EU がセルビア・コソボの対話仲介へ、ICJのコソボ独立容認受け
国際司法裁判所(ICJ)は22日、セルビアからの独立を一方的に宣言したコソボは「国際法に違反していない」とする判断を下した。これを受けてEUのアシュトン外交安全保障上級代表(EU外相)は、EU加盟を目指す両国に対して、対 […]
国際司法裁判所(ICJ)は22日、セルビアからの独立を一方的に宣言したコソボは「国際法に違反していない」とする判断を下した。これを受けてEUのアシュトン外交安全保障上級代表(EU外相)は、EU加盟を目指す両国に対して、対 […]
欧州委員会は20日、ルーマニアとブルガリアによる司法改革、汚職対策などの進展状況を検証する年次報告書を発表した。両国とも一定の進歩は認められたものの、なお改革は不十分とされ、今後もEUの監視下に置かれることになった。 \
日本政府が、カザフスタンのウラン燃料をロシア東部経由で輸送する可能性を模索している。同国のウラン採掘事業に参加する日本企業の負担を軽減するのが狙い。ブルームバーグが23日、経済産業省関係者の話として伝えたところによると、
独エネルギー大手RWEは12日、露国営ガス会社ガスプロムからガスパイプライン「サウス・ストリーム」の建設計画への参加を打診されたことを明らかにした。サウス・ストリームと競合するパイプライン「ナブッコ」の建設計画に参加して
EUは13日開いた財務相理事会で、エストニアが2011年1月に欧州単一通貨ユーロを導入することを正式承認した。これによりエストニアは1月1日から通貨をユーロに切り替え、ユーロ圏は17カ国に拡大する。 \ 欧州委員会は5月
スロバキア政府は15日の閣議で、財政危機に陥ったユーロ参加国に緊急金融支援を行う制度への参加を承認した。参加国の中で唯一、抵抗を続けていたスロバキアが承認手続きを済ませたことで、金融支援の中核となる4,400億ユーロの「
ブルガリアとロシアの両政府は6日、ガスパイプライン「サウス・ストリーム」の建設など3つのエネルギープロジェクトを共同で推進することで基本合意した。昨年7月の発足以来、ロシア主導のプロジェクト参加を見直す方針を打ち出してい
ロシア国営ガス企業ガスプロムの欧州事業を統括する独子会社ガスプロム・ゲルマニアは8日、2009年通期の売上高が80億2,950万ユーロと、前年から44%拡大したと発表した。今後は大口の輸送事業だけでなく、最終消費者(エン
欧州プライベート・エクイティ・ベンチャーキャピタル協会(EVCA)の調査によると、中東欧地域(CEE)における2009年のプライベート・エクイティ(PE)投資額は25億ユーロで、08年から横ばいだった。欧州全体のPE投資
欧州委員会は6 日、ブルガリアがEUの財政規律を定めた安定成長協定に違反したとして、財政赤字の是正を促す手続きに着手したと発表した。単年の財政赤字を国内総生産(GDP)比3%以下に抑えることを定めた協定に大部分の加盟国が
国際通貨基金(IMF)は3日、ウクライナ政府と149億米ドルのスタンドバイローン協定(SBA)締結で基本合意したと発表した。ウクライナ議会による財政均衡措置の可決を待って、月末にも正式決定する見通し。融資の一部はこの夏に
ロシア、カザフスタン、ベラルーシの3カ国大統領は5日、カザフスタンのアスタナで会談し、ベラルーシがロシア、カザフ両国で今月1日から導入された共通の関税法典を採用することで合意した。ベラルーシは同法典を6日に発効させた。ベ
EUは6月30日、クロアチアとの加盟交渉で新たに3項目について交渉を開始した。これによりクロアチアは35に上る交渉項目のうち、33項目で交渉開始または完了にこぎつけた。残る2項目は形式的なもので、今回の交渉開始により20
ブルガリアのパルバノフ大統領は6月30日、アゼルバイジャンの首都バクーでアリエフ大統領と会談し、2011年からアゼルバイジャン産天然ガスの輸入を開始することで合意した。ブルガリアの隣国ルーマニアも4月にアゼル産天然ガスの
欧州連合(EU)の成長戦略「欧州2020」に盛り込まれた温室効果ガス削減目標に関し、ポーランドから懐疑的な声が挙がっている。EUの情報サイトEurActivが24日報じた。 \ EUは17日の首脳会議で、今後10年間の成
ロシアの国営ガス企業ガスプロムは24日、前日までに通常の4割に縮小させていたベラルーシ向けガス供給量を、通常の水準に回復させたことを明らかにした。ガスプロムとベラルーシは、それぞれ要求額を下回る金額の支払いを相手から受け
