国家・地方自治体

双竜自動車、ロシアへの輸出を停止

韓国の双竜自動車が年初以来、最大の輸出先であるロシア向けの輸出を停止している。欧米の対ロ制裁や原油価格の下落を受けて現地通貨ルーブルの価値が低下し、自動車市場も冷え込んでいるためだ。ルーブル相場が安定するまで同国向けの輸

ポーランド鉱工業生産、2月は4.9%増

ポーランド中央統計局(GUS)が18日発表した2月の鉱工業生産指数(速報値、季節調整前)は前年同月比で4.9%増となり、上げ幅は市場予測の3.7%を大きく上回った。増加は6カ月連続。前月比でも1.3%増(同)となり、4カ

S&P、ハンガリーを格上げ

米格付け大手のスタンダード&プアーズ(S&P)は20日、ハンガリーの長期信用格付けを「BB」から「BBプラス」へ一段階引き上げた。見通しは「安定的」。2012年末に「BB」へ引き下げて以来、初めての格上げとなっ

仏ヴェオリア、独エーオンのハンガリー発電所を買収

ハンガリー競争当局はこのほど、仏公益事業会社ヴェオリアの現地子会社ヴェオリア・エネルギア(前社名ダルキア)による独エネルギー大手エーオンのハンガリー発電所買収を承認した。両社は昨年9月に買収契約済みで、年内の手続き完了を

テレコムルーマニア、通信インフラ拡充へ

テレコムルーマニアが国内の通信インフラを拡充する。今年末までに1億6,000万ユーロを投じて第4世代(4G)移動通信技術の普及率を倍増させるとともに、来年末までに光ファイバー通信を200万世帯に普及させる計画だ。資金につ

GMが露事業縮小、サンクトペテルブルク工場閉鎖

米自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)は18日、ロシア事業を大幅に縮小すると発表した。欧米の対ロ制裁を受けて現地通貨ルーブルの価値が急落し、自動車の需要が大きく落ち込んでいるためで、サンクトペテルブルク工場の操業を停

ロシアが通貨同盟を提案、ベラルーシとカザフスタンに

ロシアのプーチン大統領は20日、ベラルーシとカザフスタンの首脳に対し、通貨同盟の結成を検討するよう呼びかけた。 3カ国は、経済統合を目指す「ユーラシア経済同盟(EEU)」の創設メンバー。カザフスタンの首都アスタナで開かれ

EUがエネルギー同盟構築で合意、対ロ依存脱却に向け

EUは19日、ブリュッセルで首脳会議を開き、域内のエネルギー安全保障の強化に向け「エネルギー同盟」の創設を進めることで合意した。ウクライナ問題をめぐり対立するロシアに天然ガス・石油の輸入を依存する現状から脱却し、安定的で

セルビア鉄鋼会社、オランダ企業が買収へ

セルビアのブチッチ首相は17日、国有鉄鋼会社ジェレザラ・スメデレヴォの経営権をオランダのエンジニアリング会社HPKに譲渡することを明らかにした。民営化の実現と生産量の拡大が狙い。HPKは今後9カ月以内に2,000万ドル(

ギリシャの財政改革めぐる調整難航、新協議での進展なし

EUのギリシャに対する金融支援をめぐる調整が難航している。ギリシャのチプラス首相とEU主要国の首脳らは19日夜から20日未明にかけて、支援延長の条件となっている同国の財政改革について協議したが、ギリシャ側が近日中に詳細な

EUが対ロシア制裁を継続、ウクライナ停戦合意履行まで

EUは19日、ブリュッセルで首脳会議を開き、ウクライナで停戦合意が履行されるまで、ロシアに対する経済制裁を継続することで合意した。7月末に期限が切れる制裁の延長については意見が分かれたため、次回6月の首脳会議に判断を先送

スウェーデン中銀が追加利下げ、量的緩和も拡大

スウェーデン中央銀行は18日、政策金利のレポ金利を0.15ポイント引き下げ、過去最低のマイナス0.25%にすると発表した。通貨安を誘導し、物価を引き上げるのが目的。同時に国債を買い取る量的金融緩和の拡大も表明した。 スウ

ECB量的緩和の第1週、国債など97億ユーロ購入

欧州中央銀行(ECB)は16日、デフレ対策として開始した量的金融緩和で、第1週に買い入れた国債などの総額は97億5,100万ユーロだったと発表した。買い取りは月600億ユーロという想定額を下回るペースとなった。 ECBは

ボスニアとのSAA協定発効へ、EU外相理が合意

EU加盟国は16日に開いた外相理事会で、ボスニア・ヘルツェゴビナとEUの「安定化・連合協定(SAA)」を発効させることで合意した。EUとボスニアは加盟の前段階となる同協定を2008年に締結していたが、同国の改革の遅れが障

