電子、電機
アルストムとの事業交換、16日までに正式提案=シーメンス
米ゼネラル・エレクトリック(GE)に対抗し、仏アルストムのエネルギー部門の取得に乗り出している独シーメンスは、6月16日までに正式な提案を行う方針だ。フランス法人トップのクリストフ・ド・メーストル氏が5月27日明らかにし
英ウィアー、メッツォ買収を断念
英エンジニアリング大手ウィアー・グループは5月28日、フィンランド同業メッツォを買収する計画を断念すると発表した。同社は4月、鉱業向け事業の拡充に向けて、メッツォに買収を提案。拒否されたことから買収額を引き上げたが、メッ
インフィニオン、長寿命のIGBTハイパワーモジュール発売
独インフィニオン・テクノロジーズは5月16日、風力発電・太陽光発電設備や産業用駆動装置のインバーターに使われるハイパワー半導体モジュール(IGBTハイパワーモジュール:IHM)の新製品「IHM-B Enhanced」を発
Daimler AG―リチウムイオン電池セルの生産中止か―
自動車大手のDaimler(シュツットガルト)がリチウムイオン電池セルの生産を中止するとの観測が出ている。経済誌『マネージャー・マガチン』が社内情報をもとに21日付のオンライン版で報じたもので、自社モデルに搭載するセルの
Siemens AG―従業員1万人削減か―
電機大手の独Siemensは先ごろ打ち出した組織再編計画に伴い従業員およそ1万人を削減するとの観測が浮上している。内部情報をもとに経済誌『ヴィルツシャフツボッヘ』が23日報じたもので、特に独エアランゲンの拠点が影響を受け
Giesecke & Devrient GmbH―発行ソリューション分野で合弁―
特殊印刷大手の独Giesecke & Devrient(G&D、ミュンヘン)は22日、ドイツの国有印刷会社Bundesdruckereiと共同で合弁会社を設立すると発表した。パスポートなど証明書の発行
BASF
化学大手の独BASFはこのほど、リチウムイオン電池用陰極材料の生産を開始すると発表した。ルートヴィヒスハーフェン本社工場で生産した原料を受託製造会社IBU Tecに供給。IBU Tecが独東部のワイマールにある回転炉で陰
独電機輸出が5四半期ぶりに増加、ユーロ圏向け回復
独電気電子工業会(ZVEI)が21日発表した2014年第1四半期(1~3月)の業界輸出高は399億ユーロとなり、前年同期比で3.7%増加した。1年前の水準を上回るのは5四半期ぶり。ユーロ圏向けが回復していることが大きい。
稼働足踏みの洋上風力パークに光、変電所来月から設置へ
送電インフラの整備の遅れが原因で未稼働状態が続く北海・シルト島沖の洋上風力発電パークSylwin1にようやく薄日が差してきた。同発電所の海底送電線・変電プラットフォーム設置を担当する電機大手のシーメンスは来月半ばにもSy
ネスプレッソ対応カプセルを出資先が無断発売へ
食品大手ネスレのプレミアムポーションコーヒーシステム「ネスプレッソ」に新たな競合が登場する。独コーヒー製造・販売大手ダルマイヤーはネスプレッソ対応のカプセル商品「Capsa」を8月に発売。価格は4個入りの試供品タイプが9
ゼネラルエレクトリック、アルストムのエネ部門買収提案の期限延長
仏エンジニアリング大手アルストムにエネルギー部門の買収を提案している米ゼネラル・エレクトリック(GE)は22日、仏政府の要請に応じて買収提案の期限を6月2日から23日に延長すると発表した。 GEは4月末、アルストムに発電
Ipetronik、創立25周年
移動測定技術会社の独Ipetronik(バーデン・バーデン)が今年で創立25周年を迎える。この節目を記念して本社と技術センターの隣に建設していた新たな生産・管理棟もこのほど完成した。新棟は2階建てで、延床面積は2,200
Siemens AG―洋上風力発電で大型受注、15億ユーロ強に―
電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は15日、オランダの洋上風力発電パーク建設プロジェクト「Gemini」向けにタービン150基を納入すると発表した。契約には15年間の保守点検サービスが含まれており、受注総額は15億
Bayer HealthCare AG―血管治療機器事業を売却―
Bayerのヘルスケア部門であるBayer HealthCare(BHC、レバークーゼン)は15日、血管治療機器事業を米国の医療機器メーカーBoston Scientificに4億1,500万ドルで売却すると発表した。医
ロボット業界売上、今年は3年ぶり大幅増の見通し
ドイツ機械工業連盟(VDMA)のロボット・自動化設備部会は19日、独業界の今年の売上高が前年比7%増の112億ユーロに達し、3年ぶりに大きく拡大するとの見通しを発表した。最大市場の中国と米国が好調なほか、足元の欧州で受注
揚水発電の新コンセプト考案、二重の巨大水槽使い平地でも水流確保
再生可能エネルギー発電の需給調整役(蓄電池)として関心を集めている揚水発電を平地に設置する新たなコンセプトを、開発・コンサルティング会社のゲールノート・クロス(ボーフム)が考案した。揚水発電は高低差を利用した発電法であり
