バイエル、ユーロ安で業績予測を上方修正
独製薬・化学大手のバイエルは4月30日の決算発表で、2015年12月期の業績予測を上方修正した。ユーロ安が大きな追い風になっているためで、売上高を従来見通しの460億ユーロから480億~490億ユーロに上方修正。営業利益 […]
独製薬・化学大手のバイエルは4月30日の決算発表で、2015年12月期の業績予測を上方修正した。ユーロ安が大きな追い風になっているためで、売上高を従来見通しの460億ユーロから480億~490億ユーロに上方修正。営業利益 […]
独化学大手BASFが4月30日発表した2015年1~3月期(第1四半期)決算の純利益は11億7,400万ユーロで、前年同期から19.8%減少した。石油・天然ガス部門の不振などが響いた。売上高は2.8%増の200億6,70
昭和シェル石油傘下の太陽電池メーカー、ソーラーフロンティアは4月30日、ドイツ子会社のソーラーフロンティア・ヨーロッパを通じて、トルコの太陽光発電事業者コナル・エネルギ(イズミル)とCIS薄膜太陽電池モジュールの供給契約
ベルギー化学大手ソルベイは4月27日、韓国・全羅北道北西部の郡山(クンサン)近郊で高分散シリカ(HDS)工場の建設を開始したと発表した。アジアでの省エネタイヤの需要拡大に対応し、革新的なHDSグレードの開発を目指す。 新
ドイツ連邦統計局が27日発表した2015年3月の輸入物価指数は前年同月比1.4%減となり、26カ月連続で1年前の水準を下回った。エネルギーが25.4%低下して、これまで同様、全体が強く押し下げられた格好だ。ただ、下げ幅は
製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)が家庭園芸用薬剤事業の売却に向けて動き出したもようだ。『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が薬剤・金融業界の情報として報じたもので、すでに売却先となり得る候補企業に文書を送付し
仏トタルのゴム製品生産子会社であるハッチンソンがセルビアに自動車部品工場を建設する。投資額は730万ユーロで、200人を雇用する計画だ。 進出先であるルマ市当局によると、ハッチンソンは近く西部工業団地に7.86ヘクタール
ドイツ連邦統計局が20日発表した2015年3月の生産者物価指数は前年同月比1.7%減となり、20カ月連続で1年前の水準を下回った。これまでに引き続きエネルギー価格の下落が響いた格好。ただ、エネルギーの下落率は前月の5.5
化学大手の独ヘンケル(デュッセルドルフ)は16日、接着剤製造の独ノヴァメルトを買収することで合意したと発表した。ホットメルト接着剤事業を強化する狙い。取引金額は公表しないことで合意した。買収手続きは独禁当局の承認を経て終
ドイツ企業の51%が過去2年間にデータ盗難や産業スパイ、サボタージュなどの経済犯罪で被害を受けていたことが、独情報通信業界連盟(Bitkom)が16日に公開した企業アンケート調査結果で分かった。従業員数が100~499人
ロシア石油大手の国営ロスネフチと伊タイヤ大手のピレリは16日、ロシア極東ナホトカにおける合成ゴムの合弁生産計画に関連し、ポーランド化学企業でゴムの製造を手がけるシントスを技術提携先に選定したと発表した。3社共同で事業化調
住友商事は13日、子会社の住商ファーマインターナショナルと共同で、協和発酵バイオの欧州子会社である協和発酵ヨーロッパから欧州の化粧品素材事業を譲り受けると発表した。これによって欧州の同市場に本格参入する。取引金額は明らか
独化学大手のヘンケルは16日、接着剤製造の独ノヴァメルトを買収することで合意したと発表した。ホットメルト接着剤事業の強化が狙い。取引金額は公表しないことで合意した。買収手続きは独禁当局の承認を経て終了する。 ホットメルト
ドイツ連邦統計局が10日発表した2015年2月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を0.7%下回った。減少は3カ月ぶり。ユーロ圏(ドイツを除く)は1.4%増加したものの、国内とユーロ圏外
住友商事は13日、子会社・住商ファーマインターナショナルと共同で協和発酵バイオの欧州子会社Kyowa Hakko Europe GmbH(独デュッセルドルフ)から欧州化粧品素材事業を譲り受けると発表した。同地の当該市場に
