自動車産業ニュース

VW、中国南部に新工場

欧州自動車最大手のフォルクスワーゲン(VW)は9日、中国南部の広東省仏山市に新工場を建設すると発表した。同工場の生産能力は年30万台。2010年末にも着工し、2013年半ばから生産を開始する計画。VWのマルティン・ヴィン […]

独ダイムラー、特殊トラックの開発センターを設置

独自動車大手のダイムラーは2日、フランスのモルスハイム(ストラスブール近郊)に特殊トラックの開発センターを開設すると発表した。商用車市場では顧客の様々な需要に応じて改良を加えるテイラードメイドサービスの需要が増えているこ

ダイムラー、スマートEVを米国市場に投入

独自動車大手のダイムラーは10月から超小型車ブランド、スマートの電気自動車を米国市場に投入する。さしあたり250台を一部の顧客に提供し、都市部の道路や高速道路などで実用走行試験を実施する。本格的な販売は2012年からとな

中国BYD、ドイツに欧州統括拠点を開設か=独FTD紙

中国のバッテリー・自動車メーカー、比亜迪汽車(BYD)はドイツのフランクフルトに欧州事業の統括拠点を開設する方針のもようだ。8日発行の『フィナンシャル・タイムズ(ドイツ版)』紙が消息筋から得た情報として報じた。年内にも正

コマツ、ロシア工場が稼働

コマツは3日、モスクワ東方のヤロスラヴリで建設を進めていた組立工場が完成し、生産を開始したと発表した。新工場ではまず油圧ショベルの生産から始め、将来的にフォークリフトや大型機械、鉱山機械、ガスパイプライン用機械などの生産

独シューラー、今期赤字を見込む

プレス機械世界最大手の独シューラーがこのほど発表した2009/10年上半期(10-3月)決算の営業損益(EBITベース)は420万ユーロの赤字となり、前年同期の1,200万ユーロの黒字から悪化した。景気悪化の直撃を受けた

独ゲトラグ、リストラ計画で労組合意

経営が悪化している独トランスミッションメーカーのゲトラクは2日、リストラ計画で金属労組のIGメタルと基本合意したと発表した。2012年まで経営上の理由による解雇を実施しないほか、予定していたルートヴィヒスブルク工場の閉鎖

独ZF、10年は25%増収見通し

独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンのハンスゲオルク・ヘルター社長は、2010年通期売上高が前年比約25%増の115億ユーロ以上に達するとの見通しを明らかにした。1‐5月期売上高が前年同期比40%増の50億ユー

独エンジニアリングサービス大手、米同業を買収

独IT・エンジニアリングサービス大手のESGエレクトロニークジュステーム・ウント・ロギスティーク(ESG、バイエルン州フュルステンフェルトブルック)は7日、米システムエンジニアリング会社オートモーティブ・システム・インテ

ボルボ・バス、ハイブリッドバスの量産開始

スウェーデンの商用車メーカー、ボルボ・バスは5月28日、ハイブリッドバス2車種の量産を開始すると発表した。 \ 量産を開始するのは、全長12メートルの大型バス「ボルボ7700ハイブリッド」とダブルデッカーの「ボルボB5L

現代・起亜、2年以内に燃料電池車の生産開始

韓国の現代・起亜自動車グループは、2年以内に燃料電池車(FCEV)のパイロット生産を開始する方針だ。4日発行の英自動車誌『オートカー』が、現代・起亜自動車グループのアン・ビョンギ燃料電池開発本部長の話として伝えた。 \

独アウディ、信号と自動車の通信システムを開発

独高級車メーカーのアウディが交通信号機と自動車の通信システム「Travolution」を開発している。赤信号でひっかからないように速度を調節したり、赤から青信号に変るまでの残り時間を表示することでスムーズなスタートを促し

英リバーシンプル、12年春から水素燃料電池車の実用試験

英ベンチャー企業のリバーシンプルは2012年春から同国のレスターで水素燃料電池車30台を投入して実用走行試験を実施する。テスト期間は12カ月。データを分析して燃料スタンドの設置場所などを決める方針。同プロジェクトの結果が

Schaeffler

独ベアリング大手のシェフラー が近く、企業形態を有限会社(GmbH)に変更する方針を発表するもようだ。6月7日付の独経済紙『ハンデルスブラット』が同社筋から得た情報として報じた。将来は株式会社(AG)化する方向と見られて

Renault

仏自動車大手のルノー は2015~16年に電気自動車(EV)の生産規模を年20万台に引き上げ、市場シェアで5%を確保する目標を掲げている。7日付の仏経済誌『La Tribune』が報じた。同目標の達成には、「クリオ」のプ