2月のユーロ圏インフレ率、確定値もマイナス0.3%

EU統計局ユーロスタットが24日発表した2月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は速報値と同じ前年同月比マイナス0.3%となった。インフレ率がマイナスとなるのは3カ月連続。ただ、下げ幅は前月の0.6%

2月のEU新車販売7.3%増、18カ月連続でプラスに

欧州自動車工業会(ACEA)が17日発表したEU(マルタを除く27カ国)の2月の新車販売(登録)台数は92万4,440台となり、前年同月から7.3%増加した。販売増加は18カ月連続。イタリア、スペイン、英国が10%を超え

1月のユーロ圏貿易収支、79億ユーロの黒字

EU統計局ユーロスタットが18日発表した1月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は79億ユーロの黒字となり、黒字幅は前年同月の1億ユーロから急増した。輸出がほぼ横ばいの1,482億ユーロにとどまっ

ユーロ圏建設業生産高、1月は3%増

EU統計局ユーロスタットは18日、ユーロ圏の1月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比で3%増だったと発表した。前月は2.7%減と3カ月ぶりに落ち込んだが、再びプラスに転じた。(表参照) 分野別では建築、土木

ユーロ圏労働コスト上昇率、10~12月期は1.1%

EU統計局ユーロスタットが19日発表したユーロ圏の2014年10~12月期の労働コスト(時間当たり)上昇率は、物価変動を加味しない名目ベースで前年同期比1.1%となり、前期の1.4%を下回った。(表参照) 労働コストの大

在ロシア企業、登録制度の変更で混乱

ロシアで1月に施行された外国企業登録の新規則をめぐり、現地進出企業に混乱が広がっている。政府機関への再登録を急ぐものの、煩雑な手続きと行政側の対応の不備により登録作業が進まないためだ。4月1日の登録期限が迫るのを前に、企

インダストリー4.0を補強へ、IoTの米標準化団体に対抗

世界最大の国際情報通信技術見本市「セビット」が16日、独北部のハノーバーで開幕した。ドイツをはじめ世界各国で経済のデジタル化が大きな関心を集めていることを受けて、今回はメインテーマに「デジタル」と「エコノミー」を組み合わ

中国主導のアジアインフラ銀、独が参加の意向

ドイツのショイブレ財務相は17日、中国の馬凱副首相とベルリンで会談し、中国の主導で設立予定のアジアインフラ投資銀行(AIIB)の設立メンバーになる意向を表明した。AIIBは米国の影響力が強い世界銀行および、日米が最大の出

エジプト政府からシーメンスが大型受注、最大100億ユーロ

電機大手の独シーメンスは14日、エジプト政府からコンバインドサイクル(CC)発電所と風力発電設備を正式受注した。同国は産業強化に向けて電力インフラの拡充を目指しており、シーメンスは同日、電力関係でさらに2件の受注を獲得す

軍需大手が国に損賠請求、対ロ輸出許可の取り消しで

独軍需大手のラインメタルが連邦経済省傘下の連邦経済輸出監督庁(BAFA)に損害賠償の支払いを請求した。一度許可したロシア軍向けの輸出を同庁が撤回したことで損失が発生したためだ。『南ドイツ新聞』が同社とBAFAへの取材をも

IMF、ウクライナに175億ドルの追加支援

国際通貨基金(IMF)は11日の理事会で、深刻な経済危機に陥っているウクライナに対する175億米ドルの追加支援を正式に承認した。このうち約50億ドルの融資は直ちに実行し、年内にさらに50億ドルを供与する。 支援期間は4年

ハンガリーが核燃料供給契約を見直し、EUの要求に対応

ハンガリーの原発増設計画をめぐり、同国がロシア原子力公社(ロスアトム)と結んだ核燃料供給契約を欧州連合(EU)が不承認とした問題で、ハンガリー政府は13日、契約内容の見直し作業に入ったことを明らかにした。 ハンガリーとロ

東欧2カ国のシェンゲン協定参加、独が支持

ドイツのシュタインマイヤー外相はこのほど、ルーマニアで同国のアウレスク外相と会談した後の記者会会見で、ドイツがルーマニアとブルガリアのシェンゲン協定参加に向けた協議開始を支持する意向を表明した。 シェンゲン協定は加盟国が

ボスニアとのSAA協定発効へ、EU外相理が合意

欧州連合(EU)加盟国は16日に開いた外相理事会で、ボスニア・ヘルツェゴビナとEUの「安定化・連合協定(SAA)」を発効させることで合意した。EUとボスニアは加盟の前段階となる同協定を2008年に締結していたが、同国の改

起亜とプジョー・シトロエン、スロバキアでの生産を拡大

韓国の起亜自動車と仏PSAプジョー・シトロエンがスロバキアでの生産を拡大する。起亜自動車は先ごろ、同国北部にあるジリナ工場で新たに50人以上を雇用すると共に、エンジン部門の生産体制を3交代制にすると発表した。一方プジョー

