マクロ経済

ポルトガルも金融支援脱却、アイルランドに続き

ユーロ圏は5日に開いた財務相会合で、債務危機に陥ったポルトガルがEU、国際通貨基金(IMF)による金融支援から脱却することを了承した。これによって同国への支援は予定通り17日に終了する。 ポルトガルは2011年4月にEU […]

ポルトガル格付け、ムーディーズが引き上げ

大手格付け会社の米ムーディーズ・インベスターズ・サービスは9日、ポルトガルの長期信用格付けを「Ba3」から1段階引き上げ、「Ba2」にしたと発表した。財政健全化が進んでいることを評価したもので、債務危機による国際金融支援

ユーロ圏の14年成長率は1.2%、欧州委が最新予想で据え置き

欧州委員会は5日発表した春季経済予測で、ユーロ圏の景気は徐々に回復しているとして、2014年の域内総生産(GDP)予想伸び率を前回(2月)と同じ1.2%に据え置き、雇用見通しも引き上げた。ただ、消費者物価については、上昇

ユーロ圏小売業の復調進む、3月売上高0.9%増

ユーロ圏の小売業の復調が進んでいる。EU統計局ユーロスタットが6日発表した3月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比0.9%増となり、3カ月連続で伸びた。食品・飲料・たばこが0.3%増、非食品が1.9%増だった

日EU経済連携協定、メルケル首相が早期締結に意欲

ドイツのメルケル首相は4月30日、訪独した安倍首相と会談し、日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)の早期締結に意欲を示した。会談後の記者会見で「たとえば2015年は良い年だ。ドイツは同年の締結実現に向け努力する」

インフレ率が4カ月ぶりに上昇

ドイツ連邦統計局が4月29日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比1.3%増となり、4カ月ぶりに上げ幅が拡大した。エネルギー価格の下げ幅が前月の1.6%から1.3%に縮小したほか、イースター休暇が今年は4月に

失業者数2カ月連続減少、4月294万人に

ドイツ連邦雇用庁(BA)が4月30日発表した同月の失業者数は前月を11万1,000人下回る294万3,000人となり、2カ月連続で減少した。春の到来に伴い屋外労働需要などが拡大したほか、景気が良好なことが反映された格好で

独機械業界受注、3月は実質6%減に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が4月30日発表した独業界の3月の新規受注高は前年同月比で実質6%減となり、2カ月連続で落ち込んだ。国内受注は13%増と大きく拡大したものの、国外が13%落ち込み足を強く引っ張った。国外の減

3月のEU失業率は10.5%、中東欧8カ国で改善

欧州連合(EU)の欧州統計局(ユーロスタット)が2日発表した3月の域内失業率(季節調整済み、速報値)は10.5%で、前年同月から0.4ポイント改善した。前月比では変動なし。ユーロ圏は11.8%と4カ月連続で同じ数値を示し

フィッチ、スロベニア格付け見通し引き上げ

格付け大手のフィッチ・レーティングスは2日、スロベニアの長期信用格付けを投資適格級で下から3番目の「BBBプラス」に据え置いたものの、見通しは「弱含み(ネガティブ)」から「安定的(ステーブル)」に引き上げた。同国の景気回

ロシア経済成長率、第1四半期は0.8%

ロシア経済開発省が4月29日発表したリポートによると、第1四半期の国内総生産(GDP、速報値、季節調整済み)は前年同期比で0.8%拡大した。前期比では0.5%縮小し、3四半期連続の成長にストップがかかった。 3月のGDP

ウクライナの1-3月期GDP、前年比1.1%減

ウクライナ国家統計局が4月30日発表した2014年1-3月期の国内総生産(GDP)は前年同期から1.1%減となり、前期(13年10-12月)の3.3%増から大きく減速した。前期比では季節調整済みベースで2%減だった。 ウ

4月のユーロ圏インフレ率0.7%、縮小に歯止め

EU統計局ユーロスタットが4月30日発表した同月のユーロ圏のインフレ率(速報値)は前年同月比0.7%となり、前月の0.5%を0.2ポイント上回った。インフレ率縮小に歯止めがかかった格好だが、季節的要因が影響したとみられて

ユーロ圏景況感指数が4月は低下、1年ぶりの悪化

欧州委員会が4月29日発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は102となり、前月の102.5から0.5ポイント低下した。景況感の悪化は1年ぶり。 ESIはEU内の企業経営者と消費者を対象とした聞き取り

1~3月の英GDPは0.8%増、5期連続のプラス成長

英政府統計局が4月29日発表した2014年1~3月期の国内総生産(GDP、速報値)は実質ベースで前期比0.8%増となり、5期連続でプラス成長となった。上げ幅は前期の0.7%を上回った。前年同期比では3.1%増と、2007

フィッチ、スロベニア格付け見通し引き上げ

欧州系格付け会社のフィッチ・レーティングスは2日、スロベニアの長期信用格付けを投資適格級で下から3番目の「BBBプラス」に据え置いたものの、見通しは「弱含み(ネガティブ)」から「安定的(ステーブル)」に引き上げた。同国の

