鉄道

6月製造業受注3.2%増に

ドイツ連邦経済省が5日発表した2010年6月の製造業受注高(暫定値)は前月比で実質3.2%増と大幅に拡大した。世界的な景気回復のほか、大型受注が極めて多かったことがプラスに働いた。地域別では国外受注が5.7%増えて全体を […]

ドイツ鉄道またもや失態、乗客に降車要請

高速鉄道ICEのクーラー故障が7月に相次ぎ、乗客多数が熱中症にかかる事件が起きたドイツ鉄道(DB)。その余韻もさめない今月1日、今度は同社が運行する特急ICの乗客が降車を要請されるハプニングが起きた。 \ この出来事が起

Leoni AG―「事業の第3の柱は長期テーマ」=社長―

自動車部品大手の独Leoni(ニュルンベルク)は中核事業を当面、電線とワイヤーハーネスの2つに絞り、新たな中核事業は当面、構築しない意向だ。同社のクラウス・プロープスト社長が日刊紙『ヴェルト』のインタビューで明らかにした

Eurostar Group Ltd.―独Siemensへの車両発注を検討か―

大陸欧州と英ロンドンを結ぶ鉄道運営会社Eurostar(ロンドン)が独Simensへの車両発注を検討しているもようだ。Eurostarの親会社である仏国鉄SNCFの役員への取材をもとに仏『フィガロ』紙が22日付で報じた。

ボンバルディア、ポーランドで路面電車を受注

ボンバルディア・グループの鉄道部門であるボンバルディア・トランスポーテーションが、独フォスロー・キーペと共同で、ポーランドに路面電車を納入する。ポーランドのクラクフで市内交通を運営するMiejskie Przedsieb

財務省が大手企業の部分民営化を計画、98億ドル調達へ

ロシア財務省が大手国営企業の部分民営化を計画している。2011~13年の3年間で2,980億ルーブル(約98億米ドル)を調達し、財政赤字を縮小する狙い。プーチン首相が承認すれば、1990年代以来、最大規模の民営化となる。

高速鉄道ICE、32度超でクーラー効かず

ドイツが誇る高速鉄道ICEのクーラーは気温が32度を超えると機能しなくなる――。連邦鉄道庁(EBA)のゲラルド・ヘルスター長官がドイツ鉄道(DB)に宛てた14日付の書簡をもとに、『ハノーバーシェ・アルゲマイネ(HAZ)』

独シーメンスがロシア事業拡大を加速、鉄道車両で大型受注

独電機大手シーメンスがロシア事業の拡大を加速させる。同社の15日の発表によると、ロシア国鉄(RZD)からローカル線向け車両1,200台を受注。さらにロシア国内22カ所の操車場近代化や、風力タービンの現地生産にも乗り出す。

Siemens AG―アフリカ売上を2012年までに3倍に―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は9日、アフリカ事業に今後2年間で約2億ユーロを投資すると発表した。水道や鉄道などのインフラや、再生可能発電施設の需要が今後、大幅に拡大すると予想されるためで、同社は販売網の強化を

ICE車両が灼熱地獄に、冷房故障相次ぐ

すでに半月以上続く真夏日。季節感があって良いという当初の思いは「そろそろいい加減にしてくれ」という、うんざり感に変わりつつあるのではなかろうか。最高気温が毎日30度を超え、日によっては36度に達するのでは「ここは本当にド

鉄道貨物輸送、「環境にやさしい」とは言い切れず

サステナビリティコンサルティング会社のPE Internationalはこのほど実施した調査をもとに、「鉄道はトラックよりも環境にやさしい輸送手段だ」という従来の考えは必ずしも当てはまらないとの見解を示した。貨物の種類や

BLGロジスティクス、独自動車市場低迷で打撃

自動車輸送で欧州最大手のBLG・ロジスティクス・グループが苦戦している。政府の新車買い替え奨励金制度が終了した反動でドイツの国内需要が大きく低迷しているためだ。輸出はユーロ安やアジア、南米の需要増を背景に好調に推移してい

