2010/6/23

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

スロベニア初の経済特区、外資誘致に2.6億ユーロ助成

この記事の要約

スロベニア初の特別経済地区が今年初めに同国東北部のムルスカ・ソボタに設置された。同国政府は外国企業の誘致を目的に手厚い助成制度を導入。2015年までに計2億6,000万ユーロを拠出する計画だ。独経済紙『NfA』が報じた。 […]

スロベニア初の特別経済地区が今年初めに同国東北部のムルスカ・ソボタに設置された。同国政府は外国企業の誘致を目的に手厚い助成制度を導入。2015年までに計2億6,000万ユーロを拠出する計画だ。独経済紙『NfA』が報じた。

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助成額は投資形態ごとに異なっており、生産投資では投資額100万ユーロ以上、従業員25人以上の場合、投資規模の30%の助成金を得られる。戦略投資は50万ユーロ以上、10人以上、研究開発投資は50万ユーロ以上、5人で30%が助成される。さらに、中堅企業向けの助成割合は40%、小規模企業向けは50%に引き上げられる。

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これまでに、ハンガリーのエネルギー大手MOLや繊維大手のウォルフォード、レネレザードなどが同地区で生産を開始。キャンピングカー製造の独カルタゴは120万ユーロの助成金を取得し、第2工場の建設も開始した。

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これまでの投資総額は716万ユーロ。さらに130万ユーロが計画されているという。

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