ベラルーシの商用車大手ミンスク・オートモービル・プラント（MAZ）がアルゼンチンでトラックを現地生産する可能性が浮上している。国営BelTA通信が同社筋から得た情報によると、ブエノスアイレス州のベインティシンコ・デ・マヨ市で同市やMAZの関係者、投資家候補などがこのほど候補地を視察した。
今後、工場の規模や生産モデルの判断材料となる市場調査が行われ、最終的にはアルゼンチン側の代表がミンスクを訪れ、必要書類に署名する見通しという。
1月4日にアルゼンチンの首都ブエノスアイレスからスタートした「ダカール・ラリー 2015」にはMAZのチームも参加しており、ベインティシンコ・デ・マヨ市でイベントを開催した。
BelTA通信によると、MAZは南米ではベネズエラに生産拠点があり、1交代制で年5,000台を生産する能力を持つ。