企業の出張が1割減に コスト削減は今年も

ドイツ企業の大半が昨年、経済危機を理由に出張経費を削減した。独トラベルマネジメント協会(VDR)によると、昨年の出張件数は前年比11%減の1億4,500万件に後退。出張費も12%減の411億ユーロに縮小した。VDRが企業

仏アルストム、カザフスタンで合弁設立へ

仏重電大手アルストムは19日、ロシアの鉄道車両メーカー・トランスマシュホールディング(TMH)、カザフスタン国鉄とカザフスタンに合弁会社を設立することで合意した。合弁会社はカザフ国内で電気機関車を生産する。 \ アルスト

モスクワ地下鉄駅に新たな名所?

モスクワの地下鉄は東京に次いで世界で2番目に利用客数が多いとされる。市民の足となっているだけでなく、駅ごとに大理石や彫刻、壁画など豪華な装飾が施され、利用者の目も楽しませてくれる。そんなモスクワの地下鉄で、このほど開通し

Stroeer Out-of-Home Media AG―下期にIPO、買収などに投入―

ドイツ最大の屋外広告会社Stroeer(ケルン)は21日、株式公開(IPO)方針を明らかにした。下半期にも新株を発行し市場資金を2億7,500万ユーロ確保、国内事業の強化と国外での買収に充てる。IPOに並行して、投資会社

中国の鉄道車両大手、ポーランドで合弁設立

中国の鉄道車両製造大手である中国北方機車工業集団公司(CNR)はこのほど、ポーランド国鉄の貨物部門PKPカーゴとワルシャワに合弁会社を設立すると発表した。合弁会社はポーランドで貨物車両を生産、欧州の鉄道会社向けに販売する

仏フェブレーのチェコ子会社、09年度は増収増益

鉄道車両用電気機械部品を手がけるチェコのフェブレー・トランスポール・レコフ(旧社名:レコフ・ブロビツェ)は、2009年度(09年4月~10年3月)の売上高が前年度比20%増の6億1,800万コルナと、過去最高を更新し、営

加ボンバルディア、ハンガリー工場で人員削減

カナダの重工大手ボンバルディアの鉄道設備部門であるボンバルディア・トランスポーテーションが、ハンガリー北東マートラノヴァーク(Matranovak)にある鉄道車両の台車(ボギー)工場で人員削減を進めている。景気後退の影響

戦後最大の財政再建へ、2014年までに800億ユーロ圧縮 その1

ドイツ政府は6~7日にかけての集中閣議で2011年から再開する連邦(国)財政再建の基本案をまとめ上げた。2014年までに財政収支改善で戦後最大の800億ユーロ超を達成する方針。主に税優遇措置の廃止や社会保障費の切り詰めを

国内輸送市場で鉄道のシェア低下

ドイツ鉄道(DB)は19日、国内旅客・貨物輸送市場の動向をまとめた「市場競争レポート」を発表した。それによると、トラック、内陸水運、パイプライン、鉄道を合わせた2009年の陸上貨物輸送量(トンキロメートルベース)は前年比

貨物輸送大手、09年は減収

墺鉄道貨物大手レイル・カーゴ・オーストリアのハンガリー子会社レイル・カーゴ・フンガリア(旧MAVカーゴ)の2009年の売上高は707億フォリント(2億2,592万ユーロ)となり、前年から20%減少した。営業損益は84億フ

ギガライナー導入を連邦交通省が検討

連邦交通省が超巨大トレーラー(ギガライナー)の国内導入を検討している。まずは2011年に100~150台を投入して走行テストを実施する計画だ。商用車メーカーや運送会社はギガライナーの解禁は受注増加や業績拡大につながるとし

