野で培ったノウハウを活用するとしている。 約3,000万ユ
日立ハイテクノロジーズは18日、ライフサイエンス・分子診断大手の独キアゲンと事業提携すると発表した。同提携により遺伝子検査事業に参入。最注力分野と位置付けるバイオ・ヘルスケア事業を拡大していく。 日立ハイテクはライフサイ
製薬・化学大手の独メルクがロシア事業を強化する。カールルートヴィヒ・クレイ社長が『モスクワ・タイムズ』紙に明らかにしたもので、現地従業員数を年末までに現在の220人から300人以上に拡大し、売上高も直近の1億5,000万
欧州委員会は15日、独製薬・化学大手メルクが米同業シグマ・アルドリッチを買収する計画を承認したと発表した。当初は競争上の問題で難色を示していたが、メルクが対応策を提示したことから、その実施を条件に認可した。 シグマ・アル
製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は10日、血糖値測定器事業(BDC事業)をパナソニックヘルスケアに売却すると発表したい。価格競争が厳しくなっているうえ、将来的に巨額の投資も必要なため、同事業から撤退。経営資源
ドイツの政策金融機関KfWは11日、独企業PCCのシリコン工場建設プロジェクトに融資すると発表した。シリコンは半導体や太陽電池の原料で、ドイツの製造業にとって重要な資源であるため、支援を決めた。 PCCはアイスランド北部
香料大手の独シムライズ(ホルツミンデン)は5日、米国の同業フレーバー・インフュージョンを買収すると発表した。飲料用天然フレーバー事業を強化する。取引金額は非公開。第3四半期にフレーバー・インフュージョンを米国事業に統合す
製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は1日、分離・上場予定の樹脂部門バイエル・マテリアルサイエンスの社名を9月1日付で「コベストロ(Covestro)」に改めると発表した。新社名は協調・協業を意味する英語のコラボ
製薬・化学大手の独バイエルは1日、農業科学子会社バイエル・クロップサイエンス(モンハイム・アム・ライン)がインドの種子メーカー、シードワークス・インディアを買収すると発表した。同国では人口増に伴い食品需要の拡大が続く見通
独製薬大手メルク・セローノのガリホ社長は2日ロイター通信に、米ファイザーと共同開発中のがん免疫治療薬「avelumab」を早ければ2017年にも市場投入できるとの見通しを明らかにした。同薬は現在、非小細胞肺がん治療薬とし
ドイツ連邦統計局が6月27日発表した同国の2014年の六フッ化硫黄(SF6)排出量は916.5トンで、前年を約13%上回った。全体の8割を占める電子・装置産業の排出量が9%増の736万トンに拡大。半導体産業と光ファイバー
ドイツのメルケル首相は5月28日、フランクフルトのヘキスト工業団地を訪問した。製薬大手サノフィの新生産施設の開所式に立ち会うとともに、抗生物質が効かない耐性菌の専門家から情報を収集。6月上旬に主催する第41回主要国首脳会
独化学大手のヘンケルは6月、ボスニア南部のビレチャに接着剤の新工場を開設する。5月26日付のウェブ経済紙『SeeNews』が報じたところによると、新工場の敷地面積は6,000平方メートルで、投資額は750万ユーロ。同工場
特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は26日、米国南東部に沈降シリカ工場を建設すると発表した。省エネタイヤの需要増を踏まえた措置で、北米市場向けに出荷する。 沈降シリカをタイヤに投入すると転がり抵抗が低下し自動車の燃費
医療大手のフレゼニウス・メディカル・ケア(FMC、バート・ホームブルク)は19日の株主総会で、中核事業である人工透析の周辺領域で事業を拡大する方針を明らかにした。人工透析分野ではすでに世界最大手となっており、買収を通した
独バイオテクノロジー産業連盟(DIB)は26日、業界売上高が昨年の30億3,100万ユーロから今年は緩やかに増加し、2年連続で拡大するとの見通しを発表した。加盟企業を対象としたアンケート調査では、年初以降に増収を確保して
製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)が19日発表した2015年1-3月期(第1四半期)決算の売上高は前年同期比15.7%増の30億4,120万ユーロと大きく拡大した。ユーロ安が追い風となった格好で、営業利益(EB