後発医薬品(ジェネリック薬)大手の米マイランは8日、アイルランドの大衆薬大手ペリゴに買収を提案したと発表した。買収額は288億6,000万ドル。ペリゴは取締役会が提案を検討するとしている。 ペリゴは大衆薬が中核事業。幼児
スイスの製薬大手ノバルティスは3月30日、米バイオ企業アデュロ・バイオテックと提携すると発表した。インターフェロン遺伝子刺激因子(STING)をターゲットとする次世代がん免疫治療法の開発が狙い。アデュロに前払金2億ドルを
ポーランド化学大手アゾティ・グループは3月27日、15億ズロチ(4億5,000万米ドル)を投じてプロパン脱水素(PDH)プラントを建設すると発表した。 新プラントは北西部ポリツェにある同社の既存施設の隣接地に建設する。2
産業向けプラント建設事業者の独フェロシュタールは3月27日、デンマークの大型設備メーカー、ハルダー・トプソーと共同で合弁会社を設立したと発表した。両社の強みを持ち寄って石油化学、製油、環境プラントの分野で計画から開発、資
特殊化学大手の独エボニック(エッセン)がスイスの競合クラリアントの買収を検討しているもようだ。英『ファイナンシャル・タイムズ(FT)』紙が3月26日報じたもので、クラリアントを1株当たり23スイスフランで取得する考えとい
米化学・電気素材大手3Mの独子会社ダイニオンは3月26日、本社所在地ブルクキルヒェン・アン・デア・アルツでフッ素樹脂をリサイクルするパイロット施設の開所式を行った。同社によると、フッ素樹脂のリサイクルは世界初。フッ化樹脂
化学大手の独エボニックは3月26日、熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂からなる複合材料を2018年から量産する見通しを明らかにした。同材料の製造は手間とコストがかさむためこれまで量産技術がなかったが、同社は独西部のマールに設置し
独化学業界の労使は3月27日、新しい賃金協定を取り決めた。賃金を今春から2.8%引き上げるという内容。ベースアップ幅は金属業界の3.4%を下回るものの、高齢労働者の柔軟な勤務体制などを支えるための基金(デモグラフィー基金
米化学大手のスリーエムはこのほど、トルコのイスタンブールに建設した研究開発(R&D)拠点「3Mトルコ・カスタマー・イノベーションセンター」の開所式を行った。同センターはイスタンブールのKavacik地区に約60
ポーランド化学最大手のグルーパ・アゾテは3月27日、欧州最大のプロピレン工場を国内に建設すると発表した。投資額は17億ズロチ(約4億4,000万ドル)で、同社にとって過去最大の規模となる。 プロピレンは自動車部品、玩具な
三井物産は3月25日、欧州三井物産を通じてトルコの総合パッケージメーカー「サルテン・アンバラジ・サナイ・ベ・ティジャレット・アーシェ」に資本参加することで合意したと発表した。トルコと周辺国の需要取り込みが狙い。サルテン社
ドイツ連邦統計局が3月27日発表した2015年2月の輸入物価指数は前年同月比3.0%減となり、25カ月連続で1年前の水準を下回った。エネルギーが28.4%低下して、これまで同様、全体を強く押し下げた格好。エネルギーを除い
中国国営の化学メーカーである中国化工集団は23日、世界5位のタイヤメーカーである伊ピレリを買収することで合意したと発表した。買収額は71億ユーロ。欧州では資金が豊富な中国企業による買収が活発化しており、イタリアの製造業を
独プラント大手フェロシュタールは27日、デンマークの大型設備メーカー、ハルダー・トプソーと合弁会社を設立したと発表した。両社の強みを持ち寄って石油化学、製油、環境プラントの分野で計画から開発、資金調達、建設、運営、保守に
ポーランド化学最大手のグルーパ・アゾテは27日、欧州最大のプロピレン工場を国内に建設すると発表した。投資額は17億ズロチ(約4億4,000万ドル)で、同社にとって過去最大の規模となる。 プロピレンは自動車部品、玩具など幅
三井物産は25日、欧州三井物産を通じてトルコの総合パッケージメーカー「サルテン・アンバラジ・サナイ・ベ・ティジャレット・アーシェ」に資本参加することで合意したと発表した。トルコと周辺国の需要取り込みが狙い。サルテン社が実
ドイツ連邦統計局が20日発表した2015年2月の生産者物価指数は前年同月比2.1%減となり、19カ月連続で1年前の水準を下回った。これまでに引き続きエネルギーが全体を強く押し下げた格好で、エネルギーを除いたベースでは下げ
