マクロ経済

スイスが4~6月期ゼロ成長に、ユーロ圏経済の停滞響く

スイスの経済省経済事務局(SECO)は2日、同国の2014年4~6月期の国内総生産(GDP、速報値)は前期比で横ばいだったと発表した。前期は0.5%増だったが、最大の輸出先であるユーロ圏の景気停滞が大きく響き、ゼロ成長と

ルーマニア小売売上高、7月は7.6%増

ルーマニア統計局が2日発表した7月の小売売上高(自動車・自動二輪除く、営業日数調整済み)は前年同月比7.6%増となったが、上げ幅は6月の10.3%から縮小した。 部門別にみると、食品・飲料・タバコ製品が9.7%増、非食品

トルコのインフレ率、8月は9.54%

トルコ統計機構(TUIK)が2日発表した8月の消費者物価指数(CPI)上昇率は、前年同月比9.54%となり、5カ月連続で9%を超えた。 食品・非アルコール飲料が前年同月比で14.44%、前月比で0.89%と大きく上昇した

ポーランド、14年成長率は3.3%=経済省が見通し

ポーランド経済省はこのほど発表した四半期報告書で、今年の国内総生産(GDP)成長率は3.3%になるとの見通しを示した。平均インフレ率は0.4%と予測している。 14年の鉱工業生産は4.5%拡大し、建設業は7%伸びると予測

ハンガリー失業率、5ー7月期は7.8%

ハンガリー中央統計局(KSH)が7月27日発表した2014年5ー7月期の失業率は7.8%で、前年同期から2.2ポイント低下した。8%を割り込んだのは08年9-11月期以降で初めて。失業者数は35万4,000人で9万2,0

ロシア経済省、15年経済成長見通しを1%に下方修正

ロシア経済省は8月26日、2015年の経済成長見通しを当初予測の2.0%から1.0%に下方修正した。ウクライナ紛争介入に対する欧米の対露制裁措置が拡大しており、経済的な打撃を回避できなくなったためだ。 14年のGDPは第

独消費者景況感、3年強ぶりの下落幅に

市場調査大手のGfKが8月27日発表したドイツ消費者景況感指数の9月向け予測値は8.6となり、前月の修正値(8.9)から0.3ポイント低下した。下落幅は2011年5月以来の規模。地政学リスクの増大と、ロシアとの制裁合戦が

上期アフリカ向け輸出が大幅減

ドイツ経済界アフリカ委員会の情報としてロイター通信が8月27日付で報じたところによると、ドイツの上半期のアフリカ向け輸出高は76億ユーロとなり、前年同期比で22%減少した。同地最大の輸出先である南アフリカ向けが16.1%

8月インフレ率、横ばいの0.8%に

ドイツ連邦統計局が8月28日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比0.8%増となった。上げ幅(インフレ率)は前月と変わらず、欧州中央銀行(ECB)が適正水準とする2%弱を大幅に下回っている。エネルギー価格が1

卸売売上、第2四半期は実質0.3%増に

ドイツ連邦統計局が8月29日発表した2014年第2四半期の卸売売上指数(暫定値)は物価調整後の実質で前年同期比0.3%増となり、上げ幅は前期(第1四半期)の3.1%から大きく縮小した。機械や原材料など生産関連の商品が1.

8月のユーロ圏インフレ率0.3%に低下、約5年ぶりの低水準に

ユーロ圏で消費者物価上昇率の縮小が進み、デフレ懸念が一層強まっている。EU統計局ユーロスタットが8月29日発表した同月のインフレ率(速報値)は前年同月比0.3%となり、前月の0.4%から0.1ポイント縮小。欧州中央銀行(

8月のユーロ圏景況感が悪化、8カ月ぶり低水準に

欧州委員会が8月28日発表したユーロ圏の8月の景況感指数(ESI、標準値100)は100.6となり、前月の102.1から1.5ポイント低下した。ユーロ圏経済の失速や、ウクライナ問題をめぐるEUとロシアの制裁合戦が欧州経済

