金融

ウクライナ、IMFに融資拡大を要望 

国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は21日、世界金融フォーラム開催中のダボスでウクライナのポロシェンコ大統領と融資枠拡大について会談し、昨年4月に合意した170億米ドルのスタンドバイ融資に代わり、拡大信用供与ファシ […]

スズロン―独子会社センヴィオン売却―

風力発電大手の印スズロンは22日、独子会社センヴィオン(旧リパワー・システムズ)の全株式を米投資会社センターブリッジに売却すると発表した。取引金額は10億ユーロで、センヴィオンの業績が好調に推移すれば5,000万ユーロが

ショット―大幅増益に、スイスフラン急騰で対策検討へ―

特殊ガラス大手の独ショット(マインツ)が22日発表した2014年9月通期決算の営業利益(EBIT)は1億3,500万ユーロとなり、前期比で83%増加した。医薬品包装材部門と耐熱セラッミックガラスなどを手がけるホームテック

ノバルティス―為替差損など響く、増益幅1%に―

スイスの製薬大手ノバルティス(バーゼル)が26日発表した2014年12月期決算の営業利益は107億3,600万米ドルとなり、前期比で1%の伸びにとどまった。主力の特許薬部門が振るわなかったほか、為替差損も響いた格好で、為

アディダス―シューズブランド「ロックポート」売却―

スポーツ用品大手の独アディダス(ヘアツォーゲンアウラハ)は23日、レザーシューズブランドのロックポートを投資会社バークシャー・パートナーズと米スポーツシューズ大手ニューバランスが設立する新会社に売却すると発表した。経営資

DHL―ヘリ配達をロンドンで開始―

ドイツポストの国際輸送物流子会社DHL(ボン)は21日、ヘリコプターを使った郵便物の配達サービスを同日からロンドンで開始すると発表した。緊急性の高い書類の輸送需要が金融業界などで高いことを踏まえた取り組みで、ヒースロー空

テレ・コロンブス

ケーブルテレビ独3位のテレ・コロンブスは23日、フランクフルト証券取引所で株式市場にデビューした。ドイツでの新規株式公開(IPO)は同社が今年初めて。初値は10.70ユーロで、公開価格を7%上回った。時価総額は5億6,0

中東欧諸国、スイスフラン高への対応策を模索

スイス中央銀行によるスイスフラン上限措置撤廃でフラン高が急激に進んだことを受け、中東欧諸国が対処に乗り出し始めた。クロアチアでは国内通貨の対フラン為替相場を固定する時限措置を発表。ポーランド当局も債務者救済に向けて金利引

中東欧諸国、スイスフラン高への対応策を模索

スイス中央銀行によるスイスフランの上限措置撤廃でフラン高が急激に進んだことを受け、中東欧諸国が対処に乗り出し始めた。クロアチアでは国内通貨の対フラン為替相場を固定する時限措置を発表。ポーランド当局も債務者救済に向けて金利

ロシア政府が銀行の資本増強計画発表、総額1兆ルーブル

ロシア政府は23日、国内銀行の資本増強計画を発表した。資本金250億ルーブル以上で、主要産業への融資を拡大する用意のある銀行を対象に、総額1兆ルーブルを注入する内容。 ロシアの銀行はルーブル急落を受けて預金の引き出しや外

トルコが利下げ、政策金利7.75%に

トルコ中央銀行は20日、主要政策金利である7日物レポ金利を現行の8.25%から0.5ポイント引き下げ、7.75%にすると発表した。利下げは6カ月ぶり。原油安によるインフレ率低下に加え、政府による利下げ圧力の高まりに対応し

イラン大手銀などへの制裁は無効=欧州裁

欧州司法裁判所の一般裁判所は22日、EUが核開発を進めるイランへの制裁の一環として実施している同国の大手銀行および海運会社の資産凍結および取引禁止措置について、これらの企業が制裁を受けるべき証拠が十分に示されていないとし

BBVA、中信銀行の株式4.9%売却

スペイン2位銀行のバンコ・ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア(BBVA)は23日、中国の大手銀行である中信銀行の株式4.9%をスイスのUBSに131億3,600万香港ドル(約14億6,000万ユーロ)で売却することで合意

ハヴェスコ―大株主の敵対的買収が成功―

独ワイン販売大手のハヴェスコ・ホールディング(ハンブルク)は19日、アレクサンダー・マルガリトフ社長が6月末付で退任するとともに、保有する全株式(30%)を大株主である投資会社トコス・ベタイリグンクに譲渡すると発表した。