Deutsche Bahn AG―英同業Arrivaを買収へ―

独鉄道大手のDeutsche Bahn(DB、ベルリン)は22日、英同業Arrivaを株式公開買い付け(TOB)で買収すると発表した。欧州市場における競争力を強化することが狙い。Arrivaの経営陣は同TOBを支持し、株

ICEのドア吹き飛び事故、原因はナットの緩み

今月17日に高速列車「ICE3」のドアが吹き飛んだ事故を調査していたドイツ鉄道(DB)、連邦交通省、連邦鉄道局の事故調査チームは20日、3カ所あるドアの固定部分の1カ所でナットが緩み完全に固定されていなかったことが原因に

ドイツ鉄道、英アリバを買収

ドイツ鉄道(DB)は22日、英鉄道・バス運行会社アリバを株式公開買い付け(TOB)で買収すると発表した。欧州市場における競争力を強化することが狙い。アリバの経営陣は同TOBを支持し、株主に対し応じることを呼びかけている。

Kuehne & Nagel International AG―1-3月期は増収増益に―

スイスの物流大手Kuehne+Nagel(K+N、フォイジスベルク)が19日発表した2010年1-3月期(第1四半期)決算の売上高は46億400万スイスフランで、前年同期から7.3%増加した。世界経済の回復を受け特に中国

独鉄道設備業界、09年は増収も受注は20%減

ドイツの鉄道設備業界団体VDBが13日に発表した加盟企業(約130社)の2009年総売上高は前年比5.1%増の104億ユーロに拡大し、初めて100億ユーロを超えた。売り上げに占める輸出の割合は57%だった。一方、新規受注

独物流業界が回復へ

独物流業界団体BVLは15日のプレス会見で、業界動向を明らかにした。それによると、世界的な不況による輸送需要の減少で2009年の業界売上高は前年比で10%近く減少した。ただ、同年第3四半期頃から受注が下げ止まるなど回復の

ロシアとスロバキア、エネルギー分野などで関係強化

ロシアのメドベージェフ大統領は7日、スロバキアを公式訪問し、ガシュパロビッチ大統領、フィツォ首相とそれぞれ会談。エネルギー分野などで協力を拡大し、両国の関係を深めることで合意した。 \ チェコのプラハで行われる米ロ両国に

Deutsche Bahn AG―中東の鉄道プロジェクトで基本合意―

独鉄道最大手Deutsche Bahn(DB、ベルリン)は28日、アラブ首長国連邦(UAE)の鉄道インフラ建設計画の策定を請け負うことで同国の産業グループAl Masaoodと基本合意した。UAEでは総額で百億ユーロのケ

Deutsche Bahn AG―英同業Arrivaの買収検討―

独国有鉄道Deutsche Bahn(DB、ベルリン)は18日、英同業Arrivaの買収を検討していることを明らかにした。Arrivaは欧州では数少ない民間鉄道大手で、買収が実現すれば仏SNCFと繰り広げる覇権競争で有利

チェコ国鉄の貨物輸送部門、09年に赤字転落

チェコ国鉄(CD)の貨物輸送部門であるCDカーゴが4日発表した2009年通期決算(暫定値)は、税引き前損益が3億7,800万コルナの赤字となり、前期の4億7,400万コルナの黒字から赤字に転落した。減価償却費が11億コル

CDカーゴ、09年に赤字転落

チェコ国鉄(CD)の貨物輸送部門であるCDカーゴが4日発表した2009年通期決算(暫定値)は、税引き前損益が3億7,800万コルナの赤字となり、前期の4億7,400万コルナの黒字から赤字に転落した。減価償却費が11億コル

列車の不具合で運行に支障、製造元も責任負担で法改正へ

列車の不具合が理由で鉄道の運行に支障が出た場合、来年からドイツ鉄道(DB)などの運営事業者のほか、車両を製造したメーカーも責任の負担を義務づけられる見通しだ。連邦交通省のエナーク・フェルレマン政務次官は3日、鉄道の安全性