ユーロ圏失業率、7月も11.5%

EU統計局ユーロスタットが8月29日発表したユーロ圏の7月の失業率(速報値・季節調整済み)は11.5%となり、前月と同水準だった。ユーロ圏の雇用は緩やかながらも改善に向かい、失業率は前年同月の11.9%から0.4ポイント

独企業景況感、4カ月連続で悪化

ドイツのIfo経済研究所が8月25日発表した同月の独企業景況感指数は106.3となり、前月の108.0から1.7ポイント低下した。同指数の悪化は4カ月連続。ウクライナ、中東危機が一段と深刻化していることが反映された格好で

ハンガリー中銀、政策金利据え置き

ハンガリー中央銀行の国立銀行(MNB)は8月26日、政策金利である2週間物預金金利を2.10%に据え置いた。これにより、2012年8月以来、約2年間にわたって行われてきた利下げサイクルに終止符が打たれた格好だ。 MNBは

ロシア経済省、15年成長見通しを1%に下方修正

ロシア経済省は8月26日、2015年の経済成長見通しを当初予測の2.0%から1.0%に引き下げた。ロシアのウクライナ紛争介入に対する欧米の制裁強化で、経済的な打撃を回避できなくなったと判断し、下方修正を迫られた。 14年

「経済加速の背景にコルナ安政策」=国立銀副総裁

チェコ国立銀行(CNB)のトムシェク副総裁は24日、経済が加速している背景に国立銀の市場介入政策があるとの見方を明らかにした。公共テレビの討論番組で述べたもので、介入政策を終了する2016年以降も対ユーロ為替相場を27コ

墺ホームセンター大手、チェコ事業は4年連続赤字

オーストリアのホームセンター大手バウマックスのチェコ事業黒字化が難航している。2013年決算は最終赤字額が前年の2億9,700万コルナから4億7,100万コルナに大きく拡大し、4年連続の赤字となった。売上高は前年比11%

ルーマニア、6月の貿易赤字拡大

ルーマニア国家統計局が発表した6月の貿易統計によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は5億5,510万ユーロの赤字だった。赤字幅は前年同月から3億6,700万ユーロ拡大した。 6月の輸出額は42億3,900万ユーロ

トルコ、上期のFDI28%増

トルコ共和国首相府投資促進機関(ISPAT)は18日、2014年上期(1ー6月)の外国直接投資(FDI)が68億米ドルとなり、前年同期から28%増加したと発表した。うち外国人による不動産購入が20億ドルを占めた。 6月単

東西間の貧富差は小さく、都市部-地方間に大きな購買力格差

財界系シンクタンクのIWドイツ経済研究所は25日、国内各地の物価の違いを加味した貧困統計をドイツで初めて発表した。連邦統計局などが作成するこれまでの貧困統計は各地の物価差を考慮せず、実態を正確に反映していなと判断したため

独企業景況感、4カ月連続で悪化

Ifo経済研究所が25日発表した2014年8月のドイツ企業景況感指数は106.3となり、前月の108.0から1.7ポイント低下した。同指数の悪化は4カ月連続。ウクライナ、中東危機が一段と深刻化していることが反映された格好

ロシア向け輸出、上期15%以上減少

ドイツの今年上半期のロシア向け輸出高は前年同期比15.5%減の153億ユーロに後退した。連邦統計局のデータをもとにロイター通信が報じたもので、減少幅は1四半期の13%から拡大。ウクライナ情勢の悪化を背景にロシア向け輸出の

ポーランドの7月平均賃金、3.5%上昇

ポーランド中央統計局が19日発表した2014年7月の平均賃金(従業員10 人以上の民間企業を集計)は3,965 ズロチで、前年同月に比べ3.5%上昇した。1-7月期の平均賃金上昇率は前年同期比4.0%で、13年通期の上昇

ハンガリー、成長見通し上方修正

ハンガリー国家経済省は18日、2014年の国内総生産(GDP)予想成長率を3.1%に上方修正した。好調な経済指標が相次いでいることを受け、4月に発表した前回見通しから0.8%引き上げた。 14日に発表された第2四半期(4