独キッチン製造業界売上100億ユーロ突破
独キッチン業界団体AMKは19日、独キッチン・台所用品製造業界の2013年の売上高が前年比0.5%増の100億4,000万ユーロとなり、初めて100億ユーロの大台に乗ったと発表した。輸出高は0.7%減の40億1,000万
シーメンス、洋上風力発電で大型受注
独電機大手のシーメンスは15日、オランダの洋上風力発電パーク建設プロジェクト「ジェミニ」向けにタービン150基を納入すると発表した。契約には15年間の保守点検サービスが含まれており、受注総額は15億ユーロを超える。 ジェ
製造業売上2カ月連続減少、3月-0.6%に
ドイツ連邦統計局が9日発表した2014年3月の製造業売上指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.6%減となり、2カ月連続で落ち込んだ。ユーロ圏(ドイツを除く)はプラス0.3%で2カ月連続増となったものの、ユ
Siemens AG―組織再編、電力・デジタル化などを軸に―
電機大手の独Siemensは6日、組織再編計画を発表した。これまでの4部門(セクター)16事業(ディビジョン)体制を廃止。電力、オートメーション、デジタル化を軸に事業を整理し、新年度が始まる10月1日から9事業体制に切り
三菱重工業―Siemensと製鉄機械分野で合弁―
三菱重工業は7日、電機大手のSiemensと共同で製鉄機械の合弁会社を設立すると発表した。製品ラインアップを拡充するとともにグローバル展開を加速。市場環境が厳しさを増すなかで競争力を強化する意向だ。 当局の承認を経て20
Thyssenkrupp AG―7四半期ぶりに黒字転換―
鉄鋼系複合企業の独Thyssenkrupp(エッセン)が13日発表した2014年1-3月期(第2四半期)決算の最終損益は2億6,900万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(1億2,900万ユーロ)から大幅に改善した。最終
モバイルデータ通信量、昨年は71%増加
独情報通信業界連盟(Bitkom)が連邦ネットワーク庁のデータをもとに13日発表したところによると、ドイツのモバイルデータ通信量は昨年2億6,700万ギガバイト(GB)に達し、前年の1億5,600万GBから71%増加した
渡り鳥が方向感覚喪失、エレクトロスモッグで
電子機器から発生する電磁波ノイズ(エレクトロスモッグ)が渡り鳥の方向感覚を狂わせることが、独オルデンブルク大学のヘンリク・モーリットセン教授を中心とする研究チームが実施した調査で明らかになった。これまで「生物学的プロセス
ショッピングカートの店舗外持ち出し禁止で購買行動に変化
買い物客などによるショッピングカートの持ち出し(盗難)に多くのスーパーマーケットが頭を痛めるなか、流通大手のReweがカートの店外持ち出しを防止するシステムを試験導入した。顧客がカートとともに店を出ようとするとカートの車
シーメンスがロールスロイスのエネ部門買収、三菱重工とは製鉄機械で合弁
独電機大手シーメンスは6日、英エンジニアリング大手ロールス・ロイス・ホールディングス・グループ(RR)のエネルギー部門を買収することで合意したと発表した。同時に発表した組織再編計画の一環で、RRのガスタービン、コンプレッ
アルストム送配電機器部門、東芝に売却せず=GE
仏エンジニアリング大手アルストムのエネルギー部門買収に乗り出している米ゼネラル・エレクトリック(GE)は8日、買収後に同部門の一部を東芝に売却する予定がないことを明らかにした。ロイター通信が伝えた。 GEはアルストムの発
上海電気、伊アンサルドに40%出資
中国の電気機器メーカー、上海電気集団は8日、伊同業アンサルド・エネルジアの株式40%を取得することで合意したと発表した。アンサルドの親会社である伊政府系ファンドの戦略投資基金(FSI)から4億ユーロで買い取る。年内の取引
住友電工の独子会社、ポーランドで増産
住友電気工業の独子会社であるワイヤーハーネスメーカー、スミトモ・エレクトリック・ボードネッツェ(SEBN)がポーランド西部にあるゴジュフ・ヴィエルコポルスキ工場で増産を計画している。新生産ラインの稼動に向け、新たに300
TRUMPF GmbH + Co. KG―3Dプリンターの合弁を伊社と設立―
工作機械大手の独TRUMPF(ディチンゲン)は6日、イタリアのレーザー機器メーカーSISMA S.p.A.と共同で3Dプリンターの合弁会社を設立すると発表した。新会社 TRUMPF SISMA S.r.l.をベネチアの北
Siemens AG―Rolls-Royceの石油・ガスタービン事業買収へ―
電機大手の独Siemens(ミュンヘン)が英Rolls-Royceの石油・ガスタービン事業を買収する見通しだ。ブルームバーグ通信などが4月29日報じたもので、両社は交渉している事実を追認した。Siemensは新戦略を発表