コルナ安進む、対ユーロで過去6年間の最安値

チェコの通貨コルナの下落が進んでいる。12日には、2014年12月のインフレ率が0.1%に低下したことや11月の小売売上低迷を受けて景気後退懸念が強まり、対ユーロで過去6年間の最安値28.45ユーロ、対米ドルで過去9年間

DIC―投資大手KKRと合弁設立―

独商工業用不動産大手のドイチェ・イモビリエン・シャンセン・グルッペ(DIC、フランクフルト)は13日、投資大手の米KKRと共同で合弁会社を設立すると発表した。自社の業務を新会社ジャーマン・エステート・グループ(GEG)に

コメルツ銀行―販売分野の管理職を1クラス削減―

独金融大手のコメルツ銀行(フランクフルト)が個人顧客、中小企業事業の販売組織を簡素化する。業務の迅速化が狙いで、管理職のなかの1クラスを全面的に廃止する。マルティン・ツィールケ取締役(個人顧客担当)が経済紙『ハンデルスブ

12月インフレ率0.8%、3カ月連続で低下=ルーマニア

ルーマニア統計局が13日発表した2014年12月の消費者物価指数上昇率は前年同月比0.83%となり、3カ月連続で低下した。6月の0.66%に次ぐ低い上昇率だった。14年のインフレ率は1.07%で、中央銀行の目標ゾーン下限

スイスフラン高、独メーカーに不利益な面も

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は16日、スイスフランの急騰は独製造業の追い風になるものの、マイナスの影響も避けられないとの見方を発表した。スイス国立銀行(中央銀行、SNB)が15日にフラン高防止政策の中止を打ち出した結果

独不動産市場、今年は19%拡大見通し=EY

ドイツの不動産取引市場はこれまでに引き続き今年も拡大する見通しだ。会計監査・コンサルティング大手のアーンスト・アンド・ヤング(E&Y)が不動産投資家およそ130人を対象に実施したアンケート調査をもとに13日明らかにしたも

露アルファバンク、ニューヨークの拠点を閉鎖

ロシアのアルファバンクが投資銀行部門の米ニューヨークの拠点を閉鎖する。ブルームバーグに13日明らかにした。 米国からの撤退の背景には、ロシアのウクライナ問題をめぐる制裁で同国での資金調達が禁止されていることがある。ニュー

財務省が外貨準備取り崩し、2カ月で5千億ルーブル相当

ロシアのシルアノフ財務相は14日、通貨ルーブル暴落に歯止めをかけるため、同省の外貨準備を取り崩し、ルーブル買いに充てていることを明らかにした。欧米からの経済制裁に加え原油価格が1バレルあたり50米ドルを割り込み、ルーブル

スイスフラン急騰、中銀の通貨防衛中止で

スイス国立銀行(中央銀行、SNB)は15日、スイスフラン高を阻止するために行ってきたユーロ買い政策を中止すると発表した。SNBは同政策の堅持方針を先ごろ強調したばかりで、方針転換は予想外。発表は市場に衝撃をもたらし、フラ

ムーディーズもロシアを格下げ、投資適格級の最低水準に

大手格付け会社の米ムーディーズ・インベスターズ・サービスは16日、ロシアの長期信用格付けを「Baa2」から1段階引き下げ、投資適格級の最低水準となる「Baa3」に引き下げたと発表した。経済環境の悪化を受けたもので、スタン

中東欧に波紋、スイスフラン上限撤廃で

スイス中央銀行が15日にスイスフランの上限措置を撤廃したことが、中東欧に波紋を広げている。巨額のフラン建て債務が残っているためで、銀行の不良債権増加や、可処分所得減少による成長鈍化などが懸念される。また、スイスにならった

資本規制の必要なし=ロシア中銀副総裁

昨年、過去最高規模の資本流出を記録したロシアだが、同国中央銀行のクセニア・ユダエヴァ第一副総裁は資本の流れを規制する必要性はないとみている。ロイター通信による20日のインタビューで明らかにしたもので、下半期に限ると流出の

中銀、政策金利を2%に据え置き

ポーランド中央銀行の国立銀行は(NBP)は14日の金融政策理事会で、政策金利を史上最低水準の2%に据え置くことを決定した。据え置きは3カ月連続。成長率の減速が懸念される中、低金利政策を維持して景気の下支えを図る。ロンバー

