2015/1/14

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

ブルガリア国鉄、運行本数を大幅削減

この記事の要約

ブルガリア国鉄(BDZ)が12日から、旅客輸送部門の運行本数を大幅に減らした。国の鉄道予算削減を理由としている。2月にはさらなる運行停止を予定している。 BDZのヴラディミル・ヴラディミロフ総裁によると、国の助成額が4, […]

ブルガリア国鉄(BDZ)が12日から、旅客輸送部門の運行本数を大幅に減らした。国の鉄道予算削減を理由としている。2月にはさらなる運行停止を予定している。

BDZのヴラディミル・ヴラディミロフ総裁によると、国の助成額が4,000万レフ(2,045万ユーロ)減り、経費圧縮を余儀なくされた。第1段階として12日から、38本で運行停止、10本については運行区間を短縮した。2月初めに第2段階を実行に移し、全体で140本(走行距離にして500万キロ)を削減する。これにより、1,500人の減員を実現する。

ヴラディミロフ総裁は、「小さな町や村に住む通勤者に迷惑がかかることは承知しているが、国鉄は福祉団体ではなく、今回の措置は避けられなかった」と説明した。また、「国政において過去20年間にわたり、鉄道は重視されてこなかった」とし、政府の責任を指摘した。(1BGN=71.35JPY)