BMW

BMW は2013年に4人乗りEV「メガシティー・ビークル」を発売する予定だが、EVスポーツカーの投入も検討している。アイアン・ロバートソン取締役(販売担当)が英自動車専門誌『Autocar』に明らかにした。EVモデルは

Fraeger Gruppe

独自動車部品メーカー、フレーガー・グループ の子会社German E Carsは、6月から電気自動車「Stromos」の販売を開始する。同モデルはスズキの「スプラッシュ」(オペル「アギラ」)をベースに開発したもので、航続

ハンガリー労働監督庁、ハンコックタイヤに罰金

ハンガリーの労働監督庁はこのほど、韓国ハンコックタイヤ のハンガリー子会社に100万フォリントの罰金を科した。同国の化学・エネルギー労働組合(VDSz)がMTI通信に語ったところによると、同子会社の監査役会のメンバーであ

エーリッヒ・ウッチュ

ドイツの自動車ナンバープレートメーカー。独中西部のジーゲンに本社を置く。従業員数は約500人。世界130カ国以上で事業を展開、年2,000万枚を超えるナンバープレートを製造している。売上高は約2億5,000万ユーロ。 \

欧州メーカー、中国で収益拡大・ユーロ安の恩恵

ギリシャの財政危機をきっかけとしたユーロの下落が、中国で生産する欧州の自動車メーカーにとって追い風となっている。ユーロ安で欧州から輸入する部品のコストが下がっているためだ。 \ ユーロは対米ドルで年初から14%下落した。

仏乗用車新車登録、2010年5月は11.5%減

仏自動車工業会(CCFA)がこのほど発表した2010年5月の乗用車新車登録は18万6,337台となり、前年同月を11.5%下回った。新車への買い替え奨励金(スクラップインセンティブ)が2010年1月にそれまでの1,000

新車販売の競争法一括適用除外、2013年に廃止へ

欧州連合(EU)の欧州委員会は5月27日、自動車販売およびアフターサービス市場における競争法の一括適用除外を規定したEU規則の改正案を採択した。自動車販売についてはすでに十分な競争環境が確保されているとの判断に基づき、3

PSA、中国市場での拡販に注力

仏PSAプジョー・シトロエングループ(PSA)のシトロエンは、欧州で新車買い換え補助金制度(スクラップインセンティブ)が終了したことに伴い新車販売の低迷が予想されることを受けて、成長市場の中国で拡販を目指す方針だ。バンゼ

米フィスカー、「カルマ」の試験生産へ

次世代自動車ベンチャーの米フィスカー・オートモーティブは、年内にもプラグインハイブリッド(PHV)・スポーツカー「カルマ」の試験生産を開始する計画だ。5月27日付けの『オートモーティブ・ニューズ・ヨーロッパ』が、フィスカ

VW、南ア販売は4割増の見通し

独フォルクスワーゲン(VW)は、今年の南アフリカでの販売が前年比で4割拡大する見通しだ。同社の南ア現地法人社長が5月26日、ブルームバーグとの電話インタビューで明らかにした。 \ VW南アフリカのデービッド・パウエル社長

独ダイムラー、中国でエンジン生産も

独自動車大手のダイムラーは中国でエンジンを現地生産する計画のもようだ。中国事業を強化するため、現地工場の生産能力を拡大するとともに、部品の現調率を40%に引き上げる予定。ダイムラーが北京で実施した投資家向けのイベントで発

仏ルノー、「トラフィック」の生産を仏工場に移転も

仏自動車大手のルノーは、パネルバン「トラフィック」の生産を日産の英国工場からフランスのサンドヴィル工場に移管することを計画しているもようだ。5月29日付の仏『フィガロ(Le Figaro)』紙が政府筋から得た情報として報

独フロイデンベルク、アジアで成長

独自動車部品メーカー大手フロイデンベルクのアジア事業が好調だ。同社と印シグマ、NOK(東京)との合弁会社であるシグマ・フロイデンベルクNOK(パンジャブ州モハリ)の09年売上高は前年比で2ケタ台の伸びを記録。インドのリッ

ブラウプンクト、アンテナ事業を切り離し

自動車ラジオメーカーのブラウプンクトは5月28日、自動車アンテナ事業を世界最大のアンテナ・衛星通信システムメーカーのカトライン(Kathrein)に売却することで合意したと発表した。取引金額は明らかにしていない。同社は今

独ヘラー、サービス事業を強化

独自動車用照明・電子部品メーカーのヘラーは、交換部品流通業者や修理工場をターゲットとするサービスを強化している。アフターマーケット事業強化に向けた戦略の一環で、技術・営業研修や技術情報、オンライントレーニング(eラーニン