クロアチアの石油・ガス大手INAは23日、ハンガリー同業MOLと進めていた天然ガス探査プロジェクトで、両国国境付近に天然ガスの埋蔵を確認したと発表した。 \ 両社は2006年にクロアチア北部Podoravska Slat
ロシア国営ガス企業ガスプロムは21日、ベラルーシ向けのガス供給量を15%削減したと発表した。翌22日には削減幅を30%に拡大させた。同社に対するベラルーシの債務が1億9,200万ドルに膨らんだうえ、ベラルーシが支払いに応
EUは17日の首脳会議で、エストニアの2011年のユーロ導入を承認した。欧州委員会は5月中旬、エストニアがユーロ導入の条件を満たしていると認定し、2011年1月の導入を認めるよう勧告していた。同国のユーロ参加は、7月13
EU 加盟国は14 日にブリュッセルで開いた外相理事会で、セルビアとの「安定化・連合協定(SAA)」を発効させることで合意した。セルビアはEU 加盟の前段階となるSAA を2008 年に締結したが、ボスニア内戦時の大物戦
ロシアや中央アジア産原油をブルガリア経由でギリシャに輸送するパイプラインの建設計画から、ブルガリアが撤退する可能性が高まっている。パイプラインによる環境汚染を懸念する声が国内で強まっているためで、環境アセスメントの結果を
欧州委員会は9日、ブルガリアの財政状況を調査する専門家チームを近く同国に派遣することを明らかにした。ブルガリアは昨年と今年の財政赤字を当初の発表より大幅に修正するなど、財務統計の信頼性に懸念が生じているため。ブルガリア財
スロベニアで6日、クロアチアとの国境紛争を国際調停手続きで解決することをうたった同国との協定の是非を問う国民投票が実施され、賛成51.5%で協定が支持された。これによりスロベニア、クロアチアの両国で協定が批准され、同問題
ウィーン経済研究所(WIIW)がまとめた2009年の中東欧地域向けの外国直接投資(FDI)は585億4,000万ユーロとなり、前年の1,109億6,600万ユーロから半減した。金融危機の影響を受け、特に金融セクターで外国
欧州連合(EU)とロシアは5月31日から2日間にわたってロシア南部のロストフ・ナ・ダヌーで首脳会議を開き、「ロシアの近代化に向けたパートナーシップ」について、優先分野を決めて具体的な取り組みを開始することで合意した。 \
ロシアのプーチン首相とカザフスタンのマシモフ首相は5月28日、サンクトペテルブルクで会談し、7月から共通化した関税法典を導入することで合意した。これにより関税政策を完全に統合し、1月に発足させた関税同盟を強化する。ただ、
欧州委員会は5月27日、ボスニア・ヘルツェゴビナとアルバニアの2カ国について、市民がEUを旅行する際のビザ(査証)取得義務を免除することを正式提案した。同措置は加盟国と欧州議会の承認を経て、年内に実施される見込みだ。これ
仏建材大手ラファルジュとオーストリアの建設最大手ストラバグは5月25日、中東欧のセメント事業を統合し、新会社を設立することで合意したと発表した。統合により営業コストや設備投資面でのシナジー効果を狙う。 \ 新会社「ラファ
ポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリーの中欧4カ国で24日までに、洪水により大きな被害が出た。とりわけ豪雨が襲ったポーランド南部、チェコ東部で家屋浸水や停電が相次ぎ、これまでの死者は少なくともポーランドで12人、チェ
中東欧で炭鉱事業を手がける蘭ニュー・ワールド・リソーシズ(NWR)が19日発表した2010年1-3月期決算は、最終損益が1,448万ユーロの赤字となり、赤字幅が前年同期の214万ユーロから拡大した。チェコ・コルナ高ユーロ
欧州委員会は12 日、エストニアがユーロ導入の条件を満たしていると認定し、2011年1月の導入を認める方針を打ち出した。これによりエストニアのユーロ参加は事実上確定。6 月のEU 首脳会議での承認を経て、7 月のEU 財
オーストリア6位銀行のヒポ・グループ・アルペ・アドリア(HGAA)は、2014年までに中東欧の4カ国から撤退する。経営再建策の一環で、不採算国での事業を整理し、業績が比較的好調な国に経営資源を集中する。クラーネビッター最
欧州格安航空大手のライアンエアー(アイルランド)はこのほど、プラハ、ブダペスト空港からの撤退を発表した。空港利用料の引き下げ要求が受け入れられなかったのが理由で、両空港と欧州各都市を結ぶ現路線は10月末までに順次廃止する
