エア・バルティック、業界再編へ意気込む
ラトビアの国営航空会社エア・バルティックが、バルト海地域での航空業界の合併・買収を狙っているもようだ。独経済紙『ハンデルスブラット』が先ごろ報じたもので、マーティン・ガウス最高経営責任者(CEO)は「(同地域の)航空業界 […]
ラトビアの国営航空会社エア・バルティックが、バルト海地域での航空業界の合併・買収を狙っているもようだ。独経済紙『ハンデルスブラット』が先ごろ報じたもので、マーティン・ガウス最高経営責任者(CEO)は「(同地域の)航空業界 […]
米格付け会社のムーディーズは先ごろ、ラトビアの信用格付けを改定し、従来の「Baa1」から投資適格級で上から7番目の「A3」に1段階引き上げた。見通しは「ステーブル(安定的)」としている。 同社は格上げの理由として財政収支
エストニア・タリン市とフィンランド・ヘルシンキ市は11日、フィンランド湾トンネル計画の事前調査結果を発表した。これによると、建設費は90億~130億ユーロ、開通は早くて2030年になる。借入資金の返済には35~40年かか
リトアニア西部のクライペダ港と、デンマークの船舶運航会社DFDSシーウェイズ社は、スウェーデン南部のカールスハムンとの間に新たな旅客定期航路を開設することで合意した。リトアニアの運輸通信省が先ごろ明らかにした。 同国最大
ノルウェー保険大手のヤンシーデは3日、中東欧の保険最大手であるポーランドの国営保険会社PZUからリトアニア部門のPZUリエトゥヴァを買収することで合意したと発表した。買収額は5,400万ユーロ。 ヤンシーデはリトアニア保
エストニアのアンネ・スリング貿易企業相は20日、訪問中の日本で丸紅の食品事業重役らと会談した。エストニアの乳製品対日輸出契約の締結に向けたもので、交渉はかなり進展しているもようだ。 スリング貿易企業相は、「エストニア乳製
国営のエストニア航空が全日本空輸(ANA)との提携を検討しているもようだ。『バルチックビジネスニュース』誌が26日、来日中のアンネ・スリング同国貿易企業相の発言として報じた。 スリング貿易企業相は記者会見で「(エストニア
バルト三国がエネルギー分野で提携を強化する。天然ガスの統一市場を創設するとともに、西欧電力網との接続を拡大し、ロシアへの依存を縮小する狙い。 エストニア、ラトビア、リトアニアの政府代表は14日、リガで共同宣言を採択した。
欧州委員会は5日、リトアニアの国営鉄道会社であるリトアニア鉄道(LG)が独占地位を乱用し、同国とラトビア間の貨物輸送市場の競争を阻害している疑いが強まったとして、同社に異議告知書を送付したと発表した。 欧州委によると、L
バルト3国のひとつであるリトアニアで1日、欧州単一通貨ユーロの流通が始まり、首都ビリニュスで導入を祝う記念式典が開かれた。これでユーロを使用する国は19カ国となった。 式典では、ブトケビチュウス首相が銀行の現金自動預け払
エストニア統計局が2日発表した10月の鉱工業生産高(稼働日調整済)は前年同月比で2.7%増となり、7カ月連続のプラスとなった。9月は前年比4.0%増だった。 年初からプラス成長を続ける製造業が前年比4.4%増と好調を維持
リトアニア国営鉄道はこのほど、チェコの鉄道車両メーカー、シュコダ・ワゴンカに2階建て車両575モデルを3両発注した。中東欧情報サイトnov-ost.infoが1日報じたところによると、発注額は約2,700万ユーロで、19
エストニアのEstPakプラスチックは11月25日、首都タリンに近いサク市に新たな生産施設を建設すると発表した。受注増による生産量の増加に伴い、製品輸送の効率化を図るのが狙い。新工場では25人を新規雇用する。 同社のハル
ラトビア統計局が3日発表した9月の鉱工業生産高(稼働日調整済み)は、実質ベースで前年同月比1.3%増となり、今年4月以来のプラスに転じた。製造業が1.7%、鉱業が5.2%の幅で増加した一方、電力・ガスは2.2%減少した。
リトアニアが初めてロシア以外から輸入する液化天然ガス(LNG)の受け入れ基地となる大型の浮体式LNG貯蔵・再ガス化ターミナルが10月27日、バルト海沿岸のクライペダ港に入港した。同ターミナルは12月に稼働の予定で、リトア
バルト3国のエストニア、ラトビア、リトアニアは10月28日、フィンランドから同地域経てポーランドの首都ワルシャワを結ぶ国際鉄道路線プロジェクト「レール・バルティカ」について、3カ国が管轄する区間の事業母体となる合弁会社R