フォルシア、上期は30%増収の見通し

仏自動車部品大手のフォルシアは、今年上期が前年同期比で30%以上の増収となる見通しだ。デラブリエール会長兼最高経営責任者(CEO)が5月26日に開催された年次株主総会で明らかにした。 \ フォルシアが先月発表した今年1-

独ボッシュ、仏ヴェニシュ工場を閉鎖も

独自動車部品大手のロバート・ボッシュがフランスのヴェニシュ工場を閉鎖する可能性が濃厚となっている。同工場で生産しているディーゼルエンジン用のユニットインジェクター燃料噴射システムの新規需要がないことや、新たに生産ラインに

独マン・ウント・フンメル、中国本部を新設

独自動車・産業用フィルター大手のマン・ウント・フンメルは5月27日、中国の上海市嘉定区に新しい中国本部を開設した。生産、研究開発、販売、物流の機能を持つほか、交換部品を保管する倉庫もある。敷地面積は6万平方メートル、投資

墺自動車照明メーカーZKW、事業拡大

オーストリアの自動車用照明メーカーZKWはヴィーゼルブルクの本社工場の生産能力を強化するとともに中国に新工場を建設する。 \ ヴィーゼブルクでは、約1万5,000平方メートルの敷地に2つの生産棟を建設するほか、管理・開発

伊マニエッティ、セルビアに工場建設

伊自動車部品大手のマニエッティ・マレリが、セルビア中部のクラグエバツに工場を建設する。同社のラゼッリ最高経営責任者(CEO)とセルビアのディンキッチ副首相兼経済地域開発相、クラグエバツのステファノビッチ市長が5月25日、

独技術開発会社、米に進出

ドイツの工業デザイン開発・ITサービス会社であるインドゥストリーハンザ(ミュンヘン)はこのほど、米アトランタに拠点を開設した。米国市場で足場を固めるとともに、現地顧客への支援体制を強化する。独自動車業界紙『アウトモビール

BMW、運転アシストシステムの拡充に注力

BMWが運転アシストシステムの拡充に注力している。既存の安全システムを活用し、横の間隔を探知して警告するシステムやシニア向けの緊急停止システムなどを開発している。独業界紙『オートモビルボッヘ』が報じた。 \ 横間隔を探知

オペルの燃料電池車、白金の使用量低減に取り組む

米自動車大手ゼネラルモーターズ(GM)の独子会社オペルは開発中の燃料電池車で使用する白金の使用量を2015年の市場投入までに現在の80グラムから半分以下の30グラムに引き下げる計画だ。5月27日にドイツのリュッセルスハイ

独デルティコム、業績好調

タイヤのネット販売で欧州最大手の独デルティコムの業績が好調だ。株式を市場に公開した2006年から4年間で売上高は2倍に拡大した。同社のフランク・シューハルト財務担当取締役はdpa-AFX通信の問い合わせに対し、今後さらに

RECARO

自動車や航空機用シートを製造している独レカロ が家具市場に参入する。このほど設立した子会社RHMホームを通して2010年9月から家具ショップRelax-Sessel und Sofasで家庭用チェアなどを販売する。移動用

Hankook Tire

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW) はこのほど、韓国タイヤ のハンガリー工場(Racalmas)が生産するタイヤをVWグループの標準タイヤとして認定した。独業界紙『オートモビルボッヘ』によると、VWは2009年から

BMW

ドイツ連邦教育研究省(BMBF)はハイテク戦略の枠組みの中で、カーエレクトロニクスを活用する燃費改善プロジェクト「EFA 2014(Energieeffizientes Fahren 2014)」に900万ユーロを助成す

Duerr

独産業設備機械大手のデュル は接着技術事業を強化する。5月27日付で車体フレームなどの接着技術を得意とするドイツのヘルムート・リッケルト(Helmut Rickert)および同社子会社のI.N.T.リッケルト(I.N.T

フォルシア

仏自動車大手PSAプジョーシトロエンの自動車部品子会社。シート、内装、排ガス制御システム、外装の4事業を柱とする。2009年通期の売上高は約93億ユーロ。世界に約6万人の従業員を持つ。本社をパリ近郊のナンテールに置く。

独禁当局、カルマンのルーフシステム部門売却認めず

独連邦カルテル庁は26日、経営再建中のヴィルヘルム・カルマンがルーフシステム事業をマグナ・カー・トップ・システムズ(CTS)に売却する計画を認めない決定を下した。欧州のルーフシステム市場はすでに寡占化が進んでおり、これ以

英自動車工業会、EV技術に関する研修・認定制度を創設

英自動車工業会(SMMT)は19日、英自動車産業研究所(IMI)や科学、工学、製造技術分野の技能委員会(SEMTA)と共同で電気自動車(EV)技術に関する研修プログラムと認定制度を創設すると発表した。 \ SMMTのエヴ

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