独シーメンス、露鉄道メーカーと合弁へ

独電機大手のシーメンスとロシア鉄道メーカーOJSC Sinaraが電気機関車製造の合弁会社を近く、設立する予定だ。独『フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ)』紙が8日付で報じ、シーメンスが追認した。同社はロシアでの生産

Siemens AG―露鉄道メーカーSinaraと合弁設立へ―

電気大手のSiemens(ミュンヘン)は近く、露鉄道メーカーOJSC Sinaraと共同で電気機関車製造の合弁会社を設立する予定だ。独『フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ)』紙が8日付で報じ、Siemensが追認した

貨物輸送、09年は12%減少

ハンガリー中央統計局(KSH)が2月25日発表した2009年の貨物統計によると、貨物輸送量は3億310万トンと前年から11.9%減少した。内訳は国際輸送が前年比12.8%減の8,050万トン、国内輸送が11.5%減の2億

無賃乗車も“市民的不服従”?

ドイツには改札がないため、乗客がチケットを持っているかどうかをチェックする専門の職員がおり、市電や地下鉄などに突然乗り込んで検札を行う。大抵は誰かがこの網にかかり、数十ユーロの罰金を支払うはめになる。車内には「ごめんなさ

ドイツ鉄道、ICE-T型車両で車軸交換 アルストムと合意

ドイツ鉄道(DB、ベルリン)は18日、高速列車ICE-T型車両の車軸を交換することで製造開発元のアルストムなどと合意したと発表した。対象となるのは同型車両67本全てで、交換する車軸の数は1,872本に上る。新車軸の開発・

ケルン地下鉄工事、業者による手抜き工事が発覚

1年前に起きたケルン公文書館の崩落事故との関連が疑われている市営地下鉄工事について、ケルン検察当局はこのほど、3工事現場の計28の土留壁(スラリーウォール)で計測データが改ざんされていたことを明らかにした。さらに、関係者

ドイツ鉄道、積雪でICEの運行に乱れ

クリスマス前から断続的に続く積雪が原因で、ドイツ鉄道(DB)の高速列車ICEの運行ダイヤが大幅に乱れている。雪や凍結による電気系統の故障や、列車に付着した氷塊が線路内の砂利を跳ね飛ばすことから生じる不具合が多発しているた

貨物輸送量、09年は2ケタ減に

連邦統計局が21日発表した2009年の国内貨物輸送量(暫定値)は39億7,530万トンで、前年から11.2%減少した。前年を割り込んだのは02年以来7年ぶり。自動車などの製造業が経済危機の影響を特に強く受けた関係で、減少

独クノールブレムゼ、09年は18%減収

独商用車・鉄道車両用ブレーキ大手のクノールブレムゼ(ミュンヘン)は11日、2009年通期の売上高が27億6,000万ユーロとなり、前年比で18%減少したと発表した。世界的な商用車不況の影響で商用車部門が低迷したことが響い

ハイブリッドトラムで省エネ、ハイデルベルクで運行開始

高性能バッテリーを搭載し架線なしでも走行できる路面電車(ハイブリッドトラム)が昨年12月、ハイデルベルクで営業運転を開始した。導入されたのはボンバルディア製の低床式路面電車で、架線のある区間では架線からの電気で走行すると

ドイツ鉄道、ポーランド旅客事業に本格参入

国営ドイツ鉄道(DB)がポーランドで旅客輸送事業に本格的に参入する。本社広報が独経済紙『ハンデルスブラット』に明らかにしたところによると、現地子会社DB Polskaは単独で列車を運行させる事業認可をポーランド鉄道輸送当

DB

鉄道大手Deutsche Bahn(DB)の2009年の貨物輸送量は前年比で約25%減少した。輸送事業統括会社DB Mobility Logistics(ベルリン)で貨物事業を担当するカールフリードリヒ・ラオシュ取締役が

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