ラトビア政府による独エーオン・ルールガスのラトビア・ガス出資シェアの買収がとん挫したもようだ。中東欧情報サイトnov.ost.infoが20 日、現地複数メディアの情報として伝えたところによると、ルールガスは政府が提示し
欧州復興開発銀行(EBRD)は9月24 日、エストニアのシェールオイル・化学品製造大手Viru Keemiaグループ(VKG)に3,500万ユーロを融資すると発表した。今回の融資を通して同社のシェールオイル生産施設のエネ
ラトビアのヴェンツピルス港を運営するヴェンツピルス・ブリーヴォスタはこのほど、インフラ拡張に向けた今年の投資総額が3,710万ユーロに上る見通しを発表した。このうち、欧州連合(EU)の結束基金による助成が1,510万ユー
ラトビアのリサイクル企業エコ・バルティカ(Eco Baltica)傘下のノルディック・プラスト(Nordic Plast)は、リガ近郊のオライネ工場にプラスチックの新生産施設を開設した。 エコ・バルティカの発表によると、
エストニア統計局は1日、7月の小売売上高は前年同月比で10%増加したと発表した。上げ幅は6月の7%増を上回り、約2年ぶりの高水準に達した。 とくに好調だったのは繊維、衣料、皮革製品で、27%増加。医薬品・化粧品も14%増
ラトビア中央統計局が3日発表した7月の鉱工業生産高(季節調整済み)は前年同月比で1.5%縮小した。前月の下げ幅(2%)より小さいものの、今年に入ってから4月を除く全ての月で縮小している。 製造業は2.6%、鉱業は6.6%
リトアニア統計局が8月27日発表した7月の自動車(自動二輪含む)販売・整備売上高(ホールセール含む、付加価値税除く)は6億8,000万リトアニア・リタス(LTL)で、前年同月比で6.1%減少した。前月比では5.0%増だっ
日立製作所は7月30日、リトアニア北部のビサギナスに原子力発電所を建設する計画を推進していくと発表した。国民投票で過半数が反対票を投じたことから凍結状態となっていたが、同国政府がゴーサインを出したため建設に向けて始動。同
ラトビア経済省が23日発表した最新の経済予測によると、同国の国内総生産(GDP)は今年3.5%、来年は4%拡大する。輸出相手国の経済が穏やかながらも回復する見通しであることや、雇用増加による内需拡大が根拠だ。一方、懸念材
ラトビアの航空会社エア・バルティックは22日、航空会社として世界で初めて、仮想通貨「ビットコイン」での決済を受け入れると発表した。 顧客は、同社サイトで最安クラスの航空券(「エア・バルティック・ベーシック」)を購入する場
米石油メジャーのシェブロンは8日、リトアニア合弁会社LLインヴェスティチヨス(LLI)の株式50%を売却し、同国の事業から撤退したと発表した。資源開発をめぐる法的枠組みの整備が遅れ、事業計画が立てられないと判断したもよう
フィンランドのエネルギー大手フォータムは1日、エストニアのガス供給会社エースティ・ガースとガス輸送会社ヴェルグテーヌス・ヴァルドゥスへの出資比率を引き上げ、過半数株を確保したと発表した。独同業のエーオン・ルールガスの持ち
ラトビアで1日、トラックの高速道路通行料金徴収システムが稼働を開始した。車両総重量が3.5トンを超える貨物輸送車両が対象となる。政府はこれにより2015年に800万ラッツ(1,550万米ドル)、16年に1,100万ラッツ
米格付け会社のフィッチは20日、ラトビアの信用格付けを「BBBプラス」から1段階引き上げ「Aマイナス」とした。見通しは「安定的」。国家財政の健全性と経済成長の見通しが明るいことが格上げにつながった。 フィッチによると、同
リトアニア政府は12日、ロシアの国営ガス会社ガスプロムが、保有するリトアニアのガス会社アンバー・グリッドとリエトゥヴォス・ドゥーヨスの株式を売却する方針を固めたことを明らかにした。これはリトアニアの競争当局が前日、ガスプ
EU(欧州連合)の欧州委員会は4日、バルト3国のリトアニアがユーロ導入に必要な基準を満たしていると認定し、同国が2015年1月からユーロを導入することを認めるようEU加盟国に勧告した。これによってリトアニアのユーロ導入は
米信用格付け大手スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は30日、ラトビアの長期信用格付けを「BBBプラス」から1段階引き上げ、「Aマイナス)」にしたと発表した。同国の力強い経済成長と、財政健全化が予測を上回る