ポーランド中銀、15年GDP予測3.4%増に上方修正

ポーランド中央銀行は9日に発表した定例インフレ報告書で、今年の国内総生産(GDP)の伸び率を3.4%とし、昨年11月時点の予測値3.0%から上方修正した。また、16年が3.3%、17年が3.5%と、中期的に安定した経済成

チェコ中銀、コルナ安誘導のための市場介入を固持

チェコ中央銀行のトムシック副総裁は10日、自身のブログで「通貨コルナが1ユーロ=27コルナに近づけば中銀が市場介入する可能性が強まる」と述べ、中銀のコルナ安誘導戦略を改めて強調した。コルナは今月初めに27.50コルナ台を

ロシア中銀が利下げ、政策金利14%に

ロシア中央銀行は13日、主要政策金利である7日物入札レポ金利を15%から1ポイント引き下げ、14%にすると発表した。利下げは2カ月ぶりで、市場の予想通り。インフレ率の鈍化を受け、低迷する自国経済のテコ入れに乗り出した格好

東レの米子会社ゾルテック、ハンガリー生産を強化

東レの米国子会社であるゾルテックは9日、ハンガリー政府と戦略協定を結んだ。ブダペストの北西、スロバキアとの国境沿いにあるニェルゲシュウーイファルの炭素繊維工場を拡張する。 ニェルゲシュウーイファル工場は世界最大の炭素繊維

アイスランドがEU加盟を放棄、加盟申請撤回を正式通知

アイスランド政府は12日、EU加盟申請を撤回することを決め、EUに通知したと発表した。同国は2009年に加盟を申請し、加盟交渉を進めたが、EU入りの大きな動機となった金融危機が終息し、加盟に批判的な空気が強まったことから

ロシア中銀が利下げ、政策金利14%に

ロシア中央銀行は13日、主要政策金利である7日物入札レポ金利を15%から1ポイント引き下げ、14%にすると発表した。利下げは2カ月ぶりで、市場の予想通り。インフレ率の鈍化を受け、低迷する自国経済のテコ入れに乗り出した格好

ギリシャ財政改革めぐる実務協議開始、調整は難航必至

ギリシャがEUによる金融支援延長の条件として実施する財政改革の詳細を詰める実務協議が11日、ブリュッセルのEU本部で開始された。ギリシャは4月末までに承認を取り付ける必要があるが、改革案をめぐるEUとの溝は大きく、協議は

ロシアの新車販売台数、2月は38%減

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が10日発表した2月の新車販売台数は12万8,298台となり、前年同月から37.9%減少した。下げ幅は前月の24.4%から膨らみ、販売低迷が深刻化していることが確認された。 AEBは「市

仏赤字是正期限の再延長、財務相理が承認

EU加盟国は10日の財務相理事会で、フランスの財政赤字是正に関する欧州委員会の勧告を承認した。フランスは15年までに赤字を国内総生産(GDP)比3%以内に削減することを求められていたが、同期限が17年まで2年延長される。

アイルランド経済が急回復、14年成長率はEU最高の4.8%

アイルランド経済が好調だ。同国の中央統計局が13日発表した2014年の国内総生産(GDP)は前年比4.8%増となり、13年の0.2%から大幅に拡大。伸び率はEU平均の1.3%を大きく上回り、現時点で統計がまとまった域内諸

新たなテロ対策で合意、6月までに国境管理強化

EU加盟国は12日、ブリュッセルで内相理事会を開き、新たなテロ対策として6月までに域外との国境管理を強化することで合意した。過激派組織「イスラム国」などと関わりのある人物の動きを把握して、テロリストが域内に流入するのを防

東欧2カ国のシェンゲン協定参加、独が支持

ドイツのシュタインマイヤー外相は9日、ルーマニアで同国のアウレスク外相と会談した後の記者会会見で、ドイツがルーマニアとブルガリアのシェンゲン協定参加に向けた協議開始を支持する意向を表明した。 シェンゲン協定は加盟国が出入

EUの大型投資計画、加盟国が制度設計で合意

EU28カ国は10日に開いた財務相理事会で、欧州委員会が域内の景気浮揚策の柱として打ち出した大型投資計画の制度設計で合意した。これによって同計画は目標とする今夏の実施に向けて前進した。 この投資計画は、昨年11月に発足し

インド製鋼管の反補助金調査、欧州委が開始

欧州委員会は11日、インド製の延性鋼管に対する反補助金調査を開始したと発表した。インドの鉄鋼メーカーが政府の補助金を後ろ盾にして不当な廉価でEU市場に輸出している疑いが浮上しているためで、反ダンピング問題に続く調査となる

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