S&P、ロシア信用格付け引き下げ

米信用格付け大手スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は25日、ロシアの長期ソブリン債格付けを「BBB」から1段階引き下げ、投資適格級で最も低い「BBB-(トリプルBマイナス)」にしたと発表した。ロシア・ウクライナ間の

独企業景況感が改善

Ifo経済研究所が24日発表した2014年4月のドイツ企業景況感指数(2005年=100)は111.2となり、前月の110.7から0.5ポイント上昇した。同指数の改善は2カ月ぶり。前月はウクライナ情勢の緊迫で5カ月ぶりに

消費者景況感3カ月連続横ばいに、ウクライナ危機響く

市場調査大手GfKが29日発表したドイツ消費者景況感指数の5月向け予測値(消費者2,000人を対象に4月に実施した調査に基づく)は8.5となり、3カ月連続で同水準にとどまった。ウクライナ危機が響いた格好。景況感の水準自体

生産者物価、8カ月連続で前年同月比減に

ドイツ連邦統計局が17日発表した2014年3月の生産者物価指数は前年同月比0.9%減となり、8カ月連続で1年前の水準を下回った。エネルギー価格が2.6%減となり、全体が強く押し下げられた格好。エネルギーを除いたベースでは

チェコ景況感の改善続く 4月は11年3月に並ぶ水準

チェコ統計局(CSU)が24日発表した4月の景況感指数(2005年=100、季節調整済み)は92.6となり、前月の92.4から0.2ポイント上昇。11年3月の水準まで回復した。企業景況感は前月をわずかに下回ったものの、消

エストニア、外資導入が成長支える

エストニアは外資の導入を積極的に推進しており、外国直接投資(FDI)の対国内総生産(GDP)比率は84%に達している。同国は2008年から09年にかけて深刻なリセッションに陥ったものの、その後は順調な景気回復を遂げ、欧州

ユーロ圏鉱工業生産指数、2月は0.2%上昇

EU統計局ユーロスタットが14日発表したユーロ圏の2月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比0.2%の上昇となり、11月以来3カ月ぶりに伸びを記録した。前月は速報値で0.2%の低下となっていたが、横ばいに上方修

3月のユーロ圏インフレ率、確定値も0.5%

EU統計局ユーロスタットが16日発表した3月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は速報値と同じ前年同月比0.5%と、前月の0.7%から0.2ポイント縮小し、2009年11月以来の低水準となった。(表参

2月のユーロ圏貿易収支、136億ユーロの黒字

EU統計局ユーロスタットが15日発表した2月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は136億ユーロの黒字となり、黒字幅は前年同期の98億ユーロから拡大した。輸出が3%増の1,533億ユーロ、輸入が横

ユーロ圏建設業の復調進む、2月の生産高6.7%増

EU統計局ユーロスタットが22日発表したユーロ圏の2月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比6.7%増となり、前月に続いて高い伸びとなった。12月は速報値でマイナスだったが、0.1%増に上方修正されたため、3

ポルトガルも国債入札再開、国際金融支援脱却へ弾み

ポルトガル政府は23日に実施した10年物国債の入札で、順調に7億5,000万ユーロを調達した。債務危機に陥ってから初となる国債入札の成功により、5月中旬に期限を迎える国際金融支援から脱却する目途が立った。 債務危機に陥っ

仏政府が財政規律順守へ、期限延長を撤回

フランスのバルス首相は23日、来年の財政赤字を国内総生産(GDP)比3%まで縮小する方針を表明した。これはEUの財政規律で定められた赤字の上限。仏政府は当初、規律順守を先送りする姿勢を示していたが、これを撤回し、期限内に

13年のユーロ圏財政赤字はGDP比3%、前年から大幅縮小

EU統計局ユーロスタットが23日発表した最新の財政統計によると、2013年のユーロ圏18カ国の財政赤字は、財政規律で上限となっている域内総生産(GDP)比3%となり、前年の3.7%から0.7ポイント縮小した。債務危機の沈

独企業景況感、2カ月ぶり改善

ドイツのIfo経済研究所が24日発表した4月の独企業景況感指数(2005年=100)は111.2となり、前月の110.7から0.5ポイント上昇した。同指数の改善は2カ月ぶり。前月はウクライナ情勢の緊迫で5カ月ぶりに悪化し

ロシア中銀が追加利上げ、インフレ・通貨安対策で

ロシア中央銀行は25日、主要政策金利を0.5ポイント引き上げ、7.5%にすると発表した。インフレ率の上昇を抑えるためとしているが、ウクライナ危機に伴って加速しているルーブル安、資本流出を抑える狙いもあるとみられる。 ロシ

S&Pがロシアを格下げ、投資適格級の最低水準に

米大手格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は25日、ロシアの外貨建て長期信用格付けを「BBB」から1段階引き下げ、投資適格級の最低水準となる「BBBマイナス」にしたと発表した。ウクライナ危機で資本

チェコ消費者物価、3月も0.2%上昇

チェコ統計局(CSU)が9日発表した2014年3月の消費者物価上昇率は、前月と同じ前年同月比0.2%となり、3カ月連続で2009年10月以来の低水準にとどまった。 品目別で見ると、食品・非アルコール飲料が3.7%、アルコ