ドイツの物流大手ダクサーは20日、エストニアの物流大手ACEロジスティクス・グループと折半出資の合弁会社を設立し、フィンランド市場に参入すると発表した。6月1日から営業を開始する。両社はバルト諸国の運送事業で15年以上、
エストニアは外資の導入を積極的に推進しており、外国直接投資(FDI)の対国内総生産(GDP)比率は84%に達している。同国は2008年から09年にかけて深刻なリセッションに陥ったものの、その後は順調な景気回復を遂げ、欧州
欧州復興開発銀行(EBRD)はこのほど、リトアニアのクライペダ港でコンテナターミナルを運営するクライペドス・スメルテに3,250万ユーロを融資すると発表した。クライペドス・スメルテは、EBRDからの融資をコンテナクレーン
ラトビア政府は、独エネルギー大手エーオン・ルールガスからガス供給会社ラトビヤス・ガーズ(Latvijas gaze)の持分を取得することを検討している。ストラウユマ首相が8日、記者団に明らかにした。 同首相は、ラトビヤス
米格付け会社のスタンダード&プアーズ(S&P)は11日、リトアニアの信用格付けを「BBB」から2段階引き上げ、「A-」に設定したと発表した。これはポーランド、スロベニア、マレーシアと同じ水準。見通しは「安定的」
ロシア・ルーブル安がラトビア経済に及ぼす影響が懸念されている。ロシアが同国にとって最大の輸出相手国であり、主要産業である物流部門の重要な取引先だからだ。ただ、現時点ではそれでもラトビアが高い経済成長率を維持できるとみられ
欧州系格付け会社のフィッチ・レーティングスは4日、リトアニアの長期外貨建て債務の格付け見通しを「ステーブル(安定的)」から「ポジティブ(強含み)」に引き上げ、将来の格上げを示唆した。ユーロ参加が年内に決定し、信用力が高ま
エストニア国営のタリン港運営会社タリナ・サダムが3日発表した2014年1-2月期貨物処理量は540万トンとなり、前年同期とほぼ同じ水準を維持した。2月単月では260万トンで、同じく前年同月並みだった。現地英字紙『バルティ
ラトビア議会は5日、ガス市場自由化の道筋を規定するエネルギー関連法案を可決した。欧州連合(EU)の「エネルギー市場に関する第3次規制パッケージ」の実施に向けた法改正となる。来月から段階的に市場開放に向けた措置を実施し、2
リトアニアは、外国人による土地取得を禁止する制度の存続の是非をめぐる国民投票を実施する。同国の中央選挙管理委員会は17日、国民投票の実施に必要な署名が集まったことを明らかにした。投票の結果、外国人の土地取得禁止の存続が決
自動車市場調査会社のAVオートモーティブ・リサーチがまとめた2013年のバルト三国における乗用車・小型商用車の新規登録台数は前年比1.1%増の4万9,380台に微増した。 \ 国別でみるとエストニアが最も多く1.8%増の
バルト三国の経済は今年も回復基調が続きそうだ。欧州連合(EU)の欧州委員会の予測によると、エストニア経済は今年3%、ラトビアは3.6%、リトアニアは4.1%拡大すると見込まれる。2008年の金融危機の打撃は他の国よりも大
ラトビア統計局はこのほど、国内人口がこの春にも200万人を割り込むとの予測を明らかにした。国外へ移住する人が多いのに加え、出生率の低下が減少に追い打ちをかけている。 \ 現地紙の報道として独語中東欧経済誌『ミッテル&オス
来年1月のユーロ導入を目指すリトアニアのブトケビチュウス首相は14日の記者会見で、同目標を達成できない場合は辞任すると述べ、ユーロ導入計画の実現に向けた強い決意を示した。 \ リトアニアは当初、2007年のユーロ導入を目
ロシアの投資会社システマがラトビアの国営通信会社ラトテレコムに食指を動かしている。ラトビアのメディアが13日報道したところによると、ラトビア政府はシステマの要請に応え、同社およびラトテレコムの少数株主であるテリアソネラ(
バルト3国のラトビアが1日に欧州単一通貨ユーロを導入し、ユーロ現金の流通が始まった。2004年のEU東方拡大以降に加盟した国のユーロ参加は、キプロス、マルタ、スロベニア、スロバキア、エストニアに次ぐ6カ国目。これによって
エストニアで大手外国企業の撤退が相次いでいることに対する懸念が広がるなか、著名ジャーナリストが政府に政策転換を迫る論文を発表し、話題を読んでいる。 \ エストニアでは最近、メディア大手のシブステッドとキルヤカウッパ、エネ