2011/7/6

コーヒーブレイク

レッサーパンダの「名付け親」は脱獄囚~チェコ

この記事の要約

チェコ中部のイフラバ動物園から脱走したレッサーパンダが、同国の脱獄囚にちなんで「カイーネク」と命名された。\ このパンダは1歳のオスで、ドイツの動物園から到着して早々、得意のよじ登り芸を駆使して、試しに入れられたアライグ […]

チェコ中部のイフラバ動物園から脱走したレッサーパンダが、同国の脱獄囚にちなんで「カイーネク」と命名された。

\

このパンダは1歳のオスで、ドイツの動物園から到着して早々、得意のよじ登り芸を駆使して、試しに入れられたアライグマの檻から逃げ出した。動物園の入り口近くの大きなカエデの木の上で発見され、保護された。現在は、オオヤマネコの檻で暮らしているという。

\

「名付け親」のイージ・カイーネク(50)は1998年、2人を殺した罪で無期懲役を言い渡された殺し屋。2000年に重犯罪者が服務するミーロフ刑務所から脱獄し、数カ月間、逃亡生活を送った。昨年、彼を主題にした長編映画が公開されたことや、どんぐりの帽子をかぶったような、風変わりな髪型をしていることで、チェコ人なら誰でも知っている有名人となった。

\

ちなみに、イフラバ動物園には脱走の常習犯のキツネザルもいる。自由を求めて定期的に脱走するが、動物園の新鮮な果物に釣られて必ず戻ってくるという。

\