炭素製品大手の独SGLグループ(ヴィースバーデン)が18日発表した2014年12月期決算の最終損益は2億4,700万ユーロの赤字だったものの、赤字幅は前期の3億1,700万ユーロから縮小した。コスト削減が奏功した格好で、
マニーは18日、独シュッツグループから歯科修復材分野の子会社2社を完全買収すると発表した。製品開発・販売を強化し、持続的な成長を今後も確保していく考え。取引金額は公表していない。 シュッツから子会社シュッツ・デンタルとG
ドイツ化粧品小売事業連盟(VKE)は23日、国内で昨年押収された化粧品の件数が前年比54%増の102万4,840件となり、衣料品を抜いて最大になったと発表した。押収額226万5,000ユーロだった。 VKEに加盟する企業
チェコ自動車部品メーカーのグモテックスが、北西部ウースチー州のモスト工場に新生産ラインを設ける。需要増加に対応する措置で、乗用車向けヘッドレストの年産規模を25%増の1,750トンに引き上げる。今年9月に着工し、来年3月
アイルランドの特殊医薬品大手エンドー・インターナショナルは16日、米同業のサリックス・ファーマシューティカルズに対する買収提案を撤回すると発表した。同社はカナダのバリアント・ファーマシューティカルズ・インターナショナルに
仏製薬大手サノフィ・アベンティスと独バイオ企業のエボテックは20日、包括提携することで合意したと発表した。エボテックは創薬支援サービスの強化、サノフィは新薬開発の効率アップを図る。エボテックが2億5,000万ユーロ以上を
日本ガイシは11日、ディーゼル車排ガス浄化用セラミックスの生産拡大に向け、ポーランド子会社NGKセラミックスポーランド(グリヴィツェ)の第2工場を建設すると発表した。欧州市場の需要増大に対応するのが狙いで、炭化ケイ素(S
独プラスチック部品メーカーのロシュリングが、チェコ北西部のコプジヴニツェ市にある自動車部品工場を拡張する。保管および生産能力を倍増し、新たに70人を雇用する。同市の広報担当者によると、ロシュリングはすでに用地を取得。5月
ブルガリアの製薬会社フヴェファーマ(ソフィア)が、トルコの動物用医薬品製造エーエヌシー(ANC)の買収を計画している。ブルガリア経済紙カピタルデイリーがトルコの競争当局の情報として先ごろ報じたもので、フヴェファーマはAN
欧州復興開発銀行(EBRD)は10日、トルコのアクリル繊維大手アクサに5,000万ユーロの融資を行うと発表した。同社の環境・安全対策や生産効率改善が目的で、北西部に位置するヤロヴァ工場での汚水処理施設の建設や、周辺環境及
ドイツ連邦統計局は12日、1月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、物価変動率(ドイツ基準)は前年同月比がプラス0.1%、前月比がプラス0.9%で、速報値と変わりがなかった。インフレ率はこのところ石油価格の急落
化学大手の蘭DSMは16日、ポリマー中間体、コンポジットレジン事業を合弁化すると発表した。経営資源を食品添加剤、高性能樹脂に絞り込む戦略の一環で、投資会社CVCと共同で合弁会社を設立。CVCは同合弁の資本65%を取得し、
アイルランドの特殊医薬品大手エンドー・インターナショナルは11日、米同業のサリックス・ファーマシューティカルズに買収を提案したと発表した。先ごろサリックス買収で合意したカナダのバリアント・ファーマシューティカルズ・インタ
日本ガイシは11日、ディーゼル車排ガス浄化用セラミックスの生産拡大に向け、ポーランド子会社NGKセラミックスポーランド(グリヴィツェ)の第2工場を建設すると発表した。欧州市場の需要増大に対応するのが狙いで、炭化ケイ素(S
東レの米国子会社であるゾルテックは9日、ハンガリー政府と戦略協定を結んだ。ブダペストの北西、スロバキアとの国境沿いにあるニェルゲシュウーイファルの炭素繊維工場を拡張する。 ニェルゲシュウーイファル工場は世界最大の炭素繊維
アルミ圧延製品大手の米ノベリスと化学大手の独ヘンケルは5日、自動車に使用されるアルミ製品の表面処理技術の開発で提携したと発表した。 両社は提携に伴う最初の製品として、アルミ表面前処理剤の「BONDERITE M-NT84
ベルギー化学大手ソルベイは10日、スイスの3Aコンポジッツと特殊フォーム材の生産で提携すると発表した。 商用航空機や高速鉄道車両のメーカーの間では、プラスチックや金属に代わり、軽量化とエネルギー効率の向上が期待できる特殊