ユーロ圏消費者景況感、3カ月連続悪化

欧州委員会が21日発表したユーロ圏の8月の消費者景況感指数(速報値)はマイナス10となり、前月の同8.4から1.6ポイント低下した。同景況感の悪化は3カ月連続。EU28カ国ベースの同指数はマイナス6.4で、前月から0.9

6月のユーロ圏貿易黒字、168億ユーロに拡大

EU統計局ユーロスタットが18日発表した6月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏は輸出が前年同月比3%増の1,622億ユーロ、輸入が2%増の1,454億ユーロとなり、168億ユーロの黒字だった。黒字幅は

6月のユーロ圏建設業生産高2.3%減、7カ月ぶりマイナスに

EU統計局ユーロスタットが20日発表したユーロ圏の6月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比2.3%減となり、7カ月ぶりに落ち込んだ。分野別では建築が2%減、土木が3.4%減だった。(表参照) EU28カ国ベ

トルコ、上期のFDI28%増

トルコ共和国首相府投資促進機関(ISPAT)は18日、2014年上期(1~6月)の外国直接投資(FDI)が68億米ドルと、前年同期から28%増加したと発表した。このうち、外国人による不動産購入が20億ドルを占めた。 6月

S&P、スロバキアの格付け見通し引き上げ

大手格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)はこのほど、スロバキアの信用格付け見通しを、従来の「安定的」から「ポジティブ」に引き上げた。経済成長の加速が債務縮小につながるとの見方を示した。同国の現在の

ルーマニア中銀が政策金利引き下げ、過去最低の3.25%に

ルーマニア中央銀行は4日、政策金利を3.5%から0.25ポイント引き下げ、過去最低の3.25%にしたと発表した。物価上昇が弱まっていることを受けたもので、5カ月ぶりの利下げとなる。 ルーマニア中銀は内需の停滞、物価が上が

ウクライナの鉱工業生産、縮小幅が大きく拡大

ウクライナ国家統計局が18日発表した7月の鉱工業生産高は前年同月比12.1%減となり、減少幅は6月の同5%から7ポイント以上、拡大した。東部の工業地帯で続く政府軍と新ロシア派の戦闘が影響。前月比でも2.2%縮小した。 ウ

製造業受注11年9月以来の大幅下落に

ドイツ連邦経済省が6日発表した2014年6月の製造業受注指数は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月比3.2%減となり、11年9月以来の大幅下落を記録した。低下は2カ月連続。大型受注の規模が極端に少なかったことが影響

農産物価格が下落見通し、ロシア制裁にからみ

果物や野菜など農産物の価格が下落する見通しだ。今年は豊作で収穫量が多いうえ、欧州連合(EU)などの制裁への対抗策としてロシアが農産物の輸入を禁止したためだ。独農業従事者連盟(DBV)が19日、明らかにした。 ロシア政府は

ポーランド対外債務の縮小続く、2018年にはGDP比60.3%に

ポーランド対外債務総額の国内総生産(GDP)に対する比率は今後も順調に減少し、2018年には60.3%に低下する見通しだ。 大手会計事務所のアーンスト&ヤング(E&Y)が先ごろ発表した最新の新興市場予測(RGM

ハンガリー貿易黒字、6月は増大

ハンガリー中央統計局(KSH)が7日発表した2014年6月の輸出高(速報値)は2兆1,619億フォリントとなり、前年同月比で9.8%増加した。輸入高は9.0%増の1兆9,719億フォリントと伸び率で輸出を下回っており、貿

チェコ6月工業生産高、8.2%増加

チェコ統計局(CSU)が6日発表した6月の工業生産高(季節調整済み、速報値)は実質ベースで前年同月比8.2%増となり、伸び率は5月の2.5%を大きく上回った。同日発表の6月建設業生産高も5.1%増となり、経済に勢いがつい

独経済に不透明、対ロ制裁強化などで

ドイツ経済に先行き不透明感が漂い始めている。内需の安定、欧州経済の回復、米国経済の加速といったプラス材料はあるものの、ウクライナ、パレスチナ問題の緊迫化など地政学上のリスクが高まっているためだ。欧州連合(EU)が対ロシア

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