自動車部品のUTオートモーティブ、国営基金から資金調達

ハンガリー国営で中小企業支援を目的とするセーチェニー投資基金(SZTA)は13日、自動車部品メーカーのUTオートモーティブに2億2,500万フォリント(70万ユーロ)を投資したと発表した。資金は同社の生産能力拡張に充てる

ハンガリーインフレ率、過去最低のマイナス0.9%に

ハンガリー中央統計局(KSH)が14日発表した2014年12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比でマイナス0.9%となり、過去最大の下げ幅を記録した。CPIの低下は4カ月連続。7つのカテゴリーのうち5つで下落、全体が

バイヤスドルフ―増収確保、アジアなど好調―

化学大手の独バイヤスドルフが15日発表した2014年12月期の売上高(暫定値)は62億8,500万ユーロとなり、前期比で2.3%増加した。上半期はユーロ高が足かせとなったものの、下半期はユーロ安が進みユーロ圏外への輸出が

ECBの国債買い取りは合法、欧州裁法務官が見解

欧州司法裁判所の法務官は14日、欧州中央銀行(ECB)が重債務国の国債を無制限で買い入れることは合法とする見解を示した。法務官見解に法的拘束力はないが、欧州裁は同判断を踏襲するのが慣例となっており、数カ月後に下される正式

ギリシャ大手2行、中銀に緊急支援要請

ギリシャ大手銀行のユーロバンク・エルガシアスとアルファバンクは、ギリシャ銀行(中央銀行)に緊急流動性支援(ELA)を要請した。ロイター通信が16日、両行の関係者の話として伝えた。政局の混乱に伴う預金の流出などから手元の資

キプロス政府、法人の国外送金規制を撤廃

キプロス政府はこのほど、金融危機対策として実施してきた資本規制のうち、法人の国外送金を制限する措置を解除したと発表した。これによって法人は無制限で国外送金を行えるようになる。 ギリシャの信用不安が飛び火して金融・債務危機

スイス中銀が無制限介入中止、スイスフランが急騰

スイス国立銀行(中央銀行、SNB)は15日、スイスフラン高を阻止するために行ってきた無制限のユーロ買い政策を中止すると発表した。SNBは同政策の堅持方針を先ごろ強調したばかりで、方針転換は予想外。発表は市場に衝撃をもたら

ムーディーズもロシアを格下げ、投資適格級の最低水準に

大手格付け会社の米ムーディーズ・インベスターズ・サービスは16日、ロシアの長期信用格付けを「Baa2」から1段階引き下げ、投資適格級の最低水準となる「Baa3」に引き下げたと発表した。経済環境の悪化を受けたもので、スタン

ポーランド中銀、政策金利を2%に据え置き

ポーランド中央銀行の国立銀行は(NBP)は14日の金融政策理事会で、政策金利を史上最低水準の2%に据え置くことを決定した。据え置きは3カ月連続。成長率の減速が懸念される中、低金利政策を維持して景気の下支えを図る。ロンバー

露アルファバンク、ニューヨークの拠点を閉鎖

ロシアのアルファバンクが投資銀行部門の米ニューヨークの拠点を閉鎖する。ブルームバーグに13日明らかにした。 米国からの撤退の背景には、ロシアのウクライナ問題をめぐる制裁で同国での資金調達が禁止されていることがある。ニュー

ユーロの対ドルレート、予想平均は15年末で1.17ドルに

独日刊紙『フランクフルター・アルゲマイネ』は9日、計24の銀行、保険会社、ファンド会社を対象に実施した2015年の為替相場に関する予想アンケート調査結果を明らかにした。それによると、ユーロの対米ドル交換レートの予想平均は

S&P、ブルガリアの格付けを「投資適格外」に引き下げ

米格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は先ごろ、ブルガリア国債の格付けを「トリプルBマイナス」から「ダブルBプラス」に1段階引き下げた。これにより同国債は投資不適格級に格下げされた。見通しは「安

トルコの12月インフレ率が縮小、9カ月ぶり低水準に

トルコ統計機構(TUIK)が5日発表した12月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比8.17%となり、昨年3月以来の低水準となった。過去8カ月は9%前後で推移しており、先月は前年比9.15%の上昇だった。 前月比で

ベラルーシが通貨7.5%切り下げ、ロシアの通貨安を受け

ベラルーシ中央銀行は9日、通貨ベラルーシ・ルーブル(BYR)の対米ドル公式レートを7.5%引き下げた。隣国ロシアの通貨、ルーブル急落による自国経済の混乱を回避する政策の一環で、主要政策金利も5%引き上げて25%とした。同

上部へスクロール