2012/2/29

ポーランド

銀行業界の利益、11年は38%増加

この記事の要約

ポーランドの銀行の純利益は2011年に総額で157億ズロチとなり、前年から38%拡大した。20日付けの『ワルシャワ・ビジネス・ジャーナル』が、金融監督局のデータを引用して伝えた。モーゲージローンの増加や法人部門の回復、主 […]

ポーランドの銀行の純利益は2011年に総額で157億ズロチとなり、前年から38%拡大した。20日付けの『ワルシャワ・ビジネス・ジャーナル』が、金融監督局のデータを引用して伝えた。モーゲージローンの増加や法人部門の回復、主要銀行の不良債権処理が進んだことなどが増益に貢献した。

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ポーランドの銀行業界は PKO BP、バンク・ペカオ、BREバンク、 INGシロンスキ、BZ WBKの5行が総資産の43.32%、 預金総額の45.45%を握っている。 11年の主要銀行の純利益はBREバンクが前年比77%増の11億4,000万ズロチ、INGシロンスキが8億8,000万ズロチ、BZ WBKが15億4,000万ズロチだった。(1PLN=25.82JPY)

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