独化学工業会(VCI)は13日、国内の第1四半期(1~3月)の業界生産高(製薬を含む)が前期比で1.9%増加したと発表した。世界経済の安定と欧州経済の回復が寄与したとしている。石油価格が下落したため出荷価格は平均2.7%
ドイツの農業化学製造業界団体IVAは12日、加盟企業の2014年の肥料売上高が前年比3%増の30億9,600万ユーロに拡大したと発表した。国内売上が22%増と好調で、輸出の不振(7%減)が相殺された格好。カリの販売増と、
化学大手の独ヘンケル(エッセン)は12日、日用品大手の米コルゲート・パーモリーブからオーストラリアとニュージーランドの洗剤事業を譲り受け、両国の当該市場に参入すると発表した。2016年までに売上高を200億ユーロに拡大す
合成ゴム大手の独ランクセス(ケルン)は7日の決算発表で、2015年12月期の営業利益見通しを上方修正した。第1四半期(1~3月)の業績が良好だったためで、利払い・税金・償却前利益(EBITDA、特別費を除く)を従来予測の
特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は6日の決算発表で2015年12月期の営業利益予測を引き上げた。第1四半期(1~3月)の業績が好調だったためで、利払い・税金・償却前利益(EBITDA、調整済み)を従来見通しの「前期
化学大手の独ワッカー・ケミー(ミュンヘン)は8日、シリコンウエハー製造子会社シルトロニックの新規株式公開(IPO)計画を発表した。シリコンウエハー市場は変動が激しく、ワッカーは同子会社の売却などを検討していた。公開益で中
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が4月30日発表した2015年1-3月期(第1四半期)決算の営業利益(EBIT、特別要因を除く)は20億7,000万ユーロとなり、前年同期を2.0%下回った。石油・天然ガス
製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は4月30日の決算発表で、2015年12月期の業績予測を引き上げた。ユーロ安が大きな追い風になっているためで、売上高を従来見通しの460億ユーロから480億~490億ユーロに上
東レは4月30日、独フランクフルト近郊のノイ・イーゼンブルクに高機能樹脂製品のマーケティング・販売会社、東レ・レジンズ・ヨーロッパ(TREU)を設立したと発表した。欧州で樹脂事業を拡大することが狙いで、日系自動車部品メー
独プラスチック射出成形部品メーカー、ゲアラン・フォルムタイレがこのほど、ハンガリー工場の開所式を行った。新工場への投資額は130万ユーロで、需要増大への柔軟な対応が可能となる。同社は2018年までに年間売上高800万ユー
製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)が家庭園芸用薬剤事業の売却に向けて動き出したもようだ。『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が薬剤・金融業界の情報として報じたもので、すでに売却先となり得る候補企業に文書を送付し
独製薬2位のベーリンガー・インゲルハイムが22日発表した2014年12月期決算の営業利益は前期比横ばいの21億ユーロにとどまった。経口抗凝固薬「プラザキサ」の副作用をめぐる米国の訴訟や、主要市場米国の薬価引き下げ、従業員
化学大手の独ヘンケル(デュッセルドルフ)は16日、接着剤製造の独ノヴァメルトを買収することで合意したと発表した。ホットメルト接着剤事業を強化する狙い。取引金額は公表しないことで合意した。買収手続きは独禁当局の承認を経て終
独フレゼニウスの人工透析子会社フレゼニウス・メディカル・ケア(FMC、バート・ホンブルク)がイスラエルの透析サービス会社ネフロモア(Nephromor)の買収に向けて交渉しているもようだ。『フランクフルター・アルゲマイネ
会計監査法人のアーンスト&ヤング(E&Y)が13日発表した『独バイオテクノロジー・レポート』最新版によると、バイオ業界の2014年の研究開発(R&D)投資額は前年比4%増の8億300万ユーロとなり、数
特殊化学大手の独エボニック(エッセン)がスイスの競合クラリアントの買収を検討しているもようだ。英『ファイナンシャル・タイムズ(FT)』紙が3月26日報じたもので、クラリアントを1株当たり23スイスフランで取得する考えとい