チェコ財務省、経済成長予測を上方修正

チェコ財務省は11日、今年の国内総生産(GDP)予想成長率を従来の1.4%から1.7%に引き上げた。来年は2%、2016年は2.2%、2017年は2.5%と予想している。 今年と来年のGDPの伸びのうち、内需が3分の2、

スロベニア中銀、成長見通しを大幅上方修正

スロベニア中銀のスロベニア銀行は8日、今年の成長見通しを前回発表のマイナス0.7%からプラス0.6%に上方修正したと発表した。2015年はプラス1.4%、16年は1.7%を予想している。 スロベニア銀行のデラコルダ分析課

S&P、リトアニア信用格付けを引き上げ

米格付け会社のスタンダード&プアーズ(S&P)は11日、リトアニアの信用格付けを「BBB」から2段階引き上げ、「A-」に設定したと発表した。これはポーランド、スロベニア、マレーシアと同じ水準。見通しは「安定的」

ロシアの資本流出が加速、1-3月は金融危機以来の高水準

ロシア中央銀行は9日、2014年1-3月期のロシアからの資本流出額(推計値)は637億ドルだったと発表した。四半期ベースでは、リーマンショックに伴う世界金融危機が発生した2008年10-12月期以来の高水準。13年通期の

内需主導で景気加速=春季予測、最低賃金と年金改革は批判

Ifoなど有力経済研究所は10日に公表した共同作成の春季経済予測で、ドイツ経済の回復が内需主導で加速するとの見方を示した。景気は昨年下半期から改善が続いており、この傾向は予測の対象期間である来年まで続くと予想。国内総生産

2月輸出が前月比で1.3%減少、新興国の経済低迷響く

ドイツ連邦統計局が9日発表した2014年2月の輸出高は営業日数・季節要因調整後の実質で前月比1.3%減の933億ユーロに縮小した。減少幅は過去9カ月間で最大。新興諸国の経済不振が響いたもようで、ベーレンベルク銀行のエコノ

3月のハンガリーインフレ率、0.1%上昇

ハンガリー中央統計局(KSH)が11日発表した3月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比0.1%だった。アルコール飲料・たばこが7.9%上昇と大きく値上がりした。また、サービス価格も1.8%上昇した。 電力、ガス、

ナイジェリア、アフリカ最大の経済国に

ナイジェリア国家統計局は6日、2013年の国内総生産(GDP)は約5,000億ドルを超え、同国は南アフリカを抜いてアフリカ最大の経済国になったと発表した。 ナイジェリアはアフリカ最大の産油国で、原油輸出が経済を大きく支え

スロバキア鉱工業生産指数、2月は9%上昇

スロバキア統計局が10日発表した2月の鉱工業生産指数(稼動日調整済み)は前年同月比で9.1%上昇した。伸び率は過去3カ月の12%台から縮小したものの、なお高水準を維持している。 部門別の上昇率は、製造業が11.4%。主な

ロシアの資本流出が加速、1~3月は金融危機以来の高水準

ロシア中央銀行は9日、2014年1~3月期のロシアからの資本流出額(推計値)は637億ドルだったと発表した。四半期ベースでは、リーマンショックに伴う世界金融危機が発生した2008年10~12月期以来の高水準。13年通期の

再可エネ助成ルールで法改正

ドイツ政府は8日の閣議で、再生可能エネルギー法(EEG)の改正案を承認した。再可エネ電力の普及促進に伴うコストの膨張を抑制することが狙い。同法案には州政府の意向が反映されており、今後、連邦議会(下院)と州の代表で構成され

独製造業売上、2月は0.9%減に

ドイツ連邦統計局が8日発表した2014年2月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.9%減となり、2カ月ぶりに落ち込んだ。ユーロ圏(ドイツを除く)での売り上げは0.8%増加したものの、

独製造業受注4カ月連続増加

ドイツ連邦経済省が4日発表した2014年2月の製造業受注指数は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月比0.6%増(暫定値)となり、4カ月連続で拡大した。国内とユーロ圏(ドイツを除く)からの受注が好調で全体が押し上げら

欧州中銀が量的緩和検討、デフレ懸念増大で

欧州中央銀行(ECB)は3日に開いた定例政策理事会で、ユーロ圏18カ国に適用される最重要政策金利を現行の年0.25%に据え置くことを決めた。金利据え置きは5カ月連続。ユーロ圏ではデフレ懸念が強まっているが、今回は追加金融

2月のEU失業率10.6%、中東欧は8カ国で改善

欧州連合(EU)統計局ユーロスタットが1日発表した2月の域内失業率は10.6%となり、前年同月から0.3ポイント改善した。前月比では0.1ポイント低下した。ユーロ圏は11.9%となり、5カ月間同じ水準を維持した。前年同月

チェコ小売業売上成長率が一段と上昇、2月は8.1%に

チェコ統計局(CSU)が4日発表した2月の小売業売上高(速報値、自動車・オートバイの販売・修理店を含む)は物価調整済みベースで前年同月比8.1%増となり、上げ幅は前月の6.4%を1.6ポイント上回った。自動車・オートバイ

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