ポーランドのIT大手アッセコのスロバキア子会社であるアッセコ・スロバキアは4月26日、ハンガリー同業グローブネットの株式60%を780万ユーロで取得した。 \ グローブネットは医療機関向けソリューションに強みを持つ。従業
国際通貨基金(IMF)は21日、最新の世界経済見通しを発表し、中東欧の2010年経済成長率をプラス2.8%に上方修正した。ロシアを含む独立国家共同体(CIS)は同4%。1月に出した前回予測では、中東欧が2.0%、CISが
チェコのクラウス大統領はオンラインビジネス誌『エコノム』への寄稿文で、ギリシャの債務問題などで危機に直面している欧州単一通貨ユーロについて、「導入国の努力により危機は克服できるものの、その代償は高くつくだろう」と厳しい見
アイスランドの火山噴火による火山灰の影響が、中東欧にも広がっている。欧州連合(EU)は19日夜、緊急運輸相理事会を開き、英国時間翌朝午前7時から段階的に飛行禁止措置を緩和することで合意、これを受けて20日は欧州の主要空港
中東欧で炭鉱事業を手がける蘭ニュー・ワールド・リソーシズ(NWR)は14日、2010年の原料炭の生産目標を従来の1,100万トンから1,500万トンに引き上げたと発表した。世界的な景気回復で原料炭の需要が増加し、価格も上
マケドニアの国名をめぐる同国と隣国ギリシャの紛争で、ギリシャが妥協策として「北マケドニア」という国名なら認める方針であることが明らかになった。ディミトリス・ドルツァス外務副大臣が先ごろ国内メディアに語った。 \ マケドニ
EU とクロアチアは19日に行った加盟交渉で、35に上る交渉項目のうち「モノの自由な移動」での交渉を完了した。これによりクロアチアは交渉完了が18項目に達し、加盟実現へ一歩前進した。 \ クロアチアは目標とする2012年
ポーランド、ハンガリー、チェコの中欧3カ国で製造業の回復傾向が鮮明になってきている。主要輸出先であるユーロ圏の景気が予想を超える改善を見せていることが背景にあるようだ。 \ 英金融大手HSBC の調べによると、3月の製造
ロシアのメドベージェフ大統領は7日、スロバキアを公式訪問し、ガシュパロビッチ大統領、フィツォ首相とそれぞれ会談。エネルギー分野などで協力を拡大し、両国の関係を深めることで合意した。 \ チェコのプラハで行われる米ロ両国に
東欧地域の企業買収件数は、金融危機の影響で2 年連続の減少となった。M&Aコンサルティング会社の墺MPコーポレート・ファイナンス(MPCF)によると、同地域における09年の企業買収は約3,200件で、前年から激
独出版大手アクセル・シュプリンガー(Axel Springer)とスイス同業リンギアー(Ringier)は24日、両社の中東欧事業を統合し、合弁会社を設立すると発表した。これにより5カ国で100を超える出版物と70以上の
カスピ海周辺国の天然ガスをトルコ経由で欧州に運ぶ「ナブッコ・パイプライン」の推進母体であるナブッコ・ガスパイプライン・インターナショナルのミチェク社長は25日、パイプラインの建設計画に変更がないと明言し、計画に遅れが出て
アゼルバイジャンのNatik Alijew産業・エネルギー相はこのほど、同国がグルジア・黒海経由でルーマニアに液化天然ガス(LNG)の輸出を計画していることを明らかにした。関係3カ国は近く、LNG輸送に関する基本合意書に
ごみの量は少ないが、リサイクルはほとんど進んでいない――ごみ処理をめぐる中東欧諸国のこんな実態が、EU統計局ユーロスタットが19日発表した調査で明らかになった。 \ この調査は、EU加盟27カ国の2008年におけるごみの
中東欧で2009年に賃貸された商業用スペースの総面積は150万平方メートル(平米)で、前年の280万平米から大幅に減少したものの、過去10年間で3番目の規模だったことが、米不動産コンサルティング大手クッシュマン&ウェイク
ロシアのシュマトコ・エネルギー相は15日、ロシア産天然ガスを中・南欧に供給するパイプライン「サウス・ストリーム」と、欧州連合(EU)が米国の後援を受けて進める競合計画の「ナブッコ」を統合させる案について、「まったく議論し
欧州委員会は11 日、リーマンショックに端を発した金融危機で大きな打撃を受けたルーマニア、ラトビアへの追加融資を実施した。EU が金融危機に見舞われた非ユーロ圏諸国を対象に実施する金融支援の一環で、融資額はルーマニアが1