Robert Bosch GmbH―渋滞アシスタント、来年量産へ―
自動車部品大手の独Bosch(シュツットガルト)は4月30日の決算発表で、渋滞時の運転操作を自動で行うアシストシステムを来年から量産する見通しを明らかした。同社は市場の大幅拡大が見込める走行アシストシステム事業を強化して
Merck KGaA―英同業AZの買収に成功―
化学大手の独Merck(ダルムシュタット)は2日、英同業AZ Electronic Materialsに対する株式公開買い付け(TOB)でAZ株81.3%を確保し、TOBの成立条件とした75%を上回ったと発表した。今後は
Wincor Nixdorf AG―ユーロ高響く、上期3%減収に―
キャッシュディスペンサー、POSシステムを手がける独Wincor Nixdorf(パーダーボーン)が5日発表した2014年3月中間期決算の売上高は12億3,000万ユーロとなり、前年同期比で3%減少した。新興諸国通貨の通
Solarworld AG―業績改善―
太陽電池大手の独Solarworld(ボン)が6日発表した2014年1-3月期(第1四半期)暫定決算の営業損益(EBITベース)は1億2,740万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(3,230万ユーロ)から大幅に改善した
Stihl AG & Co. KG―軽量素材のチェーンソー開発―
工具大手の独Stihl(ヴァイプリンゲン)は4月29日、軽量素材を用いたチェーンソーを開発したと発表した。炭素繊維、チタンなどの超軽量素材を投入している。販売する計画はないものの、今後の製品開発に生かす意向だ。 同チェー
Wacker Chemie
多結晶シリコン大手の独Wacker Chemieが5日発表した2014年1-3月期(第1四半期)決算の最終利益は6,420万ユーロとなり、前年同期の510万ユーロから12.6倍に拡大した。太陽電池・半導体産業からの需要回
シーメンスのアルストム買収計画に懸念
電機大手の独シーメンスが仏同業アルストムの電力設備事業を取得して自社の鉄道関連事業をアルストムに譲渡する計画に対し、疑問の声が出ている。経営上のメリットよりもデメリットの方が大きい恐れがあるためだ。従業員も事業交換に伴う
ダイムラー車の新車登録拒否は不当、仏最高裁が最終決定
独自動車大手のダイムラーが欧州連合(EU)での使用が禁止されているカーエアコン冷媒を新車に用いているのはEU法に違反するとして、フランス当局が新車登録の受付を拒否していた問題で、同国の最高行政裁判所に当たる国務院は5日、
スマホ利用、中高生の8割以上
独情報通信業界連盟(Bitkom)が4月28日発表した児童・生徒のインターネット・携帯電話利用に関する実態調査によると、スマートフォンを「少なくとも時々利用している」と回答した8~9歳の児童は25%だった。利用(保有)率
英ロールス・ロイス、エネルギー部門売却でシーメンスと交渉
英エンジニアリング大手ロールス・ロイス・ホールディングス・グループは4月30日、エネルギー部門の大部分を独シーメンスに売却する方向で交渉を行っていることを明らかにした。 同売却をめぐっては、ブルームバーグが29日、両社が
ABB、パワーシステム部門の再編強化
欧州エンジニアリング大手のABB(スイス)は4月29日、送配電網、発電設備などを手がけるパワーシステム部門の再編を強化すると発表した。同部門の不振が長期化していることを受けたもので、太陽光発電プラント設計、建設の新規事業
ノキア、スリ氏が新CEOに就任
フィンランド通信機器大手のノキアは4月29日、ネットワーク機器部門の責任者であるラジーブ・スリ氏(46)が5月1日付で次期最高経営責任者(CEO)に就任すると発表した。 インド出身のスリ氏は、1995年にノキアに入社。
STマイクロ、赤字が大幅縮小
欧州半導体最大手STマイクロエレクトロニクスが4月29日発表した2014年1~3月期(第1四半期)決算の最終損益は2,400万ドルの赤字となった。赤字は10期連続。ただ、景気の改善を受けて赤字は前年同期の1億7,100万
欧州委がサムスンへの制裁見送り、モトローラの差し止め請求も却下
欧州委員会は4月29日、韓国のサムスン電子が通信関連の特許をめぐり、競合企業に対する差し止め請求を自粛する方針を打ち出したことを受けて、同措置を法的拘束力のある公約として受け入れたと発表した。欧州委はサムスンに制裁金を科
アルストム、GEのエネルギー部門買収案受け入れへ
仏エンジニアリング大手アルストムは4月30日、米ゼネラル・エレクトリック(GE)によるエネルギー部門の買収提案を受け入れる方向で調整を進めることを明らかにした。独シーメンスも資産交換による同部門取得を表明しているが、アル
ボッシュ、アメリカ大陸初のIT開発拠点をメキシコに開設
独自動車部品大手のボッシュは4月25日、メキシコのグアダラハラにアメリカ大陸初のソフトウエア開発・エンジニアサービス拠点を開設したと発表した。南北アメリカ地域における自動車産業顧客や自社拠点にサービスを提供していく。 新